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<インタビュー>H//PE Princessがグローバルデビュー、“プリンセス”の概念を壊していく7人のパワーに迫る

インタビューバナー

Interview& Text: 永堀アツオ
Photos: 辰巳隆二

 Mnetの日韓合同オーディション番組『Unpretty Rapstar:HIP POP Princess』から誕生したH//PE Princess(ハイププリンセス)がついにデビューを果たした。グローバルな活動に先駆けデビュー作となる1stミニアルバム『17.7』のフォーカストラック「One day」は、ONE OK ROCKのTakaが楽曲提供という注目の一曲。デビュー前から積み重ねてきた圧倒的な実力に加え、オーディションを通して自分自身を再発見した7人の個性が原動力となり、これからの音楽シーンをさらに盛り上げていくことだろう。【KCON JAPAN 2026】での初ステージが注目を集めているH//PE Princessのインタビューをお届けする。

左から:スジン、ドイ、ニコ、ユジュ、YSY、ココ、リノ

──グローバルデビューを間近に控えた心境から聞かせてください。

ココ:デビューが近くなってきて、すごく緊張もしてるんですが、この 7人で新しいスタートを切れることがすごく楽しみで、ドキドキしています。

リノ:もうすぐデビューだという楽しみと、同じくらい緊張感もあります。「これからどうなるんだろう?」っていう気持ちもありますが、やっぱり楽しみだと思う気持ちが強いので頑張ります。

ニコ:デビューに向けて今、一生懸命準備をしていて、この準備しているパフォーマンスや曲を早く届けたいと思っています。ぜひ期待してください。

ドイ:これからスタートなのですが、とても楽しみですし、これからもっと頑張りますという気持ちでいっぱいです。

スジン:夢見てきたデビューをついに果たせることに期待もあり、幸せも感じています。これからも成長していくので見守っていただきたいです。

YSY(ユン ソヨン):まず、日韓合同オーディション番組『Unpretty Rapster : HIP POP Princess』を通して応援してくださったファンの方々に感謝をお伝えしたいです。これからはじめの一歩を踏み出すのですが、音楽に対する情熱は誰よりも強いグループですので、これからもよろしくお願いします。

ユジュ:ずっと夢に見てきた、目標にしてきたデビューをすることになって、心からうれしい気持ちでいっぱいです。私たちも自分たちの活動に期待しています。まだちょっと緊張もしていますが、頑張りたいし、最高のアーティストになりたいと思います。

──ユジュさんは以前に出演されていたサバイバル番組で日本の視聴者からも高い人気を獲得されていました。ユジュさんのデビューを待ち望んでいた方々もたくさんいらっしゃっると思います。

ユジュ:私はこれまでに何回もオーディション番組にチャレンジしてきました。応援してくださるファンの方々がいたからこそ、いつも頑張れたと思っています。やっと夢を叶えることができた今、この感謝の気持ちをどうしたら伝えられるのかと、悩むこともあります。言葉にできないくらい、めっちゃくちゃ大きな感謝の気持ちがあるので、これからのステージやパフォーマンスでお返しができたらいいなと思っています。

──ありがとうございます。先ほどYSYさんからもありましたが、昨年10月から放送されていたオーディション番組『Unpretty Rapster : HIP POP Princess』は、皆さんにとってどんな経験になりましたか?

ココ:いろいろなミッションがあって、新しいことの連続だったので、すごく不安が大きかったです。ファイナルまで行った時は、自分がここまで来られるとは思っていなかったので、自分自身にも自信がついたし、デビューを掴み取った瞬間はすごく幸せで、ずっと記憶に残っています。

リノ:私はこのオーディション番組で韓国に渡りましたが、ここまで長い間、韓国で過ごすのは初めてでした。行く前から不安な気持ちがたくさんあって、着いてからも言語の壁や、初めての作詞など、いろいろなことがあって。結構辛い時期もあったんですけど、今思えば、それもいい経験でしたし、自分のためになったと思っています。

──何が辛かったですか?

リノ:やっぱり韓国語が難しかったですね。あと、家族にも会いたくなりました。作詞も初めてだったので、どうすればいいのか戸惑ってしまって。いろんなことが積み重なって、すごく辛いと感じていた時期もありました。

──でも、リノさんの場合は、ダンスが言語になってると思って見てましたよ。ニコさんはどうでしたか?

ニコ:長い練習生生活を過ごしてきましたが、韓国の宿舎で韓国人の参加者と一緒にパフォーマンスを作ることが初めてだったんです。うまく調和してやれるのか不安な部分があったんですけど、いい化学反応を起こすことができたし、毎回のミッションでいいパフォーマンスを見せることができたかなって思っています。パフォーマンスをするたびに私自身が楽しめているのを実感していたので、それがすごく記憶に残っています。

YSY:私も長い間、練習生をやってきて、同じ時間に同じ場所でいつも同じことをやってきたので、本当に人生の過渡期でターニングポイントになったと思います。日本の友達と交流ができることも想像していなかったので、いい機会だと感じていましたし、参加した 39人の仲間たちがみんな優れていて、リスペクトできる仲間たちばかりでした。その中でもさらにリスペクトできる6人と一緒に仕事ができて、すごくうれしく思っています。

──ドイさんが笑顔で見つめてますね。

ドイ:いま聞いていて、とても幸せな気持ちになりました。

YSY:あははは(笑)。ありがとう。

ドイ:私はラップもダンスも足りない部分があったので、どうすればいいのか迷いもあったんですが、そのチャレンジが自分のためになったし、日本の文化も知ることができてよかったです。

──日本の文化っていうのは何ですか?

ドイ:(日本語で)あ、例えば……日本でご飯を食べる時のお箸の使い方だったり。

──それは一緒じゃないの?

ニコ:いや、それが違うんです。

ドイ:違いました。ファッション文化も違うので、(日本語で)めっちゃいいなと思いました。

──ありがとうございます。スジンさんは?

スジン:私はオーディション番組に挑戦するのが初めてだったので、緊張感もあり、自分自身への疑いもあったんですけど、こうしてデビューができることになって、驚いている部分もあります。今は自分の成長も感じていますし、参加者と真剣にぶつかり合いながら結果を出したことことは、自分を褒めてあげたい気持ちです。

──初めてだったんですね!? オーディション番組経験者からはどう見えてましたか?

ユジュ:何回も経験した私よりも自信があるように見えていました。スジンだけが持っている色が強くて、「この子は本当にポテンシャルがいっぱいあるな」と思いました。私は、もう一回オーディション番組に挑戦することが、最初はちょっと怖かったんです。「本当にできるのかな?」っていう考えのせいで躊躇してしまって。でも、デビューしたいっていう思いと、待ってくれているファンの皆さんのことを思い出したら、「もう一回ぶつかってみよう」という気持ちになれた。挑戦したからここまで来られたし、H//PE Princessにもなれたので、本当に挑戦してよかったです。

──ありがとうございます。先ほどYSYさんからもリスペクトできる 6人とありましたが、このメンバーでH//PE Princessとしてデビューすることが決まった時はどう感じました?

ドイ:(日本語で)めっちゃ最高だと思いました。(韓国語で)実力的にトップクラスだと思える6人とデビューできることになったので、「これはすごい!」と思いました。

ニコ:一人一人の個性が本当に強いメンバーばかりだったので、グループになったらどうなるのか、期待がありました。当時は一緒にパフォーマンスをしたことがないメンバーもいたので、ワクワクがすごく高まったと思います。

ココ:私もニコちゃんと同じで、一緒にやったことのないメンバーとデビューすることがすごく新鮮でした。それぞれの強みも違うので、「これはおもしろいグループになりそう」という期待の気持ちでいっぱいでした。

リノ:あんまり喋ったことがないメンバーが多くて、実は最初、ちょっと怖かったんですよ。

──喧嘩寸前のようなラップバトルもありましたからね。誰が怖かったですか?

リノ:全員、怖くて(笑)。

ほかメンバー:あはははは(笑)。

リノ:だから、このグループに馴染めるかわからなかったんですけど、仲良くなってみたら、みんな、すごく優しくて。知らない面もたくさん知れて、今はすごく幸せです。

──スジンさんはどうですか?

スジン:6人全員がカッコいいですし、デビューできるなら一緒にやりたいと思っていたメンバーだったので、メンバーたちと一生懸命、頑張りたいと思っています。

ユジュ:私もこの6人と一緒にチームになって誇らしいって思う時が本当にいっぱいあります。早くみんなにメンバーを見せたいし、「私たちのステージを見てください」っていう気持ちが大きいです。このポテンシャルと実力と魅力を全部全部全部見せられるようになりたいです。

YSY:自分は人を観察して分析する癖があるんですけど、実は最初からこの6人全員を観察しながら見ていたんですね。

ココ:そうなんだね。知らなかった。

YSY:ふふふ。親しくなってみると、学ぶところがたくさんあるなと感じているんです。だからこの7人の間でお互いに切磋琢磨しながら成長していける、いいグループになると思います。

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(C)CJ ENM

──まだH//PE Princessを知らない方にはどんなグループだと説明しますか? 自分たちのグループの強みはどんなところにあると考えていますか?

ココ:H//PE Princess が今までのグループと違うところは、作詞や振り付けにも自分たちが携わっていくところです。10代や20代、同世代の方たちが共感してくれるようなメッセージを直接込められるのが、私たちの強みだと思います。

リノ:ヒップホップグループと聞くと、強さや音楽性だけを強調するグループを想像する方も多いと思うんですが、そんなことはないんです。もちろんステージではカッコいい姿やキメた姿をたくさんお見せするんですけど、裏ではみんなホワホワしていて、優しい性格のメンバーが多いので、知れば知るほど好きになってくださると思います。

ココ:H//PE Princessっていうグループの名前だけを聞いたら、「え、プリンセス? お姫様?」と思うかもしれません。でも、私たちは“プリンセス”っていう概念を壊していくくらいのパワーを持っているグループだと思っています。本当に一人一人の個性があって、それが合わさった時にものすごい破壊力やパワーが生まれます。初めて私たちを見る方々も十分にインパクトを残せるグループだと思います。

ドイ:それぞれ違う人生を歩んできた7人が集まって何かを作るとカッコいいものができると思いますし、唯一無二のグループになると思っています。

スジン:7人それぞれの魅力が大きいですし、ステージ上とオフのギャップの大きさにも注目してほしいです。

──どんなギャップがありますか?

スジン:ステージの上ではパフォーマンスを楽しんだり、カリスマ溢れる姿をお見しせたり、カメラを鋭く見つめたりするんですけど、ステージを降りると、まるで赤ちゃんのような素顔に戻って、ふざけたり、笑ったりしています。

──ベイビーなの? 殴りかかりそうなラップをしたりもするのに。

スジン:はい! みんな、ベイビーです(笑)。


(C)CJ ENM


(C)CJ ENM

──(笑)。YSYさんはどうですか?

YSY:それぞれの色が濃すぎるので、どうやって合わせていくか考えました。例えば、絵画もそうですけど、いろんな色を使いながら素晴らしい作品を作り上げるじゃないですか。私たちも同じように、それぞれが持ってる情熱や切実さを融合させて、新しく素晴らしい作品が作れるグループだと思います。時間はかかるかもしれないですが、同じ目標に向かって歩んでいきたいと思います。

──その目標というのは何ですか?

YSY:グローバルアーティストとして、誰もが知っているようなグループになっていきたいです。世界的なアイコンになりたいです。

ユジュ:そうですね。私は全員が作詞やプロデュース能力、トラックメイキングやコレオグラフができることが武器だと思っています。だからこそ、皆さんに伝えたいことを音楽にして、しっかりと聴かせられると思うんです。音楽だけではなく、ファッションやメイクなど、いろいろな部分で自分たちをお見せして、ファンの皆さんが共感できたり、慰めたりもできるグループになりたいです。

──デビュー作となる1stミニアルバム『17.7』には、オーディションのミッション曲を含む全5曲が収録されています。それぞれのお気に入り曲を教えてください。

ココ:私は「One day」をおすすめしたいです。実は、ONE OK ROCKのTakaさんが作詞、作曲、プロデュースで参加してくださった大切な曲なんです。さらに今回のアルバムで自分たちが作詞に携わった曲でもあって、ファンの皆さんやアルバムを聴いてくれる皆さんとよりつながることができる曲になっていると思っています。


──それはスゴいことですね。ミクスチャーロックとEDMの高揚感を融合したような楽曲ですが、どんなメッセージが込められていますか?

ココ:私たちがこのオーディション番組を通して、過去の辛かったことを乗り越えて、新たなステップを踏み出すっていうメッセージが込められていて、デビューアルバムにふさわしい曲です。

リノ:私はこの歌詞にはたくさんの意味が込められていると思っています。さっきココちゃんが言ったみたいに、「One day」には「自分たちが頑張ってここまでやってきた」ことと「これからもっと進んでいく」っていう意味が込められていますし、アルバムに収録されている「Stolen」は自信満々な感じの曲で、〈え、マジで?〉などギャルっぽい歌詞だったり、面白いポイントがたくさんあって聞いていて楽しいので、ぜひ歌詞にも注目してほしいです。

ニコ:そうですね。『17.7』というアルバム名にあるように、今の年齢だからこそできる1枚になりました。ありのままの等身大の姿を、曲やパフォーマンスに込めたアルバムになっているので、全てを楽しんで聴いてもらえたらうれしいです。

──ニコさんが5曲の中で一番好きなのはどれですか?

ニコ:私も個人的に「One day」がすごく好きです。私たちの希望や情熱に満ちた姿が込められてるというか。歌いながらも、パフォーマンスしながらも、お互いに通じ合えてる感じがして、すごく好きな曲です。

ドイ:(日本語で)私も「One day」が一番共感できるし、一番好きです。私たちがオーディション番組でお見せしてきた姿とは違う姿ですが……オーディション番組に出演する前から個人的に好きなジャンルの曲で、とてもお気に入りです。

スジン:私も「One Day」のような曲がもともと好きで、いつも寝ながら聞いていました。歌詞の内容もとても素敵です。アルバムのジャケット撮影の時にすごく幸せを感じて、その幸せを思い出しながら作詞に参加しました。だから、ライブでこの曲を歌ったら泣いてしまうかもしれません。

──YSYさんはどうですか?

YSY:私はこのアルバムには、10代から20代の世代が共感できる5つの感情が入っていると思います。もし反抗したい気持ちなら「Stolen」。クールな青春を送りたいなら「Hoppin’」。辛い時に希望を持ちたいなら「One day」。「DAISY」は情熱的で、「gOOd!」は「もういい、もうできた」っていう雰囲気の曲です。

ユジュ:私も燃え上がるエネルギーが本当にたくさん入っているアルバムだと思っています。17.7歳の私たちだからこそできる話をしているし、デビューだからできる話をしてる。その生き生きしている雰囲気を一緒に楽しんでいただきたいです。

──最後に日本のリスナーにメッセージをお願いします。

ニコ:これからデビューをしたら、日本の皆さんにも会える機会がたくさんあると思うので、早く皆さんにお会いしてパフォーマンスをお見せしたいです。

ドイ:(日本語で)私たちが最高になります! 期待ジュセヨ……期待してください!!

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