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EXHIBITION vol.3~ビートルズvsストーンズ
ビートルズとローリング・ストーンズのデビュー50周年を記念した、アート&メモラビリア・グッズ展が、8月28日(水)~9月4日(水)の期間、渋谷東急・ブンカムラ・ギャラリーで開催される。他では手に入らない貴重な作品と併せて偉大な2バンドの名盤を紹介したい。
ビートルズとストーンズ
今年、2013年は、ビートルズがデビュー・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』を、ローリング・ストーンズがデビュー・シングル「カム・オン」をリリースした1963年から丸50年、半世紀という節目の年にあたります。
説明するまでもなく、ほぼ同時期にイギリスから登場したこの2バンドは、ライバル関係にあったからこそ互いに切磋琢磨し、60年代にポピュラー・ミュージックの歴史を変革しただけでなく、その後のロック・ミュージックの礎を築き、現在に至るまで音楽的、文化的影響を与え続けています。
ビートルズはデビューから1970年の解散まで実質8年ほどの活動期間ながら、信じられないほど数多くの名曲、名作を遺し、時代や世代を超えていまだに愛され続けているのは奇跡的なことのように思えます。
一方のローリング・ストーンズも、幾多の危機を乗り越えながら一度も解散すること無く、70年代以降もロック史に残る傑作を発表し続け、いまだに現役のライヴ・バンドであり続けているのは、奇跡的なことと言えるでしょう。
そんな両バンドの50周年を記念し、本展では、彼らに因んだアート作品や写真、メモラビリア・グッズ、ヴィンテージのオリジナル・レコードなどが展示・販売されます。
中には1967年に発表した『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(ザ・ビートルズ)と『サタニック・マジェスティーズ』(ザ・ローリング・ストーンズ)という当時から現在までファンたちの間で話題の尽きない2作品の貴重な一品として、Michael Cooper撮影のアウトテイクやオリジナル・プリントも。
ビートルズ関係ではが来日時、ヒルトン・ホテルの部屋で4人で描いた絵画や直筆サインといった歴史的なメモラビリアや、コンディションの良いゴールド・パーロフォン(『ブリーズ・プリーズ・ミー』のオリジナル盤)、『ホワイト・アルバム』のUK盤オリジナルで二桁のエディション・ナンバー入り、『サージェント・ペパーズ』のアートワークを手掛けた、サー・ピーター・ブレイクが、ビートルズのデビュー50周年を記念して製作した限定シルクスクリーン版画など、見る価値のあるレア・アイテムが揃っています。
ローリング・ストーンズ関係では、『サタニック・マジェスティーズ』(1967年)のジャケット写真撮影時のオリジナル・プリントや、初回限定の3DジャケットのUK盤、『リックス・ツアー』時に、現代美術アーティストのジェフ・クーンズがデザインしたツアー・ポスターにメンバー全員のサインが入った限定リトグラフ、画家としても活躍するロン・ウッドの版画など、他では手に入らない貴重な作品が計100点ほど展示・販売されます。
・Shepard Faireyがデザインした、ローリング・ストーンズ50周年記念の新ロゴ・プリント
・Peter Blakeがビートルズのデビュー50周年を記念して制作。27版使ったシルクスクリーン作品
サイン入り「The Beatles 1962」
・写真家のRichard Avedonが撮影し、1967年にポスターとして発売された4枚組。
・Banksyに見出されたストリート・アーティスト、Mr.Brainwash の代表作「 Kiss The Beatles」
・Shepard Faireyのシルクスクリーン作品「JohnYoko」
・Shepard Faireyのシルクスクリーン作品「George Harrison」
展覧会情報
【50 Years of Rock ビートルズVSローリング・ストーンズ】
日程:8月28日(水)~9月4日(水)※会期中無休
会場:Bunkamura Gallery
営業時間:10時~19時30分
入場料:無料
◎トークイベント
日時:8月31日(土)15時~
会場:Bunkamura Gallery
MC:保科好宏(ロック評論家)
ゲスト:本多康宏(ビートルズ研究所主宰)、池田祐司(日本ローリング・ストーンズファンクラブ会長)
出展予定アーティスト
ビートルズ関連
ピーター・ブレイク、シェパード・フェイリー、Mr.ブレインウォッシュ、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ、リチャード・アヴェドン、アストリッド・キルヒヘル、ジェフ・クーンズ、ロン・ウッド、アンディ・ウォーホル他
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