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<インタビュー>5周年記念企画始動! ONE N' ONLYが2023年の展望を語る
2023年に5周年を迎えるONE N' ONLYが、アニバーサリープロジェクト「5 N' 5」を始動。その第一弾として、1月から5か月連続リリースがスタートする。
1月18日にリリースされた最新曲「YOU???(読み:ユーユーユー)」は、一度聴いたら忘れられない軽やかなサビが特徴。今まで支えてきてくれたSWAG(ONE N’ ONLYのファンネーム)と、これからONE N' ONLYに出会うすべての人への感謝の気持ちが詰まった、5か月連続リリースの幕開けにふさわしいナンバーだ。
ビルボードジャパンでは「5 N' 5」が発表された直後のメンバーにインタビューを実施。ライブの興奮冷めやらぬ6人に、5周年イヤーの展望を語ってもらった。(Interview:吉田可奈/Photo:Yuma Totsuka)
掲げていた夢が叶っていくことがすごく嬉しい
――2022年のクリスマスに開催された【ONE N’ ONLY 2022 Holy Night~Merry XmaSWAG~】のラストに、2023年に5か月連続リリースをすることが発表されました。会場では大きな盛り上がりになりましたが、実際にどんな反響がありましたか?
NAOYA:2023年は5周年なので、“めちゃくちゃ楽しい一年になる”ということは伝えていたんです。その答え合わせができて嬉しかったですね。僕たちもすごく嬉しいですし、会場のSWAGのみなさんも喜んでくれたので、より頑張りたいなと思いました。
TETTA:今から5か月先のことまで伝えられるのも嬉しいですし、初のホールツアーも発表することが出来たので、ものすごくワクワクしてもらえたと思います。僕たちも今年は勝負の年だと思っているので、まずは武道館という、アーティストであればだれもが憧れる夢を掲げて進んでいきたいなと思っています。
――武道館も、どんどん近くなっていますよね。
EIKU:そうだと嬉しいですね。僕たちがこれまで掲げていた夢がどんどん、ゆっくりではありますが叶っていくことがすごく嬉しいです。ですが、まずはホールツアーでSWAGが楽しめる場所をしっかりと作ることがいまの目標です。クリスマスライブでは、着ぐるみが大きすぎてほぼ僕の顔を見せることができなかったんですが、このツアーではちゃんと顔を見せるので安心してください(笑)。
HAYATO:顔が見えない衣装ってすごいよね(笑)。
NAOYA:お祭りだったからね(笑)。
HAYATO:僕も、このホールツアーと5か月配信リリースはずっと発表したかったことなので、すごく嬉しかったです。これまでのONE N’ ONLYの歴史の中で一番盛り上がる年にしたいなと思っています。
――とはいえ、5か月連続リリースって、かなりハードですよね。
HAYATO:たしかに(笑)。でも、そうすることでONE N’ ONLYがしっかり動いていることを感じてもらいたいですし、1曲1曲を大事に、いろんなパターンの僕たちを魅せられたらいいなと思っているんです。楽曲の幅を増やすチャンスだと思っていますし、それを踏まえたツアーも楽しみにしてほしいですね。
KENSHIN:なによりもSWAGにどうしたら楽しんでもらえるかということを一番に考えているので、このプロジェクトも、一つ一つ丁寧に、大事にやっていきたいと思っています。
――KENSHINさんの地元である名古屋がツアー初日になるんですね。
KENSHIN:そうなんです!
NAOYA:会場は想い出の場所なの?
KENSHIN:えっと……実は初めての場所で……。
NAOYA:近くの場所を通ったことは?
KENSHIN:こ、これから知見を深めていきます!(笑) でも、地元の名古屋でライブができることはとてもうれしいので、思い出の会場にしていきたいと思います!
一同:おお~!
REI:僕たちは5周年を迎えるということで「5 N' 5」というこの企画にたどり着いたんです。すべて丁寧に動いていかないと、それも意味がなくなってしまうので、しっかりと取り組んで、グループ全体を底上げする年にしたいと思っています。
――REIさんは悔しいことも言葉にすることもあるからこそ、今回もしっかり結果を出していきたいですね。
REI:そうですね。自分でもっとできたなって思うことって、すごく悔しいんです。だからこそ、ONE N’ ONLYというグループを今一度引き締めて、この1発目から全力で駆け抜けられるようにしたいなと思っています。
――そして、その5か月連続リリースの第一弾「YOU???」が配信リリースされます。圧倒的にこれまでと違う雰囲気を感じました。
HAYATO:今回は、いつも曲を作ってくださるJUNEさんではなく、コンペで曲を選ばせていただきました。最初にこの曲を聴いたときに、ONE N’ ONLYらしさもあるけど、今までなかったテイストだなって思ったんです。フックがすごくキャッチーで、“you you you?”というフレーズがすごく耳に残るんですよね。ここは振り付けも含めて真似をしてもらいたいですし、ライブで盛り上がっていることを想像しながらレコーディングをしました。
――イントロから驚きますよね。
TETTA:そうなんですよ。聴いたときにONE N’ ONLYっぽくはないけど、キャッチーさはすごくあるなと思っていて。歌詞もストレートでシンプルなんです。1度聴いただけで口ずさんでしまうくらいだったので、みなさんの耳にも残りやすい曲になったんじゃないかなって思います。
――振り付けはどんなものになりそうですか?
TETTA:実はまだなんですが、いつもの方が振り付けを担当してくださっているので間違いないです! いまは振り入れが楽しみで仕方ないです!
EIKU:僕も最初に聴いたときは懐かしみのあるEDMサウンドで驚きました。フックもキャッチーで、いまはまだライブで声を出せないですが、出せる環境になったら、みんなで声を出して盛り上がれる曲だと思ったので、その時が楽しみです。
ONE N' ONLYの“止まらないもの”は〇〇
――「YOU???」には共感できるフレーズも多いのではないでしょうか。
EIKU:そうですね。SWAGと様々なことを共有しながら歩む姿が歌詞とリンクして、2023年のスタートとしてすごくいいものを感じたんです。歌詞にある“君”はSWAGに当てはめることが出来るので、置き変えて聴いてもらえたら嬉しいです。
KENSHIN:5周年のスタートダッシュにはもってこいの曲だと思いますし、明るいサウンドなのですごく心地いいんです。僕のパートで、サビ前に“僕たちは止まらないよ”と英語で歌っているところがあるんです。ここからさらに駆け抜けていくよという楽曲にもなっているんですよ。
――ライブでかなり盛り上がりそうですね。
KENSHIN:そう思います。この曲はライブファースト、ライブでどう魅せたいかということを第一に考えた曲になっています。これまでのライブは“ONE N’ ONLYはこうだ!”という想いでやってきたんですが、最近はライブをどう楽しんでもらえるか、どういう曲をやった方がいいのか、ピースをはめていくようなセットリストにシフトチェンジしているんです。そういう意味では、この曲も今後は僕たちらしい曲になるのかなと思っています。
――見せ方も変わってきそうですね。
TETTA:そうですね。ミラーボールとかあってもいいよね!
KENSHIN:うん。振り付けによってさらに曲が化けるので、早くパフォーマンスがしたいですね。
REI:さらに、歌詞が簡単な英語がすごく多くて、世界進出を目標にしている僕らにはすごくいいなって思ったんです。しかも、最後は“com você”という、“あなたと一緒に”というポルトガル語を入れているんですよ。
――素敵ですね!
REI:曲調も明るいですし、僕たちはハードな曲が多いので、また違う好みを持ってくれる人たちが興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
NAOYA:すごくいいスパイスになりそうですよね。早くみんなと歌いたい!
TETTA:絶対楽しいよね!
――振り付けへのリクエストはしたんですか?
HAYATO:しました! まずはフックの部分はシンプルで分かりやすく、目で見て覚えやすい、印象的なものにしたいと言うことは伝えていて。さらに、この5か月連続リリースでは、MVやPVをたくさん撮影させていただく予定なので、照明の使い方で映えるような振り付けをお願いしました。
――PVだからこそのこだわりはありますか?
HAYATO:一発撮りの雰囲気はすごく大事にしたいと思っていて。できる限りカットは減らして、その時の振り付けとカメラの動きがシンクロしたときに生まれるものを映像として残せたらいいなと思っています。あとは、ライブだけでは伝わらないダンスの動きや、迫力や立体感が見えるものを作るようにしています。このPVを見て気になったみなさんが、ライブに来てもらえたらさらに嬉しいですね。
NAOYA:補足すると……。
HAYATO:補足!?(笑)
NAOYA:追加ね(笑)。今までの曲ももちろん力を入れていたけど、5か月連続リリースは、想いをより深く込めたので楽しみにしていてほしいですね。
TETTA:僕も補足していいですか!
HAYATO:いいよ(笑)。
TETTA:この曲のタイトルはかなり試行錯誤してできたものなんです。最初は「YOU YOU YOU」と並べていたんですが、不思議な感じもある曲のタイトルなので、「YOU???」にするのはどう? って話していて。……これが本当の補足だよ!(ドヤ顔)
HAYATO:この曲のジャケットができたときに、このタイトルってすごく気になりますよね。そこでフックには“君を探していた”というフレーズがあるので、(僕たちを)気になって、そしてSWAGになってもらいたいという想いも込めてこのタイトルにしました。
TETTA:補足に補足を重ねないでよ~!(笑)
――あはは。さて、“もう止められない”という歌詞にかけて、みなさんがプライベートで止まらないことを教えてください。
TETTA:僕は歩くのが好きで、休みの日は7時間くらい歩くんですよ。
――7時間!?
TETTA:はい。休みの日って家でゆっくりしているのがもったいないんですよね。外に出たら何かしら生まれると思うので、ひたすら歩いていて。東海道線や山手線、小田急線などに沿って歩くんです。
REI:なんか当たり前のように言っているけど、当たり前のことじゃないからね?!(笑)
TETTA:オススメは厚木から秦野です。空気がすっごくおいしいんですよ!
HAYATO:小旅行じゃん!
TETTA:そうそう。美味しいご飯と、最高の風呂に浸かるということだけを決めていくんですよね。それがあればどこでも楽しいんですよ。いつか南米でもいろんな街をたくさん歩きたいです!
NAOYA:その前に山手線一周とか面白そうじゃない?
TETTA:企画でやりたい!
REI:すごいな……(笑)。僕は野球のゲームアプリ『プロ野球スピリッツA』に夢中になり過ぎて、毎月課金しちゃうんです。
――いつも趣味を仕事にしているイメージがありますが、これも……?
REI:実はこのゲームを使用したeスポーツがあるんですよ。でも2023年はONE N’ ONLYに集中すると決めたので来年から頑張ります!(笑)
KENSHIN:僕はTikTokを見るのが止まらないんですよね。2022年の年末に一年の60枚を並べる企画があって、すごい素敵だなって思ったんです。
TETTA:ONE N’ ONLYの60枚も楽しそう!
KENSHIN:楽しそう!
HAYATO:僕は一生ストレッチをしています(笑)。アニメを見ている間、ずっと開脚しているんですよ。
REI:はたから見たら怖いよ(笑)。
HAYATO:お風呂上りにやると本当に伸びるから! しかも、やり過ぎて湯冷めしちゃうくらいなの。
TETTA:他の家より5度くらい寒いもんな!
HAYATO:俺はどんな家に住んでいるんだよ!(笑)
EIKU:僕はネットショッピングが止まらないですね。好きなブランドはつねにチェックしちゃいます……。クリスマスライブでもNAOYAから私服を貰ったので、たくさん着たいですね。
TETTA:それ売って好きなブランドの服を買えば?(笑)
NAOYA:おい! そういえばTETTAにあげた靴とコート、着ているの見たことないけどもしかして売った!?
TETTA:売ってない、売ってない! クローゼットの底にある!
NAOYA:なんで底なんだよ!(笑)
TETTA:ここぞというときのために!(笑) ほら、止まらないものを答えて!?
NAOYA:運転かな~。免許を去年取ったんですが、車を持っていないのでシェアカーを借りていたらすごい値段になっちゃって! でも、おかげですごく上手くなったと思います。
TETTA:今度乗せてもらおう!
HAYATO:今わかりました。ONE N’ ONLYの止まらないものは脱線です!(笑)
一同:(笑)
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