Special
NGT48『青春時計』インタビュー
NGT48、いよいよメジャーデビュー。
少女たちの熱くてピュアな想い―――解禁。
参加メンバー:
荻野由佳、小熊倫実、加藤美南、北原里英、佐藤杏樹、菅原りこ、高倉萌香、太野彩香、中井りか、西潟茉莉奈、長谷川玲奈、本間日陽、村雲颯香、山口真帆、山田野絵
AKB48グループの中で一番旬なグループだと思います
--NGT48メジャーデビュータイミングということで、時間が許す限り各メンバーをフィーチャーして、それそれどんな女の子なのか。そしてNGT48がどんなグループなのか知ってもらう為のインタビューにしたいのですが、まずキャプテンの北原さん。12年目を迎えるAKB48グループ自体は、今どんな存在になっていると思いますか?
NGT48『青春時計』MUSIC VIDEO / NGT48[公式]
--では、そのAKB48グループ内においてNGT48はどんな存在だと思いますか?
北原里英:4月12日に『青春時計』でメジャーデビューするんですけれども、AKB48グループの中で一番旬なグループだと思います。--そのNGT48のキャプテンを任せられたときは、どんな気分だったんですか?
北原里英:すごく悩んだんですけれども、AKB48から移籍するかどうか。でも「キャプテンとして一緒に作っていきませんか?」という言い方で誘っていただいて、私は元々物事を考えることがすごく好きで、そういう裏方っぽいお仕事にも興味があったので「経験してみたいな」と思ったんです。--実際にやってみていかがでした?
北原里英:自分は絶対にキャプテンに向いてないと思っていたんです。人を引っ張ったりするのは苦手だし、人にモノを言うこともあまり得意じゃないので、キャプテンに向いてないだろうなと思っていたんですけど、なんとかこうしてみんなに支えてもらいながら今キャプテンでいられているので、すごく良い人生経験をさせてもらえているなと。こういう機会がなかったら、おそらく人生でキャプテン、委員長、部長、課長……課長は違う?一同:(笑)
--いわゆるリーダーですよね。
北原里英:こうして先頭に立つことはなかったと思うので、だからすごく良い人生経験をさせてもらえていると思います。--そんな北原里英率いるNGT48メンバーひとりひとりに話を伺っていきたいんですが、まず自己紹介とNGT48に入りたいと思った経緯をそれぞれ聞かせて下さい。
中井りか:NGT48の“りかちゃん”こと中井りかです。なんでアイドルになったのかと言うと、私は48グループが本当に好きで、落ち込んだときに48グループの曲を聴くことによってすごく元気にしてもらいましたし、笑顔にしてもらいましたし、すごく「明日も頑張ろう」と思えて、そのときに「私も誰かに笑顔を与えられる存在になりたいな」と思ったんです。ただ、幼稚園の頃からずっとアイドルにはなりたかったんですけど、その夢を人に話すのが恥ずかしかったというか、どこか「自分にはなれないだろうな」と思っていた部分があったので、少し身を引いていたんですけど、新潟に48グループが出来ると聞いて。私は富山出身なんですけど、こんな近くに出来るんならやるしかないなと思って応募させて頂きました。--元々は「自分はアイドルになれないだろうな」と自信を持てなかった女の子が、今回のメジャーデビューシングル『青春時計』でセンターを飾っています。決まったときはどんな気持ちになりました?
中井りか:最初は不安という気持ちしかなくて……センターを目指しているかとみな(加藤美南)に「ごめんね」と言っちゃったぐらいで。みんなの想いも分かるし、メジャーデビューシングルの表題曲に参加できなかった研究生の気持ちも考えると……なんて言うんだろう? 素直に受け止められなかったんですけど、そうしたみんなの想いに報いる為には、センターを自信を持ってやるしかないと思ったので、今はみんなの想いを受け取ってしっかりとセンターを務めたいと思ってます。--実際に「青春時計」のパフォーマンスや撮影でセンターに立ったときは、どんな感覚になりましたか?
中井りか:これまで「センターに立ちたい」と思ったことはありましたけど、脇でわちゃわちゃしているほうが自分には合ってるのかなと思ったりもしていて(笑)。でもセンターに立ったことによって今まで見えなかった景色も見えるようになったし、グループの入口にならなきゃいけない、先頭に立たなきゃいけないということは、こんなにも責任が重くて凄いことなんだなと思ったので、それは自分にとってはすごく良い経験になっていますし、今は「楽しんでやりきろう」と思ってます。--続いて、高倉さん。
高倉萌香:高倉萌香です、よろしくお願いします。私がNGT48に応募しようと思ったきっかけは、昔からAKB48がすごく好きで、PVを何回も繰り返して観たりとか、テレビ番組に出演したときは一緒にマネして踊ったりとか、画像検索もたくさんしたりしているうちに「自分もアイドルになりたい」と思い始めたんです。でも自信がなくて「自分にはムリだ」と何回も諦めかけて、自分は観ているだけでいいやって。そんな中、私が住んでいる新潟に48グループが出来ると聞いたので、挑戦だけはしてみようと思ったんです。受からないとは思うけど、やってみるだけやってみようと。そしたらNGT48に入ることが出来たので、すごくビックリしました。--新潟に48グループが出来るのは、地元の女の子からしたら衝撃だったんですか?
高倉萌香:そうですね。まさか新潟に出来るとは思っていなかったので、すごくビックリしました。--続いて、小熊さん。
小熊倫実:“つぐみん”こと小熊倫実です、よろしくお願いいたします。私がNGT48に入ったきっかけは、私のお父さんが知らないあいだに応募していたんです(笑)。学校でも「AKB48グループの新潟バージョンが出来るらしいよ」って噂になっていたんですけど、私自身は受けようとは思っていなくって。でも2次オーディションというものがあったんですけど、その3日前ぐらいにいきなりお父さんに「応募したよ」と知らされて(笑)、それでオーディションを受けに行ったら合格ということで加入させて頂きました。--お父さんは喜んだんじゃないですか?
小熊倫実:お父さん、お参りに行ったんですって。一同:えぇー!
小熊倫実:私が受かるようにお参りに行ったみたいで……なので、喜んでいると思います。--続いて、本間さん。
本間日陽:“ひなたん”こと本間日陽です、よろしくお願いします。私は元々アイドルがすごく好きだったんですけど、でも東京のアイドルオーディションを受けるとなると親にも言いづらくて。そしたら新潟にも48グループが出来ると知って、地元だったら受けられると思って応募しました。--実際に活動してみていかがですか?
本間日陽:活動の中では嬉しいことも悲しいこともあるんですけど、すぐに親に相談できるというのはすごく有り難いなと思うし、家族の応援とかサポートを直に感じることが出来るので、やっぱり地元中心で活動できるのは安心だなと思ってます。--続いて、村雲さん。
村雲颯香:“もふちゃん”こと村雲颯香です。私がNGT48に応募したきっかけは、高校3年生の夏までに進路を決められずにいたんですけど、学校に提出する進路の用紙に“アイドル”って書いて、NGT48のオーディションに応募しました。--進路の用紙に“アイドル”と書いて、先生には何て言われたんですか?
村雲颯香:書き直しです!一同:(笑)
村雲颯香:「現実的じゃない」って(笑)。--でも実際にアイドルになってるのは格好良いですね。その先生に一言お願いします。
村雲颯香:……見てろよ?一同:(爆笑)
- 総選挙で1位を獲るとかは難しいと思うんですけど、人に笑顔を届ける。そこで1位を獲りたい!
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リリース情報
青春時計
- 2017/04/12
- CD盤[BVCL-802(CD)]
- 定価:1,050円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- Type-B CD+DVD(初回仕様)の詳細・購入はこちらから>>
- Type-C CD+DVD(初回仕様)の詳細・購入はこちらから>>
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:平間杏菜
総選挙で1位を獲るとかは難しいと思うんですけど、人に笑顔を届ける。そこで1位を獲りたい!
--続いて、太野さん。
太野彩香:太野彩香です、よろしくお願いします! 私が受けたきっかけは、元々ちいさい頃から子役に憧れていたりして、とにかく芸能人になりたかったんです。それで中学生の頃からAKB48さんが好きだったので「私も入りたいな」と思って。でも実家が兵庫県だったので、東京は遠いなと思っていて、だから地元で活動できるNMB48さんのオーディションを受けたりしてたんですけど、いつももう一歩のところで落ちていたんです。けど、新潟に48グループが出来て、その1期生になれるチャンスが舞い込んできて。1期生ってどの期よりも強いというか、1期生に勝てる期はないと思っていたので、1期生になれるのであれば少し遠くてもNGT48を受ける価値はあると思って応募したんです。--実際に1期生メンバーとして活動していてどんなことを感じていますか?
太野彩香:お披露目の衣装とか1期生にしか着ることが出来ないですし、1期生ならではの経験をさせていただいているので、1期生になれて良かったなと思っています。--続いて、山口さん。
山口真帆:“まほほん”こと山口真帆です。私は最初アイドルというよりモデルさんになりたかったんです。美しい女の子がすごく好きなので、好きなモデルさんの写真集や画像を集めたりしていたんですけど、一度AKB48さんが好きな友達に誘われてAKB48さんのドキュメンタリー映画を観に行って。そのとき私はボランティア団体に所属していたんですけど、その映画の中でAKB48さんが復興支援活動をしている姿が流れてきて、アイドルなのに東北までボランティアの為に定期的に通っていて、私自身が東北出身であることもあって「なんて素敵なんだろう」と思ったんです。それからアイドルが好きになって、私もAKB48さんに入りたいと思ったんですけど、親が芸能界に入ることを反対していて。なんか「東京は危ないところだ」みたいな理由で(笑)。でも祖父が新潟出身で、親戚が新潟に住んでいるので「新潟のグループなら良い」ということでNGT48のオーディションを受けることにしたんです。--では、今は親御さんも応援してくれている?
山口真帆:実家が青森なんですけど、青森までNGT48の活躍ぶりは届いているので、安心して応援してくれていると思います。--続いて、菅原さん。
菅原りこ:菅原りこです、よろしくお願いします。私がNGT48に入ろうと思ったきかっけは、CMでオーディションが開催されることを知って「うわ~!」と思って。私は中学生の頃からAKB48さんが本当に憧れで、偉大な先輩方をたくさん見て育ってきたんです。でもその先輩方を「超せたら凄いな」って思って応募しました。それでオーディションを受けたんですけど、私は二次審査で「私にはムリだな、諦めようかな」と思ってしまったんです。そしたらお母さんが「今諦めたら、もうその夢は叶わないよ」と背中を押してくれたので、今、私はここにいます!一同:かわいい!
--お母さんのおかげなんですね。続いて、佐藤さん。
佐藤杏樹:はい、佐藤杏樹です! 私の場合は、そもそもお母さんが「自分の娘は絶対に芸能界に入れる」という考えを持っていて、私が生まれる前から「私から生まれる子供は確実に芸能界に入るから」と意味が分からないことを言っていたみたいで(笑)、実際に生まれたときも「あ、この子は絶対イケる」と思ったみたいなんです。なので、私が保育園の頃から何か人前でやるときは、絶対に主役にしようとするところがあって、雑誌のキッズモデルとか見てても「これ、やってみなよ」って言ってきたりしていて。ただ、私自身は「押し付けないで」って感じで、オーディションとかも「やだやだ、恥ずかしいから受けたくない」って言っていて、中2の夏頃に「NGT48が出来る」という情報をお母さんが手に入れて「杏樹、これ受けたほうがいいんじゃない?」と言ってきたときも「恥ずかしいからヤダ」って拒否したんです。でも「恥ずかしいのはみんな一緒じゃん。受けなよ」とゴリ押しされたこともあって、好奇心で受けてみることにしたら受かっちゃって(笑)。--引き下がれないところまで来た訳ですね。
佐藤杏樹:二次審査に受かったときに「オーディションがガチっぽくなってきた」と感じて、夢みたいな話が現実的になってきたなと。でもこんな経験はなかなか出来ないと思ってそのままオーディションを受けていたら、NGT48劇場の支配人と親で面談することになって「交通手段は……」とかリアルな話が飛び出してきて、「あ、本当に私はアイドルになるんだ」って実感しました。--完全に押しきられた形なんですね(笑)。そもそもアイドルになりたくなかった子が「アイドルになりたい!」と思って入ってきた女の子たちと活動していく。どんな気分だったんですか?
佐藤杏樹:たしかに元々アイドルになりたいとは思っていなかったんですけど、人前で何かするのは好きだったんですよ。歌がすごく好きなんで、小さい頃からカラオケとか行くと踊りながら歌っていたんです。なので、嫌いではなかった。単純に恥ずかしかったんです。--もう慣れたんですか?
佐藤杏樹:わりと?一同:(笑)
佐藤杏樹:「こういう世界はこういう感じなんだな」ということは分かってきました。--いろんなメンバーがいますね(笑)。続いて、山田さん。
山田野絵:NGT48の“のえピー”こと山田野絵です! 私は小学校4年生のときにAKB48さんを観て「可愛いな、アイドル良いな」ってなって、そこからアイドルにハマっちゃって。AKB48さん以外のアイドルグループにもドハマりしてコンサートに行ったりしてて、こんなにみんなから「可愛い、可愛い」言われて育ってるんだから「この子たちは幸せなことしかないだろう」と思って。そしたら「そんな幸せな気持ちを私以上に味わっているなんて悔しい! 私も幸せな気持ちになりたいんだ!」と思い始めて。一同:(笑)
山田野絵:そういう考えからだんだん「アイドルになりたいな」と思ってきて。それで元々48グループも好きだったので「1期生だったら絶対受けよう」と思っていたんですよ。それで「新潟に48グループが出来る」と知ったのでママに「オーディション受けたいんだけど!」と伝えて、そしたら「高校受験に受かったら良いよ」と言われたので、見事受験に受かって! それで……これは今だから言えるんですけど、NGT48は書類を送った時点で「これはイケるんじゃないか!」と思ってて。二次審査のときも、きたりえさん(北原里英)とゆきりんさん(柏木由紀)の顔を見たときに「これから同じグループのメンバーになるのかぁ」って……--その時点で確信していたんですね(笑)。北原さんはどう思っていたんですか?
北原里英:いや、あのー、山田自体は印象に無いけど……山田野絵:えぇー!
北原里英:でも山田が江頭2:50さんのモノマネをやったんですよ。それだけはスゴく憶えてます。「エガちゃんのモノマネをした子がいたなぁ」って。 山田野絵:私はその時点で勝気でした。というか、調子に乗ってました(笑)。--山田さんのことはテレビで何度か拝見させて頂いているんですが、いろんな意味でインパクトが強いですよね。一度見たら忘れない。
北原里英:うん、面白い。 山田野絵:ありがとうございます! 3次審査で「どういうアイドルになりたいですか?」って聞かれたときに、「総選挙で1位を獲るとかは難しいと思うんですけど、人に笑顔を届ける。そこで1位を獲りたい!」と答えたんです。なので、そこに向かって頑張っていきたいなと思ってます! 北原里英:素晴らしい!--続いて、長谷川さん。
長谷川玲奈:長谷川玲奈です、よろしくお願いします。私、小学4年生からNGT48のオーディションを受けるまでずっと野球を続けていて、高校に行っても続けようと思ってはいたんですけど、でも野球はすぐ引退しなきゃいけない時期がやってくるじゃないですか。だけど私は休むことがキライで、ずっと動いてなきゃいやなので、だから「新しいことに挑戦してみよう」と思って、そのときに私もCMでオーディションのことを知って、すぐ受けたいと思ったんですけど……親に反対されて。親も野球をやっていて、高校に行っても私に野球を続けてほしい気持ちが強かったんです。でも私は挑戦したかったから親に内緒で1次審査は応募しちゃって。その合格発表が電話で来て、親に知られちゃったんですけど、そこで「そこまでやりたいなら」ということで応援してくれるようになりました。--それまで野球一筋だった女の子がアイドルへ。実際になってみていかがですか?
長谷川玲奈:私、男の中でずっと野球をしてきたので、女の子だらけという環境に最初慣れなくて、怖かったんですよ。でも一緒に活動していくにつれて「女の子の中で活動するのも楽しいな」と思えてきて、女の子同士だからこそ話せることも増えてきて「新しい居場所が見つかったな」と思いました。リリース情報
青春時計
- 2017/04/12
- CD盤[BVCL-802(CD)]
- 定価:1,050円(tax in.)
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- Type-B CD+DVD(初回仕様)の詳細・購入はこちらから>>
- Type-C CD+DVD(初回仕様)の詳細・購入はこちらから>>
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:平間杏菜
お母さんはおニャン子クラブさんの大ファン
--続いて、西潟さん。
西潟茉莉奈:NGT48の“潟姉(がたねぇ)”こと西潟茉莉奈です、よろしくお願いします。私のきっかけは、AKB48さんの「十年桜」のPVです。中学生のときに観たんですけど、AKB48さんの魅力をすごく感じて。それで中学2年生のときにAKB48さんのオーディションを一度受けさせて頂いたんです。で、最終オーディションまで進めさせて頂いたんですけど、諸事情で行けなくなってしまって。それからずっといろんなオーディションを受けるか受けないか悩んでいたんですけど、大学1年生のときにバイトAKBのCMを観て、本格的にアイドルではなくバイトではあったんですが「やってみない?」とお母さんから言われたこともあって、やってみることにしたんです。ちなみに、お母さんはおニャン子クラブさんの大ファンで。--48グループ同様、秋元康さんが手掛けたアイドルグループですね。
西潟茉莉奈:お母さんもおニャン子クラブさんに憧れを持っていたから、私にそう言ってくれたんです。それでバイトAKBを5ヶ月間ぐらいやらせて頂いて、そこでバイトだけどアイドル。バックダンサーとかをやらせて頂いたんですけど、その後に【AKB48グループ ドラフト会議】に参加できる権利を頂いたんですよ。でも私はそのオーディションに「行きたくない」と言っちゃって。バイトAKBをやってみて「向いてないな」と思っちゃったんですよ。緊張しいだし、人前に立つことも苦手だし、人前で話すことも出来ないし、それでオーディションの朝にお母さんと大喧嘩したんです(笑)。でもそこで「今しか出来ないんだからやってみなさい」と言われて、それでオーディションを受けて、ドラフト会議本番の日に北原さんと柏木さんに使命を頂いて、今ここにいます。--バイトから社員になったんですね。
【MV full】 ヘビーローテーション / AKB48 [公式]
--続いて、荻野さん。
荻野由佳:荻野由佳です。私はちいさい頃から人前に立つのがあんまり好きじゃなかったんですけど、友達のダンスの発表会を観たときに「すごく楽しそうだなぁ!」と思って。その友達の誘いで私もダンスを習うことになって、そこから発表会とかに出たら「あ、楽しいな!」と思って。で、ある日突然、AKB48さんの「ヘビーローテーション」のミュージックビデオを観たんですけど、大島優子さんにすごく目が行って「なんて人なんだぁー!」と思って。一同:(笑)
荻野由佳:それですごく影響を受けて「私もこの人みたいになりたい」と思って、AKB48さんのオーディションを受けたんですねっ! ま、ダメだったんですけれども、それで悔しくてAKB48さんの劇場公演をずっと観に行ってて、コンサートも行っていたんですけど、TDCホールでのパジャマドライブ公演で「初日」という曲を聴いた瞬間、涙が凄い出てきて! それがちょうど5月8日のお父さんのお誕生日の日で! お父さんと2人で観に行っていたんですけれども、お父さんは私をAKB48さんにすごく入れたかったんですよ。そんなパパが隣で一緒にAKB48さんのライブを観ていて……「落ちちゃってゴメンね」という想いも溢れてきちゃって……(涙ぐむ)そこで「初日」が流れていて、凄い感動しちゃって。「私もこのグループに入りたいな」って改めて強く思ったんです。それでバイトAKBのオーディションを受けたら、茉莉奈ちゃんと一緒にバイトAKBで活動することが出来て。でもその契約期間が終わっちゃって「どうしよう?」と思っていたときにドラフト会議があって、最初は「きっとダメだろうな」と思っていたんですけど、運良く北原さんと柏木さんが拾ってくれて。それでNGT48に入ることが出来ました。--続いて、加藤さん。
加藤美南:はい、加藤美南です! 私は元々習い事をめちゃくちゃやってて、小学生なのに友達と全然遊べないような生活を送っていたんです。そこからバトントワリングをずっと続けていたんですけど、人伝いにNGT48のオーディションがあることを知って、「新潟の子たちがそこで新潟を変えていこうとしているのに参加しなかったら後悔する」と思って応募したんですけれども……ま、受かりました。--ま、受かりました(笑)。実際にNGT48のメンバーとして活動してきていかがですか?
加藤美南:私はアイドルのことをAKB48さんとももクロさんぐらいしか知らなかったので、他にどんなアイドルがいるのか全然分からなくて。ただ、私はたかみなさん(高橋みなみ)のことがすごく好きで、テレビとかパッとつけたらたまに出てるから。 北原里英:ちょっと!--たまにじゃなくよく出てますね(笑)。
北原里英:よく出てる!一同:(笑)
北原里英:テレビをあんまり観ない子なんですよ。--そんな子がたまたまテレビ観たら出てる訳ですから。
北原里英:よく出てるんですよ。一同:(笑)
加藤美南:そんなたかみなさんのアイドルっぽくないところが好きなんです。私も自分らしく芯を持ってアイドルを続けていこうと思ってます!--1周しました!
一同:ありがとうございました!
--これだけバラバラな個性を持った後輩達をまとめたり、引っ張っていくというのはどういう感覚だったりするんですか?
北原里英:今のみんなの回答を聞いてても、本当にバラバラだし、個性的だし、話しているだけで面白いなって。ま、私がみんなのことを好きだから思うのかもしれないですけど(笑)、NGT48はそれが良いところなんで。だから無理にギュッとひとつにしようとは全然思ってないんです。--そういう意味では、自由度の高いグループと言える?
北原里英:そうですね。個性は生かしていきたいなと思っています。--そんなNGT48のメジャーデビューシングル『青春時計』がリリースされる訳ですけれども、まずメジャーデビューが決まったときは「ようやく」という感じだったんですか? それとも「早かったな」という感覚?
北原里英:去年の総選挙のときに発表されたんですけど、正直「早いな」と思いました。まだ1年経ってなくて、しかも1期生しかいなくて、今までの姉妹グループの勝手なイメージからすると「まだ早いんじゃないの?」とちょっと思っちゃったんですよね。発表されたときは。でもそこから実際にメジャーデビューシングルをリリースするまで時間がかかったので、今はむしろ「ちょうど良い頃かな」って思います。--これからメジャーの舞台で前へ前へ出ながら戦っていく訳で、ここからが本当の勝負の始まりですよね。
北原里英:そうですね。本当の意味でのスタートはここだと思うんですけど、そのタイミングで「青春時計」という素晴らしい曲を用意してもらって。私、この曲がすごく好きなんですよ。だからこの曲を持って新潟から全国に飛び出して行く。というのはすごく嬉しいし、自信を持って飛び出せるなと思っています。--では、せっかくのメジャーデビュータイミングなんで、メジャーデビューするからには叶えたい夢や目標。それをまた時計回りでひとりずつ聞かせて下さい。では、まず北原さんからお願いします。
北原里英:近々で叶えたいものがひとつあって。私たちはまだ新潟で単独コンサートをやっていないんです(劇場公演は除く)。欲を言えば「いちばん最初の単独コンサートは新潟でやりたかった」と思っているぐらい新潟に密着しているグループなので、早く新潟で単独コンサートをやりたいなと思っています。 中井りか:具体的な夢はたくさんあるんですけど、まずはグループ自体を一般の人にもたくさん知ってもらう。あとは、ひとりひとりの個性が強いので、ひとりひとりの名前をたくさんの人が言えるようなグループにしたいなと思っていて。性格とかも今知ってもらっているよりももっと深いところまで知ってもらいたいと思うので、そういうグループにしていきたい。リリース情報
青春時計
- 2017/04/12
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:平間杏菜
アイドル=AKB48だと思うんですけど、それがNGT48に変わっちゃうぐらい
--中井さん自身はどんなキャラを浸透させたいんですか?
中井りか:私自身は、ワガママなイメージというか、みんなから「姫」と呼ばれているので、そういう感じで大丈夫です。--大丈夫です(笑)。高倉さんは?
高倉萌香:NGT48をまだ知らない方がいると思うので、そういう方にもたくさん知ってほしい。あと、まだみんなでテレビとかメディアさんに出る機会は少ないと思うので、もっといろんなメディアさんに「青春時計」と一緒に出ていきたいです。--小熊さんは?
小熊倫実:NGT48はメンバーがみんなとにかく面白くて、私はすごく好きなので、そのメンバーの良さをたくさんの人に知ってもらって、NGT48を好きになってほしいです。今回のデビューシングルとかをいろんなところで披露させて頂いて、たくさんの方に愛してもらえるグループになったらいいなと思います。--小熊さんは、例えばどんなメンバーのどんなところが面白いと思いますか?
小熊倫実:え? みんな面白いんですよ。ひとりひとり全然違って、楽屋とかがすごく楽しくって、みんなから笑わせてもらっています。--小熊さんの幸せそうに話している姿を見てると、こっちまで幸せな気持ちになります。
一同:(笑)
--続いて、本間さん。
本間日陽:メジャーデビューすると今までよりメディアさんに出させて頂く機会が増えると思うんですけど、NGT48から1人でも多くいろんなところに出て行けるようになったらいいなと思っていて、今回のデビュー曲でいろいろな番組さんに出て、たくさんの人に知ってもらえたらいいなと思っています。--続いて、村雲さん。
村雲颯香:今までは劇場公演だったり、新潟での活動が中心だったんですけど、メジャーデビューしてCDも全国のお店に置かれるようになるし、地元の秋田の家族とか友達の目にも見える活動がこれからしていけると思うので、みんなに元気な姿を見てもらえるのが嬉しいなと思うし、全国の皆さんにもNGT48の元気に活動している姿を見て好きになってもらえたらいいなと思います。--続いて、太野さん。
【MV】Maxとき315号 Short ver./ NGT48[公式]
--全員引越しさせるつもりなんですね(笑)。
太野彩香:そうです! もっと大都市にしたいです!!--続いて、山口さん。
山口真帆:NGT48はまだ「AKB48さんの姉妹グループでしょ」ぐらいのイメージだと思うんです。新潟県民の方もまだ「48グループが新潟に来たんでしょ」ぐらいの感覚の人が多いと思いますし、まずは新潟県での知名度100%を目指したいなと思っています。--現状、新潟県民のファンの方はどんな層の人が多いんですか?
山口真帆:今、新潟県民の方でNGT48のファンになってくれている方は、7割ぐらいは今までAKB48さんが好きだった方々だと思うので、今までアイドルのCDを手に取ったことがないような方にも「NGT48を好きになってほしいな」と思います。--続いて、菅原さん。
菅原りこ:私は、NGT48を全国の皆さんに知ってもらえるように頑張りたいです! 新潟県を飛び出して、もっともっといろんなところで活動していけたらいいなと思います!--続いて、佐藤さん。
佐藤杏樹:私は、NGT48のレギュラー番組を増やしたいなと思っていて。今、新潟テレビ局で冠番組がひとつあるんですけど、この先は全国放送でもレギュラー番組がいくつか出来ていくようなグループになったらいいなと思いますし、そしたら全国に知ってもらえる訳じゃないですか。それで子供から年配の方まで世代を超えて「NGT48って凄いよね。アイドル=NGT48じゃない?」と思ってもらえるところまでいきたい。アイドル=AKB48だと思うんですけど、それがNGT48に変わっちゃうぐらい、有名なグループになりたいなと思ってます。--ちなみに、全国放送ではどんな番組をやりたいですか?
佐藤杏樹:え、ムチャぶり番組!一同:(笑)
佐藤杏樹:「いきなりこんなのやらせます」みたいな。みんな個性強いからいろんなリアクションが見れると思うし、面白がってもらえると思うので、ぜひ!--続いて、山田さん。
山田野絵:私は、NGT48は地域密着型だと思うんですけど、まだ新潟県の人も「NGT48ってアイドルだよね?」ぐらいの括りでしか見てないと思うんですよ。なので、例えば、新潟の海でもイベントをやる! 地元の人と夏の海でゴミ拾いとか! そういう“家族”みたいな。家族と思ってもらえるぐらい「新潟県と一緒に全国に羽ばたいていくんだよ!」という想いを知ってもらえたらなと思います。「新潟県の魅力は、NGT48がいることじゃない?」と言って頂けるぐらいの新潟愛で溢れさせたい!--続いて、長谷川さん。
長谷川玲奈:私はこのデビューシングルをきっかけに、たくさんのメンバーをいろんなメディアさんに見つけて頂いたりして、ひとりでも多くソロでも活躍できるような場が増えていけばいいなと思います。ひとりで活動していてもそこに「NGT48の誰々」と出れば、NGT48を知って頂けるきっかけになると思うので、そういった場面でもひとりひとりの活動に注目してもらえたらなと思います。--続いて、西潟さん。
西潟茉莉奈:私たちは新潟県を拠点に活動させて頂いているんですけど、新潟県って東京~静岡ぐらいの大きさがあるので、上越だったり、長岡だったり、新潟県のいろんなところでライブがしたいなと思っていて。皆さんが住んでいるところの近くでライブをしたら、そのときに足を運んで頂けたらなと思っていて、それでおじいちゃんおばあちゃんから小さいお子様まで愛して頂けるようなグループになっていけたらなと思ってます。--続いて、荻野さん。
荻野由佳:メジャーデビューすると「すごく遠い存在になっちゃうんじゃないか」と感じる人もいると思うんですね。でも私たちはAKB48さんの元々のコンセプトでもある“会いに行けるアイドル”でありたいですし、逆に“会いに行くアイドル”にもなりたい。全国にデビューしていくので。でも新潟県の方はきっと「デビューしたら全国区になって遠い存在になっちゃう」と感じると思うので、そんなことはなく新潟県にしっかり密着して、地元感の溢れるアイドルでいつまでもいたいなと思います。--ラスト、加藤さん。
加藤美南:NGT48は48グループが10周年を迎えて出来たグループなので、今まで先輩たちが作り上げた土台に乗らせて頂いているんです。でも、ゆくゆくはNGT48としても自分たちの力で『紅白歌合戦』に出たいと思っています。--北原さんがデビューした頃には存在しなかったグループが物凄い数生まれたじゃないですか。
北原里英:そうですね。当時は何もなかったんで。--AKB48だけでしたもんね。で、そんな状況下で今はNGT48を率いるキャプテンになっている訳ですけど、後輩が言っていた“AKB48超え”といった想いは、北原さんの中にも強くあるんですか?
北原里英:私自身はそういう気持ちが元々あんまりないタイプなんですけど、でもこのグループには持っていてほしいと思うから、今、かとみなの話を聞いて、すごく嬉しかったです。そういう風にみんなには思っていてほしい。--では、最後に。これからNGT48を知ってほしい皆さんへメッセージをお願いします。
北原里英:AKB48グループの一員ですし、その中での最年少グループであることも間違いないんですけれども、それだけじゃなく、ひとつの新しいアイドルとして皆さんに好きになってもらえたら嬉しいなって思いますし、楽曲も今までのAKB48グループとは異なるものをせっかく頂いたので、今までAKB48グループに興味がなかった人にも好きになってもらえるように活動していきたいなと思います。やり方としても今までの他のグループとは違って、本当に地域密着型の逆輸入ローカルアイドルみたいな感じじゃないですか。そういうのも新しいなと思うので、今まで出逢ってこなかった人たちにも好きになってほしいなと思います。Interviewer:平賀哲雄
Photo:平間杏菜
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