2014/01/18
映画『御手洗薫の愛と死』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、W主演を務めた吉行和子と松岡充、両沢和幸監督、サプライズゲストとして岡田浩暉が登壇した。
本作は、人身事故を起こした有名作家の御手洗(吉行)が、被害者の息子である若手作家(松岡)のゴーストライターとなったことをきっかけに、2人の間に芽生える不思議な“愛”と関係性を描く。
松岡は「撮影中も本当に吉行さんから愛されている実感があった」と話し、「大女優さんですから、今までにもいろんな浮名があられたと思いますが、最新の浮名は僕になるんじゃないかな」とジョークを飛ばした。
それを受けて吉行は「努力しなくてもすぐ愛せちゃいましたから。(松岡は)王子様みたいでビジュアル的にもかわいいし、心も本当に優しい」と絶賛。松岡は「何か墓穴を掘ったみたい…」と照れまくった。
また、松岡は撮影前の稽古を振り返り「小さいころからテレビで見ている女優さんなので、毎朝顔を合わせるというのはドキドキだった。本当に付き合っているようで夢のようだった」と告白。
吉行も「これがフィルムに納まったらもう会えないのかなと、終わるのがもったいないぐらいだった」と語ったが、客席の松岡ファンに向かって「そんなにくっ付いたりしなかったから安心してちょうだい。ちゃんと距離は置きましたよ」と語り掛けて、笑いを誘った。
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