ボノボが、先週リリースした最新作『Fragments』から「Shadows (feat. Jordan Rakei)」のMVを公開した。

　ジョーダン・ラカイをフィーチャーしたこの曲をボノボは、「オールドスクール、デトロイト、ムーディーマン、セオ・パリッシュといったキーワードにインスパイアされた曲」と表現している。

　MVの監督を務めたBWTVは、「影は私たち自身の反映であり、私たちの動き、気まぐれ、欲求、衝動である。記憶のようなも、跡形もない傷跡のようなものだ。影は、過ぎ去る瞬間の忍び寄る尺度であり、生きていて、即物的で、はかないものでもある。それらは周囲の世界に対して伸び縮みし、日が経つにつれて濃くなったり薄くなったりする。私たちは、このようなアイデアからビデオを作りたいと思った。探し出してきた画像や自分たちで作った素材を使って、実験する中で浮かび上がるパターンや視覚的なメタファーを映像に落とし込んだ」と話している。

　なお、『Fragments』は、UKミッドウィーク・チャート2位を記録しており、ここ日本ではApple MusicとiTunesのジャンル別チャートで初登場1位を獲得した。

◎リリース情報
アルバム『Fragments』
2022/1/14 RELEASE
https://bonobo.lnk.to/fragments

Photo: Grant Spanier