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「リアルな夢を創造し、届けていく」― LDH Europe CEOに就任したアフロジャック インタビュー
これまでビヨンセ、クリス・ブラウン、デヴィッド・ゲッタなどの人気アーティストや三代目 J Soul Brothersの大ヒット・シングル「Summer Madness」などを手掛けてきたオランダ人DJ/プロデューサー、アフロジャック。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位をマークしたピットブルの「Give Me Everything」(2011年)にフィーチャーされたことで世界的ブレイクを果たし、その後もEDMの境界線を押し広げる楽曲をコンスタントに発表し続けている。多岐にわたる世界的な活動から培ったノウハウとプロデューサーとしての手腕を買われ、今年ローンチしたLDH EuropeのCEOとなった彼が、LDHの魅力、今後の展望やヒットについて語ってくれた。
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ハイプやトレンドを追うのではなく、人々のためにリアルな夢を創造し、届けていく
――昨日の【EDC Japan】でのライブはいかがでしたか?
アフロジャック:楽しかったよ。新曲もいくつかプレイしたんだけど、観客の反応もすごく良かった。
――他の出演DJのセットを観たりは?
アフロジャック:イエロー・クロウとアーミン(・ヴァン・ブーレン)のセットを少し観ることができたよ。それから帰って寝たんだ。時差ボケで夜中に起きちゃって、朝7時までプロデュースの作業をしてたから。
――実りはありましたか?
アフロジャック:あぁ、今デヴィッド・ゲッタとアルバムのために曲作りをしてる最中なんだ。
――数日前に先行シングルがリリースされたばかりですよね。
アフロジャック:そう。「Another Life」っていうタイトル。リリースされて1週間…というか3日だけど、評判も良くて、クールだよ。曲作りは常にしてるんだ。
――アフロジャックがショーをプレイする時、重要視しているのは?常にフレッシュなセットを観客に届けるのはチャレンジですか?
アフロジャック:チャレンジであると同時に、そうじゃない。ライブに真剣に取り組み、リスクを冒すことが不可欠だから。リスクを冒さないほど、つまらないショーになる。だから、毎回違うセットをプレイすることを心掛けてる。
――これまでのキャリアにおいて最大のリスクというと?
アフロジャック:最終的には、すべて同じ場所にたどり着く。自分がすごく好きなものがあるとする。でも、それはファンたちが慣れ親しんで、期待しているものとは違う。そのマインドセットを変えていくのには度胸がいる。自分が現在やっていることを知ってほしいとともに、これからやることも取り入れていきたい。ここ1年間の変化だと、トラップ、ダブステップやヒップホップをよくプレイしている。大きなステップだったけれど、挑戦できたことに満足してる。
――ファンたちからの反響はどうでしょう?
アフロジャック:ショーによるんだよね。イマイチって時もあるし、プレイし初めて即気に入ってくれて、盛り上がる時もあるから。とはいえ、それが僕なんだ。人は常に変わっていく。その姿をファンたちに見せたいんだ。変化を恐れることはないんだって。
▲ 「Summer Madness feat. Afrojack」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
▲ 「PLAY THAT feat. 登坂広臣, Crystal Kay, CRAZYBOY」PKCZ (Produced By AFROJACK)
――これまで何度も日本でパフォーマンスを行い、日本のアーティストともコラボをしているアフロジャックには日本の音楽カルチャーや業界はどのように映っていますか?
アフロジャック:他の国に比べると、忠誠心とリスペクトのレベルが全く違う。業界に関しても、オープンマインドなところがいいと思うね。日本以外の国だと、なんていうんだろう…トレンドを追いかけたり、クールな連中の一員になろうと必死なんだ。自分がそのトレンドを好きかどうかは関係なくて、それがただ単に流行っているから、という理由で。
――危惧すべき考え方ですよね。個性や多様性が無くなってしまうので。
アフロジャック:それが今まさにアメリカやヨーロッパで起こっていることなんだ。大きな国だというのもあると思うんだけど、特にアメリカはそれが顕著だ。ハイプを追いかけて、いずれすべてハイプに飲み込まれてしまう。例えば、カーダシアン家がすごくもてはやされていた当時…まぁ今でも彼らに対する関心は高いけれど、彼らが“トレンド”だった時、誰もが彼らのようになりたがった。僕が初めてアメリカに行った時、会う人全員がカーダシアン家の一員みたいだった。番組から学んだ言い回しや振舞いを真似して、ハイプの一員になろうとしていて。そうやって現実が歪んでしまうのを目の当たりにするのは変な感じだった。僕が日本のことを大好きなのは、ほとんどの物事がクリアだから。日本人は自分に正直でありつつ、家族や友人に対しても正直で、見ていて気分がいい。
――それは日本のアーティストたちとのコラボや交流を通じて感じ取れたということですか。
アフロジャック:アーティストだけじゃなくて、彼らを支えるスタッフ…マネジャーやレーベルからもだ。それが日本の音楽業界すべてに当てはまるかはわからないけれど、これまでHIROさんやLDH、エイべックスと仕事をしてきて、彼らはいまだに純粋さを失っていないことが分かった。成功している会社で、純粋さを保てているのは稀だと思うんだ。忠誠心と純粋さを持って取り組めば、いずれは利益を生み出すことができる、って彼らは証明している。成功するには魂を売らなければならない、なんて思われがちだけれど、実際はその正反対なんだ。
――そもそもLDHとの関係性はどのように始まったのですか?
アフロジャック:まず最初に何度かミーティングをしたんだけど、お互い共通の理念を持っていた。その理念をさらに広げていくために、一緒に仕事をすることになった。その理念というのが、ハイプやトレンドを追うのではなく、人々のためにリアルな夢を創造し、それを届けていくこと。こうしなきゃいけないと思ったものではなく、リアルな夢を。
初めて日本に来た時から、そのアイディアは自分の中にあって、実現したいと思っていたんだけど、自分と同じように考えている人がいるなんて思っていなかった。だから、HIROさんに初めて会った時は、とても話が盛り上がった。嬉しすぎておふくろに電話したほどだよ。「今日HIRO…面白いことにHIROは英語だと“ヒーロー”(=hero:英雄、偉人)という発音だよね…という人に会ったんだけど、僕と同じ考えを持っていて、その考えをすでに実行しているんだ。だから僕もやってみたい」って。そこで故郷オランダでアーティストを育成するための会社を立ち上げた。そしてこれからはLDHの一部として、それをやっていくんだ。
▲ 「Follow Your Dreams feat. Afrojack」(LDH Official Company Trailer 2017)
次に世界的に流行るものはダンス
――今年アフロジャックはLDH EuropeのCEOに就任しましたが、ポジションを引き受けたのは?
アフロジャック:やはり日本とヨーロッパの文化は全く違うから、LDH Japanの体制と戦略をヨーロッパのアーティストやファンに合わせ、改革しなければならない。コアは変わらない。音楽、アート、社会現象、トレンドを創造し、牽引していく。ただそのベースとなるものがヨーロッパの文化で、ヨーロッパのキッズ向けのコンテンツとなる。ヨーロッパにおいての夢を実現する会社になるんだ。なぜなら夢というのは、その国やエリアによって全く違うものだから。
――なるほど。打診された際、即答という感じだったんですか。
アフロジャック:もちろん。僕がすでにオランダでスタートしていたアーティスト育成会社は、LDHの理念に基づいたものだった。もともとレーベルはやっていたんだけれど、さっき話したように初めて日本に来てLDHについて知った時、自分も同じことがやりたいと思い、レーベルを拡大させ、新たにアーティストを契約していった。昔、知り合いのDJ周りで同じことはしていたんだ。シャーマノロジーやリハブは、元々僕が契約したアーティストだったけれど、何年か一緒に仕事をした後、巣立っていた。その頃、末永く一緒に仕事をしていくという考えは僕の中になかった。でもLDHの取組みについて学ぶことで、ただ育成するだけではなくて、その後にもたくさんの可能性があることが分かった。そしてそこからさらなる夢が生まれていくことが。
――音楽のみに限定されず、様々な分野に拡大していくことも可能ですしね。
アフロジャック:そのとおり。そうやって“ストーリー性”が生まれることで、ファンたちもよりアーティストに惹かれていく。それってすごくビューティフルなことだと思うんだ。ソーシャル・メディアからスタートして、いずれは映画にできるようなストーリー性があるものだって生まれるかもしれない。
――それに加え、現代ではSNSを通じてヴァイラル・ヒットになるケースも多くあります。
アフロジャック:ヒットになるというのは、何か美しいものを作るための副作用でしかないと思う。
――ということは、楽曲を作っている時、ヒットになるかどうかは考えない?
アフロジャック:ノー。どうやったらベストな方法で表現できるかをまず考える。例えば、デヴィッド・ゲッタとエスター・ディーンが参加したニュー・シングル「Another Life」を作った時…ビデオに関しては“ヒット”するような作品ではないけれど、元の楽曲をさらに高めてくれる。元々のアイディアを昇華させるような効果があり、それによって曲がビッグになり、さらに完成される。完成形に近づいたことで、よりヒットになる可能性が高まるという感じかな。ただただヒット曲が作りたいという道を進んでしまうと、そこにはヴィジョンも魂もない。魂がなければ、聴き手に訴えかけることができない。きちんとした表現ではないし、人間味もないんだ。
――さきほどアフロジャックが話していた、純粋さにも欠ける。
アフロジャック:そう。純粋さを偽ることはできなくもないかもしれない。でもフェイクなものを作ったところで、みんな見分けはつくと思うからね。
▲ 「Another Life」Afrojack & David Guetta ft. Ester Dean
――そしてLDH Worldが発足したことで、各国・エリアの展開でシナジーが生まれ、ワールドワイドでの展開が可能になるのも大きな魅力の一つです。
アフロジャック:そうだね。LDHは日本国内の音楽業界はもちろん、海外でのノウハウもあるし、僕にも世界中で活動して培ってきた経験がある。その巨大な2つのネットワークが一つになること…それも分野も様々だ。僕はポップ界、LDHには映画やダンス界での実績もある。エンタメ界を客観的に見た時、次に世界的に流行るものはダンスだと思うんだ。5年前はEDMだったけれど、次はダンスだ。Instagramや他のソーシャル・プラットフォームでもそうだけど、「アイツのダンスかっこよくない?」っていうのが話題になってて、これほど世界的にダンスに対するハイプがあったことってない。それに先駆けてHIROがLDHを設立したことで、僕たちには大きな可能性がある。それもワールドワイドな可能性だ。そして様々なネットワークにもバックアップされている。HIROがグループを結成した当時には、このようなネットワークはなかったからね。
――今後LDH Europeの活動、事業として、構想している具体的なプランはありますか?
アフロジャック:具体的なプランは明かせないよ(笑)。でも活動内容としては、何人かアーティストを契約して、育成して、彼らの夢を叶えてあげること。同時に新たな夢を作っていくこと。僕は主に音楽プロデューサー、エグゼクティブ・プロデューサーとして、音楽のクオリティが高いかをジャッジする。そこが僕が一番経験が豊富で、手腕の発揮どころだから。けれど、最大のフォーカスはアーティストのヴィジョンを維持しつつ、彼らに業界の仕組みを教え、それを理解してもらうこと。アーティストが自分が作ったものを信じ込みすぎてしまうと、負のサイクルに陥り、内向きになり、作品が外へ発信されなくなってしまう。だからヴィジョンがクリアであることがとても大事なんだ。何よりもヴィジョンが一番大切だから。
――話は変わって、アフロジャックの音楽との出会いについて伺えればと思います。幼少期を過ごしたオランダではどのように音楽を聴き、新しい音楽に出会っていたのですか?
アフロジャック:小さい頃はビデオ・ゲームが好きだったから『ファイナル・ファンタジー』のサントラに影響を受けたりしてて、その後はラジオ、映画やTVのサントラをよく聴いた。13~14歳ぐらいでナイトライフに興味がそそられるようになったら、レコード屋に足を運んでハウス・ミュージックと出会った。衝撃的だったね(笑)。音楽がいかに人を惹きつけることができて、ビューティフルなものかを知るきっかけとなったんだ。
――いまだにレコード屋に足を運んだりは?
アフロジャック:ノー。最近はネットでレコードを買うね。今は、YouTubeが僕にとってレコード屋のような存在なんだ。あとは、Apple MusicやBeatportを使ってる。後者は、アーティストとして音源を公開するのにもいいプラットフォームだ。それとSoundcloud。曲を聴いたり、探したりするのに何時間も費やしてしまうこともある。でも、本当に好きな作品はフィジカルを所有したいと感じる。家には、好きなアルバムのアナログ盤もあるんだ。
大勢の人に気に入ってもらうより、どれだけ個人の感情に訴えかけられるか
――音楽の聴き方が多様化する中、アフロジャックにとってヒットとは?
アフロジャック:やはり1位になったらヒットなんじゃないかな(笑)。どれぐらい売れたかがヒットの共通認識だと思う。でもヒットしたからって、必ずしもいい曲とは限らない。大勢の人に気に入ってもらうより、どれだけ個人の感情に訴えかけられるかの方が大切だ。量よりクオリティ。自分が作った曲によって100人が5%に達するより、10人が200%まで達する方が断然いい。そこが一番重要だと思うんだ。
――なるほど。楽曲のクオリティに関する判断はどのように行っているんですか?
アフロジャック:経験。それと自分が信頼する人にアドヴァイスを求めたりもする。クオリティのコントロールを担ってるネットワークがあって、その99%が「この曲は最高だ」って言ってくれないと、その曲はダメなんだ。リリースする曲は、ハイレベルじゃなければならない。でもこの手法で曲のクオリティをチェックすれば、きっとうまくいくと確信を持っている。音楽業界の中でも権威と経験を持ち合わせた50~100人にすでに聴いてもらっていて、彼らが「この曲はいい曲だ」と言ってくれれば間違いないだろ?その内の2人が「良くない」とった時点で、リリースするのは止める。しかもそのネットワークのメンバーもとても幅広くて、僕のおばあちゃんもそのうちの一人なんだ。
――そうなんですね(笑)。彼女から不評だった曲も過去にはいくつかあるんですか?
アフロジャック:もちろんだよ。中にはそういうも声も必要だ。プロが音楽を聴く時って「これはいい曲だ。なぜなら~」って感じでロジカルに判断するけれど、おばあちゃんが「いいね!」とか「気に入らない」って言う時は、理由に裏付けられてなくて「ただ好きだから」とか本能的に音楽を感じ取っている。いいポップ・ミュージックを作るための方程式を作りたいんだったら、その理由を探求することが必要なのかもしれないけど、それよりもその人が曲を好きか、そうじゃないかが大切なんだ。その理由を知ってどうにか変えることもできるかもしれないけど、とにかくその曲には足りてない部分があるというのが事実だ。それが受け入れられないのであれば、プロの音楽プロデューサーには向いてない。自分が契約したプロデューサーには、「泣きごとは言うな」ってよく言ってる。アーティストの場合は、また違うけれどね。自分がいくら曲を気に入っていても、100人にプレイしていい反応を得られなかったら、その曲はダメなんだ、って彼らに説明してる。自分以外のアーティストのキャリアを担い、成功へ導くためには、個人的な感情は一切無視して、そのアーティストのためにベストな道を選び、彼らの意見を尊重しなければならない。
――では、ヒットチャートは必要だと感じますか?
アフロジャック:必要ではないと思うけど、あれば役に立つものという位置づけだな。ニュースと同じで、なくてもいいけれど、何が起きているか知るには便利だ。
――あったら便利だな、と思うチャートや指標はありますか?
アフロジャック:ビルボードは、オンラインやソーシャル、ラジオなど、すべてチャート化しているし、Soundcloud、YouTube、Vevo、Spotifyなどネット上の動向もほとんど網羅している。そのうち外出先でどんな曲が聴かれてるか、なんていうチャートもできるんじゃない?ストリート・ポピュラリティ的な。
話が戻るけど、便利だけど人生を生き抜くのに不可欠だとは思わない。現代文化の一部であって、今何が流行ってて、誰が1位で、誰がノリにのってて、いい仕事をしてるのかを知ることができるツールだ。とあるアーティストの昔ながらのファンで、そのアーティストが成功していくのをみるのは誇らしいし、アーティスト自身にとってもたくさんの人に聴いてもらっているという証になる。最初は、SoundcloudやYouTubeの視聴回数、セールスを見るけれど、その数字が大きくなるにつれ、チャートに入るようになり、40位、30位、20位と徐々にランクアップし、1位になった時には数字が数えたくなくなるほど莫大になっているんだ。
――そんな中、最近気になった曲はありますか?
アフロジャック:アフロジャック&デヴィッド・ゲッタの新曲(笑)。
――他には(笑)?
アフロジャック:ケンドリック・ラマーの「HUMBLE.」。あの曲は素晴らしかった。後は、パーティー・フェーバーの「WAWA」はクレイジーだね。トラップの最新形って感じで、すごくクールだ。自分も今いくつか曲を作っていて、他にはないようなものなんだ。だから、すごくエキサイトしている。でも多分リリースされるのは9月ぐらいかな。
▲ 「HUMBLE.」Kendrick Lamar
▲ 「WAWA」PARTY FAVOR
――楽しみですね。過去の曲ともまったく違うんですか?
アフロジャック:あぁ、そうだよ。「Another Life」もそうなんだけど…あの曲の面白い小ネタを教えてあげる。「Another Life」の原曲は1年前に作りはじめたんだ。で、その6か月後にデヴィッド(・ゲッタ)を作業し始めて、今年の1月に完成されるはずだった。でも、なかなか忙しくて、結局完成したのは3月で、その翌月にリリースされた。時には何か月も新曲をキープしないといけない時もあるってこと。
――その日に作った曲をすぐさまリリースすることが可能な時代において、そのような状況はもどかしくないですか?
アフロジャック:この曲に関しては、1年前にリリースされても、理解されなかったと思うんだ。サウンドがぶっ飛びすぎてて。
――タイミングも重要ということですね。
アフロジャック:誰もが理解できるまで少し時間がかかる場合もあるってことだね。
――最後に、今後ポップ・ミュージックはどのように変化を遂げていくと思いますか?
アフロジャック:これまでと変わらず変化を遂げていくと思う。音楽も人間も同じで、滝のように流れ、常に変化してしている。ポップはいつだってポップで、その時に最も“ポピュラー”なものを指す。クラシックよりになってるかもしれないし、さらに未来的になっているかもしれない。ポップは存在し続けるけれど、その中身はその時にならないとわからないな。
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