2024/03/25 14:30
ライアン・クーグラー監督が、故プリンスの音楽をベースにしたジュークボックス・ミュージカル映画を製作中だ。映画『ブラックパンサー』を監督したクーグラーは、ユニバーサル・ピクチャーズのために題名未定のこのプロジェクトをプロデュースすると米ザ・ハリウッド・リポーター(THR)が伝えている。2018年から製作が進められている同作品の脚本は、『Kilmonger』や『Ultimate Black Panther』などのコミックの原作を手がけたブライアン・エドワード・ヒルが担当する。
Proximity Mediaのクーグラー、ジンジ・クーグラー、セヴ・オハニアンがこのプロジェクトをプロデュースし、同社のレベッカ・チョウがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループのジョディ・ガーソン会長もプロデューサーを務めるとTHRは報じている。
この映画のタイトル、監督、出演者などの詳細は報道時点では明らかになっていない。クーグラー監督は現在、2025年3月公開予定のマイケル・B・ジョーダン主演のタイトル未定のワーナー・ブラザース映画に取り組んでおり、この作品は彼にとって2022年の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』以来の監督作となる。クーグラーとジョーダンは、2013年の『フルートベール駅で』、2015年の『クリード 過去の逆襲』、2018年の『ブラックパンサー』で一緒に仕事をしている。
2024年1月、故プリンスの映画『パープル・レイン』とサウンドトラックが舞台ミュージカル化されることが発表された。この舞台化では、プリンスが作曲したスコアが使用され、脚本は【ピューリッツァー賞】のファイナリストで現在ブロードウェイで好評を博しているドラマ『Appropriate』が上演されているブランデン・ジェイコブス=ジェンキンズが担当する。
ジェイコブス=ジェンキンズの脚本は、アルバート・マグノリ(オリジナル映画の監督も務めた)とウィリアム・ブリンによって書かれた『パープル・レイン』のオリジナル脚本に基づいている。2022年に『The Skin of Our Teeth』で【トニー賞】の<演劇演出賞>にノミネートされたリリアナ・ブレイン=クルスが監督を務め、【トニー賞】受賞者のオリン・ウルフが製作を担当する。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



故プリンス、『パープル・レイン』舞台化へ
ジャネール・モネイ、故プリンスに指導してもらった経験を振り返る
故プリンス、故郷の米ミネソタ州に名前を冠した高速道路誕生へ
カイリー・ミノーグ、故プリンスと生前にコラボしかけたことがあったと明かす
プリンス&ザ・レヴォリューション、伝説のコンサート・ツアーから「1999」のライブ映像公開 










