2015/07/20
デビュー40周年を迎える千住真理子。これを記念した演奏会が様々開催されるが、そのうちのひとつ【ドラマティック・コンチェルト】が7月25日に開催される。
メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトといえば、第一楽章冒頭の優美で哀愁漂うメロディーは誰もが知る、超有名曲だ。千住真理子自身も、デビュー以来の40年で最もステージを踏んできた曲ではないかとコメントしており、楽曲への成熟した理解と積み重なった感動を改めて感じられる“新たな”ステージとなるだろう。そして、今回のコンサートは、千住が最も愛するというラロのヴァイオリンコンチェルト「スペイン交響曲」を聴くことができる。炎のようにひらめく高音、スペイン情緒あふれたメロディーを奏でるヴァイオリンの意外な骨太さ。力強く、沸き立つ血が踊り出しそうなオケの響きを背に、千住の情熱がどう表現されるのかが楽しみだ。
千住真理子は2015年のデビュー40周年を記念して、12月にも東京オペラシティ・コンサートホールにてバッハ無伴奏ヴァイオリン組曲の全曲演奏会も予定しており、フルオーケストラとの共演で華やかな表現を堪能出来る今回の演奏会とは好対照な、千住真理子の響きだけが空気を鳴らす、豪華な一夜となるはずだ。【千住真理子 ドラマティック・コンチェルト】は東京・サントリーホールにて7月25日に開催。ジャパン・アーツぴあにてチケット発売中。
◎公演情報【千住真理子 ドラマティック・コンチェルト】
日時:7月25日(土)14時開演
出演:千住 真理子(ヴァイオリン)
十束 尚宏(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
問い合わせ:ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
photo by (C)Kiyotaka Saito
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