2019/02/15
映画『轢き逃げ -最高の最悪な日-』の予告編が公開された。
5月10日から公開される同作は、水谷豊にとって2作目となる監督作品。ある地方都市で起きた轢き逃げ事件の加害者や被害者、否応なく事件に巻き込まれる人物たちの人生が複雑に絡み合い、それぞれの抱える思いが浮き彫りになっていく様を描く。
公開された予告編には、テーマソングの手嶌葵「こころをこめて」を使用。『轢き逃げ -最高の最悪な日-』で初めて脚本を務めた水谷監督が、執筆段階で構想を抱いていた「観た人が映画館を出るときに前向きな気持ちになってほしい、そのためには優しく包むような女性の声で最後を締めてほしい」という思いを受けた製作陣から手嶌葵の名前が挙がり、オファーをしたという。
手嶌は楽曲について「人間、友情、愛情について、そしてその時々で、自分の正義感がどう動くのか、観ている中でも、観終ったあとでもいろいろなことが浮かぶ映画でした。その中の凄く印象的なシーンでテーマソングを使って頂いて、嬉しいですし、とても幸せな思い出の中で、佇んでいるような、漂っているような素敵な詞の内容やメロディなので、映画を観て下さっている方に少しでも寄り添えるようにシンプルに歌うことを心がけたつもりです」とコメント。
また水谷監督は「彼女の透き通る歌声を聞いて迷うことなく、この声だ、と感じました」「轢き逃げ事件をきっかけとする物語ではあるものの、最後は未来に向かって前を向いていきたい、そう思っていましたが、この素晴らしい歌声と楽曲が、すべてが終わった後、映画の締めくくりとして流れることで、その思いを叶えてくれました」と述べている。
◎手嶌葵 コメント
水谷さんの作品は多く拝見しているので、お話を頂いた時には非常に嬉しく思いました。
人間、友情、愛情について、そしてその時々で、自分の正義感がどう動くのか、観ている中でも、観終ったあとでもいろいろなことが浮かぶ映画でした。その中の凄く印象的なシーンでテーマソングを使って頂いて、嬉しいですし、とても幸せな思い出の中で、佇んでいるような、漂っているような素敵な詞の内容やメロディなので、映画を観て下さっている方に少しでも寄り添えるようにシンプルに歌うことを心がけたつもりです。水谷監督とは初号試写の時に初めてお会いしましたが、とてもやわらかな雰囲気をお持ちで、素敵な監督さんとご一緒できたのだと、とてもありがたく思いました。
様々な方に楽しんで頂ける作品だと思います。いろいろなことを考えながら、感じながら、ご覧いただけると嬉しいです。
◎水谷豊監督 コメント
テーマソングには女性の声がいいと決めていて、プロデューサーに希望を出したところ、一番最初に候補としてあがってきたのが手嶌葵さんでした。彼女の透き通る歌声を聞いて迷うことなく、この声だ、と感じました。
楽曲作りに関しては、特にストーリーに寄せてもらう必要は無く、1点だけ、どこか母性が現れる優しさが欲しい、とお願いをしました。
轢き逃げ事件をきっかけとする物語ではあるものの、最後は未来に向かって前を向いていきたい、そう思っていましたが、この素晴らしい歌声と楽曲が、すべてが終わった後、映画の締めくくりとして流れることで、その思いを叶えてくれました。
◎作品情報
『轢き逃げ -最高の最悪な日-』
2019/5/10(金)から全国公開
監督・脚本:水谷豊
音楽:佐藤準
テーマソング:手嶌葵「こころをこめて」
出演:
中山麻聖
石田法嗣
小林涼子
毎熊克哉
水谷豊
檀ふみ
岸部一徳
(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会
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