2016/03/31
全4か所8公演、総動員数63000名、春のライブツアー【KT48春のライブツアー ~サシコ・ド・ソレイユ 2016~】を開催してきたHKT48。そのツアーファイナルを地元のマリンメッセ福岡にて迎えた。
HKT48にとって、地元福岡でのアリーナコンサートは初。公演前の取材で兒玉遥は、「こうやって地元でライブが出来るのも、地元の皆さんの応援があってこそだと思います。今日は福岡に来て下さった皆さまに感謝の気持ちを伝えられるようなコンサートにしたいです」と話し、宮脇咲良は「この会場は地元の私たちがずっと夢見ていた舞台なので、この舞台で千秋楽を迎えられることが本当に嬉しいです」と地元での大舞台を前に緊張した様子だった。
一方、新曲で苦節5年目の初選抜となった“非選抜のレジェンド”こと田中菜津美は、全公演出演していないことをまわりのメンバーにツッコまれてしまったが、「でも選抜に入れたので全然(出演出来なかったことは)気にしてないです」と余裕の表情。指原莉乃は、「終わってしまうのは寂しいですが、このコンサートの間に私の中で次のコンサートのアイデアも浮かんできたので、次に繋がるようなツアーが出来たんじゃないのかなと思います」と早くも次のステージへの意気込みを話した。
HKT48の7枚目のシングル『74億分の1の君へ』について聞かれたセンターの兒玉は、「今回の曲はHKT48初のウェディングソングになっていて、曲調もすごくハッピーになっています!」とPR。宮脇が「MVではファンの方と一緒に、みんなで作り上げたMVになっています。なつみかん(田中菜津美)のワンショットもちゃんとあるので、皆さんに見て頂きたいです!」と笑顔で話すと、指原が「0.5秒ね」と一言。エキストラのファンよりもカメラに映っていないと指摘された田中菜津美は、「サビの前を歌っているんですが、気持ちよくサビにいけるようすっごい頑張って歌ったのに、音源を聞いたら(自分の歌声が)全然分かりませんでした…」と終始自虐的なコメントを放ち、笑いを起こしていた。
同公演のアンコール1曲目には、4月13日発売となる同シングルを初披露。兒玉遥は、「初披露ということで緊張したんですけど、ファンの方が盛り上げてくださってすごく安心しました」と笑顔。指原は、「皆さまに愛される素敵な曲になることを願ってます」と話していた。
その直後、指原莉乃に1通の封筒が渡され、会場がどよめく中で発表されたのは、HKT48研究生10名の昇格。さらに、新たに発足するチームTIIに所属することも決定。3期研究生7名は2013年11月2日デビュー/苦節2年越しの昇格となり、涙を流して喜んでいた。なお、チームTIIキャプテンを任命された山下エミリーは、「キャプテンとしてみんなをまとめられるよう、頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いします」と涙をぬぐって、笑顔で力強く宣言した。
指原は、「これでHKT48、全てのチームが揃いました。このメンバーならすごく良いチームができるんじゃないかと期待しています。この福岡で3つのチームが結成できたこと、本当に嬉しく思っています。皆さんこれからもよろしくお願いします!」と呼びかけると、大きな歓声が上がった。
しかし、地元・福岡でのサプライズはまだまだ終わらず。コンサート終盤には夏から始まるコンサートツアーが発表され、メンバーは「嬉しい!」と大絶叫。穴井千尋は、「こんなにたくさんの場所を回らせていただくので、今から楽しみなんですけど、もっともっとたくさんの方に会いに行けるのでパワーアップしたステージを見せれるようにみんなで頑張っていきたいなと思います」と意気込んだ。
(C)AKS
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