2018/07/23
現地時間2018年7月21日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のドイツ人宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルストが、クラフトワークのライブに参加する様子を捉えた映像が、欧州宇宙機関の公式YouTubeで公開された。
共演が実現したのは、7月20日にクラフトワークがドイツ・シュトゥットガルトゲルストで行ったライブで、ゲルストはヴァーチャル・シンセサイザーを搭載したタブレットで、クラフトワークが1978年にリリースした「Spacelab」をバンドとともに披露し、観客からは大きな歓声が上がった。
宇宙で音楽が演奏されるのはこれが初めてではない。過去には、カナダ人宇宙飛行士のクリス・ハドフィールドが故デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」をISSでレコーディングしており、彼は2013年に地球の400キロ上空で、ベアネイキッド・レディースと共演している。
また、1986年にはロナルド・マクネイアが、チャレンジャー号が軌道に乗った後に、サックスを吹き、ジャン・ミッシェル・ジャールと共演する予定だったが爆発事故で死去し、実現ならなかった。
◎「Spacelab」ライブ映像
https://youtu.be/rCQEzgtWv-E
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