2017/06/24
映画『結婚』の公開初日舞台あいさつが24日、東京都内で行われ、出演者のディ-ン・フジオカ、柊子、萬田久子、貫地谷しほり、西谷真一監督が出席した。
本作は、結婚詐欺師の古海健児(ディ-ン)と、彼にだまされる女性たちの姿を通して、「結婚」をめぐるうそと真実を描いた物語。
人の持つ陰と陽を描いた本作にちなみ「世間の抱くイメ-ジと本来の自分とのギャップは?」と尋ねられたディ-ンは「どう思われているのか自分では分かりませんが…」と戸惑い気味にコメント。
「完璧な男性」と称されると「そう言っていただけるのはうれしいけど、さっきも出て来る直前に、まつげが目の中に入っちゃって、どうしよう…と(必死に)やっていたんです」と少々情けない一面を明かし、普段は「そんな感じです」と苦笑いを浮かべた。
また、役柄と実際の自分とのギャップについては「犯罪者か犯罪者ではないかです」と冗談めかしてコメントした。
ディ-ンは「お芝居というのは一つのファンタジ-。そこにあるうそに説得力を持たせる作業なわけで、社会的な責任のある立場。詐欺師というのはセルフィッシュ(自分本位)に法律を破っているので、やっていることは真逆ですが、実働していることは近い。あらゆることをして、自分でない誰かに成り切ろうとする点では共通していると思います」と分析した。
また結婚詐欺師に「うさんくさい、怪しい、マイナスのイメ-ジがあった」という萬田は「ディ-ンがどう演じるのかな?と思っていたけど、ギャップがないぐらいに成り切っていた。すごく自然に詐欺してました」とその演技を賞賛。
萬田が「そういう意味では、上手に詐欺師ができるかもよ?」とけしかけると、ディ-ンも「結構、見込みありですかね?」とニヤリ。西谷監督も「確実にそうですね」と太鼓判を押した。
この日は、ディ-ンのファンが大勢詰めかけ、ある女性が「ディ-ンさんにならだまされてもいい!」と叫ぶ一幕も。中には「振込先を教えて」と描かれたポップを掲げる熱烈ファンもおり、ディ-ンも「じゃあ、後で…」と笑顔で応じていた。
(左から)貫地谷しほり、ディ-ン・フジオカ、柊子、萬田久子
エンタメ OVO
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