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<インタビュー>EXILE AKIRAが語る新アルバム『PHOENIX』 その意気込みとEXILEとしての20年間
2021年9月27日から20周年イヤーに突入したEXILE。2022年元旦には前作から約3年半ぶりとなるニューアルバム『PHOENIX』をリリースし、衰えることのない勢いを見せてくれている。今回、EXILEの中心核としてグループを牽引するEXILE AKIRAに『PHOENIX』について、そしてEXILEの20年間について、じっくり語ってもらった。
20周年を祝うことと『PHOENIX』リリースは別軸
――20周年おめでとうございます! まずは3年半ぶりに『PHOENIX』をリリースするに至った経緯を教えてください。
EXILE AKIRA(以下、AKIRA):この3年半の間で、大きな時代の移り変わりがありました。世界中がコロナ禍で大変な状況になったこと、そして僕らEXILEもオリジナルメンバーの勇退や新メンバーの加入を繰り返して、今の14人体制になっています。2020年も【EXILE PERFECT LIVE 2001▶2020】の最終日、2月26日に新型コロナウイルスによる自粛要請が出て、その日からライブができなくなってしまいました。その後のステイホーム期間中は、自分たちの存在意義に自信が持てなくなったこともあって。やはり今回のような状況下では正確なニュースと衣食住が第一。僕らの行なっているエンターテインメントは二の次です。でも、こんな時だからこそ僕たちらしくピンチをチャンスに変えようという話になり、東日本大震災の時と同じく「日本を元気に」というテーマを掲げることで自分たちも奮い立たせたのです。そしてエンターテインメントの力を信じて歩んでいこうと走り出したのが、2021年3月からスタートさせた【EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 "RISING SUN TO THE WORLD"】です。
▲EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 RISING SUN TO THE WORLD DIGEST MOVIE
AKIRA:さらに、「NEW EXILE」を築き上げなければならないという課題もありました。一般的に新しいグループというと、間髪入れず作品をリリースして、テレビ活動もして、ライブも回って……と活動をして認知されていくと思うのですが、コロナ禍の影響もあってそれができない状況でした。そんな中でも明るい未来を信じて頑張っていこう、天高く昇るフェニックスのように不屈の精神で何度でも立ち上がって輝きを増していこう、という思いを込めたのが『PHOENIX』です。
――20周年イヤーのためのアルバムではなくこの3年半を振り返った作品、と。
AKIRA:そうですね。20周年をお祝いするのはまた別軸だと思っていて。正式には、EXILEはHIROさんを含めて19人。だからこそ、20周年はオリジナルメンバーを含めて全員でいろんなお祝いや表現をしていきたいと思っています。『PHOENIX』にはまず自分たちが今お届けできること、ダンスと歌で届けられるメッセージを等身大に作品に落とし込みました。
▲EXILE / New Album「PHOENIX」【全曲紹介】
――『PHOENIX』には14人体制になって以降シングルリリースされたものも含まれていますし、新曲も盛りだくさんです。その中の1曲である「DOWN TOWN TOKYO」はポロ ラルフローレンのブランデッドムービーに起用されていますね。
AKIRA:はい。「DOWN TOWN TOKYO」はその名の通り、東京のポップカルチャーをイメージしている楽曲です。世界から見ても、東京にはオリジナルのポップカルチャーがあるかと思いますので、何か古き良き色褪せないスタイルと共に洗練された東京を表現できたらなと。さらに今回、EXILEが世界初となる日本のアーティストとして楽曲、パフォーマンス、モデルでポロ ラルフローレンと初のコラボをすることになって、そのグローバルブランデッドムービーに起用していただきました。さらにラルフローレンが、HIROさんのこれまでのルーツやLDHからインスパイされたコラボアイテム、"TOKYO STADIUM 1992"を世界各国でリリースしました。スタジア ムラインは、90 年代にストーリートシーンでムーブメントを起したコレクションで、僕らの憧れと青春が詰まっているものでもありましたので、そういった僕らのルーツやファッション、スタイルなどから「DOWN TOWN TOKYO」というタイトルが付きました。
🔥🔥RalphLauren×EXILE🔥🔥
— EXILE AKIRA (@EXILE_AKIRA_LDH) October 19, 2021
TOKYO STADIUM 1992🌍💫#EXILE#Polo#TokyStadium1992#global#collaboration🌏
♫#DownTownTOKYO#PHOENIX
詳細
⬇️⬇️⬇️https://t.co/hlSzHetLKG pic.twitter.com/Jd4tmA6LxG
――ニュー・ジャック・スウィングのテイストもあって、EXILEのルーツのようなものも感じました。
AKIRA:ちょっと懐かしい曲調ですよね。ボーカルチームとも話をしたのですが、90 年代の懐かしいストリート感満載の表現の中にもEXILEなりの洗練された、東京ポップカルチャーをニュー.ジャック.スウィングなテイストに落としこんで表現できたらと。90年代のアメリカってすごく面白くて。カルチャーそのものが色鮮やかでしたし、色濃かったと思います。ダンスシーンもラルフローレンのアイテムとともに盛り上がっていましたし、日本は日本ならではの文化も盛んで東京独特の文化ができた時代というか。 そこにEXILEの音楽性が加わっています。
リリース情報
- 2022/1/1 RELEASE
- <初回生産限定SPECIAL PACKAGE>
- 8,500円(tax out)
- <CD+DVD/Blu-ray>
- 5,500円(tax out)
- <CDのみ>
- 3,000円(tax out)
『PHOENIX』
関連リンク
取材・文:高橋梓
写真:辰巳隆二
アベンジャーズのような力強い絵面
――新曲「Virtual Love」はその真逆の印象ですね。
AKIRA:その名の通り、バーチャルの世界観ですよね。「DOWN TOWN TOKYO」の真逆、“ネオ東京”のイメージです。そして一番の見どころはEXILEと三代目J SOUL BROTHERSとのコラボ。これまでEXILE TRIBEとして「24karats TRIBE OF GOLD」でコラボはしましたが、EXILE×三代目J SOUL BROTHERでは初めて。ファンの方にとっては面白いコラボなのかなと思っています。
――このコラボはどういった経緯で決定したのですか?
AKIRA:三代目が1年遅れで10周年イヤーをやっていたことと、EXILEが20周年を迎えるということで、メモリアルなこのタイミングさせていただきました。前々からコラボはしたかったのですが、LDHの大黒柱として先陣を切って走っている2つのグループがジョインするタイミングはスペシャルな時にやりたかったので。やっとファンの皆さんにも楽しんでもらえるタイミングが来ました。LDHユニバースともいうべく、LDHがこれまで LIVEやプロジェクトなどで描いてきた願いの塔、超東京、メトロポリス東京、NEOTOKYOといった独立した世界観のすべてが『バーチャル東京』のどこかで繋がっていると想像できるストーリーになってます。また、ワールドクリエイトともいうべくメンバーのアクションに連動し、バーチャル世界が組み上がるところも見どころです。静的な背景ではなく、インタラクション性のあるCG 背景に挑戦しました。
そして、バーチャルライブステージ、次世代のバーチャルライブ空間をイメージさせるステージをお届けすることで、これからのLDHエンタテインメントの未来を楽しみにしていただけたらなと。監督の東弘明さんとEXILE×三代目JSOUL BROTHERSというスペシャルなコラボレーションで、映像も全CGで最先端の技術を駆使して制作しているので、すごく新たな試みでした! 「DOWN TOWN TOKYO」のムービーは東京のストリートや街角でアナログに撮影をしたのですが、「Virtual Love」は全シーングリーンバックでスーパーデジタル。そういう意味でも真逆の2曲です。
▲EXILE×三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / VIRTUAL LOVE (Music Video)
――楽曲自体にも2つのグループの特徴が混ざっていますよね。
AKIRA:そうですね。EXILEのボーカリストとしても新しいラインの楽曲になっています。みんな口を揃えて「今回レコーディングが相当難しかった」と言っていました。SHOKICHIも普段以上に高いキーで歌っていて、初めて聴いた時は「別の方が歌っている仮歌かな?」と思ったくらい。ボーカルチームにとっても、新しい領域に行く挑戦になった楽曲です。
――パフォーマンスの見どころはありますか?
AKIRA:EXILEと三代目のメンバー総勢18人の大所帯でのパフォーマンスなので、普段できないような構成ができたり、バーチャルを感じられるような変幻自在なパフォーマンスだったり、いろんな楽しみ方ができると思います。そして、今市(隆二)と登坂(広臣)がいて、TAKAHIRO、SHOKICHI、NESMITHがいて、アベンジャーズのような力強い絵面になっているんじゃないでしょうか。パフォーマーたちもそれに劣らない迫力が出ていると思います。
――楽しみです……! 他にもさまざまな楽曲が収録されていますが、AKIRAさんおすすめの楽曲を教えてください。
AKIRA:「STAY WITH ME」です。この楽曲はTAKAHIROが手掛けているのですが、制作段階で「俺とAKIRAさんの思いを書いた楽曲です」と言ってくれて胸が熱くなりました。もちろん、これからのEXILEや今の14人体制についての思いも入れていると思うのですが、僕には熱いメールを送って気遣ってくれました。同期として切磋琢磨してきた仲間なので、TAKAHIROがそういう裏テーマを作ってくれたのが嬉しいですよね。言葉では表現しづらいのですが、「STAY WITH ME」を聴くとジーンとくるというか。チームメイトとして、仲間として、僕との繋がりのようなものを所々に散りばめてくれています。ファンの方が聴いても未来を想像できる力強い楽曲になっていると思います。本当に粋なことをしてくれました。
――長年一緒に歩んできた同期だからこその絆ですね。それでは、EXILEが20周年を迎えた所感を改めて伺わせてください。
AKIRA:実質EXILEとして20年を迎えるのはオリジナルメンバーのHIROさん、MATSUさん、ÜSAさん、MAKIDAIさん、ATSUSHIくんですが、各時代、各世代でつないでこなければ20年という歴史は積み上げてこれなかったと思います。EXILEって出会いと別れを繰り返して、それでもEXILEブランドは生き続けているというグループ。その中でも変わらず第一章のころから応援してくださっているファンの方にも感謝です。今では2世代、3世代で応援してくださる方もいらっしゃって、皆さんに20th ANNIVERSARY YEARを通して感謝の気持ちを伝えたいですね。
リリース情報
- 2022/1/1 RELEASE
- <初回生産限定SPECIAL PACKAGE>
- 8,500円(tax out)
- <CD+DVD/Blu-ray>
- 5,500円(tax out)
- <CDのみ>
- 3,000円(tax out)
『PHOENIX』
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取材・文:高橋梓
写真:辰巳隆二
HIROさんがいなくなって、第二の人生を歩むことも考えた
――AKIRAさんは2006年に加入して約15年半になります。この15年半はAKIRAさんにとってどんな期間でしたか?
AKIRA:ものすごく濃い時間でした。でも、やはり感謝しかありません。お世辞でも何でもなく、今の僕があるのはHIROさんやオリジナルメンバーの先輩方があってこそ。そしてその前に僕を拾ってくれたMAKIDAIさんとÜSAさん、ステージに立ってから応援してくださるファンの方がいなければ、エンターテインメントを作り出すことができなかった。奇跡的な15年半です。
――ご自身にとってのターニングポイントはありますか?
AKIRA:もちろんEXILEに加入して初めてのライブも印象的ですが、やはりHIROさんが勇退された2013年の【EXILE LIVE TOUR 2013 "EXILE PRIDE"】です。その1年は自分にとってすごく大きな変化で、初めて未来を考えた年でもありました。それまでは目の前のことに全力で向き合って、必ず次の年もライブがあるからそれに備えて、という生き方をしていました。そんな時にHIROさんの勇退があって。僕の中で「HIROさん=EXILE」、「EXILE=HIROさん」だったので、HIROさんがいなくなった先が見えなくて、正直EXILEを辞め第二の人生を歩むことも考えました。
▲EXILE / EXILE LIVE TOUR 2013 "EXILE PRIDE" <LIVE DVD & Blu-ray Special Movie>
AKIRA:でもHIROさんがファンの方やスタッフなど全員に惜しまれなから勇退されていく姿、ライブ会場中がHIROさんイズムに染まっているのを見て、「アーティストってこうじゃなきゃダメだ」と痛感して。「自分はまだ何もしていない。EXILEという船で大きな海を泳がせていただいているだけだ」と気付きました。自分でしっかり舵をとってさらなる未來へ向け自分たち自身で、さらなる航海へ導いていけるようにならないと、自分がEXILEになった意味がないと感じた1年でしたね。そこからは意識が変わって、いろんな覚悟が決まって今に至っています。
――どんな覚悟を?
AKIRA:自分たちで未来を切り拓いていく覚悟です。HIROさんの勇退の時に感じたのは、形あるものはいつかは壊れていくし、EXILEも永遠ではないんだなということ。それを永遠に近いものにするには思いを繋げ、形は変わりながらも、歌やパフォーマンスで語り繋いでいくことなのかもしれない、と思いました。それまではHIROさんたちがしっかり舵を切ってくれていたので、僕もお芝居やモデルの仕事などいろんなことに挑戦させてもらっていましたが、原点に戻ってEXILEというグループを作っていかなければならないと覚悟を決めました。
――たしかに、現在はAKIRAさんはじめEXILE THE SECONDのみなさんがEXILEの中核メンバーになっていますね。楽曲の違いはあれど、全員が掛け持ちをしているからこそEXILEとEXILE THE SECONDの活動の差別化も難しいのでは?
AKIRA:まず、【EXILE LIVE TOUR 2013 "EXILE PRIDE"】が終わった時に、自分たちの世代がもう一度意思を固めないといけないと感じました。チームプレーなので、僕1人の力じゃどうにもならないこともあるので。そして、これからのEXILEの未来はEXILE THE SECONDのメンバーが中核になっていくだろうと思ったのです。そこで、僕はSECONDに加入することを決断して。当時僕は、兼任メンバーじゃないことにすごくプライドを持っていて、EXILEだけで勝負をしていることが誇りでした。でも、EXILEの未来を見据えた時に自分が欲していたのがSECONDのメンバー。これまで築いてきたSECONDの色や形を壊してしまうのではないかと、途中加入することに葛藤しましたが、メンバーを説得して加入させてもらいました。それからはファンの方にも認めていただけるよう、今一度名刺を配るように丁寧にこれまで以上に熱くパフォーマンスをしてきました。
AKIRA:加入して改めて感じるEXILEとの違いは、やはりライブですね。EXILEのライブがファンタジーな世界観だとすると、SECONDは良い意味で土臭いライブハウスでやっているイメージです。SECONDのライブは生身で勝負している感じがあります。ステージから降りて走り回ったり、お客さんに水を掛けたり、ハグしたり。EXILEとはエネルギーの出し方が違いますね。
――【WILD WILD WARRIORS】は拝見させていただいていますが、たしかにかなりパワフルでした(笑)。
AKIRA:そうなんです。ライブでソロコーナーもあったのですが、それはみんなが「ソロをやりたい!」といってやっているのではなく、メンバー全員それぞれのストロングポイントを持っているのでそれをエンターテインメントに変えて表現するという狙いでやっています。それがSECONDのエンターテインメントの一つです。
リリース情報
- 2022/1/1 RELEASE
- <初回生産限定SPECIAL PACKAGE>
- 8,500円(tax out)
- <CD+DVD/Blu-ray>
- 5,500円(tax out)
- <CDのみ>
- 3,000円(tax out)
『PHOENIX』
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取材・文:高橋梓
写真:辰巳隆二
必ず2022年こそ単独ライブを開催したい
――SECONDの活動を通して同世代との絆を深め、EXILEでグループを牽引する存在へとなったAKIRAさんですが、EXILE AKIRAとしてはどういった姿を後輩に見せたいと考えていらっしゃいますか。
AKIRA:僕はHIROさんの背中を見て育って、LDHのスタイルやイズムを学ぶことができました。オリジナルメンバーと過ごした期間が長い僕らはLDHイズムを体現していくべく、知識や精神、姿勢みたいなものは染み付いていますが、新メンバーやJr.EXILE世代は、根源はEXILEでも成り上がる道のりや生い立ちはまた違った角度から様々な経験をしてきました。さらにHIROさんは50歳を超えていて、僕は40歳になって、EXILE TRIBEでいえば10代もいました。3世代に近い年齢層全員が同じ意思や志、情熱を持つのはすごく難しいです。僕らの在り方すべてを強引に教えるのも違いますし、各世代、各才能それぞれの色があるべきだとも思います。しかし、LDHのアーティストとしての一本筋の通った心構えがなくてはいけない。
そんな進化と継承が求められる中、コロナ禍を通して「当たり前が当たり前じゃない」ということを全世代が学べたのではないでしょうか。踊れること、歌えることは当たり前じゃない、と。その中で「日本を元気に」というテーマを掲げ、責任を持って同じ方向を向いて歩いていくという使命を持てたことで、EXILE TRIBEとしての骨子が改めてできたというか。そして、僕自身からもLDHのスタイル、イズムを学んでもらえるように、ステージ上で輝けるパフォーマンス力を磨き続けないといけないと思っています。
――パフォーマンスといえば、EXILEの皆さんは一流のパフォーマーばかりですが、ファンが真似しやすい振りも多いです。コンセプトはメンバーで決められているのですよね?
AKIRA:楽曲によって違います。例えば「RED PHOENIX」のような自分たちのスタイルを突きつける楽曲は得意なダンスを入れて、迫力あるパフォーマンスにしています。一方でファンの方の人生に寄り添った楽曲にしたいという思いもあって。「HAVANA LOVE」などはその思いが強く反映されています。「Love, Dream, Happiness」を感じてもらいたいですし、ダンスも一緒に楽しめるハッピーなものにしました。こういったコンセプトは自分たちで作る部分もありますが、コレオグラファーとタッグをくみながら、客観的な意見やアイデアも取り入れながらベストパフォーマンスを追求しています。
▲EXILE / HAVANA LOVE (Music Video)
――15年半の間でAKIRAさんが一番気に入っているパフォーマンスはどの楽曲でしょうか。
AKIRA:僕はダイナミックなダンスのイメージがあると思いますが、実はバラードのほうが得意。なので「Lovers Again」や「Ti Amo」などのダンスは自分の違う一面を見せられたと思います。バラードを踊っている時の感情の入り方が違うんですよね。
▲EXILE / Lovers Again
――『PHOENIX』の「STAY WITH ME」にも期待が募りますね。
AKIRA:今のうちから、TAKAHIROの横で一人で踊れるように根回ししていこうかな、と!(笑)
――この先も楽しみが盛りだくさんです。それでは最後に今後EXILEがどんな姿になっていくのか、ファンの方に期待していてほしいポイントを教えてください。
AKIRA:EXILEは一つのダンス&ボーカルグループからみんなにとって、夢を分かち合う場所へと変化をしてきました。EXILE20周年を記念したカバー曲「EXILE TRIBUTE」をJr.EXILE各グループがそれぞれ12月にリリースしましたが、グループ名に付く「from EXILE TRIBE」が今回の作品タイトルからは「FROM EXILE」に変わっています。EXILEに憧れそれぞれの道で頑張ってきた彼らの中にもEXILE魂はあるからこそで、それもEXILEが夢を叶える場所であることを表しているんじゃないでしょうか。
同時に僕ら自身は"THIS IS EXILE‼️"とファンの皆様が求める、そして期待を超えるグループづくりもしていきたい。そのために、まずは14人体制で『PHOENIX』を引っさげて必ず2022年こそ単独ライブを開催したいです。ファンの皆様は、まず『PHOENIX』のジャケ写を見て、 今年のライブはどうなるのかなと期待しながら、楽曲を聴きながら待っていてもらえたらと思います。過去、現在、未來、全てを20周年イヤーで皆様と分かち合えたらと思っております。
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