2024/06/06 17:20
ジャネット・ジャクソンが、最新ツアー【TOGETHER AGAIN】を再開した。彼女はケンドリック・ラマーの 「Not Like Us」を自身の「Nasty」にミックスし、複雑なダンスにスパイスを加えている。
35公演からなるツアーの初日は、現地時間6月4日に米カリフォルニア州パーム・スプリングスのアクリシュア・アリーナで開催され、ネリーがオープニング・アクトを務めた。
バイラルになった公演のワンシーンには、チェックのドレスを着たジャネットがダンサーたちに囲まれ、ドレイクをディスったケンドリックの「Not Like Us」のインストゥルメンタルが背景で流れる中、彼女の代表曲「Nasty」を披露する姿が映し出されている。「Nasty」は『コントロール』に収録されており、1986年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で3位を獲得した。
「その汚い車に乗ってるのは誰? ナスティ・ボーイズだ/その不味そうなフルーツを食べてるのは誰? ナスティ・ボーイズだ/私のイケてるグルーヴにノれてるのは誰? ナスティ・ボーイズだ」とジャクソンはマスタードがプロデュースしたウエスト・コースト・ナンバー「Not Like Us」に合わせて歌った。
Xでは、ジャネットが「Not Like Us」をセットに取り入れたことについて多くの投稿が寄せられ、話題となった。あるファンは「ドレイクにとって長い一年になるだろう。黒人の教育はまだ続く」と書き込むと、別のファンは「ケンドリックはジャネットを全く新しい世代の人々に紹介した。もちろん彼女は彼を応援するでしょ!」とコメントした。
ラマーとジャクソンはまだコラボしたことがない。しかし、ラマーはジャクソンの「Any Time, Any Place」をサンプリングし、「Poetic Justice」に使用した。『グッド・キッド、マッド・シティー』に収録されている「Poetic Justice」は、2013年に“Hot 100”で26位を記録した。
リリースから1か月が経っても、「Not Like Us」は依然としてヒップホップ界で定番となっており、ポップカルチャーのさまざまな分野に浸透している。今週初め、米ヒューストンのある気象予報士が天気予報にこのドレイクへのディス・トラックの歌詞を取り入れた。
ジャネットの【TOGETHER AGAIN 2024】ツアーは夏まで続き、米ロサンゼルス、サンフランシスコ、デンバー、シカゴ、セントルイス、シンシナティ、クリーブランド、ボストン、デトロイト、カナダ・トロント、ブルックリン、タンパ、オーランド、アトランタ、ニューオーリンズを回し、7月30日にフェニックスで幕を閉じる。
THEY NOT LIKE US QUEEN I STAN !!! pic.twitter.com/dF5LfpHEo1
— (@daydreamdlor) June 5, 2024
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



<ライブレポート>ジャネット・ジャクソン、圧巻の歌とダンスで余すことなくキャリアを綴った5年振り来日公演【TOGETHER AGAIN】
リル・ヨッティ、ドレイクがケンドリック・ラマーに「勝ったとも負けたとも思っていない」と語る
ドレイク、自宅上空を飛ぶのをやめるよう報道ヘリに要請「正直に言うと、俺は本当に寝たいんだ」
ケンドリック・ラマーVSドレイクのビーフに大坂なおみが言及
クエストラヴ、ケンドリック・ラマーとドレイクのビーフに苦言「ヒップホップは本当に死んだ」










