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2019/09/04

<ライブレポート>KEIJU/ジュリア・ウー/RIRIが一夜限りのセッション 南青山の楽園で【PARA-】が開催

 KEIJU、ジュリア・ウー、RIRIが出演する、【PARA-】(https://youtu.be/vjRGhciabp4が、9月1日にシェアグリーン青山にて開催された。

 本イベントは、アーティスト・クリエイティブ集団を終結させたイベント【PARA-】の第2弾。今回は、ジュリア・ウーが初来日し、場内では台湾のドリンクも販売されるなどパラダイム・シフトをキーワードに国籍/性別/ジャンルを超えた楽園が作られた。

 橋本翼(cero)率いるSOM TAM CLUBによるDJが会場を満たす中、まずはHIP HOPクルー・KANDYTOWNのKEIJUが登場。1曲目「Paper Chase」によってオーディエンスを気持ちよく揺らしていく。そして「Right now」ではフロアをシンガロングで包み、「1人で寂しい時に聞いてみて」と「alone」で一言ずつが染み込むようにファンに歌いかけるなど、シームレスに曲を展開しファンを惹き込んでいった。最後はヒットナンバー「Lonely Nights」で締めくくり、「みんな、ありがとう」と次のアクトへバトンを渡した。

 続いて登場したのは、台湾を中心に活動する中国系オーストラリア人シンガー、ジュリア・ウー。向井太一に続き、先日RIRI の「Summertime」をカバーしたことから、今回初の来日ライブが実現した。まずは自己紹介がわりにと、昨年リリースしたアルバムより、「撥接」で幕開け。「こんにちは。ジュリア・ウーです」と日本語で挨拶すると、初対面のファンも温かく迎える。1曲ずつ丁寧に説明をしながら「Need You NOW」「台北夜空下」など、合計6曲を甘いルックスとメロウな歌声で披露した。

 すっかりと会場を夜の空気が包む中、最後に登場したのはRIRI。登場前からフロアでは手拍子か沸き起こるなど、会場は今か今かと待ち望む熱気に包まれていた。そして歓声に包まれながら登場すると、まずは1stアルバムより「That’s My Baby」をドロップ。場内をコール&レスポンスで盛り上げていく。「かわいい!」という声に、「ありがとう!」と応えるなど、オーディエンスとのコミュニケーションを楽しむ様子も見せながら、夏の終わりにぴったりな「Maybe One Day」、恋心を歌った「HONEY」を次々と披露。「みなさんを、サバンナの世界へ」と、現在公開中の映画『ライオンキング』の日本版オフィシャルソング「Circle Of Life」を歌い上げると、力強い音色でファンを虜にした。

 そして最後は、KEIJUとジュリア・ウーも呼び込み、現在放送中の「アネッサ」CMソングの「Summertime」を披露。現在、KEIJU&RIRIバージョンと、2人のヴォーカルをカバーしたジュリア・ウー・バージョンの音源が配信されているが、今夜はスペシャルバージョンとして3人でのセッションに。国境、性別すべてを超えた楽園にふさわしいパフォーマンスで幕を閉じた。

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