2016/06/06
映画『疾風ロンド』のクランクアップ会見が6日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、大倉忠義(関ジャニ∞)、大島優子、濱田龍臣、志尊淳と吉田照幸監督が出席した。
東野圭吾氏の同名小説を実写映画化した本作は、2月24日に長野県野沢温泉スキ-場でクランクイン。オンシ-ズンのスキ-場での大規模ロケを行い、4月13日に都内でクランクアップした。
この日はキャスト陣が実際に同スキ-場でも使用されているリフトに乗って登場し、そのまま会見が進められた。
スキ-場を舞台に、危険な生物兵器を秘密裏に回収することを命じられた主任研究員を演じた阿部は「スキ-は20年ぶりでしたが、運よくあまり上手じゃない役だった。あと、例年より雪が少なかったけれど、僕が行った日に大雪が降りました。雨は降らさないけど雪は降らせる“雪男”なんです。今回はありがたがってもらえて良かった」と得意げに語った。
スキ-場のパトロ-ル隊員を演じた大倉は、出演決定後に、プロフィ-ルの趣味欄にスキ-と書かれたことからオファ-されたことを知ったという。「スキ-は2回ぐらいしかしたことがなくて、取材の時に冗談で言ったのがプロフィ-ルになっていたのかもしれない。それでオファ-につながるなら…」と笑わせたが、「そのせいでスキ-で苦労したので冗談も言いにくい」と嘆いた。
吉田監督から「振り向いた瞬間がとても格好いいので、できるだけ背中を見せて振り向くシ-ンを多くしました。本人は気付いていないと思うけど」と明かされた大倉は、驚きの表情を浮かべながらも「『ここはジャニ-ズの良さを出して』と言われることもあった。隣にD-BOYSがいるので、ジャニ-ズ対D-BOYSの戦い。負けられないと思って頑張りました」と隣の志尊を見やった。
一方、9歳からスノ-ボ-ドが趣味だという大島は、スノ-ボ-ドクロスの選手という役柄に「来た-! と思いました。趣味が高じてお仕事に変わるなんて、こんな喜びはない」と語った。
また、大島は「大倉さんがエキストラの方に『俺が上手に見えるように下手に滑ってくれない?』と頼んでいるのを目撃しました」とリ-ク。
大倉は「エキストラの方が大会に出るような方たちだったので、その人たちよりうまく見えない(と役柄として困る)。八の字で滑ってもらったけどそれすらうまくて」と言い訳した。
映画は11月26日から全国ロ-ドショ-。
(左から)吉田照幸監督、志尊淳、阿部寛、大島優子、濱田龍臣
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