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<対談>KERENMI(蔦谷好位置)×アレクサンダー23が語る、自分の感性が基軸となった楽曲制作への拘り

インタビューバナー

 オリヴィア・ロドリゴの全米No.1アルバム『サワー』の制作に携わったことで、今年【グラミー賞】にノミネートされた米LAを拠点に活動するソングライター/プロデューサーのアレクサンダー23。一方、米津玄師、Official髭男dism、YUKIなど名だたるアーティストの楽曲のプロデュース、作曲、編曲を手がけ、KERENMI名義でソロ・アーティストとしての魅力も発信中の蔦谷好位置。今最も旬なヒットメイカーによる音楽談義対談が、デビュー・アルバム『アフターショック』を引っさげて、アレクサンダー23が初来日した8月中旬に実現。ソングライティングやサウンドメイキングの醍醐味から葛藤まで、日米音楽シーンをリードする二人の制作現場の裏側を覗いてみた。(Photo: Yuma Totsuka)

音楽的ルーツ、憧れのジョン・メイヤーとの共通点

――まず幼少期から聞いてきた音楽やルーツについて、お互い教えてください。アレクサンダー23さんはシカゴ出身だそうですが、豊かな音楽シーンがありますよね。


アレクサンダー23:そうですね。シカゴのシーンは素晴らしい音楽にあふれていて、音楽活動を始めるのには興味深い場所でした。本当にインスパイアされるものが多かったですが、自分はエモやパンクを聴いて育ってきました。


KERENMI:僕は日本の歌謡曲を聴いてました。あとはクラシックやジャズを聴いていて、中学校ぐらいになって、だんだん洋楽を聴き始めました。ヒップホップ、ハウスを聴くようになっていった感じです。最初は歌謡曲が多かったですね。


――KERENMIさんからは、アレクサンダー23さんの音楽について、フォークやオーセンティックなロック、グランジの要素も感じると伺っています。


アレクサンダー23:まさにそのとおりです。アコースティック・ギターで曲を書くので、それでフォークっぽい感じが出てくるんだと思います。あと、個人的にグランジが好きなのもありますね。KERENMIさんは、どのように曲作りをするのが好きですか?


KERENMI:ピアノとDTMです。


アレクサンダー23:使うのはLogic(※1)ですか?


KERENMI:Cubase(※2)ですね。

※1、※2音楽ソフトの名称

アレクサンダー23:Cubaseですか、いいですね!日本では、Cubaseを使う人が多いのでしょうか?


KERENMI:日本では昔から使う人が多いですね。


アレクサンダー23:そうなんですね、アメリカだとなかなか珍しいです。


KERENMI:Logicが多いと思うので、そうですよね。


――アレクサンダー23さんは、アコースティック・ギターで曲を作っているとおっしゃっていましたね。これはKERENMIさんからの質問なのですが、ギタリストとしてジョン・メイヤーに多大な影響を受けたと聞きました。彼のどんな部分に影響を受けたのでしょうか。


アレクサンダー23:ジョンの音楽には、昔からずっとインスパイアされています。とても幸運なことに、今年の春に彼の全米ツアーに帯同することができました。自分にとってジョンの音楽の魅力というのは、複雑なギターとよく練られた歌詞です。そのコンビネーションが最も惹かれる要素で、その二つの合わさり方や存在の仕方、うまく調和し合っているのが、素晴らしい部分じゃないかな、と思います。


KERENMI:まさにアレクサンダー23さんの音楽もそういう印象です。とても緻密に作られてるけれど、感情がすごく震えるような、直接的に訴えかけるような感じで。一個一個がすごく緻密に、精巧に作られてるように聞こえますし、大胆な部分もあって、そこはもしかしたらジョンと似てるのかなと思います。


アレクサンダー23:最高の褒め言葉です。



▲「Everybody Wants to Rule the World (Tears for Fears Cover)」Alexander 23 x John Mayer


――KERENMIさんが影響を受けた海外のギタリストはいますか。


KERENMI:子どもの頃に好きだったのは、アイズレー・ブラザーズのアーニー・アイズレーとかですね。ブラック・ミュージックが結構好きだったので。彼はちょっとジミ・ヘンドリックスみたいな感じですよね。あとは、ジョン・フルシアンテとか。


アレクサンダー23:ジョン・フルシアンテは、僕もギタリストとしても大ファンです。彼からはハーモニーの歌い方も学びました。


KERENMI:アーティストとして素晴らしいですよね。


アレクサンダー23:レッド・ホット・チリ・ペッパーズは大好きなバンドの一つなんです。そういえば、クラシックをよく聴いていたと言っていましたが、ピアノを習っていたのですか?


KERENMI:ピアノは少し弾いていましたが、聴くほうが好きでした。あんまり上手じゃなかったので。



Photo: Yuma Totsuka

――アレクサンダー23さんは、腕にピアノのタトゥーを入れていますよね。


アレクサンダー23:そうなんです。燃えるピアノのタトゥーです。頭の中が普段そんな感じなので(笑)。


KERENMI:ピアノも弾くんですね。アルバムの中にも、よくピアノの音が入ってて、すごく素敵だなと思ってて。


アレクサンダー23:ありがとうございます。自分で弾いているんです。


KERENMI:素晴らしい。


アレクサンダー23:最後の曲だけは、チャーリー・プースが弾いています。


KERENMI:あれもすごくいいですね。


アレクサンダー23:彼のほうが、僕よりも演奏が少しうまいかもしれない(笑)。




――その最後の曲「RIP You and Me」は、展開がドラマチックな曲ですよね。


アレクサンダー23:それを自分で表現したかったんですが、そこまでピアノが得意ではないので……。その感情を楽器で巧みに表現できる人に頼もうと思って、チャーリーにお願いしたら快く引き受けてくれました。


――二人ともLAを拠点にしていますが、一緒にソングライティングをすることもありますか?


アレクサンダー23:チャーリーとは何曲か一緒に作っていて、今話した曲やテイト・マクレーのために「What Would You Do?」という曲を共作しています。


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完璧な演奏よりも、感情を込めた演奏


Photo: Yuma Totsuka

――アレクサンダー23さんが初めて作曲したのは元カノとヨリを戻すための曲だったそうですね。その頃から、現在のソングライティングのベースになっている実体験に基づいた楽曲を書いていたのでしょうか?


アレクサンダー23:ソングライターには、物語を書くような曲作りをするのが上手い人もいて、それはそれで美しいと思うのですが、自分にとって曲作りとはセラピーのようなものなんです。なので、僕は自分の人生について書くのが好きです。時に自分の気持ちを言葉で表現するのが難しいことがありますが、曲にすることでそれが楽に口にできるというか。


KERENMI:先にアコギで曲を作ることがあると思うんだけど、アレンジメントもいつも素晴らしいよね。サウンドのイメージはどの段階でできてるの?


アレクサンダー23:曲によりますが、多くの場合はアコースティック・ギターでアウトラインを作って、楽曲に込めたい感情が見つかったら、そこからコンピューターでいろいろ試してみます。曲を書きながらこういう風にしたいという具体的なイメージが浮かぶこともありますが、そうじゃないときは様々なアイディアを出して、試行錯誤する感じです。


――ギターとピアノ以外の楽器は演奏されるんですか?


アレクサンダー23:ベースとかドラムをやります。


KERENMI:それでか。いつもドラム・サウンドが、めちゃくちゃかっこいい。


アレクサンダー23:ドラムを叩くのは大好きです。すごく得意ではないですが、僕が叩いたほうが、より自分らしいサウンドになると思うので、自分の曲では叩いています。完璧な演奏をするよりも、感情を込めた演奏をすることのほうが、僕にとってはるかに大切なんです。


KERENMI:それがちゃんと作品に収まっていますよね。例えば、歌ってるような、ささやいてるような息づかいをアコースティック・ギターで録音されているし、ドラムのサウンドがすごくエキサイティングなときもあれば繊細な音もあるし、とても多彩だなと思うんです。感情の表現が音でパッケージされているので素晴らしいなと、いつも思いながら聞いてます。


アレクサンダー23:それが色々な楽器を自分で弾くことが好きな理由の一つなんです。自分で演奏することで、同じフィーリングを持たせることができますし、その方がまとまりやすいと感じています。



▲「If We Were A Party」MV


KERENMI:「If We Were A Party」の間奏のテンテン、テンテンっていうのはなんですか?あれ、めちゃくちゃいいです。


アレクサンダー23:ギターですね。グランジやポスト・グランジの影響です。ウィーザーとか。


KERENMI:ウィーザーね!


アレクサンダー23:自分もその部分が好きなので、気づいてくれて嬉しいです。ライブで演奏した時に、みんなのリアクション見ると、(耳を塞ぎながら)こんな感じになってて。


KERENMI:「え、大丈夫なの!?」みたいな(笑)。


――ライブでは、すべて自分で演奏してるんですか?それともバンドと一緒でしょうか?


アレクサンダー23:バンドと一緒に演奏しています。なるべくレコードのまま曲を届けたいので、バンドに助けてもらうんですが、メンバーは気の知れた友人ばかりなので、楽曲に忠実で自分らしいと感じています。


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自分のテイストを信じることの大切さ


▲「ふぞろい feat. Tani Yuuki & ひとみ from あたらよ」MV


――KERENMIさんの最新シングル「ふぞろい feat. Tani Yuuki & ひとみ from あたらよ」のプロダクションは画期的ですが、どのようなイメージで作り上げていったのでしょうか?


KERENMI:コロナ禍で、ずっとこもって作業してることが多くて、楽しくはあったんですが、みんながこもって、リモートの状況になりましたよね。それで日本人でいることとか、自分のアイデンティティーについて、すごく考えるようになったんです。自分のルーツを思い返したときに、やっぱり日本の歌謡曲が好きだなと思って。それを今の感じで落とし込めないかと思って、ああいうサウンドにして、「日本って感じるものって一体何だろう?」って思ったときに、サウンドは漠然としたアジアを描いたら、それが日本っぽくなるんじゃないか、と思ってあえて中国の楽器を入れたりしました。YMOっていうバンドは知ってる?


アレクサンダー23:名前がカッコいいですね。


KERENMI:そのバンドの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』というアルバムで、中国の赤い人民服を着てるジャケットがあるんです。多分外国人が見ても面白いと思うんですよ。


アレクサンダー23:(ジャケットを見ながら)アメイジングですね!自分もコロナのとき似たような経験をしました。コロナの期間に考える時間をもらえて、自分はどんな音楽を本当は作りたいんだろう、どんな音楽を世界に届けたいんだろうとか、自分のルーツを振り返ることができました。


KERENMI:僕はコロナ禍で結構考えて、やっぱ結局歌謡曲好きだな、みたいな。


アレクサンダー23:僕もトラディショナルなポップが好きです。


――ちなみに、いいポップ・ソングの定義って何だと思いますか?


アレクサンダー23:少なくとも自分が好きなポップ・ソングというのは、何かを感じさせてくれるもので、多くの場合何らかの体験を通じて語られているものだと思います。曲がどれだけその感情に近づけているのか、もし一体化できているのであれば、自分にとってそれはいいポップ・ソングだと思います。


――それを体現している曲ってパッと思いつきますか?


アレクサンダー23:いくつかありますが、ジョン・メイヤーの「Stop This Train」はそのうちの一つです。この曲は、成長することに対する僕自身の感情を完璧に表現しています。大人になるのはちょっと怖いけれど、成長することが人生の美しさであるということを。




――錚々たるJ-POPアーティストとお仕事されているKERENMIさんにとって、いいポップ・ソングとは?


KERENMI:自分の好みもあるんで、難しいですね。ちょっと自分がずれてるなって思うときは、やっぱあります。世の中ですごく売れているけど、自分の肌にはそこまで合わなかったり。逆に、その人の代表曲じゃないけど、とても美しいと思ってる曲もあったりして。その感覚は信じているんだけども、プロデューサーは仕事柄その両方を理解していなきゃいけない。もちろんフラットな目で見るようにしてるけど、本質的に自分が美しいと感じてるものは曲げないようにというか、そこは貫くようにはしています。そういった要素を自分がうまく言語化できてないというか、音にできてないだけだと思うので、それをわかりやすく皆さんに伝える方法を探してるという感じですね。


アレクサンダー23:僕も同じようなアプローチを取っています。自分のテイストを信じるのは、とても大切だと思っていて、それが好きっていう気持ちだけは曲がらない、確かなものなんですよね。曲がヒットになるのか、他の人も好きになるかというのは自分にはコントロールできない。でも、やはり自分が好きってことは紛れもない事実なので、その気持ちは大切だと思います。お互いプレイリストを作り合って交換しましょう!


KERENMI:ぜひぜひ、やりたい。


アレクサンダー23:KERENMIさんの好きなポピュラーな曲が知りたいし、話していたような自分だけが好きな曲というのも知りたいので。


KERENMI:うれしい。


――アレクサンダー23さんも、オリヴィア・ロドリゴやセレーナ・ゴメスといった人気アーティストとお仕事をされています。それぞれアプローチは違うと思いますが、どんなことを大切にして作業に挑んでますか?


アレクサンダー23:相手を自分に近づけるのではなく、最もその人らしくするためにはどうしたらいいのかということを心がけてます。自分のテイストを相手に押し付けるのではなく、それがどのように相手を手助けできるかというのを探るんです。


KERENMI:なるほど。


アレクサンダー23:オリヴィアの場合は、とてもやりやすかったです。彼女はソングライターとしてものすごく才能があり、自分自身のことをきちんと理解しています。なので、すでに素晴らしいものの魅力を増幅させるのは難しいことではないんです。



▲「good 4 u」MV


KERENMI:「good 4 u」は一緒に作ったんでしょうか?


アレクサンダー23:はい、オリヴィアとダン・ニグロと一緒に。


KERENMI:途中の70年代のハード・ロックみたいなところとか、めちゃくちゃかっこいいです。


アレクサンダー23:あのパートはとても気に入っていて、演奏するのが楽しかったです。自分が聴いて育ったサウンドでもあるので、より若いリスナーに紹介する手助けができて嬉しかったです。


KERENMI:なるほど。すごいかっこいいですよね、あの曲。


アレクサンダー23:今回日本に来てみて、日本の皆さんがすごくギター・サウンドをリスペクトしてくれていると感じました。


KERENMI:うんうん。そうですね。

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偶然のハプニングは、制作過程における最高なフィーリングの一つ


Photo: Yuma Totsuka

KERENMI:アレクサンダー23さんは、ギタリストでありながら歌も歌いますし、ライブも大事にしてると思うんだけど、コロナだとなかなかできなかったと思うんですね。曲を作ってるとき、ライブをしてるときが楽しいのか、曲が出来上がってアレンジをしてる、レコーディングしてるときが好きなのかとか、その充足度について聞きたいです。


アレクサンダー23:一番好きなのは、ライブで演奏することです。パフェの上にサクランボを乗せるみたいな感じで、ご褒美のようなものです。アルバムが出来上がるまでは、すごくハードワークですよね。スタジオ入りして、プロモーションをして、たくさんリハーサルを行います。いざライブを行うときには、自分の手から離れた感じが多少あるので、それを楽しみながら演奏しているんです。


KERENMI:なるほど。


アレクサンダー23:KERENMIさんは、どうですか?


KERENMI:僕は作るのも好きだし、演奏するのも好き。でも、やっぱり曲が生まれた瞬間が嬉しいかな。「作って、考えて、悩んで、最高の曲ができた」「これ、いいメロディーできたぞ」みたいな瞬間が。


アレクサンダー23:プロダクションのプロセスでは、どの部分が一番好きですか?


KERENMI:作曲は苦しいけど、出来上がる瞬間が好きですね。その後、打ち込みするのも楽しいし、プログラミングしてるのも好きなんだけど、頭の中で出来上がっちゃってるときは、もうただの作業になってて、疲れるな、みたいなときもあります。でも、作業しながら、例えばちょっとやり方を間違ったせいでうまくいったみたいな、偶発的に自分が考えてる方向と違う方向に行って、うまくいったみたいなときもあるので、それはそれで楽しいです。


アレクサンダー23:そういった偶然のハプニングって、最高なフィーリングの一つだと自分も思います。


――逆に制作中に煮詰まった時、リフレッシュする方法はありますか?


アレクサンダー23:自分にとって効果的なのは、音楽以外のクリエイティブなことをすることです。例えば新しい服をデザインしたり、スポーツをやってみたり。多少クリエイティブでありつつ、スタジオに閉じこもらないようなことが助けになります。


KERENMI:確かにいいですね。僕は過去にできなかったときを思い出して、「あ、あのとき確かシャワーを浴びたらできたな」「散歩したらできたな」「ご飯食べたら」「飲んだらできたな」とか全部やってるんだけど、結局できないんですよ。その結果わかったのは、やるしかないっていうことです(笑)。


アレクサンダー23:やり続けなきゃいけない。そういう時もありますよね(笑)。


――アレクサンダー23さんは、10月から『アフターショック』を引っさげたツアーが始まります。収録曲はハートブレイクに関する内容が多いですが、辛かった時を思い返しながら毎日歌うのはハードでは?


アレクサンダー23:自分でそうすることを選んでしまったので、仕方ないですね(笑)。多くの場合、書き終えた時点でそのフィーリングは放てているんですが、中にはパフォーマンスするのが少し辛い曲もあります。でも、ほとんどの曲において、もう解放できてるので大丈夫かなって思います。


KERENMI:僕も歌詞をそんなに書くほうではないけれど、曲ができてしまうと、ある種成仏させたみたいなところがあるから、そこからは意外と大丈夫ですね。


アレクサンダー23:そうなんです。曲は、悲しみを収める場所というふうに捉えています。対処しなくていいように。


KERENMI:自分から離れてみんなの曲になるというか。


アレクサンダー23:もう僕の問題ではないっていう感じで(笑)。


――最後にKERENMIさんからの質問ですが、世界がコロナ禍を経て少しずつ元に戻っていく中で、やっていきたいことがあれば教えてください。


アレクサンダー23:日本に来れたことで、大きな目標が一つ達成できました。コロナの期間で最もフラストレーションが溜まったのは、せっかく曲を作って世界の人々とつながることができているのに、実際に皆さんに会って演奏することができなかったことだったんです。今回やっと日本にも来れましたし、世界中を旅して様々な体験をしていきたいと思っています。


KERENMI:アレクサンダー23さんをはじめ、たくさんの海外のアーティストに日本に来て、ライブをやってもらいたいです。僕もLAに行って、一緒に曲作りがしたいですし、とにかく移動したいです。


アレクサンダー23:絶対来てください。案内しますよ。いつ来ますか?


KERENMI:今年行きたいな。行けるかな(笑)。


アレクサンダー23:今度東京に来たときは、ぜひ買い物に連れていってください。


KERENMI:今後、大きいフェスに出演する機会もあると思いますが、目標としているステージはありますか?


アレクサンダー23:来年フジロックに出れたらいいな、って思ってます。


KERENMI:最高だね。


アレクサンダー23:KERENMIさんはどうですか?


KERENMI:じゃあ、一緒に出たいです。


――まだ1年あるので、一緒に曲を作る時間もありますね。


KERENMI:ぜひぜひ。


アレクサンダー23:シャワーを浴びて、飲みに行ってから、一緒に作りましょう!



Photo: Yuma Totsuka

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