2022/07/31 14:00
2022年8月1日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Snow Man『オレンジkiss』が36,735枚を売り上げ、2位を獲得した(集計期間2022年7月18日~2022年7月24日)。
『オレンジkiss』はSnow Manの7枚目のシングルで2022年7月13日に発売、発売初週で850,692枚を売り上げた。これは2022年に発売した全てのシングルで7月末の時点で最も多い販売枚数である。またSnow Manとしてもセカンドシングルである『KISSIN’ MY LIPS/Stories』の939,589枚に次いで2番目の初週販売枚数となった。そして、2週目も36,735枚で2位獲得と好調である。また2022年のシングル累計販売枚数は2022年7月24日現在、前作『ブラザービート』(発売後17週経過)が892,943枚で首位となっているが、『オレンジkiss』はそれに迫る887,427枚を発売後2週目でマークしておりトップ2を独占している。
ここでは、Snow Manのシングルの販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査してみた。まず、図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/114983/2)はSnow Manがこれまでに発表したシングルの初週から8週目までの累計販売枚数の推移をグラフ化したものである。
この中で本作『オレンジkiss』(図中:橙色)のみ、まだ発売後2週しか経過してないため3週目以降もグラフ内では2週目と同数となっている。このグラフを見て気づくのは、全ての作品が2週目以降も販売枚数を伸ばしている事と、8週目までに800,000万枚を突破している事である。また、デビュー作『D.D./Imitation Rain』(Snow Man vs SixTONES名義)(図中:紺色)は、他の作品と比較しても2週目以降の売り上げの伸び幅が大きい事が目を引く。これは、デビュー作で現在ほど知名度がなかった状態から存在が世の中に知れ渡っていく過程で新規でSnow ManのCDを買う人が多かったのが原因と考えられる。
本グラフで最も高い位置を推移しているのはセカンドの『KISSIN’ MY LIPS/Stories』で、次いで2週目に大きく販売数を伸ばした3作目、『Grandeur』がその後も順調に販売数を伸ばしている。8週目以降も引き続き販売枚数を伸ばした『D.D./Imitation Rain』と、本グラフで上位の『KISSIN’ MY LIPS/Stories』、『Grandeur』の3作品が現在のところミリオンを突破している。続いて4枚目『HELLO HELLO』は53週経過の現在累計販売枚数969,948枚となっているが、本作『オレンジkiss』は2週目ではあるが本グラフ上では『HELLO HELLO』よりかなり高い位置となっており、大ヒットとなる事を予想させる動向となっている。
昨年もBillboard JAPAN年間“Top Singles Sales”でトップ2を独占し、今年もシングルCDにおいて最高の初週セールスを記録と、高い人気を維持し続けているSnow Manの活躍を今後も注視したい。
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