2020/07/17
日本を代表する指揮者・小澤征爾が、ニューアルバム『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』をリリースすることが決定した。自身の誕生日である9月1日に全世界同時デジタル・リリース、国内盤は9月2日に発売する。
小澤の85歳を祝うと同時に、今年生誕250年を迎えたベートーヴェンの傑作を収録し、ダブル・アニバーサリーとなる同アルバム。収録されているのは、2016年の【セイジ・オザワ松本フェスティバル】で演奏されたベートーヴェンの交響曲第7番のライヴ録音と、2017年の同フェスティバルでのレオノーレ序曲第3番だ。
交響曲第7番はドラマ『のだめカンタービレ』でも一躍人気曲となった作品で、その軽快なリズムと躍動感をワーグナーが“舞踏の聖化”と絶賛した傑作だ。小澤にとって交響曲第7番は1993年(サイトウ・キネン・オーケストラ)、2014年(水戸室内管弦楽団)に続く3度目の録音。2016年当時、体調が心配されていた小澤であったが、演奏はその影を微塵も感じさせず、生気に満ちたしなやかな躍動感にあふれている。
アルバムリリースを前に、先行シングルとして交響曲第7番から「第3楽章: Presto - Assai meno presto」の配信がスタートしている。
なお、映画『スター・ウォーズ』でもお馴染みのジョン・ウィリアムズは、「あふれんばかりの活力、深い響き、そして喜び…… 彼こそ、神が創られた最も幸運な創造物の1つであり、自らがなすことへの愛に育まれ、その愛に生きている」とコメントしている。
◎リリース情報
アルバム『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』
小澤征爾/サイトウ・キネン・オーケストラ
2020/9/2 RELEASE
UCCD-40018 3,000円(tax out)
◎リリース情報
先行配信シングル「第3楽章: Presto - Assai meno presto」
https://classic.lnk.to/Ozawa_BeethovenPR
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