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<インタビュー>EVNNE 新章のキーは“セルフプロデュース” 日本のENNVEにもメッセージ

Interview& Text: 尹秀姫
2026年、EVNNEの新章がスタートした。新曲「Backtalk」は彼ら自身の物語を歌詞にしたものだ。「テーマは“セルフディス”。弱点までも認め、率直な思いを打ち明けることで、自分たちのよさをよりよく理解できるようになった」とLEE JEONGHYEONは話す。
メンバー全員で「Backtalk」の歌詞を書き下ろすという新たな試みが注目を集め、5月に開催された【KCON JAPAN】のステージも大いに盛り上がった。そんな新生EVNNEがこれまでの足跡とこれからの覚悟をにじませた新曲「Backtalk」に込めた想いとは。クリエイティブについて、そして今後の活動についても語ってもらった。
左から:LEE JEONGHYEON、PARK JIHOO、KEITA、PARK HANBIN、MUN JUNGHYUN
──先日の【KCON JAPAN】、お疲れさまでした。ステージ前にはたくさんのお客さんがいましたね。
PARK JIHOO:ひさしぶりに【KCON JAPAN】のステージに立つことができて、とても楽しかったです! ステージもブースもたくさんあって、ファンのみなさんといい思い出を作れて、とても満足しています。
LEE JEONGHYEON:X STAGEではATEEZ先輩の「The Real」のカバーを披露しまして、僕はそのパフォーマンスが印象に残っています。実はこの曲は、僕が『BOYS PLANET』に出演した時にもパフォーマンスしたことがあるんです。それをEVNNEのメンバーとして披露することができたので少し誇らしくもあり、成長した姿を見せられたのではないかと、うれしく思っています。
PARK HANBIN:X STAGEは僕たちの足音が大きく聴こえるくらいオーディエンスとの距離が近くて、ファンのみなさんも喜んでいたのが見えました。
KEITA:今回ダンサーさんたちとも初めてご一緒したんですけど、その分、僕たちも今回の【KCON JAPAN】のステージに特別な思い出が残ったかなと思います。僕は家族と一緒にステージに立てるということで、楽しみながらやれました。(編注:ステージで実の妹であるH//PE PrincessのRINO、同イベントでEVNNEのバックダンサーを務めたレナと一緒に兄妹共演を果たした)
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──【KCON JAPAN】でも披露された「Backtalk」について紹介をお願いします。この曲は皆さん自身を鼓舞する曲でもありますが、どんなメッセージが込められていますか?
LEE JEONGHYEON:「Backtalk」は僕たちが初めてDigicore(デジコア)というジャンルに挑戦した曲です。メンバー全員が作詞に参加したこともあって、僕たちにとってはとても意味のある曲になったと思います。歌詞の内容は、僕たち自身のこれまでの物語です。歌詞のテーマは“セルフディス”です。そういったテーマを通じて弱点までも認め、率直な思いを打ち明けることで、自分たちのよさをよりよく理解し、表現できるようになったきっかけを与えてくれた曲です。
PARK HANBIN:メンバーの人数が5人になったことで、パフォーマンスをどう構成すべきか悩んでいました。そこでできるだけステージを大きく使って、たとえパートがセンターでなくてもいろんな構図を試してみることを目標に掲げて振付を作っていただいたので、今回は新たなチャレンジが多い曲になりましたね。
MUN JUNGHYUN:【KCON JAPAN】ではオリジナルバージョンの振付をお見せしつつ、途中でダンスブレイクを加えたパフォーマンスを披露したんですよ。ダンサーのみなさんと一緒だったこともあって、普段よりもより多彩で新しい姿を見せることができたと思いますし、ファンのみなさんもとても喜んでくれました。ダンサーさんが加わったことでより壮大なステージになったと思いますし、魅力をいっぱい詰め込んだパフォーマンスを見せることができてよかったです。
──『SBS人気歌謡』のHOT STAGEで1位も獲得されていますよね。人気のほどは実感されていますか?
PARK JIHOO:人気というよりは、興味を持ってくれたような気がします。HOT STAGEで1位をいただいたこともそうですし、【KCON JAPAN】で披露をした時も、僕たちのファンだけでなく、ほかのアーティストを好きな方々も歓声を送ってくれて、「ああ、今回の曲を少しずつ聴いてくださっているんだな」と少し実感が湧きました。
KEITA:今までの曲ももちろん好きだけど、今回の曲は全員で作詞したこと、僕たちの物語を歌詞にしたこともあって、本当に大好きな一曲です。ファンのみなさんからも「誇りに思う」と言っていただけて、ありがたく感じると同時に、もっとたくさんのステージに立ちたいという気持ちも強くなりました。韓国語での作詞は僕にとっては難しくもありますが、今ではそれがほとんど趣味のようになっていて、とても楽しいです。
──もうひとつの楽曲「STAY」では、リスナーにどんなことを受け取ってほしいと思っていますか?
PARK JIHOO:「STAY」は、何かが起きるのを待つのではなく、僕たちならではの方法で楽しく遊んでみようという内容の歌詞です。歌詞も直感的で理解しやすい言葉で書いたので、楽しく聴いていただけたらうれしいです。
LEE JEONGHYEON:希望に満ちたエネルギッシュな曲なので、通勤する時やパワーが必要な時に聴くと元気がでると思います。
──この2曲はどちらもメンバー全員が作詞に参加されています。それぞれの曲で作詞において難しかったところ、気に入っているフレーズがあれば教えてください。
PARK JIHOO:「STAY」の〈とても愉快なマウンテン〉は僕が書きまして、この歌詞は特に気に入っています。真面目すぎるよりも、ある一線を越えてむしろ愉快になってしまうような気分を歌詞にしてみました。
MUN JUNGHYUN:「Backtalk」は僕が作詞に初めて挑戦した曲で、最初は少し難しかったのですが、自分たちの物語を書けばいいんだと気づいたら、アイデアが次々と浮かんできました。自分が書いた歌詞の中で気に入っているのは〈깨어나든 해파리든 We go our own way〉と〈파란 머리 걘 이제 Fabulous〉。파란 머리(青髪)は『BOYS PLANET』当時のPARK HANBIN兄さんのニックネームだったんですよ。曲のはじまりが〈You know all the past times PLANET’s light〉なので、ここと合わせて意味のある歌詞になっていると思います。
──歌詞を考える時、どんなところからインスピレーションを受けますか?
KEITA:僕は寝る前に思いつくことが多いです。がんばって作ろうと思うと全然思い浮かばなくて、「ダメだ、もう寝よう」と思うと急に思いついて、寝るのを諦めることがあります(笑)。
──今回はミュージック・ビデオのほかにもスペシャルクリップなど、さまざまな映像が公開されました。撮影時の思い出やエピソードはありますか?
MUN JUNGHYUN:「STAY」のスペシャルクリップの撮影ではローラースケートに乗りました。僕はローラースケートが好きなので、個人的には撮影というよりもメンバーたちと一緒に遊んだ感覚でしたね。
LEE JEONGHYEON:東廟(トンミョ)で撮影したんですけど、周りに人がいたのでPARK JIHOOとPARK HANBINが恥ずかしがって、「早く撮ろう、早く!」と撮影を急かしていました(笑)。
PARK JIHOO:お昼だったので、人がすごく多かったんですよ。
PARK HANBIN:PARK JIHOOとローラースケート対決をして、僕が勝ちました。PARK JIHOOよりもスケートは上手です!
PARK JIHOO:ローラースケートの経験がなくて……。思っていたより難しかったですね。MUN JUNGHYUN兄さんとPARK HANBIN兄さんが一番上手でした。

KEITA

PARK HANBIN
PARK HANBIN:メンバー全員で東廟に行ったのが今回が初めてで、物価の安さに驚きました。きな粉が500ウォンくらいで、1万ウォンもあれば幸せを感じられる街でしたね。
KEITA:「Backtalk」のミュージック・ビデオはPARK HANBINの故郷で撮影して、ご両親がパンを手土産に訪ねてきてくださったんですよ。岩場で撮影したシーンはちょっと特撮ヒーローの登場シーンみたいで、メンバーにもそんな話をしました。
PARK HANBIN:初めて僕の家族が撮影現場に来てくれました。兄も来てくれたんです。パンだけでなくコーラやサイダーなど飲み物もたくさん持ってきてくれて、元気が出ました。ちなみに僕の母はPARK JIHOOのファンで、父はKEITAがお気に入りのようです。
KEITA:イエーイ!
PARK HANBIN:兄もKEITAが好きなんですよ。
KEITA:イエーイ!!

LEE JEONGHYEON
──「STAY」に〈이제부터 진짜 시작 〉(これからが本当のはじまり)という歌詞があるように、今年からEVNNEの新たなチャプターが始まりました。新生EVNNEの核にあるものとはなんでしょうか? 新しいEVNNEのどんなところに期待していいでしょうか?
LEE JEONGHYEON:一言で説明すると“セルフメイド”ですね。EVNNEは今年から5人のメンバーで再編成されたのですが、今回の曲をリリースするにあたって、アルバムの企画からクリエイティビティのすべてに、自分たちが参加しています。作詞だけでなく、作曲もできるメンバーもいるので、自分たちで作品を作り上げていくグループとして進むべき方向を定めました。
PARK JIHOO:作詞や作曲ももちろん重要ですが、それ以外にも振付やステージ演出、MVなど、全体的なクリエイティブに参加しながらファンのみなさんと一緒に作品を作り上げていくグループになれたらいいなと思います。
──これから挑戦してみたいクリエイティブな仕事はありますか?
PARK JIHOO:僕はステージを作ってみたいです!
PARK HANBIN:ステージを設計するってこと(笑)?
PARK JIHOO:違います(笑)。ステージの構成や演出、スクリーンに映す映像なども自分たちで考えてみたら楽しいんじゃないかなと思うんです。
PARK HANBIN:僕はワールドツアーをやってみたいです。それに韓国と日本でも地域ごとに特色がありますよね。いろんな都市をたくさん巡る都市ツアーもやってみたいです。日本だと札幌に行ってみたいです!
PARK JIHOO:いつになるかわからないけど、僕たちだけで作ったアルバムをリリースしてみたいという夢もあります。

MUN JUNGHYUN

PARK JIHOO
──音楽面ではどんなものに挑戦していきたいと考えていますか?
KEITA:いつか日本のアニメの主題歌を歌ってみたいです! 日本のロックバンドのような雰囲気の曲で、機会があったら本当にやりたいです。
PARK JIHOO:僕はヒップホップの音楽フェスティバルに出演してみたいです。呼んでいただければ、世界中どこへでも行きます! 音楽ジャンル的には、ハードテクノがやりたいです!
PARK HANBIN:ミーティングでもいつも言っているんですけど、一度ビートが強めのEDMの曲を作ってみたいです。
MUN JUNGHYUN:僕は個人的にメンバーと一緒でもいいし、ソロでもいいから、バラードをやってみたいです。みんな声がよくて、バラードに合うと思うので、きっといいものができると思います。
LEE JEONGHYEON:僕はレイジミュージックが好きで、そういうジャンルの音楽をやってみたいですし、シンセが入った曲をやってみたいです。

──4月に『Backtalk』をリリースしたばかりですが、すでに新しい音楽の制作を進めていますか?
PARK JIHOO:はい、いくつか進めている曲があります。
PARK HANBIN:僕たちは普段から曲作りをするのが好きなので、いつも楽しみながら作っています。
KEITA:EVNNEで歌うか、自分で歌うか、そんなふうに考えている曲はいろいろあります。
──最近ハマっているもの、感動したものはありますか?
PARK HANBIN:最近、絵を描くことにハマっています。寝る前に毎日絵を描いていて、すごく楽しいんですよ。いつかはアルバムのジャケットを描いてみたいですね。
KEITA:HANBINは絵を描くのが上手なんですよ。
MUN JUNGHYUN:僕は最近、写真を撮る趣味ができて、カメラを買いました。景色や感性豊かな写真をたくさん撮っています。これから海外に出る時はメンバーを撮影してあげようと思います。スマホのほうがうまく撮れる気がしないでもないけど、(カメラだと)感性のある写真が撮れるんですよ。
KEITA:僕は最近天気がよくなったので外にスケートボードをしに行っています。
PARK HANBIN:それでよく転んで帰ってくるよね(笑)。
KEITA:スケートボードをして転んで、ジーンズに傷がつくことも多いけど、ヴィンテージのように美しくなっていくから、その文化ごと楽しんでいます(笑)。
PARK JIHOO:僕は最近、エレキギターを習っていて、いつか腕前を披露したいです。でもギターって本当に難しくて、実際に演奏するにはたくさん練習しないといけないので、ひとまず2年後を目標にがんばります!
LEE JEONGHYEON:僕は最近、演技に興味を持つようになりました。いつか機会があれば、どんな役でも挑戦してみたいです。やってみたいのは、悪役! ナイフみたいに尖った役で、アクションシーンもあったらおもしろそうですよね。運動も一生懸命やっていますし、普段からダンスをしているので体を使うことには慣れているので、フィジカル面には自信があります。でも、まずはオファーをいただけるのであればどんな役でも喜んで演じたいです!
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──この時期になると思い出すもの、または食べたくなるものってありますか?
PARK HANBIN:僕はこの時期になるとサムゲタンが食べたくなります。
PARK JIHOO:僕はこのくらいの季節になると昔、自転車で八堂ダムまで行って食べたチョゲグクスが食べたくなりますね。近くまでいらした時にはぜひ食べてみてください!
LEE JEONGHYEON:僕はやっぱり冷麺。暑い時や喉が渇いた時に、特に冷麺が食べたくなるんです。冷麺の中でも僕は水冷麺をおすすめします。
KEITA:僕も冷麺が食べたいです。昔、母と夏に鶴橋に行って、冷麺を食べて涼しくなったことがとても印象に残っていて。暑い時に食べた冷麺がすごくおいしかったです。
MUN JUNGHYUN:僕はちょっと前に炭火タッカルビを食べました! 炭火でタッカルビを焼いたあと、チーズをつけて食べると本当においしいんです。
──日本でやってみたい活動は?
PARK JIHOO:日本には音楽フェスティバルがたくさんあるので、ロックフェスに出演して楽しくステージに立ちたいです!
MUN JUNGHYUN:日本はバラエティ番組がとても面白いので、体を使ったバラエティ番組やドッキリみたいなことをしてみたいです。きっとHANBIN兄さんが一番いいリアクションをしてくれると思います!
PARK HANBIN:韓国でも年末になるとたくさんの歌手たちが出演する音楽番組が放送されるんですけど、日本には『紅白歌合戦』があるんですよね。僕たちもいつか出演してみたいです!
LEE JEONGHYEON:僕たちには「景色 (KESHIKI)」という日本語曲があるんですけど、この曲には振付がないんです。振付のある日本語曲ができたら、日本のENNVEのみなさんも喜んでくれるんじゃないかな、ということは常々考えています。
KEITA:僕がいい曲を一生懸命書きます!
──日本にいるファンがまた皆さんに会える機会は、また近々ありそうでしょうか?
PARK HANBIN:たくさんあるでしょう!
PARK JIHOO:僕たちはいつでも日本に行く準備はできています。すぐにでも飛び立てるように、常に準備しているので、たくさん期待してくださいね。
──最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
PARK JIHOO:【KCON JAPAN】ではいろんな企画ができてとても楽しかったです。今度は僕たちのステージをたくさん見せたいと思っているので、ぜひ期待していただければと思います。
LEE JEONGHYEON:日本のENNVEとひさしぶりに会って、みなさんがすごく喜んでくれたので僕たちもとてもうれしかったです。これから日本でもたくさん活動ができるように、もっとがんばります。日本語の勉強も一生懸命がんばります!
PARK HANBIN:ダンスワークショップでは日本のENNVEのみなさんと一緒に踊る時間もありましたよね。これから日本のENNVEのみなさんと楽しく過ごせる活動をたくさん準備するので、遊びに来てください。大好き♡
KEITA:僕は大きなステージでパフォーマンスするのが大好きなので、これからも日本でたくさんパフォーマンスしたいです。
MUN JUNGHYUN:【KCON JAPAN】に限らず、日本に行くたびに僕たちに会いに来てくれる日本のENNVEのみなさん、本当にありがとうございます! これからも5人でかっこいいパフォーマンスと楽しい活動を届けていくので、僕たちに注目していただき、これからも僕たちを応援してくださるとうれしいです。
リリース情報

1st Single『Backtalk』
2026/4/20 RELEASE
関連リンク
EVNNE 日本公式サイトEVNNE 日本公式X
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