ＮＨＫプレミアムよるドラマ「キャロリング～クリスマスの奇跡～」の完成披露試写会が２７日、東京都内で行われ、主演の三浦貴大と優香が登場した。
　ドラマは、有川浩氏の同名小説を原作に、クリスマスまでの数週間を舞台にした、優しくてちょっと切ない“愛の物語”。
　クリスマス前に倒産が決まった会社で働く元恋人たち、両親が離婚の危機にひんして心を痛める小学生の男子、図らずも裏稼業に身を落としてしまった心優しいチンピラたちが絡み合いながら物語が展開する。
　三浦は「いろんな登場人物が出てきますが、どんな人が見ても楽しんでもらえるドラマになっていると思います」とアピールした。
　クリスマスの思い出を聞かれると「小さいころは単純にプレゼントをもらえる日としてうれしい日だったのですが、今はクリスマスが好きではなくて…」とコメント。クリスマスが嫌いになった理由を「毎年、クリスマスは仕事をしていて、毎回、仕事に行く途中で楽しそうな人を見掛けて“いいな”と思っていました。なので思い出はないんです」と話した。
　一方、クリスマスが大好きだという優香は「モミの木のツリーやみんながウキウキしている空気が好きなんです。毎年、友達と集まってプレゼント交換をします」と楽しそうに話したが、ふと思い出したように「私は仕事なので今年は無理かな」と自虐的に話し、会場の笑いを誘った。
　ドラマはＢＳプレミアムで１１月４日から放送。

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