2016/12/28
映画『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役として知られる女優、作家のキャリー・フィッシャーが現地時間2016年12月27日に死去した。60歳だった。
現地時間12月23日にロンドンからロサンゼルス行きの機内で心臓発作を起こしたキャリーは、その後UCLAメディカル・センターへ搬送され、人工呼吸器の装着を施されていた。
一家の代理人サイモン・ホールズは、ピープル誌に「非常に深い悲しみとともに、ビリー・ロードが彼女の愛する母親であるキャリー・フィッシャーが今朝8時55分に亡くなったことを発表しました」と明かした。
キャリー・フィッシャーは、1956年に女優で歌手のデビー・レイノルズと歌手のエディー・フィッシャーの間に生まれ、ブロードウェーミュージカルで頭角を現し、1975年の『シャンプー』で映画デビュー。1977年に公開された『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のヒロイン、レイア姫役で一躍大スターとなり、『エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)にも出演。2015年に公開されたシリーズ最新作となる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で同役を再び演じている。
1983年には、ミュージシャンのポール・サイモンと結婚したが、1年後に離婚。離婚後も数年に渡り、交際を続けた。その後、交際した芸能エージェントのブライアン・ロードと間に現在24歳の娘ビリー・ロードがいる。
キャリー・フィッシャーの死を受け、多くのスターやミュージシャンが追悼の言葉を綴っており、『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルは「言葉がない」とツイート。撮影現場、TV収録、レッド・カーペットにも同行していたキャリーの愛犬ゲイリーのものとされるアカウントはキャリーの死後に、2人の写真のコラージュとともに「僕はいつでもあなたのそばにいた。そして何よりもあなたは僕のものだった。#RIPCarrie」と投稿。クリスマスイブの24日には、ゲイリーが窓際でキャリーの帰りを待つ姿とともに「ママ、ここで待っているよ」というツイートが投稿されていた。
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