2017/06/23
『カーズ』シリーズ最新作の映画『カーズ/クロスロード』に、“人生の岐路”(クロスロード)に立たされた主人公マックィーンの復帰をサポートする役どころとして、新たなキャラクター“クルーズ”が登場する。
黄色い見た目通りの明るい性格と熱いハートを持った“クルーズ”は、最新鋭のツールを駆使しながらズバズバと物を言う女の子。知識が豊富で自信がありながら実践には弱く、夢について消極的といった特徴があると言われる“意識高い系のゆとり世代”という現代社会の若者を象徴するようなキャラクターだ。アメリカでも、“ゆとり世代”と通ずる部分の多い“ミレニアル世代”という言葉があり、まさにクルーズは現代社会で悩む日米の若者の反映とも言える。
そんなクルーズは、マックィーンが新たな機能を搭載したレーサー“ストーム”らに打ち勝てるよう、最新テクノロジーを駆使して彼を一から鍛え上げる相棒だ。彼女はマックィーンが再起をかけて訪れた最新鋭レーシングセンターの若きトレーナーで、幼い頃からのレースファンであるクルーズにとってマックィーンはヒーロー的存在でもあった。しかし、そんな憧れのマックィーンを前にしてもクルーズは物怖じせず、彼を再びトップに返り咲かせるために、次世代の知識を叩き込む“意識の高さ”を見せている。
また、シリーズ生みの親であるジョン・ラセター氏より直々に監督を受け継ぎ本作のメガホンを取ったブライアン・フィー監督は、クルーズについて“徹底的にポジティブなところ”が魅力だと挙げ、「彼女はトレーニングしているレーサーたち皆にチャンピオンになってほしいと思っている。そんな彼女の強みは、それぞれに合ったモチベーションを見出せるところです」と、クルーズのポジティブさがマックィーンの運命を握ると語っている。
さらに、本作の共同プロデューサー・アンドレア・ウォーレン氏は、同じ女性の視点から見たクルーズについて「彼女はとても賞賛に値する、誰からにも好かれるキャラクターだと思うわ」と絶賛。その一方で、「実は彼女はレースに並々ならぬ情熱を持っている。だからトレーナーとしての彼女は少し場違いなの。最終的に彼女は自分の道を見つけるのよ」と、彼女に知られざる秘密があるような、意味深なコメントも明かしている。なお、日本語吹き替え版では、クルーズの声を松岡茉優が演じている。映画『カーズ/クロスロード』は、7月15日より全国ロードショー。
◎公開情報
『カーズ/クロスロード』
2017年7月15日(土)より全国ロードショー
監督:ブライアン・フィー
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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