2014/03/10
バッハ・コレギウム・ジャパンと公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団による【調布音楽祭2014】が、3月10日に 記者会見を行った。
バッハ・コレギウム・ジャパンの代表である鈴木雅明氏が調布出身であることをきっかけに昨年 両団体の協定が結ばれ、2013年は2日間のべ4423人もの観客が訪れた。今年は、さらに日数を増やし7月4日から6日まで計3日間で開催される。
本音楽祭の総合プロデューサーを務める鈴木優人は、本音楽祭の3つのコンセプトである「バッハの器楽作品に注目したプログラム」と「アーティスト・イン・レジデンスである沙羅を通じた音楽とアートのコラボレーション」と「桐朋学園オーケストラの出演や学生によるミュージック・カフェなど、次世代への継承」を説明した。
また副プロデューサーの森下唯は「今、可処分時間を様々なエンタテインメントで奪い合っていて、クラシック音楽というのは守っていかなければいけない文化であると語られることが多い。もちろん、そういう側面はありますが、関わっている音楽家たちは、本当に良いもので楽しいものだから音楽を作っている。そんな音楽の本来の楽しさを、この音楽祭を通じて共有できればと思っています。」と、意気込みを語った。
監修を務める鈴木雅明は「ザルツブルクやエディンバラなど、地元に密着しながら発信して大きくなった音楽祭は数多くあります。本音楽祭も、まずバッハ・コレギウム・ジャパンがこうして関わることができ、沙羅さんのようなビジュアルの面からアートを展開する人が集い、どんどん発展していくというのは素晴らしいこと。」と、期待を寄せた。
本音楽祭では、その他にも人気ヴォーカルグループ「IL DEVU」のメンバー望月哲也のリサイタルや、ニコニコ動画からデビューしたピアニート公爵と森下唯のジョイントコンサートなど、魅力的なプログラムが目白押しとなっている。
◎イベント情報【調布音楽祭2014】
日程:2014年7月4日(金)~6日(日)
会場:調布市グリーンホール(大ホール、小ホール)、調布市文化会館たづくり(くすのきホール、むらさきホール)
More info: http://chofumusicfestival.com/
※写真は、2013年開催時の模様
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