ものまねメイクのざわちんが、素直な心を描いたアーティスト「Zawachin」に変貌？ この春より本格的なアーティスト活動を宣言した。

　ローラや滝川クリステル、桐谷美玲に広瀬すず、大島優子などなど、様々な芸能人のものまねメイクが本人と瓜二つということから話題に。ものまねメイクされた本人も絶賛するざわちんだが、その対象は性別、年齢、国籍さえも超え、レパートリーはついに200人を突破した。最近はテレビ番組のロケで、イギリス、ロンドンにて、かつてものまねメイクを行ったワン・ダイレクションとサプライズ対面し、名前を入れて生歌を歌ってもらった世界唯一の女性となった。

　また、海外ドラマ専門チャンネルのAXNゴールデングローブ賞アンバサダーとしてアメリカLAで開催された【第73回ゴールデングローブ賞 授賞式】にレディー・ガガ風ものまねメイクにて出席し、レッドカーペットを闊歩。アフターパーティではレディー・ガガ本人との対面も果たし、今後も海外での活躍が大いに期待される。

　そのメイクマジックを魅力にタレント活動を行っているざわちんだが、以前から音楽にも強い関心を注いできた。昨年は、8utterfly（バタフライ）「100年の恋...つきあってた証 feat. Mr.Low-D」のMVに役者として出演、さらにコンピレーションアルバム『らぶmix powered by ざわちん』ではジャケットモデルとして起用される。これまでにも安室奈美恵や浜崎あゆみ、倖田來未から、ジャスティン・ビーバーやL'Arc～en～Cielのhydeのものまねメイクも手がけているように、直接音楽表現をしていないだけで、本人は音楽活動にも強い関心を示してきた。

　そんな彼女の強い意志を受け、ざわちん音楽化プロジェクトを立ち上げ、彼女自身の表現の一つの手段として“Zawachin”名義のでアーティスト活動を行うことが決定した。ユニバーサルミュージックと提携した新レーベル「star」より、4月に1stシングル『まだ見ぬセカイ』を発売することが決定し、現在、着々とデビューに向けての準備が進められている。

　気になるデビュー曲は、キュンと胸を疼かせる切なさを秘めながらも、これから始まる未来へ向けての希望に心弾ませてゆく、今のZawachinの心情を自らの作詞でリアルに投影した作品。

　いわゆる話題性を集めるために作品を出すのではなく、これからもコンスタントに作品の枚数を重ね、ライブ活動も視野に入れてと、音楽面にも本腰を入れた展開を行う為の準備は確実に進んでいる。その一環として、今後、彼女の音楽活動を支えるバックバンドメンバーオーディションと、Zawachinの魅力をより際立たせる楽曲を手がけるクリエイターオーディションも行う予定だ。

　ざわちんとしてはマスク姿がトレードマークになっているが、Zawachinでは等身大の彼女自身を投影していくことから、マスクを取ったスタイルで勝負。真似する相手へ極力寄り添うことで魅力を放つ「ざわちん」と、素顔で等身大を魅力にしていく「Zawachin」、その動向に注目してほしい。

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