映画『陽だまりの彼女』カップル＆夫婦限定“恋の秘密”試写会が７日、東京都内で行われ、出演者の松本潤、上野樹里、三木孝浩監督が出席した。
　本作は、お互いが初恋の相手だった浩介（松本）と真緒（上野）が１０年ぶりに再会して再び恋に落ち、真緒の隠し持った“不思議な秘密”が明かされた際に起こる二つの奇跡を描く。
　会場内の１０～６０代の６０組のカップルを見渡した松本は「何かうれしい。ドキドキしますね」と満面の笑みを浮かべ「若いカップルには背中を押してあげられるような作品に、いろんな経験をされてきた方には、昔のことを懐かしく思いながら今隣にいる人をあらためて大切に感じられるような作品になっていると思う」とアピールした。
　イベントでは、映画の内容にちなみ来場したカップルから寄せられた“恋の秘密”を発表するコーナーを実施した。その中には“初恋の相手と１０年ぶりに再会し、この映画の公開日（１２日）の翌日に入籍予定”という３０代の女性もいた。
　上野は「すごい。鳥肌が立ちました」と感動した様子。松本も「すごい。こんなことってあるんですね」と感嘆の声を上げた。さらに３０代の女性とそのお相手が名乗り出ると松本は「１０年ぶりに再会したときの印象は？」「意識しだしたのはいつから？」と矢継ぎ早に質問して盛り上げた。
　また“人から突然秘密を告白されて驚いた経験”を尋ねられた松本は「３～４年前のお正月に４～５人の友達とアリゾナに旅行に行った。夜（車で）道を走っていたら友達が『流れ星が見える』って騒ぐので見てみたら、たくさんの流れ星が見えた。『こんなに出ているのってすごくない？』と話したら、友達は『もう今は見えないよ』って。でも僕にはずっと見えていて…。そうしたら運転していたガイドさんから『松本さん見えるんですか？　あなたは宇宙人です』って言われた。“えー！（僕の）お父さん、お母さんは？”ってびっくりしました」と話し、会場を沸かせた。
　映画は１０月１２日から全国東宝系でロードショー。

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