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<インタビュー>TAGRIGHT×Aile The Shota、夢の続きに進む2組が「花言葉」に重ねた思い

Interview:高橋梓
Photo:堀内彩香
オーディション番組『timelesz project‐AUDITION‐』の候補生として、注目を集めた西山智樹と前田大輔。2人は新たなボーイズグループを結成すべく、メンバーを見つけるためのプロジェクト『TAG SEARCH』を2025年夏にスタートさせた。同プロジェクトを通じて集まった7人は、TAGRIGHTとして始動。2026年1月7日にプレデビュー曲「FOREVER BLUE」をリリースし、順調なスタートを切った。そんなTAGRIGHTが、3月18日に新曲「花言葉」をリリースする。同曲はAile The ShotaとUTAがプロデュースし、メンバーの西山、前田が作詞に参加した楽曲。『TAG SEARCH』の課題曲としても使われた同曲をさらにブラッシュアップし、世に放つ。そこで今回、まず西山、前田、 岸波志音に現在のTAGRIGHTについて話を聞き、Aile The Shotaも加わった4人に「花言葉」について語ってもらった。
7人がTAGRIGHTになるまで
――まずは、グループのことについてから教えてください。TAGRIGHTは『TAG SEARCH』を経て出会った7人で結成されました。合宿を経てメンバーとなった方々を見て、改めて感じたこともあったのではないでしょうか。
前田大輔(以下、前田):元々5人で結成しようと考えていて、結果7人になったのですが、「7人にして正解だな」と思いました。「1人でも欠けたらTAGRIGHTじゃない」と思えるくらい、誇れるメンバーが集まりました。合宿を経て、信頼感も増して、絆も深まって、一致団結できたと思います。
西山智樹(以下、西山):僕は、結成当初「近しい人が集まったな」と感じていました。たとえばパフォーマンスにしても、“丸い”メンバーが多いんですよね。それにいろんなものを経験してきた上で挑戦もできるメンバーたちなので、「全員似ているな」と思っていたんです。ただ、今は見方が違っていて、「こんなにもバラバラな個性を持ったメンバーが集まったんだな」と気づかされる日々を送っています。
――最初似ているなと思ったのは、西山さんと前田さんが候補者に声を掛ける時点で似ている人を選んでいたのですか?
西山:多分、僕と大輔の間に言語化できない「ボーイズグループを作るならこういう人たちと一緒がいい」というものがあったと思うんです。それを満たす方を無意識のうちに選んでいて、結果似た人が集まったのかなと思います。
――逆に岸波さんは、結成時どんなことを思っていたのでしょうか。
岸波志音(以下、岸波):最初は、候補生の5人がそのまま選ばれるんだと思っていたんです。なので「この中から3人」と聞いて、正直びっくりしました。でも、合宿を経て智樹くんと大輔くんから「7人でやるよ」と聞かされて。「たしかにこの7人だったら、もっと面白い音楽、幅広い音楽ができるな」と感じましたし、活動し始めた今、7人で大正解だったなと思っています。
――そして、1月7日にプレデビュー曲「FOREVER BLUE」をリリースされました。作詞作曲に西山さんが参加されていますが、どのようなイメージで作ったのか改めて教えてください。
西山:プレデビュー曲だからこそ僕たちのこれまでの思いをメッセージにして、区切りを付けたいという構想から作り始めました。僕たちは「挫折」という言葉が一つのキーワードになっていますが、すべてがマイナスではなくて、苦い経験もしたけれど全部正解にしていきたいという思いがあるんです。なので「挫折」がキーワードにはなっているけど、マイナーなメロディーにはしたくなくて。あえてメジャーなメロディーにして、みんなが親しめるような明るいイメージの楽曲として作りました。なので、出だしはギターリフの寂しい感じから始まりますが、サビから終わりにかけては明るいんですよ。「これまで」と「これからの」つなぎになる楽曲になったと思います。
前田:僕も制作段階から入らせていただいていたのですが、懐かしい青春感はすごく感じました。その感覚は制作中も意識していた点です。
西山:もともと、シンプルなビートをMatt(Cab)さんが用意してくださって、そこにメロディーを乗せていくことになって。去年の7月中旬に初めてMattさんにお会いしてスタジオに入ったのですが、〈ひとり泣けもしない夜を過ごしていたっけな〉という入りとAメロを出したところ、「これがいいね」と言ってくださったんです。そこからバーッと作っていって、サビもその日にでき上がりました。すごくスピーディーでしたね。
前田:でもBメロは苦戦したよね。
西山:そう。〈Endless questions in my head〉からのところは、ラップにするなどいろんな構想があって。大輔も参加してくれました。
前田:僕はラップを作詞しましたが、採用されませんでした(笑)。
西山:でも俺、今でもあのラップを聴くよ(笑)。僕も5、6パターン作ったので、デモを時々流しながら「これはこうだったよね」と話しています。
前田:おもろいよね。智樹の家で録音したりもしたので、懐かしいです。
――岸波さんは、「FOREVER BLUE」を合宿で初めて聴いたのですよね?
岸波:そうですね。「うわ、すごくいい曲」と思ったのですが、その時はダンスも覚えなくちゃいけなくて。最初に聴いた時の記憶はほぼないのですが、改めて聴くとグッときます。学生時代を思い出すような曲だと思いますし、楽器が鳴っているサウンドも好きです。まさに智樹くんと大輔くんだから作れた曲なんだなと思います。
西山・前田:嬉しい!
すべてをエンターテインメントにできるグループに
――その「FOREVER BLUE」も披露した、【TAGRIGHT showcase -REVEAL as 1-】も1月に行われました。手応えはいかがでしたか。
西山:支えてくださる方々がいて、その前でパフォーマンスができた喜びが大きいですが、逆に課題も見つかりました。一歩目をしっかり踏み出せたなと思います。
――課題とは、どんなものだったのですか?
西山:僕たちはライブパフォーマンスで魅せるグループを目指しているんです。なので、もっとステージ経験やチーム練習を増やして頑張らないといけないと感じました。スタジオで練習している時とは感覚が違うと改めて実感しましたし、ステージに立つことがそもそも初めてだったメンバーもいたので、全員が大きな学びを得られたと思います。
前田:ただ、短い期間で準備をしたライブだったので僕は達成感もすごくあって。僕自身、グループでパフォーマンスをした初めてのステージでしたし、いい経験になりました。それと、一人ひとりソロ曲を披露したのですが、僕と(若松)世真はラップを作って披露していて。自分たちで作ったものをファンの方々の前で披露したのも初めてだったので、達成感がありましたね。
――そこで言うと、岸波さんもオリジナルを披露されていましたね。
岸波:応援してくださる方に、自分の言葉で思いを届けたくて作りました。ただ、それだけだと足りないと思って、ピアノを弾いてみたりもして。まだまだな部分もありますが、自分の1曲目であるあの曲を大事にしていきたいです。
前田:グループにとっても志音のピアノは武器になるよね。
岸波:TAGRIGHTに還元できたら嬉しいですね。
――前田さんは、練習も含めてパフォーマンス面でメンバーを引っ張っていたのかなとも感じました。
前田:僕一人というよりも、みんなでやっていましたね。(小林)大悟や(今井)魁里などグループ経験がある子もいるので、意見をたくさん言ってくれて頼りになりました。
――「あのメンバーのあの発言があったから、パフォーマンスが良くなったよね」という場面もあったのでは?
岸波:メンバーではないのですが、YUMEKIくんの「デビューしたら終わりじゃない」という言葉は大きかったと思います。練習中も「ここからが勝負だ」とYUMEKIくんの言葉を思い出して、励むことができていたと思います。あの言葉は僕たちのパワーに繋がりましたね。なので、YUMEKIくんのことを勝手に「師匠」と呼ばせてもらっています(笑)。
――そんなパフォーマンスが見られるTAGRIGHTのライブですが、これからどんなライブをするグループになりたいと考えていますか?
西山:「披露の場」だけじゃないものにしたいです。トーク、歌、ダンス、照明、映像……とすべてをエンターテインメントにしたいです。僕らのライブに行きたいから日々頑張ろうと思ってもらえたらすごく嬉しい。僕たちを愛してくれている方々にきちんとパフォーマンスでお返しをする、という輪を徐々に広げていきたいですね。
前田:結果アリーナ、ドームという大きな会場がついてくる、みたいな。過程を大事にしたいです。
Aile The Shotaから見たTAGRIGHT
――では、ここからAile The Shotaさんにもご参加いただきます。よろしくお願いします!
Aile The Shota:お邪魔します!
――まず最初に、Shotaさんは『TAG SEARCH』含め、TAGRIGHTをどう見ていらっしゃったのでしょうか。
Aile The Shota:そもそもの始まりは、僕が所属している事務所のオーディションに大ちゃん(前田)が参加してくれていたところからなんですね。もちろん当時から認識はしていて、その後タイプロに出ているのを知って、何かのタイミングでInstagramを見つけたら、僕をフォローしてくれていたんです。そこで、フォローを返したんだよね?
前田:はい。その時にShotaさんがDMを送ってくれました。
Aile The Shota:そうだ、そうだ。「フォローしていてくれてありがとう」みたいなDMを送って、連絡を取るようになって。僕のワンマンライブのプライベートアフターパーティーにも遊びに来てくれたんですよ。その後に「実は今、ボーイズグループをやろうと思ってメンバーを探していて。1曲書いてほしいんです」と言ってくれたので、「もちろん。楽曲で良ければ携わらせてもらいたい」と返信して。智ちゃん(西山)含めて3人で話をした時に、シンパシーを感じましたね。いわゆるボーイズグループ戦国時代と言われている今、どう唯一無二性を出していくかって大事になると思うんです。それで言うと2人はメンバー集めの時点から特異性があって、新しいこと、前例のないことをやっていたので、共感したというか。
――たしかに、Shotaさんと通ずる部分がありますね。岸波さんは合宿で初めて会ったのですよね?
Aile The Shota:そうですね。志音含め、他のメンバーも“タマゴ感”がすごくありました(笑)。原石でもあるし、まだ殻が開いてない感じもあって、「あ、タマゴが5ついる……」と。プロデューサーがいて、大ちゃんと智ちゃんの2人がいて、そこに集まってきた5人という構図も不思議で面白いな、と思いました。その流れで7人が僕に歌声を聴かせてくれるという、シュールさもありましたけどね。俺だったら、あそこで絶対歌いたくないもん(笑)。
岸波:あれは緊張しました……。僕はあの時がShotaさんとはじめましてでしたが、もちろん一方的に存じ上げてはいました。
Aile The Shota:僕も名前は聞いていましたよ。「花言葉」を一緒にプロデュースしたUTAくんと元々一緒にやっていたんだよね? その話は聞いていたから、「どの子だろう?」と思って。声がいい子を集めているというのは知っていたので、アカペラで歌が聴けて楽しかったですね。
前田:あれが一番オーディションっぽかったよね(笑)。
――そんなAile The Shotaさんに楽曲プロデュースしてもらうと決まった時は、どんな感想を持ったのでしょうか。
前田:まず、めちゃくちゃ嬉しかったです。Shotaくんの歌もずっと聴いていたので、知り合えた時点で嬉しかったのですが、楽曲制作を了承してくださって、一緒にスタジオに入って曲作りができたこと自体が信じられませんでした。
西山:楽しかったよね。
前田:めっちゃ楽しくて、幸せでした。
――初めてShotaさんに会った時と、制作を一緒にした後で、印象は変わりましたか?
前田:変わらないです! ずっと「アニキ」ですね。最初から優しくて、長所を伸ばしてくれるんですよ。
Aile The Shota:嬉しい。今回は楽曲提供というよりもプロデューサー的側面を持って携わらせてもらったので、僕も勉強になりました。三代目 J SOUL BROTHERSやBMSG MARINEの楽曲制作をさせてもらって、プロデューサーとしての側面を評価してもらえるようになったタイミングで、大きな可能性をもったTAGRIGHTに声をかけてもらったのが嬉しくて。気合いを入れて、「名曲残したろ!」と(笑)。
前田:本当に名曲ができ上がりましたよ!
岸波:僕、初めて会った時、Shotaさんが「どうも、SKY-HIです」と言いながら部屋に入ってきたんですよ。
西山・前田:そうだった、そうだった!(笑)
Aile The Shota:俺、もう病気だなぁ(笑)。
岸波:でも、あれがあったことで空気がかなり和らぎました。
西山:結構緊張感あったもんね。
岸波:はい。なので、最高でした。ありがとうございました。
前田:今の印象は?
岸波:今はもうSKY-HIさんではないとわかりました(笑)。僕も「アニキ」と呼ばせてください!
Aile The Shota:嬉しいな~! この感じが超かわいいですよね。
同じように葛藤を抱いている子たちにも届く歌詞ができた
――そんなAile The Shotaさんが作られた「花言葉」、TAGRIGHTに向けて当て書きをしたいとお話されていましたが、そう思ったのはなぜだったのでしょうか。
Aile The Shota:楽曲提供って、正直誰でもできると思うんです。いいライターさん、作家さんはたくさんいますから。でも、僕にオファーしてくれているのなら、大ちゃんと智ちゃんが自分の言葉として歌えるものにしたくて。楽曲を書く僕ももちろん大切にするのですが、歌ってくれる2人が曲を大事に思って自分の言葉として発すると、ファンの方がそれをキャッチしてくれてストーリーが生まれるんですよね。ディスカッションをすれば2人だけのものになる曲が書けると感じていたので、3人でミーティングをしてすぐに書き上げました。
――そのミーティングは放送されていた1回のみだったのですか?
Aile The Shota:どうだったっけ? でも、あの時はかなり長く話していました。あとはスタジオで制作する時に「どういう言葉で表現しようか」と話したり、僕自身もデビュー前に感じていたもどかしさとリンクする部分を探したり。
――西山さん、前田さんのアウトプット力と、Shotaさんのキャッチアップ力があったからこそできた曲なんだなと感じました。
前田:そうなんですよ。Shotaさんが色んな話を引き出してくれて。
Aile The Shota:2人の話も素晴らしかったよ。アウトプットというよりも、きっと自分ととことん向き合っているからできるんでしょうね。僕、自分をちゃんと見つめて、絶望や疑いみたいなものを持っていて、でもちゃんと自分を信じているという人に惹かれるんですね。2人はそれを持っていると、最初に会って話した時に感じました。この世代でなかなかいないので、稀有ですよね。
前田:Shotaさんもそれをちゃんと理解してくださるんですよ。肯定してくれるというか。なので、話をしていて、泣きそうになりました。
西山:一番最初のミーティングはオンラインでやったんですね。僕たちの背景やこれまでどんな経験をしてきたかをお話しさせてもらっていたのですが、Shotaさんはそれを全部ノートにメモしてくれていて。真摯に向き合ってくださっていたので、絶対にいい曲ができ上がると確信していましたね。
Aile The Shota:大きく分けた時に、2人と僕は似ているんですよ。大ちゃんにも、智ちゃんにも共感できたので、その噛み合いは割とスムーズにいって。そこから2人の言葉ではなく、TAGRIGHT7人の言葉にしていくことをやっていたので、めっちゃ濃密な制作でした。
――歌詞も然ることながら、サウンド感もいいですよね。“Aile The Shota節”がほのかに感じられるというか。
Aile The Shota:僕もバキバキに歌って踊るというボーイズグループマナーではないことをやっている人間なので、Aile The Shotaのアイデンティティを残してもいいのかな、と。しかもUTAくんとLOARくんも(楽曲制作に)入ってくれるので、この座組ならAile The ShotaをTAGRIGHTに上手く変換してくれるんだろうなとも思っていました。かつ、その場に2人がいてくれて、歌ってもらって。「高い? テクすぎ?」と話し合いながら作っていきましたね。
前田:そのやり取りが興奮しました。0から1を作るという作業が初めての経験だったので、めっちゃ楽しかったです。
西山:僕が曲を作る時は、トラックに対してメロディーを乗せてから歌詞を書いていくんです。でもShotaさんは歌詞を重視されているから、逆のプロセスなんですよ。それを体験できたことは面白かったですし、クリエイティブの視点もめちゃくちゃ広がりました。
――実際、歌ってみて難しかったですか?
岸波:(食い気味に)やばいです!
前田:多分志音が一番難しいんじゃない?(笑)
――岸波さんはオーディションの合宿で「花言葉」を初めて聴いたんですか?
岸波:そうですね。初めて聴いた次の日にレコーディングだったんですよ。なので、もう必死に覚えた記憶しかないです。
Aile The Shota:そうだよね~。
岸波:ダンスも作らなくちゃいけなかったしで、焦りました。でもいい曲。僕は地下で練習してきた期間が長かったので、すごく刺さりました。
Aile The Shota:聴いてくれている時の顔をめっちゃ覚えている。自分に届く歌詞を探そうとしている感じや、「やべ、振り作んなきゃいけないんだ」と思っている感じが伝わってくるんですよ。「そうなるよね」と思いながら見ていました(笑)。
岸波:でも、今では本当に大好きな曲です。
――ボーカルでこだわった部分があったらお聞きしたいです。
Aile The Shota:LOARくんにも来てもらって、僕と2軸でしっかりディレクションをしながら7人それぞれの声を探しました。1、2日でしたが、その中でもすごく成長していて、歌いながら伸びていくのを感じられましたね。合宿の時とはまったく別人。合宿では反射神経が試されていましたが、それを経た上でのレコーディングだったので顔つきが違っていて。でも、「むず!」とは言っていましたけどね(笑)。
岸波:でも、Shotaさんはじめ、いろんな方がいいところを引き出してくれるので、和やかにレコーディングできました。いいテイクが録れると、すごく盛り上がってくれるんですよ。
前田:パーティーみたいになってたもんね。
Aile The Shota:LOARくんがすごいんですよ。ホームラン打った時の客席みたいな盛り上がりをするんです(笑)。
西山:「うぉー! これだよね!」って(笑)。
前田:だから楽しくレコーディングできましたね。
Aile The Shota:レコーディングが楽しいと経験することって、めっちゃ大事。職業として音楽をやっていく中で、純粋に音楽を楽しむことは忘れちゃいけない命題と思うんです。なので、楽しくレコーディングしてもらうことは意識していましたね。
西山:僕は、反射神経が良いタイプというか、曲を聴いた後の1発目の方がいいことが多くて。今回も練習をしすぎたり、気張ったりした状態でのレコーディングだったんですね。なので全然うまくいかなくて。そんな中で、ShotaさんやLOARさんがスキル面、気持ちの面で細かく教えてくださったので立て直すことができました。おっしゃっていただいたことは全部覚えています。
Aile The Shota:今回、7人それぞれにかなりの情報量を落とし込んだんです。楽しみながら落とし込んで、「さぁ、何割覚えているかな」と思っていたのですが、完成形を聴いた時によくここまで持っていけたなと思うくらいでした。
前田:レコーディングって届ける相手が見えないので、表情も真顔っぽくなりがちなのですが、「もっと気持ちを込めて」、「相手に届ける気持ちで」と言って盛り上げてくださるので、どんどん楽しくなっていくんですよ。結果、いいものができ上がったと思います。
――振り付けも加わりましたが、ダンスの見どころはどうでしょうか。
西山:振り付けをしてくれたのがFULLCAST RAISERZのLuiなのですが、僕、過去のオーディションで一緒に振り付けをやったことがあって。Luiはリリックを取ったり、音の繊細さを表現してくれるんですね。「花言葉」でも歌詞の意味を振りでも構成でもしっかり汲み取って、体現してくれました。そこは見どころだと思います。
――では最後に、「花言葉」の制作期間から今までで一番テンションが上がった時はどの瞬間だったか教えてください。
前田:僕はフックができ上がった時ですね。UTAさんのスタジオでフックができ上がって、歌を入れて聴いた時はテンションが上りました。スタンディングオベーションしたくらい。絶対にいい曲になると確信しましたね。
西山:僕は【BEAT AX vol.9】で披露したときかなぁ。アウトロの音を取る振りがあるのですが、音が見えてくるようですし、大きな会場でパフォーマンスできたのは、テンションが上りました。すべてのパーツが揃った感じがしましたね。
岸波:昨日、「花言葉」のパフォーマンスビデオを撮影したんです。改めてパフォーマンスしている時にウルッと来てしまって。もちろん、ずっと楽しくパフォーマンスしているのですが、自分で歌っている歌詞に改めてグッと来てテンションが上りました。やっと世の中に届けられるのが嬉しいです。
Aile The Shota:俺、今かも。志音くんの話を聞いて、あの歌詞を自分の言葉にしてくれたんだなと思えました。本当は歌詞を書けた時と言おうと思っていたんですよ。それこそ冒頭4行は7人と僕を説明するのに十分な4行だと思っていて。TAGRIGHTはもちろん、同じように葛藤を抱いている子たちにも届く歌詞ができた時は「とんでもない曲を作っちゃったね」とスタッフと話していたんです。でも、志音くんの言葉はそれを上回るくらいテンション上がったかも。嬉しいですね。
岸波:こちらこそ、素敵な曲をありがとうございます!
西山:僕たちの思いとShotaさんの思いが詰まった「花言葉」、たくさん聴いてください!
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