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超特急「Revival Love」インタビュー:超特急流ラブ・ソングから紐解く恋愛観
11月20日にリリースされる超特急のニュー・シングル『Revival Love』。フジテレビ系木曜劇場『モトカレマニア』の主題歌にも大抜擢された表題曲は、水野良樹(いきものがかり)が作詞作曲したナンバーとなっている。そしてカップリング曲「Don’t Stop 恋」は、4号車・タクヤが出演する映画『どすこい!すけひら』の主題歌に抜擢。どちらも恋愛作品とタイアップした、超特急らしいハッピーなラブ・ソングだ。Billboard JAPANでは今回、ずばり“恋愛”をテーマにインタビューを実施。シングルに収録されている楽曲から、メンバーの恋愛観、そして妄想トークまでたっぷり話を訊いた。
――まずは皆さんの近況について聞かせてください。
カイ:先日、初めてファンクラブのトラベルツアー【夢の青春8きっぷ5周年記念 台湾ツアー】を開催しました。台湾は以前、『超特急と行く!食べ鉄の旅』という番組で行かせてもらって以来なので、2年ぶりぐらいかな? 僕とタクヤはその時、南のほうに行かせてもらったんですけど、今回は初めて台北近辺を旅行できたんです。2回目だけど新鮮な気持ちで楽しんできました。
――そのタクヤさんですが、超特急が主題歌を担当している映画『どすこい!すけひら』では、キャストとして出演もされていますよね。
タクヤ:今までは家に帰ったらゲームを欠かさずプレイしてたんですけど、ありがたいことに最近はゲームをする余裕がないぐらいお仕事させてもらっています。なので、家に帰ったらすぐ寝る、みたいなモードになってしまって。
リョウガ:そりゃ大変だ。
―― “ガリゲーch”に続く“タクゲーch”を開設してみては?
タクヤ:絶対面白くないですよ(笑)。ジャンルも偏りそうだし…。
カイ:やるゲームは幅広いほうがいいから、リョウガじゃないとできないよね。俺だったらポケモンばっかりになっちゃうもん。。
――タカシさんはご自身の誕生日である9月23日、生バンドを率いたソロライブ【Utautai】を舞浜アンフィシアターで開催されましたよね。
タカシ:ソロライブを90分くらいしっかりやるのも、あそこまで大きな会場でやるのも初めてだったんですけど、23歳のいいスタート・ダッシュが切れたと思います。来てくれた皆さんと素敵なバンド・メンバーのおかげですね。改めて感謝を実感した1日でした。
――そしてこのたび、新曲「Revival Love」がドラマ『モトカレマニア』の主題歌に抜擢されました。
ユーキ:作詞作曲はいきものがかりの水野良樹さんにしていただいたんですけど、歌詞も曲調もドラマの世界観をより際立たせるようなものになっています。『モトカレマニア』ってタイトルを一見すると、ドロドロした雰囲気をイメージする方も多いと思うんですけど、楽曲自体はとても明るくて、歌詞の中にも言葉遊びがたくさんある面白い仕上がりになっていて。振り付けもとてもキャッチーなので、みんなで一緒に歌って踊れるような感じですね。
――水野さんの提供楽曲であることを聞いた時はどんな心境でしたか?
タカシ:まず「どういう流れで!?」ってびっくりしました。バンドをされている方に楽曲提供していただくこと自体が初めてでしたし。むしろ「僕たちでいいんですか?」って気持ちもありましたけど、何よりとても嬉しいお話でした。
――楽曲の第一印象はいかがでしたか?
タカシ:まさに耳に残る歌詞が印象的でしたし、聴いていると楽しくなっちゃうような、笑顔になっちゃうような楽曲だなと思いました。その水野さんが入れてくださったエッセンスを画面越しでも、ドラマを見てくださっている方々に伝えられたらいいなって思いましたね。
――対するカップリング「Don’t Stop 恋」もタイアップ曲で、こちらはタクヤさんが出演される映画『どすこい!すけひら』の主題歌ですね。
タクヤ:曲自体はめちゃくちゃな構成なんですけど、映画の中で聴くとすごく合っているんですよ。
カイ:歌詞の「はねのけてビーム」っていうところが好き(笑)。振り付けもすでに決まっているんですけど、まさに超特急を凝縮したような面白いダンスになっているので、披露するのが楽しみですね。センターは映画に出演しているタクヤなんですけど、それぞれのメンバーに面白いパートがあって、踊っていて楽しいです。
――また、通常版のカップリング「Body Rock」は、他の2曲から雰囲気がガラリと変わるもので、歌詞が全て英語になっていますが、タカシさんは歌入れの際、どんなところに気をつけましたか?
タカシ:最初から最後まで英詞というのは初めてでしたし、英語の発音が得意なわけでもないので、まずはそこで苦戦しました。とりあえず歌詞の意味を自分の中で理解しようと。
――すごく大人っぽい歌詞ですよね。
タカシ:この曲だけじゃないんですけど、歌う時に頑張り過ぎないことが大事だと思っていて。頑張りすぎちゃうと、聴いている人にもそれが伝わりすぎちゃう感じがするんです。特に「Body Rock」は、余裕感がないと成立しない曲だなって思いました。
――たしかに。少し肩の力を抜いたぐらいの歌声がこの曲には合っていますね。
タカシ:細かくテンポを刻むというより、緩いテンポ感の中でどれだけ雰囲気を作れるか、というのを意識しましたね。
リリース情報
New Single「Revival Love」
超特急
- 2019/11/20 RELEASE
- 税込¥1,320(税抜¥1,200)
- <通常盤>ZXRB-3050-51
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Body Rock
- <Pastel Shades盤>ZXRC-1221
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Sweet Bell
- <Shine Bright盤>ZXRC-1222
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:On & On
公演情報
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva ~Pastel Shades Christmas~】
- <~Pastel Shades Christmas~>
- 2019年12月21日-22日
大阪・大阪城ホール - <~Shine Bright New Year~>
- 2020年1月3日-5日
東京・国立代々木競技場 第一体育館
関連リンク
――今回のシングルのテーマは“恋愛”ですよね。そこで、皆さんの恋愛観を伺いたいのですが。
リョウガ:恋愛……そもそも恋愛というものが何なのか、というところですね。
カイ:哲学になっちゃう?
リョウガ:人によっては小学生くらいから“付き合う”とかあるわけじゃないですか。でも、はたしてそれは「恋愛に含まれるのか?」っていう。
――含まれることにしましょう。
リョウガ:含まれるんですね。……だとしてもないですね。
――では、理想のカップル像があれば教えてください。
ユーキ:裏ではきっとラブラブだけど、そういう部分を表に出さない感じはいいなって思います。見せびらかすより、2人の間だけで和気あいあいとしているのがいいですね。
カイ:分かる。芸能人の方でも仕事とプライベートでちゃんと線引きしている感じは素敵だなって思います。
タカシ:僕は取り繕わずにいられる関係がいいなって思います。カップルに限らず、2人でいる時に気を遣うのも、気を遣わせるのも好きじゃないので。楽しさとか面白さも大事ですけど、何も考えず自然体でいられるのが一番いい。
リョウガ:駅の改札でチュッチュしてるカップルに対する世間の目って、すごく白いじゃないですか? でも、それって日本人の固定概念が関係しているのかなって思うんです。僕の理想というわけではないんですけど、周りの目が気にならないほど2人の世界があるカップルもいいなって思いますね。
――なるほど。
リョウガ:今までは「家でやれや! 爆発しろ!」とか思っていたんですけど、冷静に「そんなに怒る必要あるのかな?」って考えた時、2人が幸せならそれでいいんじゃないかって思ったんです。「リア充はみんな爆発だ!」って本当に思っている人、実際にはあんまりいないと思うんですよ。
カイ:悟り開いてる!
――では、もう“激おこ”ではないと?
リョウガ:オタクが生きづらい世の中に対しては、引き続き“激おこ”ですけどね。
――「Revival Love」も「Don’t Stop恋」も猪突猛進な恋愛ソングですが、皆さんはいかがですか? 好きになったら積極的なタイプなのか、それとも奥手なタイプか、ご自身ではどちらだと思います?
タカシ:猪突猛進ではないかな…。どちらかと言えば奥手です。
カイ:なにモジモジしてんの?
リョウガ:恋バナ中のJKみたいになっちゃってる!
ユーキ:僕はガンガンいきたいですね。
――きちんと好意を伝えることができる?
ユーキ:すぐに伝えたいです……って言うと少しチャラく聞こえますけど(笑)。
タクヤ:僕は奥手なタイプですかね。性格がネガティブなので、すぐ悲観的に考えちゃう。
リョウガ:僕も奥手なほうです。特に語ることはありません。
カイ:僕は普通に自分からいけますね。駆け引きとか面倒くさいし、好きだったら「好き」って言えばいい。
――統計すると、超特急は奥手な方が多いですね。
カイ:ユースケも奥手だろうな(笑)。リョウガはもう奥手とかいうレベルではなくて、そもそも手がないみたいなところありますから。
一同:(笑)
リョウガ:おい! ふざけんな! そして笑うな!
――Pastel Shades盤に収録されている「Sweet Bell」は、今年のクリスマス公演【Revolucion viva ~Pastel Shades Christmas~】のテーマ・ソングということで、皆さんが思うクリスマス・デートの理想プランを教えてください。
カイ:リョウガは2次元で妄想してみたら?
リョウガ:あー……(妄想中)。サンタクロースのコスプレをしてほしいですね。そして自慢の彼女であれば、一緒に街を歩いて「どうだ、羨ましいだろう?」と見せびらかしたいです。あと、一緒にシャンメリーを飲みたいです。
タクヤ:僕は『バチェラー』で見たドライブインシアターに行ってみたいです。海外で流行っている、車に乗ったまま映画を見るやつなんですけど、いいなって思いました。
カイ:映画って何を見るの?『ホーム・アローン』とかどう?
リョウガ:いや、他にもうちょっとあるでしょ。
ユーキ:僕は無難にオーロラを見に行きたいですね。
カイ:無難ではない!
ユーキ:星空ってクリスマスっぽいじゃないですか。星やオーロラを見ながら日頃の感謝を伝えたり、2人の愛を確かめ合ったりしたらいいんじゃないですか?
――タカシさんはいかがでしょう?
タカシ:それこそ無難なんですけど、USJに行きたいですね。あそこのクリスマス・ツリーは日本最大級なんですよ。
カイ:へー! その情報、去年知りたかった。
タカシ:それこそ、またUSJでライブできたらいいな。8号車とも一緒にツリーを見たいです。(※インタビュー後日、12月25日にUSJでスペシャルライブ開催決定!)
カイ:僕は楽しい人と何か面白いことをしたいですね。例えば、プレゼントに大きい箱をあげて、開けてみたらマトリョーシカみたいに永遠に箱が入っていて……最後には小さい箱から指輪が出てくる、みたいな。楽しいけどちょっとロマンチックな感じにしたいな。
リリース情報
New Single「Revival Love」
超特急
- 2019/11/20 RELEASE
- 税込¥1,320(税抜¥1,200)
- <通常盤>ZXRB-3050-51
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Body Rock
- <Pastel Shades盤>ZXRC-1221
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Sweet Bell
- <Shine Bright盤>ZXRC-1222
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:On & On
公演情報
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva ~Pastel Shades Christmas~】
- <~Pastel Shades Christmas~>
- 2019年12月21日-22日
大阪・大阪城ホール - <~Shine Bright New Year~>
- 2020年1月3日-5日
東京・国立代々木競技場 第一体育館
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▲超特急「Revival Love」MUSIC VIDEO
――Shine Brighit盤の「On & On」は、年明け公演【Revolucion viva ~Shine Bright New Year~】のテーマ・ソングで、1年の幕開けを感じさせるような楽曲ですが、2020年に挑戦してみたいことはありますか?
タクヤ:マカオ・タワーのバンジー・ジャンプに挑戦したいです。
――以前「幼稚園の先生になってみたい」と仰っていた直後、番組の企画で幼稚園に行かれていたので、今回も夢が叶いそうですね。
タクヤ:そうなんですよね。僕の中でバンジーは罰ゲームにならないです。
リョウガ: 何なら罰ゲームになるの? お化け屋敷とかは?
タクヤ:全然大丈夫。
リョウガ:僕は幽霊に会ってみたくて。興味はあるけど信じてはいないので、心霊というものを信じるきっかけが欲しいんです。
タカシ:じゃあ“廃墟に住む”っていう企画とかどう?
リョウガ: もはやYouTuberじゃん、それ。
タカシ:僕は超特急として海外での仕事を増やしたいです。2019年は47都道府県を制覇する目標を達成したので、次は少しずつ国外でも認知されたらいいなと思っています。
ユーキ:僕は音作りをしたいですね。ダンスの音楽を作らなきゃいけない時、言葉で説明して作ってもらうより、自分で作ったほうが早いなって。
カイ: 海外の映画に出演したいです。日本人が海外作品で活躍できる場面が増えてきたので。もちろん超特急として海外でライブができたらいいなとも思いますけど、個人的にも世界に広がっていけたらもっといいなって思います。
――ありがとうございます。最後に、年末年始のライブ【Revolucion viva】について。今回もユーキさんが演出、カイさんとタクヤさんが衣装に関わられているんですよね?
カイ:はい。衣装は僕が【Pastel Shades Christmas】、タクヤが【Shine Bright New Year】を担当しています。
ユーキ:年末のほうは2019年集大成のライブになります。クリスマスも近いのでクリスマスにちなんだ演出もありますし、8号車の皆さんには祭日の大事な時間を預けていただくので、楽しむ気持ちだけ持ってきていただけたらすごく楽しめるライブになると思います。年始のほうでは、2020年のもう一皮剥けた姿を見せられたらいいなと。今回のシングルを経てまた幅が広がったと思うので、さらに色気の増した超特急の姿を見せられるんじゃないかなと思います。
サイン入りポラロイド写真を抽選で2名様にプレゼント!
応募方法:2019年11月30日(土)18時までに、Billboard JAPANの公式Twitterアカウント(@Billboard_JAPAN)をフォロー&ハッシュタグ#bt_BBJをつけてツイートしてください。下記の注意事項をご確認の上ふるってご応募ください!
・当選者の方には、@Billboard_JAPANよりダイレクトメッセージ(DM)をお送りさせていただきます。当選時に@Billboard_JAPANをフォローされていない場合、当選は無効となります。
・当選はDM通知および賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・ポラロイドはお選びいただけません。
リリース情報
New Single「Revival Love」
超特急
- 2019/11/20 RELEASE
- 税込¥1,320(税抜¥1,200)
- <通常盤>ZXRB-3050-51
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Body Rock
- <Pastel Shades盤>ZXRC-1221
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:Sweet Bell
- <Shine Bright盤>ZXRC-1222
- M-1:Revival Love(フジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」主題歌)
- M-2:Don’t Stop 恋(映画「どすこい!すけひら」主題歌)
- M-3:On & On
公演情報
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva ~Pastel Shades Christmas~】
- <~Pastel Shades Christmas~>
- 2019年12月21日-22日
大阪・大阪城ホール - <~Shine Bright New Year~>
- 2020年1月3日-5日
東京・国立代々木競技場 第一体育館
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Revival Love
2019/11/20 RELEASE
ZXRC-1222 ¥ 1,320(税込)
Disc01
- 01.Revival Love
- 02.Don’t Stop 恋
- 03.On & On
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