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Do As Infinity【Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-】インタビュー



Do As Infinity【Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-】インタビュー

今年復活10周年&来年結成20周年! DoAsの“生きる”

 様々なモノが畳み掛けるように終焉を迎える昨今。その中でも激動を駆け抜け、今年復活10周年&来年結成20周年を迎えるDo As Infinityが、過去の危機や解散含め今一度歴史を噛み締めながら、その活動テーマとも言える“生きる”=『ALIVE』を冠したアルバムとツアーに辿り着くまで、そのストーリーを語ってくれた。必読です。

「異端で、どっちにも属さない奴らがいてもいいのかな」と最近は逆に誇らしい

--今年で復活10周年、来年で結成20周年を迎える訳ですが、アニバーサリーイヤーを迎えていくことに関してはどんな感慨を持たれていますか?

Do As Infinity / 12th Album「ALIVE」teaser trailer - Sound Produced by 澤野弘之
Do As Infinity / 12th Album「ALIVE」teaser trailer - Sound Produced by 澤野弘之

大渡 亮:節目で感じることは「ここまでやれて来れたことは奇跡だな」っていうね。この目まぐるしい音楽産業の中でまだ活動させてもらえている。それは本当について来てくれている方々のおかげだし、年を重ねてきたせいか年々しみじみ感じるね(笑)。だから誇らしいし、有り難い。

伴 都美子:私も亮くんが今言った通りの想いで、常にそういう気持ちは持っているつもりなんですけど、やっぱり節目になると気分が高まりますよね。常にモチベーションと意識を持って折れないように、腐らないように、そういうメンタルも強く持って活動してきている中で……振り返ってみれば本当に数々の出逢いがあって、今を迎えられているんだなとも思いますし、そうやってひとつひとつ考えるとキリがないけど、一言で言うならやっぱり「感謝」でしかないですよね。あと、単純に「もうそんなに経つのか!」という気持ちもあります。

--前回の年末インタビュー(https://bit.ly/2J5Dr8X)で「腐らず、地に足をつけ、地道に活動することの大事さ」を語ってくれたじゃないですか。音楽シーンがどんなに変わっても「とにかく音楽に対する基礎体力を高めていくんだ」と。その話を聞いた後、2018年の幕が開いたら毎日のように誰かしらの「音楽活動終了」のニュースが舞い込んできて、よりあのインタビューで語ってくれた言葉に重みを感じるようになりました。

大渡 亮:「木を見て森を見ず」みたいな表現があるじゃないですか。その木を見て、世間の動きに毎回歩調を合わせ過ぎていたら、一瞬はポコッとピークが生まれると思うけど、そこのピークだけになってしまうというかね。だから「木を見て森を見る」みたいな感覚でざっくり音楽を捉えて、自分たちは20年分培ってきた阿吽の雰囲気みたいなものもあるので、そこを信じてやるということが肝要なんじゃないかな。「今、世間はこういう感じだからこっち行こうぜ」とフラフラしていると長くは続かないかもしれない。

--そうかもしれないですね。

大渡 亮:そうなると「この曲はちょっと流行りに便乗し過ぎたから、今やりたくないよね」っていう曲が生まれて、ライブでやらない曲が出てきちゃうだろうし。僕らは流行にそこまで寄り添って来なかったので、すべて古臭くはないというか、時が変わっても出来る曲が非常に多いと思います。

--そこは面白いですよね。当時、エイベックスムーヴメントみたいなものがあって、その中からDo As Infinityも出てきた訳ですけど、でもダンスミュージックではないし、王道としては見られなくて……

伴 都美子:異端みたいな。

大渡 亮:たしかに異端な感じでデビューだったんで。だから当時はジレンマみたいなものがありましたね。もちろん大きいところで仕事を頂けて、そしてやりたいことをやらせてもらえるけど、でも結果的にエイベックスカラーで見られて「中途半端」という烙印を押されてしまうっていう。これは俺の感覚で、実際はそうじゃなかったかもしれないけど、俺はそういう風に感じていたんですよ。例えば【a-nation】に出ても【a-nation】に来るようなお客さんが求めるものではない。じゃあ、そっちじゃないほうに寄り添っていきたいけど、そこでは「エイベックスでしょ」というイメージで省かれちゃう。そういうジレンマというか苛立ちみたいなものは常にあったなぁ。だけど、それももう、どんなに抗っても変わんないものは変わんないから「どういう括りで何をやっているか」じゃなくて、今は「衣より中身だな」みたいな気持ちで活動している。今現在、アニメの流れに上手く寄り添えている、寄り添いたい、寄り添えてるかな、寄り添えたらいいのにな、というチームの流れがある訳ですけど、俺自身はそこは何でもいいんですよ。音がしっかりしていれば、そしてそれを喜んでもらえる方向であったらそっちに行くし、音楽を作るその中身のところに矛盾がなければ、どんな流れでも良いと思うんですよね。

--それこそ「腐らず、地に足をつけ、地道に活動することの大事さ」ですよね。

大渡 亮:さっき僕が言ったようなジレンマを経ての、悟りの境地。例えば、激流に逆らい続けてもさ、川の流れには敵わないじゃん。いくらひとりで踏ん張って「世界を変える」なんて言ったって、それは変わらないじゃない? ひとりじゃね。だったら上手く川の流れに流れて、自分らしさを見つけて……みたいなほうが幸せなところへ流れ着いていくのかなと思いますね。俺、良いこと言ってんなぁ!

一同:(笑)

大渡 亮:今日、冴えてるなぁ!

--でも実際にそうなっていきましたもんね。

大渡 亮:だと良いんですけどね。まぁでも実際に今楽しいですから! だから「異端で、どっちにも属さない奴らがいてもいいのかな」と最近は逆に誇らしいです。「だって、良いでしょ? 20年続いてるんだから」と言えるし(笑)。

伴 都美子:目の前にある、今やるべきことにちゃんと向き合って、ベストを尽くして、自分印を残して、今がある。抗うって言ったらアレだけど、「だったらこうしてやろう!」みたいなね、そういう気持ちって若ければ若いほどあるじゃないですか。それもポジティブなエネルギーだと思うし、それがバンドのエンジンになって回転して、いろんな人たちが集まってくる。そうやってひとつひとつのことに取り組んでいった結果として今があると思うと、ちゃんと幹作りは出てきたのかなって。だから「そっちがいいならそっちにも枝生やしましょう」って思える。

大渡 亮:「そっち行っとく?」みたいなね。そこは意外と気軽に考えてます。深く考えたところで正解は見えないもん。昔だったら正解だったことが不正解になっちゃったりするし、すごく価値があったものがどんどん無価値になってもいるじゃないですか。

伴 都美子:例えば?

大渡 亮:音楽はまさにそうだよね。垂れ流しで、タダで手に入ったりする訳じゃない? 昔だったら2000円払わなくきゃ絶対聴けなかったものが、発売前にYouTubeで聴けちゃったりとかね、そんな時代じゃない? だからもう「ただ頑張ってやるしかないよ!」というのが正直なところだと思うんですよ。考えたところでもうしょうがないもんね、そこは。で、最初から良い意味で他力本願で始まっているグループなんで! 作家さんがいて、その人が「始めるよ~」と言い出して「入れて頂けるんならよろしくお願いします~」と入ってきた訳なんで、俺も伴ちゃんもね。そのフィールドを与えられた中で「俺ならこれは言えるな」と言いたいことを言ってきた結果なんですよね。だから最初からガチガチに自分たち二人で土台を作って、二人で何かを企画したりしてこなかったからこその……なんて言うかな? 合気道みたいな感じだと思うんですよ。ガッと来たら相手の力を利用してサッと引く。

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「休止にするか? もしくはボーカルを違う人に変えて続けるか」みたいな話も

--そうやって良い試合を見せていく?

Do As Infinity【Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-】インタビュー

大渡 亮:そうそうそう。

伴 都美子:合気道ってそうなんだ?

大渡 亮:合気道は相手の力を利用する武道だから。自分から行くんじゃなくて、相手が来たときにどうするかっていう護身術なの。

伴 都美子:へぇー、面白い!

大渡 亮:凄いんだよ。大山倍達さんという人は素晴らしい。

伴 都美子:亮くん、やってんの?

大渡 亮:やってない! やってないけど、興味があってさ、そういう悟りの境地というか、無の境地みたいなさ、精神的な……

伴 都美子:ヨガもそうだろうね。

大渡 亮:そうだね! そういうのに近いと思うんだよね。自分と向き合う。そして、相対する者が来たときにどうするか。

--気の流れに合わせて相手を倒す。Do As Infinityは合気道的な存在であると。

一同:(笑)

--でも実際に特異なスタイルではありますよね。自分たちで作詞作曲することを絶対的なアイデンティティとせずに、作家さんが生み出したいろんな楽曲がある中で「今回はこういうものにしていこう」と作品を自分たちのモノにしていって、そのスタイルでバンドやユニットが10年20年続いていった例って……ほとんどないんじゃないですか?

大渡 亮:そうかも。

伴 都美子:まぁでも1回終わってますからね。

--解散してますからね(笑)。でもそれも強みになっているかもしれない。

大渡 亮:そうだね。それがあってこそかもしれないね。1回終わってるから「次は同じ流れは踏んではいけない」という感覚があるから。

--あの時代特有の、サウンドプロデューサーがどーんと中心にいて、それに沿ってプレイヤーが動く。みたいな流れのままだったらどうなっていたか分からないですよね。

大渡 亮:まぁでも解散はね、スケジュールが半端なく多かったから、パワーバランスが分かんないままみんな進んじゃった結果なんですよ。誰かが強力な一角でもってパワーバランスをきっちり形成してくれていたら、解散は免れていたような気がする。でもそれが出来なかったから「休止にするか? もしくはボーカルを違う人に変えて続けるか」みたいな話もあって。

伴 都美子:あったね。

大渡 亮:だからm-floじゃないけど、ああいうユニット形式になる可能性もあったんです。でも他力本願ゆえにその手綱を引くことは出来なかったというね。「自分が仕切ってやってきたモノじゃないモノは、こういう風に終わってしまうんだな」と感じました。それで休止どころか解散になっちゃったんですよね。

伴 都美子:ま、いろいろあったよね。それだけに限らず、あれもこれも重なっていって「どうする?」みたいな。私は私でワァァァァ!ってなってたし、いろんなものが重なってそうなってしまった。

大渡 亮:いろいろ確認し合わないで先に進むしか出来なかった。気持ちのズレとか摩擦があるのに、その問題を置いたままの状態で先に進むしかないっていうね。それがゆえなんですよね。だから激動過ぎたんだと思う。

伴 都美子:気持ちが切れちゃったんだろうね。

大渡 亮:まぁ今だから言えることなんですけど、それを乗り越えて、また今こうやってDo As Infinityが存在しているのは嬉しいし、喜ばしいし、そして「あれからもう10年経ってんだな」というのは誇らしい。

--なので、あの解散~復活の流れがあったからこそ、Do As Infinityが折れない木になったんでしょうね。そうして今日まで続けてくれている有り難みをイチファンとして感じています。今の時代、本当に継続することはあたりまえじゃないですからね。

伴 都美子:続けることも凄い努力がいるというか……やっぱり奇跡ですよ。たぶん「もう……」という気持ちになったら終わるだろうし、それぐらい繊細なところから新しい音楽は生まれるんだろうし、こういう音楽を作っている人たちは商品じゃなく生身の人間だからね、私もしょっちゅう考えますよ。「この先、どれぐらい歌えるんだろう?」とか「ステージにいつまで立ってるんだろう?」とか。でもね、音楽を聴かない日はないんですよ。相変わらず好きだし、だから聴くし、知らないことがまだまだあるなとも思うし。ここ数年は音楽に限らず、映画、本、友達としゃべること、そういうちょっとしたことで「救われた」と実感することが多かったから、それは今回のアルバム『ALIVE』にも繋がるかもしれないけど……“生きる”ということを強く感じる。

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「火の鳥」は、2000年当時に「Yesterday & Today」を聴いて作った曲

--伴ちゃんの歌やDo As Infinityの音楽の根底にあるものでもありますよね。

GIFアニメーションです 伴 都美子:私はそういうことについて考えるのがクセなんだろうね。「なんで生まれてきたんだろう」とかね。実際の両親と暮らしたことがないからかもしれないけど。あと、小学校2年生ぐらいになると「自分の名前の由来を調べましょう」みたいな宿題があって、育てのお母さんに聞いたら「あんたの名前はあそこの魚屋さんにつけてもらったの!」って(笑)。ショックじゃないですか! 幼いながらに!「名前付けてくれたの、親じゃないんだ?」みたいな。だから自分の名前の由来も何も知らないままに生きてきたんだけど、そういうことが重なると「なんで生まれてきたんだろう?」「生きていくってどういうことだろう?」みたいなことを考え出すんですよね。死生観は人それぞれだと思うんだけど、私はあたりまえのようにそれを考え続けている。

--それが伴 都美子の歌の説得力になってると思います。

伴 都美子:そうだと良いんですけどね、一歩間違えるとどーんとなっちゃうから。私は闇を運んでしまうから(笑)。

大渡 亮:難しく考えすぎちゃってね。俺は基本的に楽天的だからさ。

--だからこのふたりは絶妙なバランスなんじゃないですか。

大渡 亮:難しいことが好きじゃないからさ、伴ちゃんに「いいじゃん、そんなの気にしなくて~」とよく言ってる。

伴 都美子:羨ましいよね!

--ずっと“生きる”について考えてきた中で、今回“生きる”=『ALIVE』というテーマを改めて打ち出した理由は何だったんでしょう?

Do As Infinity / Alive -Music Video- Sound Produced by 澤野弘之(Hiroyuki Sawano)
Do As Infinity / Alive -Music Video- Sound Produced by 澤野弘之(Hiroyuki Sawano)

伴 都美子:「いちばんポジティブな言葉だね」っていう話になって。他にもいくつか候補を出してみんなで話していたんだけど、亮くんが「ポジティブさが欲しい」とずっと言っていて、だったらみんなにも響くテーマでもある『ALIVE』が良いだろうって。

大渡 亮:この『ALIVE』というアルバムは、すごく評判が良いんですよね。僕らをよく知っている身近な知人からも「すごく良いね、今回のアルバム。近年いちばん良い」って。ちょっと俺も驚いたんだけど、統一感があるというか、曲がやっぱり良いと言ってたね。

伴 都美子:澤野弘之さん。本当に良い出逢いをしたよね。

大渡 亮:超ラッキー。やっぱり質感が近い。無理に僕らに合わせてくれた感じじゃなくって、僕らがやってきたことと似てるのよ。だから別にお互い努力してコラボレーションに向かっていったんじゃなくて、スーッと馴染んだ感じ。伴ちゃんの声との相性も良いし。

--澤野弘之さんをサウンドプロデューサーに迎えたことによって、Do As Infinityの魅力が濃縮された感じがします。亮さんのギターも、伴ちゃんの死生観から生み出されている歌声も。そのアルバムタイトルが『ALIVE』というのは、デビューからDoAsを聴いてきた身からすると、これこそDoAsのテーマだったんじゃないかなと思うぐらい、しっくり来ました。

伴 都美子:たしかに。

--そんな『ALIVE』を携えた【Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-】が5月より開催されます。どんなツアーにしたいと思っていますか?

大渡 亮:久しぶりのツアーだからね、純粋に自分たちが楽しいツアーにしたいね。自分たちが楽しんでいると、自ずとそれがお客さんにも伝わって良いライブになると思うので。去年海外でツアーはやりましたけど、国内ツアーは2年ぶりになるので、とにかく楽しみたいです。

伴 都美子:それが基本だね!

--澤野さんも出演されるんですよね?

大渡 亮:澤野さん、出ます! 東京公演は3曲ぐらい弾きに来てくれる予定。あれかな? 澤野さんのコーナーを作って、あのプロローグとエピローグのインストもそこで使おうかな。そうやって彼をフォーカスした場所を作ったほうが良いかもしれないな。ウチではそうしたい。

伴 都美子:私たちも澤野さんのライブに出させてもらうんですよ。5月13日。私たちの東京公演の1週間前に。だから曲が被らないようにしなきゃね。

大渡 亮:3曲じゃ足りないかなぁ……

伴 都美子:一緒に作っていない曲をライブで一緒にやるのも良いよね?

大渡 亮:新しく作らせるってことかい? 弘之に。

伴 都美子:違う違う、私たちの既存の曲を弾いてもらうの。

大渡 亮:あー、なるほど!

伴 都美子:まさかの展開があったほうがお客さんも喜ぶだろうし。

--それは澤野さんに選んでもらってもいいかもしれませんね。

伴 都美子:「Yesterday & Today」とか演奏したいと思ってくれるかもしれない。今回のアルバムに収録されている「火の鳥」は、2000年当時に「Yesterday & Today」を聴いて作った曲なんだって。

大渡 亮:メロディーだけストックしていて「今なら使える」って持ってきたらしいんです。

--では、澤野さんにとってのDoAsの歴史がちゃんとそこにあるんですね。

大渡 亮:あるんです。インスパイアされて作ってたみたいで。

伴 都美子:「Yesterday & Today」弾いてもらったら。

大渡 亮:弘之の「Yesterday & Today」良いかもしれない。その案は取っておこう。というか、それだったらこっちから「やってよ」で良いんじゃない?

伴 都美子:「ぜひやろう」と言ってみよう!

大渡 亮:こうやって話していて生まれたアイデアなんだからそれが良いよ!

Interviewer:平賀哲雄

Do As Infinity / 12th Album「ALIVE」teaser trailer - Sound Produced by 澤野弘之
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Do As Infinity【Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-】インタビュー

Do As Infinity「ALIVE」

ALIVE

2018/02/28 RELEASE
AVCD-93824 ¥ 6,050(税込)

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Disc01
  1. 01.~ prologue ~
  2. 02.Alive
  3. 03.GET OVER IT
  4. 04.火の鳥
  5. 05.To Know You
  6. 06.Iron Hornet
  7. 07.Silver Moon
  8. 08.化身の獣
  9. 09.唯一の真実
  10. 10.~ epilogue ~

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