2014/06/18
2010年リリースの『イン・ユア・アームス』で日本デビューを果たしたロサンゼルスの日系シンガー・ソングライター、キナ・グラニスの2ndアルバム『エレメンツ』が、本日6月18日にリリースされた。
最新作『エレメンツ』はプロデューサーに、アクアラングとしての活動でも人気を集めるマット・ヘイルズを起用し、マットの自宅スタジオで曲作りからじっくりと作り上げられた、アメリカン・ホームメイドな1枚。キナのトレードマークともいえるアコースティック・ギターを中心としたオーガニックな音作りを基本にしながらも、シーケンスや幾重にも重ねられたコーラス・ワークなど、彼女が目指した新しい音世界がマットのミニマム・プロデュースにより鮮明に描き出されている。
マットとの制作についてキナは、「今回はサウンド面において、もっと実験したかったの。自分が普段聴く音楽もかなり変わったと思う。前回とは違う試みとして、音質にこだわって、前作よりも凝った新しいサウンドを目指した。そういう意味で、プロデュースをお願いしたマット・ヘイルズは素晴らしい人だったわ。」と語っている。
日本盤にはボーナス・トラックとして、海外でiTunesデラックス・エディションのみの発売だったオリジナル曲3曲と、キナのライフワークでもあるYouTubeで公開しているカヴァー曲の数々の中から、日本向けに2曲キナがセレクトしたア・グレイト・ビッグ・ワールド「セイ・サムシング」とザ・ネイバーフッド「セーター・ウェザー」を収録している。このセレクションについてキナは、「この2曲は恐らく、この1年で私が一番深いコネクションを感じた曲で、どちらも初めて聴いた時から惚れ込んでいて自分でも歌いたいと思っていた。そういう曲を日本のリスナーと分かち合えるのはとてもうれしいわ!」とコメント。
前作リリース時には3度も日本を訪れ、すっかり日本が大好きになったキナ。「日本に行くとひとつ困ることがあって、それは、四六時中何かを食べたくなっちゃうってことなの(笑)。でも、何よりもまた日本に行ってファンと再会するのが楽しみ。」と語り、「新しいアルバムを日本のファンと分かち合えることに、とてもエキサイトしています。そして、それが出来ることを光栄に感じていますし、たった一人でも日本でこのアルバムを聴いて下さる人がいると思うだけでも大きな喜びです。日本は私の一部であり、とても大切な国。だから感謝の気持ちで一杯で、再会できる日を心待ちにしています!」と、日本のファンに向けてメッセージを送っている。
◎『エレメンツ』アルバム・トレーラー
http://youtu.be/_EPpuXRF11Q
◎「ファイア」リリック・ビデオ
http://youtu.be/E7HXV7f05C4
◎リリース情報
『エレメンツ』
キナ・グラニス
2014/6/18 RELEASE
2,200円(plus tax)
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