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熊木杏里 『新しい私になって』 インタビュー

熊木杏里 『新しい私になって』 インタビュー

 「本日私はフラレました・・・」熊木杏里が歌う資生堂企業CMに問合せ殺到!!といった見出しのニュースがヤフーのトピックスやらスポーツ新聞の紙面に飛び交ったのは、先月の出来事。あれから一ヶ月、ようやくその話題曲『新しい私になって』が各CDショップの店頭に並ぶことになった。当サイトでも「熊木杏里 いよいよブレイクか!?」と、前のめり気味にこのニューシングルのことは紹介してもらったが、各媒体とユーザーのあいだで巻き起こっているこれまでにない大きなリアクションに熊木杏里本人は一体何を感じていたのだろうか?今の心境を大いに語ってもらった。

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--アルバム『風の中の行進』でゆっくりと前を向いて歩き出した熊木杏里がここに来て『新しい私になって』をリリース。まるで映画みたいに綺麗なストーリーになってますけど、これって何の戦略もなく偶然できた流れなんですよね?

熊木杏里:そうですね。なのに今仰ったとおり、綺麗な流れができて。「新しい私になろう!」と思ったら『新しい私になって』の話が来て。まぁ曲の内容は失恋なんですけど、私はいろんな意味を込めながら「新しい私になって」という言葉を歌にしました。

--「新しい私になって」という言葉は、この曲が使われている資生堂の企業CMを監督した中島信也さんが生んだモノだったんですよね?

熊木杏里:そうです。中島監督が生んだ言葉ですね。元々資生堂のCMを作っていく上で伝えたいコンセプトが「新しい私になって」だったので。だから私がここ最近の自分の流れを話したわけではなくて、完全に偶然だったんですよね。ただ私の気持ちの流れが違うところに行ってたら、多分歌おうと思わなかったかもしれないですからね。今だからこそ歌えた。そう考えると、面白いですよね。

--そもそもそのCMに熊木杏里の歌が起用されたのは、どういった経緯だったんですか?

熊木杏里:それは昨日ちょうど聞いてきたんですよ。中島監督と飲んでいて。なんか、監督が教えている多摩美の生徒さんが自身の作品で私の曲を使っていたみたいなんですよ、『私をたどる物語』の二番の部分を。それで監督は私の歌声を知って、その上で私の歌も大事にしてくれたCMを作ってくれて。あのCMは何も語らないんですよね、歌以外。だから監督が書く言葉も大事だったんだろうし。確かにすごく伝わるんですよね、映像もすごくシンプルだから、あのCMは。

--で、その『新しい私になって』の歌詞は、中島監督と熊木杏里の共作になってるわけですが、どういった流れで完成させていった感じなんですか?

熊木杏里:元々CMサイズしかなかったときから「絶対にCDにしようよ」と監督は言っていたんですよ。で、そのときから「俺の中にはすでに二番の歌詞がある」って言っていて。そんな話をしていたら、CDとして発売することが決まって。その二番の歌詞も実際にすごく良くて。それから「ちょっとだけ言い回し変えさせてもらってもいいですか」って、若干のやり取りをしながら完成させていった流れですね。

--その完成させた『新しい私になって』を中島監督に聴かせて「泣かせた」と、先日のブログへの日記では書かれていましたが(笑)。

熊木杏里:監督、泣きました!しかも「マジ泣きしました」ってメールが届いて(笑)。まず最初に監督にマスタリングが終わってすぐのモノを聴いてもらって、「監督が泣いたらオッケーだな」なんて思っていたんですけど、本当に泣いてくれたらしく。

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--僕は今回のこのプロジェクトはすごく熊木さんにとって前進的なモノになったと思っているんですが、何が前進的って、誰かとの共同制作の中でも熊木杏里の軸はブレないことを今作で実証できたこと。それが今後の熊木さんの音楽活動における可能性をまた大きく広げたなと思うんですが、自分ではどう思いますか?

熊木杏里:前進的なことですね、本当に。1ミリも曇りなく「やってよかった」と思う。多分『私をたどる物語』(初めて熊木杏里が自身の詞ではない詞を歌った曲。作詞:武田鉄矢)のときは、「武田さんの詞だから」とか、結構いらぬことを考えていた部分もあったと思うんです。でも『新しい私になって』は、自分の気持ちも流れ的にすごく前進なモノになっていたので、すごく自然に、心のままに歌うことができて。その結果、いろんなことに気付くことができたし。こういう言葉で、こういう失恋の歌を歌ったときには、こういう反応がみんなからくるのか、とか。すごくガチガチに凝り固まっていたモノがどんどん解れていくのを、今回の一件で感じましたね。

--だから、世間的にはこの曲で「初めて熊木杏里の曲を聴いた」っていう感想がやっぱり多いと思うんですけど、それが多くても全然問題ないっていう。それはセールスや認知度が上がるんだから問題ないってことじゃなくて、「これを熊木杏里の曲だと思ってもらって全然OKです!」っていう意味でね。

熊木杏里:本当ですね!

--で、ちょっとリアルな話を聞きたいんですけど、この曲、今年の夏の終わりにCMでオンエアされた段階では、完全にCMソングとして作られたモノで、熊木杏里の新作として発表される予定はなかったんですよね。それが視聴者からの問い合わせ殺到でリリース化が決定。この決定が報告された時点では、その状況をどういう風に捉えてました?

熊木杏里:「やったぁ!」って(笑)。待っていたんで、「CD化決定」の言葉を。早く動いて、早く全部完成させて、リリースした方がいいと思っていたから。監督とそんな感じで盛り上がっていたから、素直に大喜びしました。

--気持ち的に盛り上がっていたら、もっと盛り上がる状況が生まれたっていう。

熊木杏里:そうそうそう!やっぱりこっちが盛り上がってると、結果も違うんだなって思いました。

--超嬉しいじゃないですか?

熊木杏里:超嬉しいです(笑)。

--でもこれってスゴイことですよ。いかに中島監督の腕やCMのコンセプトが素晴らしいと言っても、テレビの影響力がスゴイと言っても、そういったリアクションがしっかりと発生するっていうのは、やっぱり熊木杏里の歌声とメロディの持つ力だと思うんですよ。テレビ画面に目を向けさせる、耳を向けさせる力。それがあってこその今回の状況だと思うんですが、自分ではどう思いますか?

熊木杏里:それは、映像のおかげだと私は思ってます。映像が歌を引き立つようにしてくれたから。アレンジもそうですけど、私の声が一番届きやすい形で仕上げてくれたし。もちろん私も気持ちを入れて歌ったというのはありますけど、ハッとさせたのはまず映像だったと思うんですよね。すごく良いんですよ。ああいう作風のCMだったから、他にはない浮き立つCMだったからというのは大きいと思います。あとは、監督の心の中から出てくる風景がたまたま私の心の風景に似ていたところも大きいと思います。それがすべて一致したから、良い曲が書けたんだと思うし。

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--そういう形で、自分の音楽を聴いた人が、自分の存在を知っている人が増えている状況が実感できているっていうのは、夢を膨らませさますよね?あんなこともこんなこともできちゃうんじゃないかって。

熊木杏里:そうですね!膨らんでます!まずは今の状態でライブツアーをしてるイメージはすごく湧いてますね。バンドメンバーや各地でご飯を食べている光景まで思い浮かべてます(笑)。あと『ミュージックステーション』出てるところとか(笑)。かなり深く妄想してますが。

--だから今日最初に言いましたけど、これは「まるで映画みたいに綺麗なストーリー」なんですよ。極端な表現をしますけど、心を閉ざしていた少女が(笑)いつしか心を開いて前を向いて生きていくことの素晴らしさを少しずつ知っていった。そして実際外に踏み出してみたら、こうして大きな夢が膨らんでいったっていうね。まぁこう言葉でまとめちゃうと簡単ですけど、これを現実の中で経験して体現していくことは・・・。

熊木杏里:大変ですよね(笑)。

--ただその難しさや苦しさを知っているから、熊木杏里の歌と音楽には説得力が増していくんだと思うんですよ。そういう意味では、結果論と言われてしまうかもしれないですけど、この曲は今熊木さんが歌ったから視聴者からの大きな反響へと結び付いんだと思う。それは熊木杏里の生い立ちを知らなくても、自然と伝わるモノだから。

熊木杏里:そうですね!

--ちなみに実際に『新しい私になって』、どんな気持ちで歌うことができましたか?

熊木杏里:自分の恋愛以外のことを考えながら歌っていた部分もありましたね。「今までの塞ぎ込んでいた自分にさよならして、新しい私になろう」という想いを込めて歌っていたと思います。もちろん失恋ソングなんで、自分の恋愛のことも思い出したりしていたんですけど、私、この曲で失恋した過去を思い出しちゃったんですよ(笑)。フラれたことはないと思っていたのに。「あれ?あれはフラれてたんだ」って(笑)。そういう思い出も実際に乗る曲になってると思いますね。「どこへでも 新しい私になって」というサビの部分は実感と共に。

--それにしても良い曲だね。本当一度聴いたら忘れないし、人によっては一生忘れられない曲になると思う。失恋をドラマティックに表現したり、無理やり励ますナンバーはあるけど、こんなに失恋した人をナチュラルに包めるであろう曲は多分他にない。

熊木杏里:自分でもそう思います。すごくナチュラルですよね。それは多分、この曲の中の失恋の度合いもナチュラルだと思うんですよね。付き合って別れているわけではないので、まだいろんな思い出がまだない段階、告白してフラれたという失恋だから、あまりゴタゴタしたこともないし、彼に対する憎しみもないし、爽やかなんですよね。確かに付き合っていろんなゴタゴタがあった上での失恋の細かい描写を上手く歌っている人はたくさんいるけど、これは本当に好きで好きで告白したっていう気持ちだから、「好きだった」っていう気持ちだけがあるんですよね。だからすごく純粋にナチュラルに響くんだと思う。

--この曲は「本日、私はフラれました」という印象的なフレーズから始まるわけですが、まず最初にこの詞を見たときにどんな印象を持ちました?

熊木杏里:「すごい歌詞だな」って。「本日、私はフラれました」なんて、私には書けない感じだし、すごく驚きましたね。すごく独特な切り込み方で、少し理解するのに時間が掛かったんですよ。「これは一体どこらへんの気持ちなんだろう?」って。でも二番の内容が明らかになって、よく分かるようになって。女の人が書いたんじゃないかと思うような詞だなって。

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--ここまで明確に状況が見える歌詞を歌うのって、今回初めてだと思うんですけど、違和感を本当に感じなかったんですよ。ということは、歌っていても自然と歌えることができたんだろうなって思っていたんですけど、実際のところはどう?

熊木杏里:そうですね。この曲はペラ一枚で歌えるんですよ。いろんなモノはいらない。言葉と言葉の間もその気持ちの流れのままでいい。本当そのまま、ありのままの自分でいい。喋ってるみたいだし、告白してるみたいだし、本当につぶやいているように歌おうと思いましたね。

--ペラ一枚で歌うスタイルとその結果生まれるモノを知れたのは、大きいね。

熊木杏里:本当そうですね!これからそういう詞ももしかしたら書けるのかなって思うし!

--この曲は11月22日にリリースされるわけですが、今それぐらいのテンションだと、本当は明日にでもリリースしたいところだよね(笑)?(※この日は、11月1日)

熊木杏里:ですね(笑)。

--そこまで高揚した感じで自分の曲と対峙できている状況っていうのは、初めてに近いぐらいの状況なんじゃない?

熊木杏里:初めてですね。自分でも(この先どうなっていくのか)分かんないところがいっぱいあるんですよね。でもそれを少しずつ知っていくようになるんだろうなって。あとは、リリースを待つだけだから。「どうなるんだろうなぁ」って、期待してます。

--そんな『新しい私になって』に興味を持ってもらったら、やっぱり他の曲も聴いてもらいたいと思うんですが、今作は2曲目に『風の記憶』(アルバム『風の中の行進』にも収録)、今回この曲をセレクトしたのはどういった理由から?

熊木杏里:気が付いたらこの曲を選んでましたね。この曲はアルバムの中でも特に気に入っていた曲で、この夢のある感じがアルバムの中では代表的だと自分では思っていて、ちょっとロマンもあるし、『新しい私になって』にふさわしいと思って選びました。「もっといろんな世界があるんだ!」と、私が思って作った曲だから。

--僕の中で『風の記憶』の曲調は、熊木杏里の得意とするところのひとつなのかなっていう認識をしてるんですけど、実際にはどう?

熊木杏里:それもありますね。言葉の感じもすごく気に入ってますし。ちょっとフォークっぽいし。これを気に入ってもらえたなら、いろんな私の曲を聴いてもらえるかなって。

--そして3曲目の『朝の夜ふかし』、去年の【時を出た時間】で歌っていたのを僕は聴いてるんですが、このタイミングでしっかりレコーディングしようと思ったのは?

熊木杏里:本当はお気に入りの曲だったので、アルバムのタイミングで本当は入れようかと思っていたんですよ。ただ『風の中の行進』の中にこれが入っちゃうと、少し暗いなと思って。あのアルバムはすべてがそのときの前向きな自分にしたかったので。で、結局匂いも違うし、入れなかったんですけど、今回は新しい試みの作品でもあるので、、そこになら詰め込んでも問題ないなと思い、ようやくCD化されました。

--どんな心境のときに書いた曲なの?

熊木杏里:朝方にラジオをやっていて、それのテーマソングなんですけど、あの朝の感じって妙に感動的なんですよ。夜から朝に掛けて変わっていくこの感じは、誰もが遥か昔から味わってきた不思議な時だから、その不思議な空間を感じられる曲にしたいなと思って、作り上げた曲ですね。「この景色をどうやったら伝えられるかしら?」っていう発想から書きました。

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--この3曲を一枚に収められたのは、結構理想的ですよね?熊木杏里の深さも広さも知ってもらえる気がします。

熊木杏里:そうですね。みんなシンプルですしね。

--そんな以上3曲入りのニューシングル『新しい私になって』。今日はずっとハイテンション気味にこの作品の素晴らしさについて触れてきたんですが、最後に本音を言わせてもらうと、僕はこの曲がオリコンのトップ3とかに初登場でガツン!と入ることはないと思うんですよ。なぜなら熊木杏里が持ってる力って爆発力や瞬発力じゃなくて、その曲や言葉のタフさ、いつまでも聴いていられる、聴いていたいと思わせるところにあると思うから。だからね、理想は半年~一年ぐらいを掛けてね、知る人ぞ知る曲になって、知る人ぞ知るアーティストになっていることだと僕は思うんです。「熊木杏里って知ってる?」「うん、知ってるよ」「なかなか分かってるね~」みたいなね(笑)。自分ではどう思います?

熊木杏里:いいですね。「目指せ!オリコン10位以内!」とか思ったりもしますけど、そう言われると、そういうのも良いと思います。CM見ながら徐々に知れ渡っていって、「あれ、良いよね」って共感が少しずつ広がっていったら、それはすごく良い広がり方だと思うし。でもまだ分かんないですよね~、実際にどれだけの人に響くかもまだ分かんないし。

--まぁでもこんな話ができることになったこと自体に夢がある。しつこいけど(笑)。

熊木杏里:うん!

--で、やっぱり『ミュージックステーション』には出たい(笑)?

熊木杏里:出たい(笑)!なんだか分からないけど、イメージができるんですよ!

--実現できるといいですね!あとやっぱり近いうちにやってもらいたいのがですね、自身でも言っていましたが、主要都市でワンマンライブ!今日ここにキングレコードの人がいたら声を大にして伝えようとも思っていたんですが(笑)『新しい私になって』購入者全員を無料招待するぐらいの企画をこのタイミングで実現してもらえたら最高だなと思うんですが。

熊木杏里:いいですね。もしくは最近、失恋経験した人ばっかりを集めてライブやったりするのもいいですよね!

--やっぱりこれまで以上に熊木杏里の歌声を多くの人に聴いてもらえる機会なので、熊木杏里のより濃厚な魅力はライブでこそ発揮されると思う僕みたいな人からすれば、ぜひともこのタイミングでこれまで熊木杏里のライブを観たことがない人に観てもらうべきだなと。

熊木杏里:そうですよね!私もワンマンライブをやりたい気持ちは強いし、定期的にライブで自分の歌を聴いてもらいたいと思っているので。

--楽しみにしてます!まぁこんな感じで僕みたいにいろんなリクエストをしてくる人も今後増えていくと思うんですが、熊木杏里本人としては、これから先、どう自身の音楽と共に歩んでいきたいですか?

熊木杏里:相変わらず、ずっと自分の生き方から生まれてくるモノで良いと思ってるし。ただ今はようやく「こうだ!」っていう前向きな気持ちに溢れているので、恋愛の歌にしても何にしても、もっといろんな視点から詞や曲を作っていきたい。今までちょっと自分をよく見せようとしていた部分とか、ちょっと大人ぶっている自分もいたんですけど、この『新しい私になって』のおかげで、何ひとつ飾らずに「恥ずかしいな」って思うぐらいの自分を見せていってもいいのかもしれないと思えるようになっていて。そういうドキドキした気持ちでいるから、どんどん今はまだまだ曲を書いていく時期だなと感じてます。

--ちなみに今も曲は書き続けている感じなんですか?

熊木杏里:そうですね。私、他人のことをあんまり考えていなかったなと、『新しい私になって』と出逢って思ったんですよ。「人はこういう風に思うんだ」とか、全然知ろうと思わなかったことだったんだけど、「励まされました」とか、メッセージをもらうと、人がちょっと元気になったりするっていうのは、すごく大事なことなんだなって。励ますことなんて私は言葉じゃ全然できないけど、歌だったらできるかもしれないと思ったら、いろんなことを書いてみたくなって。

--そんな熊木杏里がこの先、どんな曲を僕たちに届けてくれるのか、楽しみにしてます。では、最後にこれまでも支えてくれてるファンとこれから熊木杏里を知っていく人々に向けてのコメントをお願いします。

熊木杏里:まずは『新しい私になって』のフルバージョンを聴いてほしいなって思います。きっと誰もが「新しい私になって」とは思ってるけど、ここまでストレートに「新しい私になって」って言うことないと思うんですよ。でも私はいつも「新しい私になる」「いつも変化していこう」っていう気持ちを大事にしていこうと思っているので、これからも見守っててほしい。で、みんなも些細なことで「新しい私になって」と思えることがあってくれるといいなと思います。

熊木杏里「新しい私になって」

新しい私になって

2006/11/22 RELEASE
KICM-29 ¥ 1,028(税込)

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Disc01
  1. 01.新しい私になって
  2. 02.風の記憶
  3. 03.朝の夜ふかし

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