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【再掲】来日直前!ヴィンテージ・トラブルが選ぶベスト・ロック&ソウル・ソングを公開
2020年1月にビルボードライブに登場する、モダンR&Rバンドのヴィンテージ・トラブル。古き良きソウル・マナーも踏襲しつつ、ダイナミックなサウンドでロック・ファンのハートをも鷲掴みにする彼らに、アツい魂を鼓舞するロック&ソウル楽曲をそれぞれ4曲ずつ選んでもらった。ヴィンテージ・トラブルのルーツが垣間見えるクラシックな・ロック/ソウル満載のプレイリストは、公演の予習、復習に是非チェックしてもらいたい。(※2017年4月18日初出)
リチャード·ダニエルソン(Dr.)が選んだ4曲
01. Use Me - Bill Withers
クラシック・ソウルの名曲だね。オルガンの音と象徴的なドラムのグルーヴが最高だ。ビルのボーカルもかなりグルーヴィーだよね。歌詞もピカイチだから、いろんな面から考えても素晴らしい一曲だよ。
02. These Boots Are Made For Walkin’ - Nancy Sinatra
なんてクールなベースラインなんだ。歌詞もいいし、何と言ってもナンシーのちょっと上から目線の態度がいいよね。クールな雰囲気を醸し出している。
03. White Room - Cream
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーという、この上なくパワフルで素晴らしいトリオだ。たった3人だけの演奏なのに、それ以上の存在感を放っている。とても巧みに編曲されているから、イントロのリズムが4分の5拍子という何とも変わったリズムが使われていることに多くのリスナーはあまり気づかないかもね。ロックの名曲中の名曲だよ。
04. Superstition - Stevie Wonder
この曲はいつ聴いてもファンキーでグルーヴィーな曲だね。スティーヴィーはこの曲でドラムをプレイしていて、僕が思う「ドラムプレイが最高なお気に入りソング」の内の1曲だよ。
ナル・コルト(G.)が選んだ4曲
01. All Along the Watchtower - Jimi Hendrix
ボブ・ディランの楽曲をジミが見事に伝説的ロックソングに変身させた。小さい頃に初めて聴いてから、これまでの人生、何度この曲を聴いても、心を突き動かされるよ。まるで旅にでも出ているような気分だ。ヘッドフォンで爆音で聴くのが大好きで、そうすると全身でこの曲を感じることが出来るんだ。
02. Louisiana Blues - Muddy Waters
マディ自身にもだが、ミュージシャンとしての彼の生き方、そして音楽に俺は魅了され続けてきた。衝撃が走るくらい、この曲にはとてつもなく素晴らしいグルーヴが込められている。
03. Miss You - The Rolling Stones
(発売年の)1978年はストーンズにとって魔法のような時期で、それ以降ずっと流行の中心にいるよね。この曲からバンドがNYディスコサウンドに影響されたってことが丸見えだけど、それでも必ず彼らのサウンドっていうのが全面に現れている。ベースが最高にカッコいいよ。
04. Roll Um Easy - Little Feat
音楽美とはまさにこの曲の事を言うよ。…どこからそんな根拠が出てくるのかまったく分からないけど。俺がまだガキだった頃からずっと好きなバンドだ。
リック·バリオ·ディル(B.)が選んだ4曲
01. What’s Going On (Live) - Donny Hathaway
このヴァージョンはオリジナルを越えたかもしれない。このライブ・ヴァージョンはダニーのベストな歌声が披露されているんだけど、バックバンドがそれに負けて、なんともまぬけに聴こえてしまうよ。
02. If You Want Me to Stay - Sly & The Family Stone
スライ達が元祖マルチ・レイシャル(人種性別混同)ロック/ソウルバンドだ。周りに誰もいない時に、車の中でこの曲を歌うのが好きなんだ。…なんだよ?笑ったな?みんなも一回やってみろよ。
03. Love the One You’re With (Live February 5, 1971) - Aretha Franklin
アレサは出だしの何秒かで会場を吹き飛ばすほどの美しい歌声を見せつけている。バンドがどうにかそれに追いつこうと模索していて、これはまさにソウルの定義を定めた曲だ。
04. I Want to Take You Higher - Ike & Tina Turner
(スライ&ザ・ファミリー・ストーンの)オリジナル楽曲より、こっちの方が断然イイよ。このバンドはかなりロックしてて、ある意味犯罪級だよ。
タイ・テイラー(Vo.)が選んだ4曲
01. Fingertips, Pt.2 (Live At the Regal Theater 1963) - Stevie Wonder
彼の歌い方、プレイ、そして心に問いかける説教の奥に潜めた勢いのある炎と最高に生かしたコスチュームがいい意味で俺を打ちのめしてくれるよ。
02. I'll Take You There - The Staple Singers
胸の内を明かし、このまま踊り続けたいと思わせるには、偽りのない純真さと、エネルギッシュなスピリチュアルな魂に限る。それに、シンガーのメイヴィス·ステイプルズの歌声を聴いていれば、すべての束縛から解放されて、ただただ音楽に身を乗せることができる。
03. Something's Got A Hold On Me - Etta James
この曲の前戯、ラヴメイキング、激しいグルーヴは、俺をかなり満足させる。この曲を聴くとまた一から愛を再発見したいって感じさせてくれる。
04. Am I the Man - Jackie Wilson
めちゃめちゃクールで、ブリッジがほぼダブってる部分から、全く異なる安心感が得られる。
公演情報
ヴィンテージ・トラブル
ビルボードライブ大阪:2020/1/20(月)
1st Stage Open 17:30 Start 18:30
2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
>>公演詳細はこちら
ビルボードライブ東京:2020/1/21(火) - 1/22(水)
1st Stage Open 17:30 Start 18:30
2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
>>公演詳細はこちら
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