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“人生はほろ苦いもの―幸せも喜びも苦しみも数多くあり、常に変化し続けている” Gラヴ 最新作『シュガー』を語る

Gラヴ インタビュー

 自身のバンド、Gラヴ&スペシャル・ソースを率いて、1994年に21歳でメジャー・デビューを果たし、ブルースとヒップホップを融合させた音楽スタイル“ラグ・モップ”で一躍注目を浴びたGラヴ。1999年にリリースされた4thアルバム『フィラデルフォニック』収録の「ロデオ・クラウンズ」は、サーフィンを通じて知り合ったジャック・ジョンソンが作曲を手掛け、彼の人気を後押し。その後メジャー・デビューを果たしたジョンソンと共にサーフ・ミュージック・シーンを担う存在として、これまでにGラヴ&スペシャル・ソース名義で8枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。そんな彼がメジャー進出20周年を迎えた今年、メジャー・デビュー作『Gラヴ&スペシャル・ソース』を制作したジミー・“ジャズ”・プレスコット、ジェフリー・“ハウスマン”・クレメンスと8年ぶりに再集結し、制作した『シュガー』を発表。10月には来日公演も控えるGラヴが、最新作についてじっくり語ってくれた。

ファンから情熱やインスピレーションを得て
世界の端から端まで音楽を届ける

「King And Cross」
▲ The Making of "Sugar" and a Look Back at 20 Years

??今年はメジャー進出20年という節目を迎えましたが、気持ちの変化はありましたか?また振り返ってみて、この20年はどんなものだったでしょうか?

Gラヴ:とてもいい気分だね。本当にマイルストーンだなって気がするし、全員誇りに思ってるよ。ジャズ(ジミー・プレスコット)もジェフ(ジェフリー・“ハウスマン”・クレメンス)も。これだけ長い間やってこられたというのは、世界中のファンのサポートがあったことや、彼らとコンサートを通じて得たコネクションの証明だからね。それが俺たちの生き甲斐なんだ。毎晩ステージに出て、汗をかいて、ファンから情熱やインスピレーションを得て、世界の端から端まで音楽を届ける。そういうことが大好きなんだ。だからたくさんの努力を注ぐし、ファンもそれに応えてくれているんだと思う。
 とは言っても毎年順調だったわけではないんだ。俺たちは一夜にして成功を収めたタイプじゃないからね。コツコツ努力してきたから今があるんだと思う。努力するのは好きだしね。でも、時には不安になったり、ストレスを感じることもあるよ。「ずっとやっていけるのかな?」なんて思ったりね。でも不安や疑念を抱えているところに、いいことがやってきてくれるんだ。ギグのオファーとかね。それに、そういう不安なときでも、ステージに上がってオーディエンスの愛を肌で感じると、いい演奏ができて、インスピレーションを与えることもできて、そのインスピレーションをみんなが必要としていることも感じられる。世界が俺たちの音楽を必要としてくれているんだって実感できるんだ。どんなに不安なときも、そうやって気持ちを高めてきた。音楽から、そしてオーディエンスから力をもらって、まだまだやっていけるぞって思えるようになるんだ。

??そして、3年ぶりのニュー・アルバム『シュガー』がリリースされました。今回はスペシャル・ソースのオリジナル・メンバーと久々に制作していますが、きっかけとなった出来事は?20年ということで、特別な思いが元々あったのでしょうか?

Gラヴ:運命だったと思うね。ジェフと俺はここ5~8年くらい、別のベーシストと一緒にやっていた。アルバムも作ったけど、何かが欠けているような気がずっとしていたんだよな。別のベーシストも素晴らしいやつだったけど、やっぱりジムを連れ戻そう、なんて話になった。でも、ジムとはそれまで5年くらい一言も話していなかったんだ。喧嘩別れしたわけじゃなくて、ただ疎遠になっていただけなんだけど……。それがある時、共通の知人の結婚式で久々に会って、ふとあいつに「またツアーに出る気はないか?」って訊いたら、「ツアーに出たいって訳でもないなあ。でもスタジオには入りたい」って言うから、とりあえずセッションしてみよう、ということになった。それでセッションしたんだけど、とにかくすごくいいプレイをしてさ。終了後、俺は「すごい一体感だったよな。ケミストリーもあったし。ツアーに出る気はないか?」と言った。そうしたら「YES」と答えが返ってきたんだ。次の日にはマネージャーに電話して、ジムをゲットしたからツアーをブッキングしてくれって言ったよ。そこから、今回のアルバム制作にまで至ったんだ。

??久々に3人でのレコーディングを行った際の手ごたえは?

Gラヴ:今までで最高のセッションだったと言わざるを得ないね。みんないい感じにプレイしていたし、みんな曲を気に入っていたし、みんな仲良くやっていたし、みんなクリエイティヴな意味でも感情的な意味でも入れ込んでいたからね。そういうのがあったし、全員が自分たちのやっていることが何なのか、それがどれだけ重要なのかをよく理解していたから、着手してからは早かったよ。時間もあまりなかったしね。最初の1日で3曲録ったし、その後も1日2曲くらい完成させて、他にもキープ曲をいくつか、みたいなペースだった。お互いプッシュしあって、フレッシュなネタにほれ込みながら作ることができたんだ。何かいいものができそうだという確信は初めからあった。そう確信できると、あとはエネルギーを「乗りこなす」だけだからね。波みたいに。

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今度はダーティで泥臭いエレクトリック・ブルースをやろうって思った

「King And Cross」
▲ "Bad Girls Baby Blues"

??では、アルバム・タイトルの『シュガー』に込めた思いは?

Gラヴ:いい質問だね。実は、最初はどう名付けようか迷っていたんだ。最初は『カム・アップ・マン』にしようと思っていた。その後フォト・セッションのために古着屋で服を探していたときに、何故か全員ポリエステルの服を探していたから、『ポリエステル・ブルース』はどうだ、なんて言ってもいたんだ(笑)。それになりかけた時もあったけど、『シュガー』はどうだ、という案も出てきて、その3つに絞ることにしたんだ。最終的には『シュガー』がシンプルでとっつきやすくて、何の意味もなさないときも色んな意味を含むときもあるところがいいということで『シュガー』になった。
 タイトル曲「シュガー」自体は、何とか成功しようと頑張っているミュージシャンの歌なんだ。誰が何と言おうと最大限の努力をする。将来何が起こるか見当が付かなくても、「シュガー」という報酬を得るために頑張るんだ。その「シュガー」は何でもいい。女の子の愛かも知れないし、金かも知れないし、仕事での成功かも知れない。何かしらの「甘い」報酬なんだ。

??2000年代以降、夏を彷彿させるアコースティックな楽曲を多く作ってきましたが、前作の『フィクスン・トゥ・ダイ』から、90年代のデビュー当時に回帰した「ラグ・モップ」サウンド寄りになり、本作ではまさにその世界をどっぷり表現した音になっています。どういった心境の変化があったのでしょう?

Gラヴ:ジャック・ジョンソンは親友の一人だし、音楽においていいコラボ相手でもある。今までお互いのプロジェクトに参加してきたし、今はあいつのレーベルにも所属して、面白い経験をいっぱいさせてもらっているんだ。2009年にはジャックに前座を頼まれた。ソロのアコースティックでね。俺にとっては大きなチャレンジだった。何せ会場が15,000人規模のところだったからね。それがきっかけで、ソロのアコースティックをまたやってみようという気になって、その手のギグをいっぱい入れるようになった。ソロ・アコースティックではブルースをいっぱいやるんだ。パフォーマーとしても独りですべてをやらないといけないということで、原点に帰ったような気分だったよ。そうやって原点に戻りながら自分のレパートリーを紐解くことから生まれたのが前作『フィクスン・トゥ・ダイ』だったんだ。『フィクスン・トゥ・ダイ』を作っているときに、ブルースと再び繋がりを持つことができた。それで、ギタリストとしてもブルースマンとしても、自分を再構築したいと思うようになったんだ。パーティー・ミュージックばかりやっているやつじゃなくてね。それで、ブルースマンとして、ギタリストとして、ハーモニカ・プレイヤーとして自分を再構築することができた。『シュガー』を作る段階になったときは、前回はアコースティック・ブルースをやったから、今度はダーティで泥臭いエレクトリック・ブルースをやろうって思ったんだ。

写真

「One Night Romance」
▲ "One Night Romance"

??今回のアルバムで新たに取り入れたこと、試みたことは?

Gラヴ:そうだね、ソングライティングの面は長年の間に随分変わったと思う。自己批評ができるようになってからは特にね。俺たちはチームなんだ。俺とマネージャーと、ブラッシュファイヤー・レコーズのスタッフとでね。だから、デモを作るときはいつもやつらに送る。それを「ここは気に入った、ここは気に入らない」なんて意見してもらうんだ。「この曲のこの部分だけはいい」とか、「曲はいいけど歌詞はもう少し何とかならないか」とかね。それに対して俺は「馬鹿野郎、俺は変えるつもりなんかないぞ」とも言えるし、「分かった、ちょっと待ってくれ。もっといいものに出来るかも知れない。でもどうすればいい?」とも言える。他のソングライターやミュージシャンに意見を求めることもある。ここ数年はそういう感じに色んなソングライターとコネクトしてきたんだ。俺のアイデアを発展させるには本当に色んな方法があるなと思うよ。コラボレーションのおかげで、俺独りだと想像もつかなかった方向に進んだりするしね。相手の提案してきた方向が気に入らなかった場合は引っ込めればいい。でも大概は、俺だったら考えつかないようないいアイデアを出してくれるんだ。そんな感じで、今回も他の人たちと書いた曲が色々ある。あと、他人が書いた曲も2つあるしね。「ワン・ナイト・ロマンス」は俺の音楽仲間のひとり、アラバマ州モービル出身のクリスティ・リーという女性が書いたんだ。

??コラボレーターと言えば、本作の「ワン・ナイト・ロマンス」では、メリー・クレイトンとデュエットを披露していて、文字通り一夜限りのロマンスのような濃密さを感じましたが、実際のレコーディングは如何でしたか?

Gラヴ:いやぁ、最高だったよ。彼女がスタジオにやって来て、一緒にワインを飲んで、1時間くらい話をしたんだ。ミック・ジャガーやレイ・チャールズと仕事したときの話を色々してくれたよ。彼女自身は16歳のときにレコード会社と契約したんだって。18歳のときにはレイ・チャールズとツアーに出ていた。思い出話をしてくれて、すごく面白かった。1時間くらい話した後で、「そろそろやろうか」って言ったんだけどね(笑)。延々と話していそうな感じだったから(笑)。それで2人でブースに入って、1時間くらい歌ったかな。リズムのニュアンスなんかについて色々アドバイスしてくれたよ。ヴォーカル・レッスンを受けているみたいな感じだった。俺自身もとにかくいい歌にしようと頑張ったよ。最高のヴォーカリストの1人と一緒に歌えるのは本当に光栄なことだった。光栄なことだったのと同時に、とにかく楽しい時間でもあったよ。

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幸せも喜びも苦しみも数多くあり、常に変化し続けている

「King And Cross」
▲ "Nothing Quite Like Home"

??リード・トラックである「ナッシング・エルス・クワイト・ライク・ホーム」では、盟友のひとりであるベン・ハーパーが参加していますね。

Gラヴ:あれも面白かったよ。俺は昔のヒップ・ホップが好きで、昔のヒップ・ホップをかけるラジオ局を聴くこともあるんだ。「いいグルーヴだな、俺のアルバムでも使おう」なんて思いながらね。「この昔のグルーヴの俺なりのヴァージョンを作って、スライド・ギターで再現してみよう」なんて思うわけだ。元ネタは誰も知る由がない。俺も言うつもりがないしね(笑)。最初はインストゥルメンタルでやってみた。それをちょこちょこ手直ししたり、ドラムのブレイクを入れたりしてから、2回録音した。歌詞のない、いいリズム・トラックができた。「ジム、ホットなのができたぞ。これはどうしよう?歌詞を付けたいんだけど」と俺は言ったよ。どんな歌詞を付けたいか、アイデアができていたからね。イマジン・ドラゴンズというバンドを知っているかい?アメリカではビッグなバンドなんだけどさ。そこのリード・シンガーのダン・レイノルズと電話で話していたときに「コラボする気はある?」と訊いたら「ああ」と言ってくれた。「なんかホットなネタがあったら教えてくれ。一緒に曲にしよう」と言ったよ。俺からあいつにインストゥルメンタルのトラックを送ったら、その日のうちに素晴らしいデモを送り返してくれたんだ。クールな歌詞を乗せてね。「これはクールだ、形にしよう」と思ったよ。残念ながら、いろんな事情があって、ヤツにはヴォーカルで参加はしてもらえなかった。でもデュエットにはしたかったから、ベン・ハーパーに「歌ってくれないか」と電話したんだ。最高の仕事をしてくれたよ。ベンは本当にワクワクしてくれていたね。あいつとは昔からの仲で、歳も一緒だし、世界中で鉢合わせているから、いつも一緒にやるのは楽しいよ。

??この曲のミュージック・ビデオは、エメット・マロイが監督を務め、3人がセッションする姿を捉えたシンプルな作品になっていますが、仕上がりの感想は?

Gラヴ:そう、エメット・マロイが監督をやってくれたんだ。ある日の午後、昔ながらのダイナーを借り切って、あのビデオに写っているような感じで何曲か撮ったんだ。エメットがシンプルな映像をうまく工夫してくれたからラッキーだったよ。同じレーベルに所属しているけど、グラミー賞も獲っているしね。アルバム用の写真も撮ってもらったんだ。

「Whiskey & Wimmen」
▲ "Whiskey & Wimmen" / John Lee Hooker

??「ナイト・ライフ」は、ジョン・リー・フッカーの「ウイスキー・アンド・ウィメン」からインスパイアされて作られたそうですが、あなたにとって、「ウイスキー・アンド・ウィメン」はどういう存在?

Gラヴ:(笑)

??あ、曲の話です。

Gラヴ:(笑)。あの曲は俺にとってリアルなんだ。ミュージック・ビジネスにいると、毎晩ステージにいると、みんながパーティしているときに仕事していることになるからね(笑)。この仕事をしていると、女、ウィスキー、ドラッグ、煙草、全部手の届くところにある。でもそういうのが自分の情熱を奪ってしまうかも知れないんだ。もとの曲の歌詞はシンプルで、繰り返し同じことを言っているだけなんだけどね。女だ酒だといい思いをしても、身包みはがされる危険があるってことだ(笑)。だからナイト・ライフは俺にとってはロクなことがないんだ。みんなナイト・ライフが大好きだけど、はまってしまうと人生を棒に振る羽目になる。実際そうなってしまったやつらがいっぱいいるからね。だからあの曲も、ミュージシャンの生活に根ざしているんだ。だから「If you keep in doing what you doing / You gonna ruin your life (そんなことを続けていると / 人生を棒に振るぜ)というフレーズを付け加えたんだ。結構シリアスな内容だから、ライヴでやるときはキッズに話しかけるような感じで歌っているよ。演奏していて楽しい曲だけど、実はヘヴィなんだ。

??今回のアルバムのなかで、最も野心的な部分を表現できた曲は?そしてそれはどのフレーズに表れていますか?

Gラヴ:「シュガー」じゃないかな。特にこの部分だね。「I don't care no more / What the people say / Lock me up throw away the key / Down on the corner trying to sell my cd (みんなが何と言おうと / もう気にしないさ / 俺を閉じ込めて 鍵を投げ捨てても / 俺はそこの街角で自分のCDを売るんだ)」。この部分に、俺がこのアルバムで言いたいことが凝縮されているんだ。俺はこの生業を長い間やっている。気に入らないと言われても気にしない。きっと好きになると思っているし、気に入られなくても気にしない。これが俺の生業なんだ。俺は自分の作ったものを信じて、街角でCDを売るんだ。俺を止めようとしてどこかに閉じ込めて鍵を投げ捨てたとしても、誰も俺を止めることはできない。それが、今回のアルバムで俺が言いたいことなんだ。

「Whiskey & Wimmen」
▲ "Windshield Wipers"

??アルバムからは、単なる甘さではなく、辛酸味わったうえで醸し出す“ほろ苦い”甘さが伝わってきましたが、リスナーにはどんな気分になってほしいですか?

Gラヴ:“ほろ苦い”は確かにひとつの特徴ではあるね…、ハッピーな音楽ではあるけど、ヘヴィな音楽でもあるから。人生を実感することから音楽とメッセージだからね。人生の喜び、苦しみ…。俺たちはもう子供じゃない。みんな大人の男になって、子供がいるやつもいれば、結婚や離婚を経験したやつもいる。家族を失ったやつもいる。みんな人生の浮き沈みを経験してきたんだ。世界中の誰もがそういう経験をしている。大人になるとどんどん人生が複雑になっていくからね。君も言うように、人生はほろ苦いものなんだ。幸せも喜びも苦しみもたくさんあるし、常に変化し続けている。自分の感情もどんどん複雑になっていくしね(笑)。このアルバムはほろ苦い。本当にその通りだと思うよ。

??10月には来日公演を控えていますが、日本のファンへのメッセージをお願いします。

Gラヴ:日本には随分行ってないなあ。でも、ようやくアルバムができて、秋には行けることになったよ!日本に行くのは多分そのときが35回目とか、そんな感じだと思う。日本は俺たちにとって素晴らしいマーケットなんだ。全く違うカルチャーの音楽ファンの前でプレイできるからね。俺にとってはあんなに遠くまで行けるってこと自体ものすごく光栄なことなんだ。そして、受け容れてもらえるのもね。日本のファンは本当によくついてきてくれるよ。ファースト・アルバムからずっと聴いてくれている人も多いしね。
 そうだ、これから日本でのアルバム発売&ツアー記念にスシを食べるよ(笑)。アリガトウゴザイマス!

G.ラヴ&スペシャル・ソース「SUGAR」

SUGAR

2014/04/23 RELEASE
SICP-4128 ¥ 2,640(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.カム・アップ・マン
  2. 02.ナイト・ライフ
  3. 03.グッド・ライフ
  4. 04.ナッシング・エルス・クワイト・ライク・ホーム
  5. 05.スモーキン・ブルース
  6. 06.シュガー
  7. 07.ウィークエンド・ダンス#2 feat.シャマール・アレン
  8. 08.サタデー・ナイト
  9. 09.ワン・ナイト・ロマンス feat.メリー・クレイトン
  10. 10.ウィンドシールド・ワイパーズ
  11. 11.チーティング・ハート
  12. 12.トゥー・マッチ・マンス
  13. 13.ラン・フォー・ミー
  14. 14.バッド・ガール・ベイビー・ブルース
  15. 15.ワッシング・ディッシズ (日本盤ボーナス・トラック)
  16. 16.ディープ・フライド (日本盤ボーナス・トラック)

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