2013/02/15
(前列左から)井浦新、広末涼子、阿部寛、安藤サクラ、マキタスポーツ、ヤン・ヨンヒ監督、(後列左から)司会の永作博美、内田けんじ監督、2人置いて司会の竹野内豊
東京映画記者会(在京スポーツ7紙)が選ぶ「第55回ブルーリボン賞」の授賞式が14日、東京都内で行われた。
『鍵泥棒のメソッド』で助演女優賞を受賞した広末涼子は「今までにない無機質な役だった。内田けんじ監督から『笑うな』と言われて苦労したが、今回は引き算の芝居を教えてもらった。監督から『コメディエンヌの才能がある』と言われてうれしかった」と撮影時を振り返った。
一方、『麒麟の翼』『テルマエ・ロマエ』『カラスの親指』の3作品で主演男優賞に輝いた阿部寛が「素晴らしい役に出合えた喜びをあらためて感じると共に、来年は授賞式の司会をやるのかと思うと緊張する。来年これだけのお客さんが集るのか心配」と語ると、司会の永作博美が「大丈夫。阿部さんのファンじゃない人もたくさん来ますから」とフォロー。阿部は「きついこと言うなあ」と苦笑いしていた。
また、『かぞくのくに』が作品賞、主演女優賞(安藤サクラ)、助演男優賞(井浦新)のトリプル受賞を果たした。安藤と井浦はヤン・ヨンヒ監督に「監督の人生を懸けた映画に誘ってくれてありがとう」「監督と一緒に死ぬ気で戦えたのがうれしかった」とそれぞれ感謝の言葉を述べた。
エンタメ OVO
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