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[ALEXANDROS]、【NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2】出演インタビュー



ALEXANDROS

Billboard JAPANとSPACE SHOWER TVが共催し、11社の音楽ストリーミング・サービスが一堂に会する音楽イベント【NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2】に、[ALEXANDROS]の出演が決まった。

8月16日に自身最大規模のワンマンとして、千葉・ZOZOマリンスタジアム公演を開催し、11月21日には最新アルバム『Sleepless in Brooklyn』のリリースを控える[ALEXANDROS]が、ストリーミングからヒットを生み出すプロジェクト【NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2】に出演する。音楽の聴き方が大きく変化した今、国内外問わず活動範囲を広げている彼らが、普段どのように音楽と接しているか、さらにはニューヨークで行われた最新作の制作のことなど、話を聞いた。

音楽の図書館に簡単にアクセスできるようになってしまった

――皆さんは普段、どのように音楽を聴いていますか?

川上洋平:やっぱりサブスク(定額制音楽ストリーミング・サービス)が多いですね。俺は結構前から使っていました。

――やはり便利?

川上洋平:そうですね。例えばミュージシャンだと、レコーディング中にエンジニアさんとリファレンスをシェアする時、すぐにモニターから音を出せたり、正直、すごく便利なんですよね。聴いて楽しむだけじゃなく、そういう使い方もできるから。

――プレイリストで聴くことが多いですか? それともアルバム単位で?

川上洋平:俺はどっちもですね。好きなアーティストのプレイリストを聴いたり、知らない人のプレイリストで勉強したり。でも、自分がその時に聴きたいものを検索してアルバム再生することもあります。曲を聴いてると関連アーティストが出てくるじゃないですか。それで「なるほどな」ってなるんです。これもリファレンスに近いんですけど、「このアーティストだとこういう系統なのね」って。

磯部寛之:俺は家ではアナログを聴くことが多いですね。ジャケットが大きいし、見た目もイイので。ただ、なかなか持ち出せないものでもあるし、外ではやっぱりサブスクが多いですかね。

白井眞輝:俺もサブスクがメインですね。お風呂でBluetoothの防水スピーカーを置いて、プレイリストとかラジオ・ステーションの中から“洋楽最新ヒット”みたいなのを聴いたりします。そういうのって今何が流行ってるか、すぐ分かるじゃないですか。CDとかアナログも持ってるんですけど、最近聴かなくなっちゃって。お風呂の時間ってやることないじゃないですか。その隙間の時間に音楽が聴きたくなるんですよ。

庄村聡泰:僕はとんでもない量のCDを持ってる人間だったんですが、ほぼストリーミングに移行しました。ジャンルとか年代とか関係なく繋いだ聴き方をするんですけど、そういう人間には非常に合ってますよね。

――昔のカタログへのアクセスのしやすさも利点ですよね。

庄村聡泰:躍起になって集めてた自分のディスコグラフィーがほぼストリーミングの中にあるんですよ。音楽の図書館に簡単にアクセスできるようになってしまった。小さい頃には、こういう音楽の聴き方をするようになるなんて思ってもみなかった。

――その移行には何かきっかけが?

庄村聡泰:洋平が使ってたのと、NICO Touches the Wallsのみっちゃん(光村龍哉)が使ってたのが大きいですね。彼の家に遊びに行った時に使っていて、あの時はたしか、テデスキ・トラックス・バンドからオールマン・ブラザーズ・バンドにアクセスみたいな。ブルース・ロックの今から起源までをすぐに追えるっていう。

――ルーツを辿っていくのもすごく楽ですよね。

庄村聡泰:「さすがにこれはないだろう」と思って検索したら、「本当にあるんだ!」みたいな。これからどんどん解禁されていくんでしょうね。去年、ジャズのECMレーベルまで解禁発表したのにはびっくりしました。

磯部寛之:知らなかったアーティストを知る機会もすごく増えましたね。例えばSpotifyってShazamと連動してるじゃないですか。居酒屋のUSENチャンネルとかで流れてる曲が気になった時、それをShazamに認識させればすぐに聴けちゃう。自分で検索する手間すらかからない。

――それによって新たに聴くようになったジャンルなどはありますか?

川上洋平:ジャンルはないかな。ただ、より掘り下げることはできるようになりましたね。あぁでも韓国の音楽とかは聴くようになりました。

磯部寛之:むしろジャンルレスになったんじゃないですかね。今まで聴いてこなかった音楽に対しての壁がないですよね。

庄村聡泰:今は90年代のJ-POPをすごく漁ってます。米米CLUBさんのアルバムが面白くて聴いてますね。

――では、アーティスト視点での印象はどうでしょう? YouTubeなども含めて、サービスによっては無料で音楽を聴けるようになった時代でもありますが。

川上洋平:正直な話、最初は無料で音楽を聴けるってことには抵抗がありました。けど、今では自分の中で解決できたと思います。CDの値段って基本的に決まってるじゃないですか。でも絵画って自分で決められるし、時価だったりもする。値段はすごく大事だと思うし、無料で聴けることに対する驚きとか戸惑いはきっとミュージシャン全員にあったはずだし、中には抵抗してきた先輩たちもいた。でも、今はそれが普通になっていて、時代の流れなんだと思うしかない中、だったら前向きに考えたいねって、自分たちも使い始めてから思うようになりましたね。

――メリットをどう生かすか、にシフトした。

川上洋平:海外の人たちに知ってもらえるチャンスでもあるし、自分たちの一番の楽しみはライブなので、それに行きやすくなるんだったら、そこで折り合いをつける。今のアメリカの音楽業界を見てるとそう思うんですよね。日本もそうなっていくと思うし、これからのアーティストは真剣に向き合っていかなければならないことだと思います。

――気軽に予習ができるという面では、ライブ集客のためのプロモーションとしても有効ですしね。

川上洋平:なので音楽をどの媒体に乗せて届けるか、正直アーティストは考えなくてもいいんだなって。一番大事なのは生で聴かせること。うちらの時代にもMDとかあったし、カセットテープからCDまで、移り変わりを見てきた世代でもあるので、こういった変化も「そりゃそうだよな」とは思います。CDの時代がめちゃくちゃ長かっただけであって。

白井眞輝:アメリカはストリーミングが主流じゃないですか。CDはほとんど売ってない。サブスクで収益をあげる仕組みもできあがりつつあるみたいだし、日本はちょうど転換期なんでしょうけど、今後そういったインフラがもっと整備されたらいいなと思ってます。

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  1. 変化も見せたいけど、変わってない部分もやっぱり見せたい
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変化も見せたいけど、変わってない部分もやっぱり見せたい

――ファン感謝祭ライブとして続いてきた【Premium V.I.P. Party】が、今年は【VIP PARTY 2018】として千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されました。自身最大規模のワンマンということで、そこで得られたもの、心境の変化などはありますか?

磯部寛之:あまり節目みたいな感覚はないですね。他のライブと同様にすごく刺激があったし、気持ちよかったです。サブステージでの演奏中に雨に降られたり、お客さんが掲げてくれたスマホのライトも綺麗だったりと、野外ならではの楽しみはもちろんありましたね。

――小中規模のライブハウスと3万5,000人収容のスタジアム、自分のプレイに違いを感じたりは?

磯部寛之:自分の中では違わないんですけど、間違いなく違ってくると思います。ライブってお客さんとエネルギーをやり取りする場なわけで、ライブハウスでフロアがぐちゃってなってる時と、スタジアムで空間が開けてる時では当然違いがありますよ。でもそれは、その場の空気感に素直に反応してるだけなんですよね。

――「Cat 2」の白井さんのコルナ・サイン煽りとか、スタジアム規模の会場で見ると一層キマって見えました。

白井眞輝:そこを拾われるとは思ってなかったです(笑)。ノリでやったことではありますけど、後付けで意図を考えるとしたら、うちらのファンだとハードロックはあまり詳しくない人がほとんどだと思うので、それをちょっと布教するっていう気持ちもあったかもしれないです。

――なるほど。

白井眞輝:あとスタジアムならではの感想としては、やっぱり天候のプレッシャーが思い出されるかな。1か月くらい前から天気予想を見て、晴れた、曇った、晴れた、曇った、雨、っていうのを繰り返してて、その都度一喜一憂して。しかも今年は台風が多かったじゃないですか。結果的に途中降りましたけど、あれも綺麗だったって声も多かったので結果オーライだったかなって。屋外ならではの収穫だったと思います。

庄村聡泰:僕に関しては、明確に「スタジアムで鳴り響くべき演奏っていうのはこういうものだろうな」って想像して向かったタイプですね。会場の規模が大きければ大きいほど、いろんな趣向を持った人間がいるわけじゃないですか。それをまとめて一つにして天国へ連れて行く、っていうのが俺のリズムの役割だと個人的に思っているので、結構シミュレーションして臨みましたね。

――ライブの全体内容としては、1stアルバムから順を追ったセットリストになっていて、後半にはファン投票パートもあり、新曲披露もありと、細かく流れを組み立てたものでした。

川上洋平:デビューから8年も経つと、いろいろと振り返ることができるなぁと思って。「ワタリドリ」から知った人も、昔から好きだった人も、分け隔てなくできる場がああいうデカい会場だと思うんです。そこでお客さんをVIPとしてご招待して、「[ALEXANDROS]ってこういうものなんですよ」って最初から最後まで紹介したかった。中にはバンド名が変わってたことを知らない人もいるだろうし、そういう人に向けてバンドの歴史を紹介するVTRを挟んだら面白そうだなっていうのもありましたね。

――[Champagne]から[ALEXANDROS]までの変遷を辿るような?

川上洋平: [Champagne]時代、[ALEXANDROS]時代って分ける人もいると思うんです。でも、自分たちの中ではずっと一本の線の中にいて、名前がぽっと変わっただけ。「[ALEXANDROS]変わったよね」とか全然言われてもいいし、うちらも毎作変わってるつもりではあるんですけど、でもどこかで「同じアーティストだし」っていうのを言いたかったんです。変化も見せたいけど、変わってない部分もやっぱり見せたい。

――ステージ・プロダクションも決して派手なわけではなく、どちらかと言えば人力の部分、ひいては素の[ALEXANDROS]で魅せたライブだったなと

川上洋平:そうですね。うちらって、例えばサカナクションみたいに画期的なシステムを導入して誰も見たことないような演出をする、みたいなバンドではないし、自分たち4人にしかできないようなことを追求していくほうがいいと思ったんです。となると大事なのは、テクニックでどうのこうのではなく、4人で音を鳴らした時の気持ちよさ、4人が「ここだ!」って時にバーンってヒットする瞬間の気持ちよさだと思うんですよ。だからうちら、組体操みたいなアレンジが多かったりするんです。「そこ、全員でユニゾンするんだ」みたいな。その戦隊モノの合わせ技みたいな瞬間が作っていて気持ちいいんですよね。

――その瞬間は見てる側も気持ちいいものです。

川上洋平:そうなっていると嬉しいです。

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  1. 変な言い方ですけど、「イイ曲を入れよう」って
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変な言い方ですけど、「イイ曲を入れよう」って

――そして最新アルバム『Sleepless in Brooklyn』が11月21日にリリースされます。まずはタイトルの由来を教えてください。

川上洋平:映画『Sleepless in Seattle(邦題:めぐり逢えたら)』からインスパイアも受けつつ、今回は制作がほとんどブルックリンで、寝ずに作った感じ。つまり本当に“Sleepless”だったんです。



▲7thアルバム『Sleepless in Brooklyn』Teaser


――制作期間は【VIP PARTY 2018】の前後に渡ったと思いますが、ライブが以降の制作に影響を与えることは?

川上洋平:ライブは一番影響しますね。特に新曲、未発表曲を演奏すると、「こうしたほうがいいね」って後のアレンジに影響することもあるので、わざと泳がせてみたり。

――収録曲「アルペジオ」は新作ゲーム・ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』の主題歌に起用されることが発表されていて、ティーザー映像でも一部聴くことができます。

川上洋平:「アルペジオ」は白井くんがイントロのアルペジオを適当に弾いてた時に「あ、それめっちゃいい」ってなって、そこにAメロを続けたのが最初ですね。それから4人みんなが重なっていく雰囲気が「アルペジオっぽいなぁ」って思って、タイトルもそのまま「アルペジオ」になりました。

白井眞輝:そのアルペジオのフレーズ、ブルックリンのスタジオの屋上で弾いてた記憶があるんですよね。みんなで制作の休憩がてらアコギを持って行って、「前に弾いてた曲やりたいからちょっと弾いてよ」って言われて、屋上で弾いて。

――ゲームの世界観からもインスパイアを受けた?

川上洋平:なんとなくですけど、タイアップのお話がきっかけになって、最初はAメロしかなかった曲に続きを作ることができたかなとは思います。ただ、内容がしっかりした作品だったからこそ、忠実になりすぎるとどうしても説明臭くなっちゃう気がしたので、なるべくタイアップに縛られないように作ろうとも思ってました。聴いてくれた人の中で曲とゲームの内容が勝手に紐づいてくれるほうがいいなと。

――アルバムの全体コンセプト、テーマなどがあれば教えてください。

川上洋平:変な言い方ですけど、「イイ曲を入れよう」って考えましたね。音源を聴いた時にイイ曲というか。もちろんずっと意識してきたことではありますけど、もっと忠実になろうと。例えばそれが自分たちらしくなかったり、バラードとアップテンポのバランスが偏っていたりしても、イイ曲だから入れようって。それがこのアルバムをニューヨークで作り始めた時にまず最初に掲げたことでした。だからとにかく出てきたもの全部作ろうと思ったんです。「今回のアルバムに合わなさそうだね」とか、「[ALEXANDROS]には合わなさそうだね」っていうのを一回無視して。

――そういった制作アプローチは初めて?

川上洋平:時間がある時はできたんですけどね。だから変な話、この2年間って[ALEXANDROS]にとっては充電期間みたい感じでした。いわゆる活動休止にちょっと近かった気がします。

磯部寛之:水面下ではめっちゃ活動してましたけど、外向きは洋平が言った通りでしたね。去年の12月からワンマンもやらず、ニューヨークにいる時はもちろんスタジオにも通いつつ、根詰めて制作というより、ちょっと自由に動いてみようか、みたいな期間もあったり。

――ニューヨークならば、なおさら解放感もありそうですね。

磯部寛之:間違いなく刺激になりました。日本ではイイ曲が作れないってわけじゃなく、純粋に興味があるから行ってみたわけで。そしたらニューヨークって街もみんな気に入ったし、トータルすると半年くらい住んでたので、逆に「早くライブやりたい」みたいな充電も溜まった感があるし、それがマリンスタジアムでのライブにも繋がったと思います。

庄村聡泰:みんなで大きなホールでのライブも見に行ったし、飲み屋に併設されてるようなステージでデスメタル見たり、クラブに好きなDJを見に行ったり。

川上洋平:ライブばっかり行ってましたね。イマジン・ドラゴンズ、ロイヤル・ブラッド、ザ・ウィークエンド、U2…。あとフェスも行きました。ニューヨークの【ガバナーズ・ボール】。あれは良かったね!

――イチ音楽ファンとしては羨ましい環境ですね…。特にU2なんかは今のツアー・セットをそのまま日本に持ってくるのなんてほぼ不可能なわけですから。

川上洋平:毎晩のようにライブやってて、勉強し放題でしたね。昼ぐらいからスタジオ入って、行き詰ったところで20時頃にライブを見に行って、それを次の日に生かす、みたいな(笑)。

――海外でのライブは過去に何度も経験されていますが、今回のアルバム制作が今後の海外公演に与える影響はありそうですか?

川上洋平:どうですかね。そこまで変わらないとは思いますけどね。あまり意識しすぎず、日本語も英語も関係なく、オープン・マインドな感じ。POLYSICSのハヤシさんは「結局は日本でやってることをやることになると思うから」って言っていたし、特に今の時代、YouTubeとかでライブ映像も見れるから、変に意識して変えちゃうと、「これが日本で彼らがやってるセットリストなんだ」って予習してくれた人が、「違うじゃん! “ワタリドリ”やらないの!?」って(笑)。

磯部寛之:これからいろんな国でやっていきたいですからね。茨の道だとは思うんです。日本でもそうでしたけど、最初からお客さんなんて入るわけない。僕らのこと知らないんですから。最初はどれだけ少なくてもいいんですよ。でも次に行く時にその人数じゃ困る。だからツアーしていいライブをする。福岡も北海道も最初はそうでしたし、韓国も台湾とかアジア圏も最初はそうでした。でも、それは別にマイナスなことではないんです。

――それで話をサブスクに戻すと、いつでもどこでも音楽に触れることができるようになった時代で、大事になってくるのは生の体験なわけですね。

川上洋平:うちらは特に生の方が優秀なんで(笑)。動員もそれで増やしてきましたし。海外でも同じことをやっていくだけですね。

――それでは最後に、10月30日に東京・新木場スタジオコーストで開催される【NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2】に向けて、意気込みをお聞かせください。Little Glee Monster、平井大、そして<STARTERS MATCH>を勝ち抜いた電波少女との共演となります。

川上洋平:他のアーティストさんからも、そのお客さんからも刺激がもらえると思うし楽しみですね。実は昔から、アイドル・イベントに混ざったり、ジャンルレスに対バンやってきましたからね。そういうところでも変わらず自分たちらしくライブしてきたので、今回も同じだと思います。

――音楽ストリーミング・サービス各社が集まったプロジェクトなので、例えばリトグリさんのファンの方が「[ALEXANDROS]かっこいい!」って思って、帰り道にすぐにチェックできたり。そういった出会いの場の創出もプロジェクトの狙いだったりするので。

川上洋平:本当に「今っぽいなぁ」と思います。こういうのがあると対バンの在り方とか、いろいろ変わっていくんでしょうね。

写真

[ALEXANDROS]「Sleepless in Brooklyn」

Sleepless in Brooklyn

2018/11/21 RELEASE
UPCH-2180 ¥ 3,300(税込)

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Disc01
  1. 01.LAST MINUTE
  2. 02.アルペジオ
  3. 03.Mosquito Bite
  4. 04.I Don’t Believe In You
  5. 05.ハナウタ
  6. 06.PARTY IS OVER
  7. 07.MILK
  8. 08.spit!
  9. 09.KABUTO
  10. 10.FISH TACOS PARTY
  11. 11.Your Song
  12. 12.SNOW SOUND (Encore Tracks)
  13. 13.明日、また (Encore Tracks)

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