モーニング娘。【モーニング娘。コンサートツアー2010秋～ライバルサバイバル～亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル】

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モーニング娘。

モーニング娘。【モーニング娘。コンサートツアー2010秋～ライバルサバイバル～亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル】ライブ写真

2010.12.15（WED）at 横浜アリーナ｜ライブ写真＆セットリスト

　12月1日にニューアルバム『Fantasy！拾壱』をリリースしたばかりのモーニング娘。。3人のメンバーにとってラストライブとなる公演【モーニング娘。コンサートツアー2010秋～ライバルサバイバル～亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル】を12月15日横浜アリーナにて開催しました！

　炎が噴き上がるステージに登場した彼女たちは、凄まじいオイオイコールに包まれながら『そうだ！We're ALIVE』を全身全霊で披露。オープニングから過去最大級の熱量を客席へ叩き付けていきます。リーダーの高橋愛が「モーニング娘。の歴史に残る最高のコンサートにしたい」と宣言すると、1万人のオーディエンスと拳を振り上げたり、シャウトを咬ましたりと、誰もが気合いの入ったステージングを展開。

　亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなの6期メンバー組によるMCでは、亀井が道重の家でパンツ一丁でうろうろしていた話など、ブログに載せられないレベルの奇行を次々と暴露。また、3人が『大きい瞳』を披露するとファンはメンバーの名前を絶叫しながら飛び跳ね、互いの手を重ね合う場面では涙を流す人もいました。そんな後輩の感動的なステージを受け、新垣里沙は『夕暮れ作戦会議』（安倍なつみカバー）で「いい仲間ねありがとう」と、高橋は『スッピンと涙。』（後藤真希カバー）で「涙止まらないみたい」と、それぞれ想いを溢れさせながら歌い上げていきます。

　「ここからはリンリン、ジュンジュン、亀井絵里によるソロコーナー」と光井愛佳が紹介すると、まずリンリンが「ずっと愛してくれてありがとう」「姉妹ができたようですっごい嬉しかった」と手紙を朗読し、確かな歌唱力を発揮しながら『渡良瀬橋』（森高千里カバー）を熱唱。ジュンジュンは3年半前の吉澤ひとみ卒業ライブから始まった歴史を振り返り「本当に愛していますよ！」と叫ぶと、名曲『ふるさと』で涙を誘います。また、亀井絵里はファンが用意したオレンジの光に包まれながら「亀井絵里として生まれてきてよかった。モーニング娘。は永遠の愛の形」と語り、笑顔で『春ビューティフルエブリデイ』を歌い上げました。

　そんな感涙必至のコーナーの後、8人は客席をぐるりと回りながら『気まぐれプリンセス』などのキラーチューンをノンストップで連発。そして横浜アリーナのど真ん中で横一列に並び「優しくいれるさずっと仲間だろ時に厳しく叱ってくれるだろう」と『友（とも）』を披露し、1万人と大合唱を繰り広げていきます。

　アンコールでは、卒業する3人にメンバーたちが本音で本気のメッセージを。光井が「モーニング娘。最強のムードメーカー」とリンリンを評すれば、田中は「6期最強伝説は無くならない」「安心して卒業してほしい」と亀井に告げ、道重の「いっぱい酷いこと言ったね」にジュンジュンが「優しくしてくれたことしか憶えてないよ」と返せば、新垣が「一緒に頑張ってくれてありがとう」と涙したりと、愛ある言葉と光景が会場を優しく包み込みます。

　また『雨の降らない星では愛せないだろう？』をこの日最大のエモーションで聴かせると、高橋が「3人の想いを受け継いでこれからモーニング娘。はどんどん進化したいと思います」と宣言。ラストは「みんなで一緒に悔いが残らないぐらい、大きな声で歌いましょう」と『涙ッチ』を、8人とも顔をしわくちゃにして熱唱します。全てを歌い終えた彼女たちは「どうもありがとうございました！　モーニング娘。でした!!」と大声で挨拶。メンバーが次々と袖に消えていく中、ステージに残った亀井は「亀井絵里、完全燃焼しましたー!!」と満面の笑みを浮かべました。

　鳴り止まないアンコールに応えて、もう一度だけステージへ戻ってきた卒業メンバーは、今日まで応援してくれたファンたちへ手を振り続けました。こうしてモーニング娘。での活動に終止符を打った亀井、ジュンジュン、リンリンですが、その歌声と笑顔はいつまでもファンの心に残り続けるはず。また、3人の想いを胸に走り続ける娘。たちに今後も注目していきましょう！