2019/11/12
米フロリダ州在住の男性が、マドンナの【マダムX・ツアー】公演のチケット購入後に開始時間が2時間遅くなったことにより迷惑を被ったとして、マドンナとプロモーターのライブ・ネイション・ワールドワイドを相手取って集団訴訟を起こした。
訴状によると、原告のネイト・ホランダーは2019年8月、【マダムX・ツアー】のマイアミ公演のチケットを1,024ドル(約11万円)で購入した。購入時には開始時間が午後8時半からと発表されていたが、その2か月後にライブ・ネイションから連絡があり、開始時間が2時間遅い午後10時半からになったと告げられた。
開始時間が遅くなったことから、18歳未満の子どもが合法的にコンサートを見ることができなくなってしまい、購入したチケットの価値が事実上消滅してしまったとホランダーは主張している。また、翌日に仕事や学校がある人にとって不都合でもあるため、開始時間の変更はチケットの価値を下げたと訴えている。彼は時間が変更されてから3枚のチケットの払い戻しを要求したが拒否されたとのことだ。
マドンナは、2019年11月8日に米ラスベガスのシーザーズ・パレスで開催された公演で、「みんなに分かっておいてもらいたいんだけど、女王は絶対に遅刻なんてしないのよ」と、MCで暗に訴訟について言及した。
ホランダーは、マイアミ公演のチケット購入者を代表して15,000ドル(約160万円)以上の損害賠償を求めている。
F. A.C.T.S. .................... #madamextheatre #thecolosseum pic.twitter.com/QBV99f1Y3I
— Madonna (@Madonna) November 9, 2019
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