２０２０年に向け東京都民、国民の障がい者スポ－ツに対する関心を高める「ＴＯＫＹＯ　パラスポ－ツプロジェクト」は、障がい者スポ－ツのファンサイト「ＴＥＡＭ　ＢＥＹＯＮＤ」の初めてのテレビＣＭ「ＴＥＡＭ　ＢＥＹＯＮＤ　メンバ－募集編ｔｙｐｅ１」と「ＴＥＡＭ　ＢＥＹＯＮＤ　メンバ－募集編ｔｙｐｅ２」が１１月３０日から放送されている。
　ＣＭには、「ＴＥＡＭ　ＢＥＹＯＮＤ」のメンバ－である草刈民代、玉山鉄二、蛯原友里、篠田麻里子、登坂絵莉、武井壮、田村亮、ＡＩをはじめ著名人やアスリ－トたちが出演。内容は、まずメンバ－の背番号と名前が勢いよく読み上げられ、次いでＡＩはサッカ－リフティング、蛯原はランニング、玉山は気合十分にウオ－ミングアップするなど、３０秒の中にメンバ－の十人十色が凝縮された映像となっている。
　各人が身に着けているユニホ－ムの背番号は、それぞれ思い入れのある番号で、玉山は「背番号は、息子の誕生日にちなんでつけました。息子が生まれたときに東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まったことを心から喜んだ思い出があります。スポ－ツ全般が大好きで、よく観戦しています。僕自身は陸上競技、野球をやっていました。パラスポ－ツには奥深いドラマがあると思います。その奥深いドラマにスポットが当たることによって、見る人々はより大きく感動し、パラスポ－ツに対する共感、理解が得られることを望みます」
　登坂は、「わたしの階級が４８ｋｇ級なので、これからの４８ｋｇ級を背負うという意味でこの背番号にしました。以前の私は、スポ－ツにそんなに興味があったわけではないですが、スポ－ツの世界はすごく美しくて、フェアで、見ていて泣けると言ってくれた方がいて、その言葉によって、スポ－ツをやっていることをすごく誇りに思いました。パラの選手とお話しする機会があって、私たちと同じ気持ちを持って競技に臨まれていることを感じました。パラスポ－ツのことをもっと皆さんに知ってもらって、見てもらって、応援してもらいたいです！」
　田村は、「ロンドンブ－ツ１号２号から背番号を１２番にしました。小学生時はソフトボ－ル部、中学時はバレ－ボ－ル部、高校時は柔道部でした。体を動かすことが好きでスポ－ツ全般、上手い、下手は抜きにして、見るのもやるのも好きです。正直、パラスポ－ツのことはドキュメント番組などで初めて知りました。パラスポ－ツを簡単に説明する番組を見てから、実際の競技を見るとより楽しめると思います。これをきっかけに、パラスポ－ツの見方や魅力に気づく方が少しでも増えればいいと思い参加しました」
　武井は、「百獣の王の背番号は１００番でしょう。陸上１０種競技の日本一になったところからスポ－ツと共に歩む人生が始まりました。芸能界に進んでからも野球やゴルフなどこれまで経験した全てのスポ－ツが人生の支えになり、最高の楽しみにもなっています。パラスポ－ツはきっと、近い将来、健常者スポ－ツの記録や技術を超えた選手を多く生み出すだろうと感じています。パラアスリ－トの皆さんが、例えば競技用の車椅子や義足などを身に付けて、新たな力と可能性をつかみ取る姿はスポ－ツ界をさらに盛り上げてくれると信じています。」と、それぞれスポ－ツに対する思いとパラリンピック成功に向けたコメントを語った。
　そのほかのメンバ－のコメントは公式サイトで見ることができる。ＣＭのメ－キング映像も同サイトにアップされているので要チェック。
パラスポ－ツのファンサイト「ＴＥＡＭ　ＢＥＹＯＮＤ」について

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