Special
【LIVE BEACON 2021】出演アーティスト7組のチャートアクションを振り返る
いま、いちばん輝く音も。
光を浴びる、音たちも。
ここで鳴らそう。響かせよう。
眩しいくらいに、それは明るい。
照らそう。ここから、どこまでも。
TikTok I Billboard JAPAN presents
LIVE BEACON 2021
TikTokとBillboard JAPANが主催する配信ライブイベント【LIVE BEACON 2021】が、2021年1月11日(月・祝)に開催される。本イベントには、2020年に躍進を遂げ、2021年さらなる活躍が期待される7組のアーティストが出演する。本稿では、出演アーティストたちのこれまでの快進撃を、チャートアクションを中心に振り返っていく。
瑛人
無名のアーティストがTikTokでブームを巻き起こし、LINE MUSICやSpotifyバイラルチャートなど、ストリーミング・サービスのランキングに波及。そして、Billboard JAPANの総合チャート<HOT100>の上位にチャートインすることで、さらに人気を拡大していく――そんな2020年的なヒットを象徴するアーティストが、瑛人だろう。
「香水」は、2019年4月にリリースされた楽曲だが、TikTokで2020年4月頃より同曲を使った動画が急増。2020/5/25付の<HOT100>では、インディーズ・アーティスト初の総合首位を獲得した。その後も、カラオケチャートで14週連続1位を獲得したり、YouTubeでは多くの著名人がMVをカバーしたりとトピックが絶えず、2020年末には、Billboard JAPANの年間チャートで総合6位を獲得。『NHK紅白歌合戦』でも披露され、2020年を代表する楽曲の一つとなった。
なお瑛人は、2021年1月1日に初のアルバム『すっからかん』をリリース。同月31日には、アルバムの発売を記念した自身初のワンマンライブを開催予定。“「香水」以降”の瑛人の活動にも期待が高まる。
Tani Yuuki
Tani Yuukiは、YouTubeやTikTokを中心に活動するシンガーソングライターだ。YouTubeのオフィシャルチャンネルでは、オリジナルソングやカバーソングを投稿するなど、精力的に活動している。さらに、オンラインアカペラサークル「WHITEBOX」にも所属しており、「WHITEBOX」のオフィシャルチャンネルでも、Taniの歌声を聴くことができる。
2020年5月に投稿したオリジナルソング「Myra」は、TikTokでVlogのBGMとして人気を集めブレイク。同時に、歌詞の韻の踏み方が注目され、歌ってみた動画も多く投稿された。「Myra」は、2020/7/20付のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャートで、自身最高となる週間5位を獲得。10月からは成田凌と小日向文世が出演するTikTokのCMソングに起用され、再び再生数を伸ばしている。
ひらめ
TikTokを中心に活動するシンガーソングライター・ひらめは、井上苑子に影響を受け、2020年3月よりギターの弾き語り動画をTikTokに投稿し始めた。
6月に投稿したオリジナルソング「ポケットからキュンです!」は、指ハートを作るミームや、好きなタレントのシーンを集めた”推し動画”、子供やペットが登場する動画のBGMとして大流行。その柔らかな歌声とキュートな歌詞は、多くのユーザーに親しまれ、本楽曲を使った関連動画の数は30万を超える。さらに、歌詞のワンフレーズとして頻出する「キュンです」は、2020年の<TikTok流行語大賞>でグランプリを受賞した。
ひらめは、「ポケットからキュンです!」の他にも、SNSのリアルなやり取りが描かれた「既読無視」など、等身大のソングライティングが脚光を浴びている。
もさを。
もさを。は、SNSで活動するシンガーソングライターで、メディアへの顔出しは一切していない。2017年よりTwitterで弾き語り動画の投稿をスタートし、2018年からはInstagramとYouTube、2020年からはTikTokにも活動の場を広げた。
2020年3月にTikTokに投稿した「ぎゅっと。」が、ワンセクションのみにも関わらず評判を呼び、7月よりフルバージョンの配信を開始。優しさや温かみを感じる歌が話題となり、LINE MUSICウィークリーチャート(集計期間:2020年7月29日~8月4日)では、1位を獲得した。
さらに、もさを。は、初の配信曲「ぎゅっと。」から、最新曲「冬のプレゼント」まで、インスト・アレンジver.を除く、これまで配信してきた5曲すべてが、Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャートでトップ100にチャートインしたことがある。このことから、アーティスト自体の注目度の高さがうかがえ、2021年にはさらなるヒットに期待できそうだ。
配信ライブ情報
【LIVE BEACON 2021】
2021年1月11日(月・祝)17:30より配信スタート<配信媒体>
Billboard JAPAN TikTokアカウント
<出演アーティスト> ※50音順
瑛人/Tani Yuuki/ひらめ/もさを。/yama/優里/Rin音
yama
yamaは、2018年よりYouTubeにボーカロイドのカバー動画を投稿開始。2019年からは、ボカロPの猫アレルギー、イラストレーターのWOOMAと共に、音楽ユニット「BIN」のメンバーとしても活動しているシンガーだ。
2020年4月にリリースした自身初のオリジナルソング「春を告げる」は、yamaのハスキーボイスとボカロP・くじらが手掛けたファンキーなトラックの絶妙なコラボレーションが支持され、TikTokでも瞬く間に人気を集めた。また、Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャートでは、2020/6/8付チャートで自身最高となる週間7位を獲得。<HOT100>でも3週連続トップ10入りを果たし、チャート上でも存在感を示した。
yamaは、12月にYouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE」にてメディア初登場を果たし、「春を告げる」を披露。そして1月には、新曲「痙攣」が自身初のアニメタイアップに決まるなど、今まさに注目度急上昇中のアーティストだ。
優里
2019年より活動を開始したシンガーソングライター・優里は、SNSでオリジナルソングやカバー動画の投稿をスタートした。
2019年12月にリリースした初の配信曲「かくれんぼ」は、2020年5月頃からTikTokでカップル動画や日常の”エモイ”シーンのBGMとして人気が拡大。7月には「THE FIRST TAKE」でも披露され、MVの再生回数は2,100万回再生を超えるスマッシュ・ヒット作となった。
そして、「かくれんぼ」の“彼女”のその後を女性目線で描いたアフターストーリー「ドライフラワー」が10月25日にリリースされると、その人気はますます加速。「ドライフラワー」は、Apple Music TOP100 JAPAN 2位、オリコン週間ストリーミングランキング3位、オリコン週間合算シングルランキング6位にランクイン。さらに、LINE MUSICソングTop100 1位、LINE MUSIC 邦楽Top1位、LINE MUSIC BGM&Melody Top100 1位、LINE MUSIC 11月度 1位の四冠、Spotify Japan急上昇チャート1位、AWAリアルタイム急上昇楽曲1位、TikTok人気急上昇楽曲ランキング1位と各配信サイトで軒並み1位を獲得した。Billboard JAPANでは、2020/11/23付の急上昇新人チャート<Heatseekers Songs>で1位を獲得した後、2020/11/30付チャートからは、<HOT100>のトップ10に登場。12月28日現在、5週連続でトップ10をキープし、「かくれんぼ」を上回るヒットを記録している。
Rin音
1998年生まれのRin音は、18歳からキャリアをスタート。『天神U20MC battle』『チュリトリスワールド』など、地元・福岡のMCバトルで優勝を重ね、九州では既に注目の的となっていたラッパーだ。
2020年2月にリリースしたシングル「snow jam」は、コロナ感染拡大防止のため休校に見舞われた学生たちの間で大ヒット。TikTokでは、Aメロの「Loadingで進まない毎日」というフレーズに合わせ、カップルや卒業間際の学生たちによる、思い出を振り返る動画の投稿が流行した。そして、2020/12/28付のストリーミング・ソング・チャートでは、総再生回数1億回を突破した。
Rin音は、2021年1月よりZeppツアーを開催予定。全公演のゲストには、Rin音と同じく福岡を拠点に活動するラッパー・クボタカイと、同世代のシンガーソングライター・asmiの参加も決定しており、Rin音を中心とした、新世代の台頭にも注目が集まっている。
そんな若手アーティストが一同に会する【LIVE BEACON 2021】。2021年、さらなるヒットが期待される旬のアーティストによるパフォーマンスを、見逃さないようにしよう。
配信ライブ情報
【LIVE BEACON 2021】
2021年1月11日(月・祝)17:30より配信スタート<配信媒体>
Billboard JAPAN TikTokアカウント
<出演アーティスト> ※50音順
瑛人/Tani Yuuki/ひらめ/もさを。/yama/優里/Rin音
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