2018/05/07 12:00
関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が5月6日に放送。ゲストにピアニストの清塚信也、カウンターテナーの彌勒忠史、音楽プロデューサー本間昭光が出演した。
音楽のスペシャリスト3名を講師に迎えてのスタジオトーク、この日のテーマはなんと「音楽の教科書」。誰もが一度は親しんだはずである音楽の教科書を見返しながら、改めて音楽の基礎を学ぼうという趣旨である。
番組前半は音楽の教科書に掲載されているおなじみの名曲を題材に、講師陣が音楽知識をレクチャー。最初に取り上げられたのは、1973年から45年にわたり教科書に掲載されているという「エーデルワイス」。米ミュージカル名作『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌である同曲は、日本人にあまり馴染みのない3拍子のリズムを学ぶための絶好の教材であるとともに、楽曲構成の定番=ABAの展開であること、音域が狭く子供でも歌いやすいこと、などといった“学び”の要素が詰まった一曲だという。また、滝廉太郎による教科書定番曲「荒城の月」「花」は、日本の音楽と西洋の音楽を融合させた名曲であり、なかでも「花」は現在のJ-POPでもおなじみ“ハモリ”をはじめて取り入れた楽曲なのだそう。放送では、これらの楽曲に通ずるJ-POPナンバーも紹介しながら、分かりやすく解説がおこなわれた。
後半は「長調と短調」の解説にはじまり、鍵盤ハーモニカとリコーダーがなぜ音楽の教材となっているのか、といった素朴なギモンへの回答も。実演とともに様々な音楽理論が飛び出したものの、最後に清塚が「体と心で感じることを忘れないように」と音楽=“音を楽しむ”という原点を伝え、同特集を締めくくった。
そして、この日のセッションは渋谷すばる(ボーカル)、錦戸亮(ギター)、横山裕(トランペット)がゲストの3人とともに、特集でも取り上げられた「エーデルワイス」。彌勒忠史が伸びやかなハイトーンで1番を歌い上げると、錦戸のエレキギターを皮切りに曲調が一転。渋谷がロック魂溢れる歌声で男らしく歌い上げ、
最後は渋谷×彌勒の競演により盛大なフィナーレというスペシャルな“ロック・アレンジ”で教科書定番ソングを披露した。
次回の『関ジャム完全燃SHOW』は5月13日放送、ゲストにいしわたり淳治らを迎え「結婚式ソング」を特集する。
◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10~
※一部地域を除く
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