Special
モーニング娘。'17(小田さくら単独/加賀楓&横山玲奈)『BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー』インタビュー
この20年に対して「いや、私たちが今の新しいモーニング娘。なんです」なんて簡単に言っちゃいけない―――
いよいよ20周年を迎えたモーニング娘。の歴史。その重みを全力で受け止めながら、そして愛しながら、6人の先輩と6人の後輩の中心で歌い踊るメンバー・小田さくら初の単独インタビューを敢行。ひとりぼっちの新メンバーとして入ってきた歌姫が、敬愛する先輩たちの卒業を見届けながら成長し、その小さな体に宿した「その歴史を守らないで何がモーニング娘。だ!」という想い。「小田ちゃんより誰々のほうが上手い」みたいなことを聞きたくないと語るほどのプライド。モーニング娘。を背負っていかんとする者の強い気持ちを語ってもらった。
そして、そんな先輩たちの背中を追いかけていく新メンバー・加賀楓&横山玲奈(13期)にも初インタビューを敢行。小田の言葉と比較するとまだまだフレッシュな発言だらけの2人ではあるが、その体には早くもモーニング娘。として戦っていかんとする炎を燃やし始めている。衝撃の0.1刻みでフォーメーションダンスを磨き上げてきたグループの洗礼を受けならも、前へ前へ踏み出そうとしていく、そして20年の歴史の新たなページを彩る彼女たちの想い、モーニング娘。の未来を想像しながら受け止めてほしい。
可愛すぎる13期/泣いて叱った12期/道重さゆみの存在/まーちゃん活動休止~再開
「佐藤さんの気持ちに応えていきたい」
小田さくら(11期)単独インタビュー
--かつて【モーニング娘。11期メンバー『スッピン歌姫』オーディション】に合格し、ひとりぼっちの新メンバーとして入ってきた小田さんですが、気付けば6人もの後輩を持つ先輩となりました。
小田さくら:私、後輩のことが大好き過ぎて。13期、本当に可愛いんですよ! ふたり(加賀楓&横山玲奈)が夫婦に見えるんです。加賀が横山に対して「おまえはバカだな。ウチの家内がすみません」みたいな。でも横山のほうが立場は上なんですよ(※あくまで小田さんのイメージです)。夫婦漫才みたいな感じが個人的にはすごく大好きで。ただ、今、春ツアーのリハが始まってるんですけど、「好き、好き」言ってちゃいけないなって。好き過ぎると嫌われるのが怖くなって何も言えなくなるじゃないですか。その壁は壊そうと思っていて、今ちょっと動いてるんですけど。「そこは先輩だからな」という自覚を持ち、敢えて自分の口から「先輩、後輩」っていう単語を出すようにしてます。--じゃないと可愛がりすぎてしまう?
小田さくら:そうなんですよ。甘やかしちゃうなと思って。--12期(尾形春水/野中美希/牧野真莉愛/羽賀朱音)が入ってきたときとは、また違う感覚なんですか?
小田さくら:12期のときは何にも出来なかったんですよね。お説教というものを初めてしたんですけど、そのときにすごく悲しくなっちゃって、12期じゃなく私が泣きながら話してたんですよ(笑)。っていう思い出があるから……困らせただろうなって。ちゃんと見本となる行動をしていなかった。あの4人が入ってきたとき、私は先輩らしいことが全然出来なかったなって気持ちがあり、今13期と向き合ってるんですけど。でも13期ばっかり見てても、12期から「私たちのときは全然やってくれなかったのにな」って思うかもしれないから、そうならないように今12期という存在を改めて大切に思ってます。--ちなみに、12期へのお説教の内容はどんなものだったんですか?
小田さくら:12期が入っていちばん最初のハロコン(http://bit.ly/1EZxW6L)のリハーサルで……クリスマス・イヴでした。で、工藤さん(工藤遥/10期)、私、12期。道重さん(道重さゆみ/6期)が卒業(http://bit.ly/1tvFXVs)されて間もない頃で、本当にあのとき大変だったんですよ。いろんなスタッフさんに時間を取ってもらったりしていて、それでも完成しなくて、それで12期に「道重さんが「みんななら大丈夫」って言って卒業したのに、こんなの見せらんないよ」って伝えながら私が泣いたんですよ。--なんで泣いちゃったんでしょうね?
小田さくら:想いと言葉が比例しなかったんだと思います。想いが勝っちゃって涙になったんだと思うんですけど、そういうこともありましたね。大変でした。--その反省を生かしながら13期とは対峙しようと思ってると。
小田さくら:12期のときは自分が出来てないから言えない。言ったところで「小田さん、出来てないじゃないですか」ってなるのが怖かったんです。先輩に対しても「小田、12期にめっちゃ言うけど、自分が出来てないよね」って思われるのが怖かったんですよ。でも今はあのときより出来ることが増えたので「言ってもいい」っていう自信があるというか。だから言うべきことは言う。これは出来ないけど、これは出来るから言う。何なら「小田も出来てないじゃん」と思われてても言う! そこは一歩前に進んだと思います。--今の話にも象徴されるように小田さんもすっかり先輩になられた訳ですけど、どんな気分ですか?
小田さくら:今、先輩が6人、後輩が6人なんですよ。--ちょうど真ん中ですね。
小田さくら:ずっと先輩についていく側だったんですけど、今は引っ張っていく側に提案できる立場というか。「私が引っ張る」っていう気持ちも持つようになったし、「後輩をつれていく」っていう気持ちも持つようになったし、引っ張っていこうとされている先輩方に意見を出せるようにもなったので、ただ「ついていけばいい」から「もっとこうすれば良くなる」って自分の考えを持つようになった。先輩ってこうやってなっていくんだなって。それを感じる先輩も感じない先輩もいたんだろうなとか、そういうことが分かるようになりました。--せっかくの単独インタビューなので、小田さんがそこに至るまでのストーリーも振り返っていきたいんですが、今話にも出た道重さんが卒業される頃の自分。今振り返るとどんな自分だったなと思いますか?
モーニング娘。'14 『時空を超え 宇宙を超え』(Morning Musume。'14[Beyond the time and space]) (Promotion Ver.)
--今振り返ると、道重さんはどんな存在だったと思いますか?
小田さくら:あんなに分かりやすく旗を揚げてくれる人がいるっていうのは、貴重だったんだなって思います。「誰が先頭ですか?」と聞かれたら全員が全員で「道重さんです」って言う。そんな人がいた時代、今思うと凄いなって思います。ひとりっていうのが凄い。みんなが同じ人を想う。9人もいるのに。凄かったなって思います。--モーニング娘。20年の歴史の中でも唯一ですよね、その形は。
小田さくら:そうですね! 今はアンジュルムさんがその形なのかもしれない。--ちなみに、道重さんは「再生」宣言(http://bit.ly/2mCkt0F)をされて、まもなく再生公演【SAYUMINGLANDOLL~再生~】をスタートします。
小田さくら:「何をするんだろう?」って。その前に「今、どういう顔をしてるんだろう?」とか「髪はどれぐらいの長さだろう?」とか「どういう仕事してるんだろう?」とか、すごく気になりますね。卒業されてから1回しかお会いできてないので。--そんな道重さんのモーニング娘。卒業翌年よりモーニング娘。'15がスタート。そのタイミングでまーちゃん(佐藤優樹/10期)と小田さんと尾形さんと野中さんの4人にインタビュー(http://bit.ly/1J2qJAD)させて頂きましたが、そこでまーちゃんが「メンバーが1人1人になっちゃってるなって感じる。道重さんが1本1本くれた薔薇を優樹たちがくっつけなきゃいけない」と熱弁していました。あの頃の小田さんはどんなモードだったんですか?
モーニング娘。'15『夕暮れは雨上がり』(Morning Musume。'15[The Sunset After the Rain]) (Promotion Edit)
--笑顔が素敵な人は可愛いですもんね。
小田さくら:それでまずは作り笑いから始めたんですね。どんな状況でもとりあえず笑ってる。笑ってることによって場の空気が変わればいいなと思って。そしたら「表情が柔らかくなった」って言われたり、先輩からも「笑うようになった」とか「明るくなった」とか、自分が目指していたことをそのまま言ってもらえるようになって、それからはもう何があっても何でも楽しくなって「あ、これも楽しい、あれも楽しい、これも好き、あれも好き」みたいな。だから私の中で「どこまで行ってもポジティブ!」みたいな性格になったのは、モーニング娘。'15からで。2012年から私はモーニング娘。をやってますけど、そこがリスタートというか……「今をめがけて」って考えるとあそこがリスタートだったなって思います。--また、その頃は、佐藤優樹×小田さくらのコンビが出来上がっていった時期というか、2人が対になって歌う場面もどんどん増えていきましたよね。小田さんにとってまーちゃんはどんな存在だったりするんでしょう?
小田さくら:初めてあんな人に逢ったので……こういう人と一緒に仕事をする機会に恵まれたというのは、きっと自分の人生において大きい出来事なんだろうなって感じがします。みんな仲良くて仲間! お友達! みたいな雰囲気もすごくある中で、その人と仕事をする。しかも先輩。でも年下。なので、モーニング娘。として出逢ってから出来上がった何か。という感じがすごくします。なんか不思議な人ですよね。あんなに影響力のある人はなかなかいないし、私の中ではひとつ確立されたジャンルです。--モーニング娘。'15になるまでの彼女は、どちらかと言うと「天然」とか「変わった女の子」みたいな表面的なイメージだけで語られることが多かったですけど、小田さんは「佐藤さんは凄い人」ということを最初に言い出したメンバーだったと思うんですよね。
小田さくら:だって、天才ですもん。自分がモーニング娘。に入る前から「あ、この人は天才だな」って思ってました。今一緒に活動してても「天才だな」って思います。--その天才が腰椎椎間板ヘルニアで活動休止。不在のままモーニング娘。'17の活動もスタートする形になりましたが、どんなことを感じたり想ったりしていました?
小田さくら:あのとき「凄いな」と思ったのは、メンバーの対応の早さ。リハーサルで「立ち位置変更します。歌割り変更します」となって、北海道で行われた【モーニング娘。'16 コンサートツアー秋 ~MY VISION~】の振替公演では尾形春水ちゃんもインフルエンザで急に出れなくなったんですよ。でもその日の朝にバババッて自分たちで「こうしたほうがキレイだと思います」「この場位置、こう動けます」って数時間で考えて変更して提案して完成させたんです。「誰々の歌割りをもらったから誰々みたいにカバーしよう」とか「誰々の穴埋めよう」じゃなくて、穴を埋めるという意識から「今日しかないこの自分のパートでどう魅せるか」っていう意識をみんな持つようになったのかなって。ピンチと言えばピンチでしたけど、そうなれたきっかけと言えばきっかけでもあった。--なるほど。
小田さくら:ただ、佐藤さんがいないと賑やかさにはやっぱり欠けますね(笑)。モーニング娘。って大人数なんですけど、1人いないだけですごく少なく感じるんです。--では、先日「佐藤優樹 ステージ活動再開」のお知らせ(http://bit.ly/2mscW5C)が発表されましたが、また共に活動できるのはどんな気持ち?
小田さくら:「ようやく揃ったな」って。だからそれを観てほしい。ずっと楽しみにしてくれていた人もいるだろうし、佐藤さんが揃ってようやく本来のモーニング娘。'17なので。もちろん佐藤さんがいない12人の形でも、そのときはそのときで作り上げたものを見せていたんですけど、そこにひとり加わったことでどうバランスが変わるのか。それは私もすごく楽しみです。佐藤さんが13期とどう接するのかも楽しみだし。12期への接し方を見ていたときも「面白いな」と思ったので、13期にも早く絡んでほしいなって思います。--お知らせには、本人の言葉で「スタッフさんや家族からは「もう少し休んだら?」と言われましたが、優樹の体のことは優樹が一番よく分かっています! 優樹はモーニング娘。に戻ります!」と綴られていて、すごく強い意志だなと感じたんですが、小田さんはどう思いましたか?
小田さくら:体のことって分からないじゃないですか。だから私たちも「今、休んでください」って言うべきなのか、応援するべきなのか、正直言って分からないんですけど、でもそこに佐藤さんの気持ちがあるのなら、それに応えていきたい。なので、今回の春ツアーは佐藤さんが戻ってくるというのもあるし、私自身が今気持ちを込めてステージに立てると思うので、そっちも重視しつつ、13期がどうなるのかも知りたいし、グループがどうなるのかも知りたいし、いろんなものが重なっているので、良い意味でどうなるのか想像がつかない。なので、私はすごく楽しみです。どうなるんだろう?- 鞘師里保の影響/鈴木香音との関係性/モーニング娘。の20年「その歴史を守らないで何がモーニング娘。だ!」
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リリース情報
BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
- 2017/03/08
- 通常盤A[EPCE-7312(CD)]
- 定価:1,080円(tax in.)
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- 初回生産限定盤Aの詳細・購入はこちらから>>
- 初回生産限定盤Bの詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
鞘師里保の影響/鈴木香音との関係性/モーニング娘。の20年
「その歴史を守らないで何がモーニング娘。だ!」
モーニング娘。'15 鞘師里保卒業記念ムービー「君がいてくれて、よかった。」 Special ver.
--モーニング娘。'15に話を戻します。小田さんが大きく変化していったこの時代、もうひとつ大きな転機がありました。鞘師里保(9期)さんの卒業(http://bit.ly/1PuJEKH)。そこからモーニング娘。'16へと移行していく訳ですが、当時の小田さくらはどんな心境だったんでしょう?
小田さくら:あのときはただひたすら格好良いパフォーマンスがしたくて、表面固めに入ってしまっていた。鞘師さんが卒業されるというところで。でも鞘師さんが卒業されてから「自分には中身がないな」と思ったりして、基礎からやり直したり、「どうすれば格好良く見えるか」と思っていたけれど、そもそも「マイクに乗りやすい声の発声が出来てるのか」と思ったり。どんなにアカペラで歌が上手くてもマイク使わせたら「よく聴こえない」って人もいるんですよ。私もまさにマイクに声が乗らない、格好付けると篭った歌い方になる癖があったので、根本から治そうと思って歌い方を変えたりしたので、あのときも私が変わっていくきっかけだったなって思います。--そのきっかけは分かりやすく鞘師さんだったんですか?
小田さくら:そうですね。鞘師さんが卒業されてから「やっぱり凄かったんだな」って思うことがどんどん増えてきて。先日、急に鞘師さんから連絡が来て、それでバァーっといろいろ話をしたんですけど、鞘師さんが「変わったよね」みたいなことを言って下さるんですよ。それを聞いて、自分でもそう思ってはいたけど、そのきっかけになった本人から言ってもらえると思ってなかったし、鞘師さんは私が今何かを思ってるんだろうと思って急に連絡して下さったみたいで……なんかそう思うと、先輩から受け継ぐものは、時間が経ってから気付くことも含めて「大きいな」って。今改めて「鞘師さんの存在は私に大きな影響を与えていた」と思いました。常に自分より前にいて、多分ずっと見ていたのは背中な訳で。先に卒業されて、そこに居なくなって、よく言えば視野が広がるかもしれないけど、悪く言えば穴が空くじゃないですか。そこで自分は試行錯誤してきたんだなって思います。--なんでこのタイミングでの久々の連絡だったんですかね?
小田さくら:「気になった」って言ってました。「気になったから連絡してみた」って。それで「最近のモーニング娘。はどうなの?」とか「どういう問題があるの?」とか「私はこう思う。小田ちゃんはどう思う?」とか……そういう話をしました。--卒業してもそういう話をできる先輩がいるのは理想的ですよね。
小田さくら:そうなんですよ。もちろん鞘師さんや鈴木さん(鈴木香音/9期/2016年5月31日卒業)にも現役の時代があった訳ですけど、お二人が卒業されてからのほうがグループの話をするようになったんですよ。私は同期がいないから、思ったことをポロッと言う相手がいないんですよね。その中で毎日会うメンバーに言うことよりは、全然会ってない鞘師さんや鈴木さんに言うことのほうが俯瞰の話になるので、自分の気持ちの整理がつくというか。だからそうやって連絡してくれるのは、2人とも歳が一緒だし、有り難いです。またこうやって違う出逢いというか……人との出逢いって変わっていくんだなって。出逢い直した気がします。嬉しいです。--今名前が出ましたが、もうひとりの卒業した先輩・鈴木香音さんは小田さんにとってどんな存在だったんでしょう?
モーニング娘。'16『泡沫サタデーナイト!』(Morning Musume。'16[Ephemeral Saturday Night]) (Promotion Edit)
--そうだったんですね。
小田さくら:「笑顔でお別れしよう……なんていう距離感じゃないでしょ? 泣くでしょ?」っていう。感動の最高潮って涙じゃないですか。「そりゃあもう泣いてお別れでしょ?」っていうぐらいの気持ちで送り出しました。--そんな小田さんを育ててくれた先輩たちが卒業していって今に至る訳ですけど、今の小田さくらはどんなメンバーになってると思いますか?
小田さくら:私はとにかくモーニング娘。に貢献したくて、ほとんどの人が「小田ちゃんはいなきゃダメ!」って思ってくれる人になりたいんですよ。で、私が出来るのはパフォーマンス……というか、いちばん力を注ぎたいと思ったのがパフォーマンスだったので、いろんなテレビやラジオや雑誌に出てくれているメンバーとか、礼儀をしっかり教えてくれるメンバーとか、いろんなメンバーがいるんですけど、それこそテレビやラジオや雑誌で多くの人の目に触れて、そのメンバーたちが連れてきてくれたお客さんを、私はコンサートで足止めしなきゃいけないと思ってて。そこで「なるほどね」で終わらないように「凄い」って思わせたいんですよ。--モーニング娘。ってこんなに凄いのかと思わせたい?
小田さくら:そうです!「モーニング娘。ってこんなに歌上手い子がいるんだ?」「こんな格好良いパフォーマンスするんだ?」そこでは別に私のことは覚えてくれなくてもいいんですよ。「モーニング娘。は格好良い」っていうイメージに少しでも繋がればよくて。私のファンの方じゃなくてモーニング娘。のファンの方が増えてくれればそれでいい。そういう気持ちが強くあって。だから今はいろんなところで自分にできない役割をしてくれているメンバーに感謝して、支えてくれるスタッフさんにも感謝して。あと、私は作詞作曲が出来る方って凄いなって思うし、コンサートの映像を作ってくれる方も凄いし、カメラでソロパートをきっちり抜けるカメラマンさんも凄いし、照明さんも凄いし、この13人のスケジュールを作ってる人も凄いし、自分が出来ないことを出来る人ってキラッキラして見えるんですよね。そういう気持ちを自分の中で最大限の感謝に変えて、私は歌とダンスは頑張れるから頑張って、それでステージ上で来てくれたお客さんの気持ちを掴みたい。そうやって本当にいろんなものが絡まって出来ていて、それが20年も続いているアイドルなんてモーニング娘。しかいないし、そんなグループに自分がいられることは本当に奇跡だと思うし、それもちゃんと伝えたいなって思います。大好きなので、モーニング娘。が。--その想いは今の話からヒシヒシ感じられました。
小田さくら:本当に、いつの時代のモーニング娘。の話になっても語れるぐらい好きなんですよ。例えば「2002年のモーニング娘。の凄さは!」みたいなことも言えるから、自分がその時代を語れるぐらい、今の時代を語れる人にいつか会いたい。という風に思っているので、私たちの時代でも何か残せればなと思うんです。--なんでそんなにモーニング娘。が好きになったんですか?
小田さくら:なんででしょうね? 最初は「知ろう」という気持ち。しかも本当に申し訳ないんですけど、自分がモーニング娘。に入ってから「モーニング娘。を知ろう」と思ったんですよ。ずっと観てきてるファンの方に対して恥ずかしくないぐらいの知識を持たなきゃダメだと思って。それでいろいろバァーって見だしたら「この時代はここがこうなんだ」とか……なんで好きなんでしょうね? モーニング娘。だったら何でも良いです。全部好き。今のモーニング娘。はもちろん魅力もいっぱい見えるんですけど、欠点も見えるんですよ。でも昔のモーニング娘。だとすべて肯定してしまうというか、今日まで繋いでくれた先輩方なので、「わぁ、可愛いな」とか「やっぱり人に見られてるって凄いな」とか「どうすればこうなれるんだろう」とか思うんですよね。それで「世間の方がイメージしているモーニング娘。ってこの時代だよな」「今はどう違うんだろうな。今の魅力は何だろうな?」っていろいろ考えているうちに……愛というか(笑)。--それはきっと愛でしょうね。
小田さくら:それが重なっていって「人と共有したい!」「メンバーにこれ伝えたい!」「あの曲の誰々さん良くない?」みたいなことを言いたくなるようになりました。ここ2,3年の話ではあるんですけど。--小田さんってモーニング娘。のメンバーでありながらモーニング娘。の超ファンじゃないですか。研究者レベルの。ゆえに大河ドラマを1話~最終回まで観るようにモーニング娘。の20年間を振り返りながら、その時代その時代のモーニング娘。の魅力に気付きながら、その愛を持って「今のモーニング娘。はこうだ」って組み立てていくことが出来る。20年の歴史を見てもきっといないですよね、そんなメンバー。
小田さくら:私が言うのは違うのかもしれないけど……「守る」っていう意識。グループを守るということ。「学校で歴史の勉強をするのは、同じ過ちを繰り返さない為」みたいなことを言うじゃないですか。そういう感覚に近いかもしれないです。だからどういう出来事があって、どういうサクセスがあったのか知っていたいし、「その歴史を守らないで何がモーニング娘。だ!」っていう、「自分のやりたいようにやりたいならこのグループじゃなくてもよくない?」っていう気持ちがあるんです。この20年に対して「いや、私たちが今の新しいモーニング娘。なんです」なんて簡単に言っちゃいけないんですよ。って思うので……そうだなぁ、やっぱり知るべきだと思いますね。モーニング娘。のことはモーニング娘。として。「え、そんなことも知らないの?」ってファンの人に思われたくないし、昔から応援してくれているファンの方に「小田ちゃん、誰々と同じ歌い方してた!」とか「小田ちゃんが誰々と同じポーズしてた!」とかそういう喜びも感じてほしいんですよね。自分が応援している身だったとして、かつて応援していたメンバーを今応援しているメンバーがリスペクトしていたら嬉しいじゃないですか。そういう喜びも大事にしたいんです。--それこそモーニング娘。ならではの楽しみ方。例えば、今のモーニング娘。がプラチナ期の楽曲を継承してくれると涙が溢れてしまうとか、そういうことですよね。「涙ッチ」のイントロが流れて「あ、この子たちも歌っていくんだ」という喜び。
小田さくら:そうなんですよ! せっかくモーニング娘。にいるんだからそういうことしないと!って思いますし、大事にしていきたいなって思います。自分が生まれる前の、最近のファンの方は知らないであろう曲を「こんな曲もあるんですよ」って知ってもらいたくてソロイベントで歌ったりして、それがきっかけで当時のモーニング娘。の映像を観て、改めてモーニング娘。の歴史というものを感じてもらえたら嬉しいし、せっかく400曲ぐらいあるので、そういう風に伝えていけたらいいですよね。--そうした感覚を完全に捉えた今「モーニング娘。の中に私がいる」という事実は、とてつもない喜びですよね。
小田さくら:喜びです!「出来る! 私、発信するほうの立場になれてる!」っていうことが嬉しいです。--その歴史の一部に小田さくらもなっている訳で。
モーニング娘。'15『Oh my wish!』(Morning Musume。'15[Oh my wish!]) (Promotion Edit)
--まさしく「この感動を「共有」したい」ですね(笑)。
小田さくら:共有したいです。--そんなモーニング娘。の歴史がまた大きく動き出します。13期加入後初のニューシングル『BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー』がリリース。今作に対してはどんな印象や感想を持たれていますか?
小田さくら:「BRAND NEW MORNING」は、シンプルに「13期、頑張れ」っていう。なかなか高いレベルの振付を頂いたので、とにかく息を合わせる必要があるものを新体制でやるのか?と思いました。私も「Help me!!」で大変な思いをしましたけど、あのときより複雑なことをやってるし、EDM、フォーメーションダンスっていう方向性になってから入ってきた12期、13期ってすごく大変だろうなって思うので、とにかく「頑張れ」って思います。あと、星部ショウさんの曲というのも新しい挑戦というか、モーニング娘。にとって新たなる音楽じゃないですか。私はつんく♂さんの音楽が好きだけど、そこも1パーツとしての新しいモーニング娘。なのかなって思うようになりました。--その「BRAND NEW MORNING」との両A面シングル曲としてつんく♂さんが手掛けた「ジェラシー ジェラシー」には、つんく♂さんがこれまでモーニング娘。で手掛けてきた楽曲たちの集大成感みたいなものも感じました。
小田さくら:つんく♂さん節全開ですよね!--あらゆるつんく♂さん節が全部入ってるんじゃないかと思いました。
小田さくら:なので、聴いてすぐ「好き!」ってなりました。イントロからしてつんく♂さん節ですし、ラップもそうですし。あと、私が昔から好きだったところで、つんく♂さんが作った曲の「ジェラシー」という歌詞を並べる遊びが好きだったんですよ。いろんな曲で「ジェラシー」って出てくるじゃないですか。あの曲でも、この曲でも、めっちゃ「ジェラシー」って言うなと思ってて、つんく♂さんが歌詞に書く「ジェラシー」を数えるのが好きだったんです。そしたら今回「爆発したな」と思って!「タイトルだけで2個使っちゃったよ!」みたいな。だから歌うのがすごく楽しかったです。リリース情報
BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
- 2017/03/08
- 通常盤A[EPCE-7312(CD)]
- 定価:1,080円(tax in.)
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関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
つんく♂とジェラシー/小田さくらと高木紗友希/'17への期待/13期加入までの物語
「去年の6月頃に「辞めたいです」と」
--しかもこの曲の「ジェラシー」は、明日へ向かう為の糧として描かれていて、いわゆる目から鱗な表現が成されています。
モーニング娘。'17『ジェラシー ジェラシー』(Morning Musume。'17[Jealousy Jealousy])(Promotion Edit)
--そのタイトルにかけてベタな質問をしたいのですが、小田さんがいちばんジェラシーを感じてしまうメンバーは誰ですか?
小田さくら:今、パッて浮かんだのは佐藤さんです。--理由は?
小田さくら:天才だから。例えばこっちが夜4時間かけて形にしてきたものを、佐藤さんはパッと出来ちゃうんですよね。こっちが何年も探しまくってようやく導き出した答えを伝えたら「あ、それね!」って言えちゃう。自分がコツコツと作る時間を要するもの、頑張って今に繋げていること、佐藤さんは感覚で出来ちゃうんですよ。「私は昨日の夜、何時間もかけてやったのに……佐藤さんは一瞬で出来ちゃうんだ?」と思うことが多くて、それは羨ましいなって思います。あと、人と仲良くなる力も羨ましいし……凄いなって思います。--ただ、今や小田さくらをジェラシーというか、尊敬の対象にしているメンバーもたくさん出てきていますが、その要因は歌にあります。やはり「歌と言えば、小田さくら」と思われたい気持ちは常にある?
小田さくら:はい。「小田ちゃんより誰々のほうが上手い」みたいなことを聞きたくないです。私は今、本当に大事にしているのが16ビートで、自分の中では「16ビートを取ってない歌=上っ面」という繋がり方なんですよ。それはつんく♂さんが基礎中の基礎としてずっと教えて下さっていたことだし、海外に向けて音楽を発信していくなら16ビートが取れなきゃスタートラインにも立てない。モーニング娘。は海外でもお仕事させて頂いてますし、世界中の人に観てもらいたいって気持ちがあるから、16ビートを意識しないで呼吸するぐらいの感覚で体に入れたいんですよ。私はリズムがめっちゃ苦手だから、今は意識するしかないんですよね。でも去年ぐらいから「リズムがあってる」ってディレクターさんとかに言われるようになって、それからシングルでコーラスを録るようになったりとか、難しいパートを頂いたりすることも増えたので、その人に認めてもらえたところ。それは私にとってプライドになっているので、さらに極めるようにして、誰が何と言おうと「結局、小田ちゃんの歌って上手いよね」みたいな。そう思われるようになりたいし、それぐらい歌は譲れないですね。「私から歌を削ったら何が残るんだ?」っていう話なので、私より歌が上手い子がいたら悔しいです。--ハロプロでは、Juice=Juiceの高木紗友希さんも歌唱力に定評があります。そういう評価もジェラシーの対象になったりするんですか?
Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit)
--そんな小田さくらと共に進化していくモーニング娘。ですが、小田さんとしてはここからモーニング娘。'17、どうなっていってほしいなと思いますか?
小田さくら:メンバーが仲良く、毎日楽しくお仕事が出来ればいいなって。それが今いちばん思っていることで。別に今が仲悪い訳じゃないんですけど、みんな同じ目標とかモチベーションとか持てるようになればいいなって思うんですよね。そこからみんなでひとつずつ何かを乗り越えていく。それこそさっき話した、雑誌やテレビに出てくれているメンバーがつれてきた人たちをパフォーマンスで逃がさないとか、グループのメリットというものを存分に生かして、みんなで一歩ずつでも三歩ずつでも進めたらいいなって思います。みんながモーニング娘。'17を好きになって「グループの為に頑張ろう」と思えればいいなと思います。--では、最後に、これからのモーニング娘。'17に期待している皆さんへメッセージをお願いします。
小田さくら:20年も続いているグループなので、それこそ私たちも歴史を感じながら活動していくので、いろんなことがあったモーニング娘。ですし、今後も絶対いろんなことがあるモーニング娘。というものを楽しみにしててほしいなって思います。いつの時代でも、どういう変化があっても、皆さんにお願いしたいことは、温かく見守ってほしいし、良いところがあったら褒めてほしい。褒められたら本当に嬉しいんで(笑)。なので、これからもファンの方には甘えると思うんですけど、いつまでもよろしくお願いします。加賀楓&横山玲奈(13期/新メンバー)インタビュー
--13期初インタビューとなるのですが、日本武道館でのお披露目(http://bit.ly/2mzulZn)から約3ヶ月。モーニング娘。のメンバーとして活動してきてどんなことを感じていたりしますか?
加賀楓:春ツアー(モーニング娘。'17コンサートツアー春~THE INSPIRATION !~)のリハーサルが始まっているんですけど、フォーメーションの難しさを実感しました。踊るだけだったら全然出来たんですけど、全員で動いていく中で「あの人があっちの方向へ行くから、私はここを通らなきゃいけない」って考える量が多くって、そこに難しさを感じました。すごく大変です。 横山玲奈:モーニング娘。'17に人数が多いので、私はダンスと歌がまだまだな分、どうやって目立っていけばいいのか。そこが結構心配です。人数が多い分「個性が大事だな」と日々感じているので、これから個性を見つけていきたいなって思ってます。--モーニング娘。の新メンバーって、先輩もたくさんいますし、どうしても最初は萎縮しちゃってるもんなんですけど、お二人はお披露目からキャラクターをハッキリ打ち出せていたとは思いますよ。とりあえず加賀さんはいきなり号泣でしたし。
加賀楓:(笑)--あの日の武道館にはどんな心境で立っていたんでしょう?
加賀楓:私、本番直前になるまであんまり緊張しないタイプなんですよ。本番直前になってそれまで溜まっていた緊張がバッと表に出るので、あの日もステージに出ていく瞬間にそれが押し寄せてきて、ああいう状況になったんだと思います(笑)。ハロプロ研修生のときから武道館には何度も立たせて頂いていたんですけど、あの日は全然景色が違って見えて。人の多さと光の多さにビックリしました。何度も見てきたはずなのに、すごくビックリしている自分がいました。--その前にニコニコしながら登場した横山さんは?
横山玲奈:ステージに立った瞬間、素直に嬉しかったので、おそらくそれがぜんぶ笑顔として表れたんだなって思います。でも「武道館って本当に広いなぁ! どこ観ればいいんだろう?」って思ったり「自己紹介ちゃんと言えるかな?」という心配でいっぱいで、私もとにかく緊張してましたね。--お二人のことをよく存じない人の為にも、どういうストーリーがあってモーニング娘。へ加入したのか掘り下げたいんですが、まず加賀さんは長い研修生期間を経てのデビューとなりました。
加賀楓:モーニング娘。11期オーディションに落ちて研修生になったので、最初は「モーニング娘。に入りたい!」という想いしかなかったんですけど、研修生での活動の中でバックダンサーやりながらいろんな先輩のパフォーマンスを見させて頂いているうちに、モーニング娘。でないユニットに入ることになっても、新ユニットに入ることになっても、とにかくこのハロー!プロジェクトからデビューしたいなって思うようになって。--でも4年も研修生を続けていたら、きっと諦めそうになる瞬間もありますよね?
加賀楓:ありました。最初にそうなったのは、12期さんがお披露目になったとき。「あぁ、もうどうしようかな?」と思って。ちょうどその時期が中学3年生で進路を決めなきゃいけなくて。それで去年の6月頃に「辞めたいです」とマネージャーさんに伝えたんです。でも「今がダメだからって人生全部ダメになる訳じゃないから、12月まで頑張ってみよう」という話になり、そこで踏み止まったら12月の発表会(Hello! Project 研修生発表会 2016 12月 ~EXCITING!)の前に13期メンバーになることが決まったんです。--では、6月の時点で「いや、無理です」と言っていたらここに居なかった?
加賀楓:そうですね。--逆転ホームランじゃないですか。
加賀楓:当時の研修生のマネージャーさんとか親とか、私に言葉をかけてくれた人たちがいたから諦めずにここまで来れたんだなって思います。--ちなみに、諦めそうになった時期というのは、研修生の同期や後輩たちが次々と先にデビューしていく悔しさもあったんですか?
加賀楓:悔しさはありましたね。ハロー!プロジェクトのコンサートで全国廻らせて頂いていたんですけど、自分の後輩の子が煌びやかな衣装を着て、マイクを持ってステージに立ってる姿を進んで見ることが出来なくて。で、自分でもなんでか分かんないんですけど、本番中に1回泣いていたことがあって。周りに「どうしたの?」って言われるんですけど、本当に分かんなくて。今思うとそれだけ悩んでたんですかね(笑)?--でも諦めずに踏ん張った結果、最初の夢であったモーニング娘。に加入しました。決定したときはどんな気持ちになりました?
つばき新曲!℃-uteツアー、モー娘。13期メンバー決定の瞬間!カントリー・ガールズコメント!佐々木ご褒美ソロ!宮本ヘアアレンジ MC:矢島舞美・譜久村聖【ハロ!ステ#200】
--一方、ハロプロ研修生期間約3ヶ月でモーニング娘。加入を決めたのが横山さん。普通に考えて、加賀さん的には「私、4年だよ?」と思いますよね(笑)?
加賀楓:そうですね! 思いますね(笑)。--自分でもこんなに早くデビューできるとは思ってなかった?
横山玲奈:全く思ってなかったです。ただ、高校1年生でハロプロ研修生になったので、入った時点で先輩に小学生がいたりするんですよ。なので「私、遅いんじゃないかな?」って不安ではありました。だからサプライズされたときは「なんで自分なんだろう?」ばっかり。嬉しかったんですけど、同期が凄いじゃないですか。だから「なんで私なんだろうなぁ?」とは自分でも思ってました。
モーニング娘。 「One・Two・Three」 (Dance Shot Ver.)
--では、なんで選ばれたんだと思いますか?
横山玲奈:いやぁー、笑顔じゃないですか?一同:(笑)
加賀楓:自分で言った!--なんとなく選ばれた理由は分かった気がします(笑)。そもそもモーニング娘。を好きになったきっかけは何だったんですか?
加賀楓:お母さんがずっとモーニング娘。を好きで、私もちいさいときからずっと見てたんですけど、9期さんが入ってからのモーニング娘。はあんまり見てなかったんです。ちょこちょこチェックするぐらい。でも「One・Two・Three」の映像を観たときに「自分と同じ世代の女の子がこんなにバッキバキに踊れるんだ?」って衝撃を受けて、それで「まじですかスカ!」とか「Only you」あたりからも掘り始めたら、もちろんアイドルっぽい曲や可愛い曲もあるんですけど、今までのアイドルとは違うアーティスト感があったんですよね。それがすごく新しくて格好良くて……気付いたら「入りたい!」って思うようになっていました。リリース情報
BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
- 2017/03/08
- 通常盤A[EPCE-7312(CD)]
- 定価:1,080円(tax in.)
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
尊敬する先輩・鞘師と小田/2人の幼女時代/加入後初の新曲/嫉妬するメンバー
「横山です」「私は工藤遥さん」
--その当時、特に気になるメンバーとかいたんですか?
モーニング娘。'15『ENDLESS SKY』(Morning Musume。'15[ENDLESS SKY]) (Promotion Edit)
--そんな鞘師さんの卒業が決まったときはどんな気分になりました。
加賀楓:……絶望? 横山玲奈:絶望しちゃった(笑)。--完全にファンですね(笑)。
加賀楓:ブログで発表されたじゃないですか。自分が今まで間近で見ていた人が突然……しかも10月29日に「12月31日に卒業します」と発表されて、あと2ヶ月しかない。絶望しかなかったです。--その間、鞘師さんとコミュニケーションを取る機会はあったんですか?
加賀楓:鞘師さんが卒業されるカウントダウンコンサート(Hello!Project COUNTDOWN PARTY 2015 ~ GOOD BYE & HELLO! ~)で、私たち研修生もオープニングアクトで出させて頂いたんですけど、時間を空けてマネージャーさんに「さ、鞘師さんと……しゃ、写真を撮らせて頂きたいんですけど」ってお願いして撮ってもらいました。--横山さんは、どういったきっかけでモーニング娘。を好きになったんですか?
モーニング娘。'14 『What is LOVE?』 (MV)
--私も寝起きであれだけ踊れるようになりたいと?
横山玲奈:ハハハハ! でも入りたいと思ったきっかけは、寝起きでした(笑)。--憧れの先輩はいたんでしょうか?
横山玲奈:小田さくら(11期)さんです。私は歌が上手くなりたいんですけど、小田さんは歌姫じゃないですか。なので、小田さんを目指して歌のレベルを上げていきたいんです。--そんな憧れの先輩と一緒に活動できているのは、どんな気分?
横山玲奈:いやぁー、歌っている姿を見ちゃいますね。「凄いなぁ」って思っちゃう。--横山さんも歌には自信がある?
横山玲奈:あ、ある。いや、ない。一同:(笑)
横山玲奈:ないから小田さんに憧れるし、頑張りたいなって思ってるんです。--モーニング娘。との出逢いによって夢を追いかけるようになる前は、どんな女の子だったんですか?
加賀楓:ちっちゃい頃は外に出て遊ぶのが好きでした。室内でおままごととかはあんまり好きじゃなくて、外で鬼ごっことかしながら走り回っていたかった人です。なので、小学生の頃は女の子より男の子と遊ぶことのほうが多かったですね。学校の休み時間になると「サバイバルやろうぜぇ!」って外に出て、いわゆる増え鬼ですね。それを毎日やってました(笑)。逆に人形とかぬいぐるみには興味がなくて、可愛いって思えなかったんですよ。「何が面白いんだろう」ってずっと思ってました。だから女の子たちの話題には入っていけなかったです。--ゆえにモーニング娘。も可愛らしさより格好良さに惹かれたんでしょうね。
加賀楓:そうだと思います。格好良い曲がやりたかった。--では、まさに今の時代が合ってますよね。横山さんはどんな女の子だったの?
横山玲奈:私は勉強が結構好きだったんです。今は全く好きじゃないんですけど(笑)歴史だけはずっと好きで。私はどちらと言うと運動が大の苦手でインドア派だったから、休み時間も図書室で歴史の漫画とか読んでました。でもひとりで居るのはイヤだから、図書室にも友達を誘って行ってて。--横山さんの歴史好きはファンの間にも浸透しつつありますが、歴史上でいちばん好きな人物は誰なんですか?
横山玲奈:浅井長政です。一同:…………。
横山玲奈:フフフ!--今の質問に「浅井長政」と答える女の子、なかなかいませんよ(笑)。なんでそんなに惹かれたんですか?
横山玲奈:学校でも習わない人物だったので、元々はどんな人なのか知らなかったんですよ。でも織田信長を詳しく調べていたら浅井長政が出てきたんです。それで「誰だろう? この人」と思って調べてみたら「格好良くない?」と思って! 好きになった理由は、これは勝手な私の妄想も含まれているんですけど、人想いなんじゃないかなと。織田信長の妹・お市と結婚していたのに、信長と対立してしまって……「あぁもう!」って思うんですけど、信長のもとにお市を戻してから自害するんですよ。それがなんか格好良いなぁって単純に思って……ちょっとキュンキュンしちゃいました。--凄いですね。浅井長政をまるで少女コミックのように堪能してる(笑)。
横山玲奈:ハハハ! 浅井長政、大好きです。--そんな13期加入後初のニューシングル『BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー』がリリース。格好良いモーニング娘。でデビューを飾ることになった加賀さん的には、今作にどんな印象や感想を持たれていますか?
モーニング娘。'17『BRAND NEW MORNING』(Morning Musume。'17[BRAND NEW MORNING])(Promotion Edit)
--この曲のMVは2人のショットから始まるじゃないですか。実際に観てどう思いました?
加賀楓:「(モーニング娘。に)入ったなぁ」って思いました。撮ったときはそんなに実感はなかったんですけど、いざMVが出来上がって観てみたら「本当にモーニング娘。に入ったんだな」って。このMVを観てやっと実感した感覚もありました。 横山玲奈:感動しましたね。MVに自分が映っていること自体「本当に幸せだな」と思って。しかも13期メンバーが目立つような映像にして頂いて、このMVを観て「これから頑張っていこう」って改めて思えました。--「ジェラシー ジェラシー」は、お二人がオリジナルメンバーとして歌う初めてのつんく♂作詞作曲ナンバーになる訳ですが、つんく♂さんはお二人にとってどんな存在だったりするんでしょう?
加賀楓:自分が気付かないようなことを言って下さる方。私が研修生になったばかりのとき、ゲネプロにつんく♂さんが来て下さっていて、私のダンスは指先まで神経が通ってると言って頂けたのがすごく嬉しくて。それは今でも意識するようにしています。なので、つんく♂さんの曲をモーニング娘。として歌えるのが物凄く嬉しいですし、つんく♂さんにこの曲で今の自分を見てほしいなって思います。 横山玲奈:私はまだつんく♂さんに一度もお会いしたことがないんですけど、つんく♂さんは人の気持ちを描けるというか、男性なのに女の子の気持ちが書けるのは凄いなって思います。「なんでここまで分かるの?」ってすべて見られているような気持ちになります。--「ジェラシー ジェラシー」にかけてベタな質問をしたいのですが、いちばんジェラシーを感じてしまうメンバーは誰ですか?
加賀楓:横山です。 横山玲奈:本当? ウソでしょ? 加賀楓:歌やダンスに関しては長くやっている私のほうが出来て当然だと思うんですけど、MCとか喋ることに関しては横山のほうが上手だなと思っていて。私はどうしてもその場でいろんな言葉を選んで、すっごい考えた上でまとまってない話をしちゃう。なので、MCやこういう取材では横山に助けられている部分があります。--今の話を聞いてどうですか?
横山玲奈:嬉しいです! MC頑張りたいと思います。--そんな横山さんは誰にジェラシーを?
横山玲奈:私は工藤遥(10期)さん。すごいモテモテじゃないですか?--横山さんもモテたい?
横山玲奈:そういうことではないんですけど(笑)、工藤さんは自然にイケメンな対応をするんですよ。それが凄いなと思って。「どうすればあんなに自然にイケメンな対応が出来るんだろうな?」って思いますし、しかも可愛いじゃないですか。普通に可愛いのにイケメンキャラで、ハロー!プロジェクトのたくさんのメンバーさんにもモテてるから……自分も頑張りたいなと思って。 加賀楓:みんなで分けて飲むようなサイズのペットボトルがカラになったとき、誰も気付かないうちに工藤さんがサッと取って捨ててたり。あと横山に限らず「なんでそんなにモテるの?」ってメンバーから聞かれると「ハル、何もしてないよ!」って普通に言うんですよ。そこも自然とまた女の子の心を掴んでるポイントなのかなって。 横山玲奈:なので、ジェラシーを感じてます(笑)。--加賀さんが横山さんの印象を話してくれましたが、横山さんは加賀さんにどんな印象を持たれていますか?
横山玲奈:頼れる同期です。私が細かいダンスのフリが分からなかったりすると、ちゃんと分かってるから絶対に教えてくれるし、すごくマジメなので、私が変なことをしているとちゃんと注意してくれるし、そういう面でも安心感があります。リリース情報
BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
- 2017/03/08
- 通常盤A[EPCE-7312(CD)]
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
正反対な2人/羽賀のアドバイス/横山の笑顔/石田亜佑美の隣/0.1刻みの衝撃
「本当にイチから……もう4年は関係ない」
--加賀さんと横山さんは何かと正反対ですよね。この2人で13期を担っていくと知ったときどう思いました?
加賀楓:まず仲良くなるところから始めなきゃいけないなと思いました。ただ、研修生のときは全く話さなかったので、最初はお互いにあんまり歩み寄れなくて、横山が私に対してしばらく敬語だったり、私もそれまで後輩として見ていたので、同期として話しかけるのが結構難しかったりして。でも13期としてのお仕事が多かったので、一緒にいる時間が長かった分、自然と和解していったのかなって。--「和解」だと元々仲悪かったみたいになりますけど。
一同:(笑)
加賀楓:間違えました(笑)! 横山玲奈:悪かったわけじゃない(笑)。でも同期になると知ったときは「え?」ってなりましたね。それまでいちばん上の先輩といちばん下の後輩という関係性。研修生時代の私からしたら凄い存在なんですよ。なので、同期になっても最初は「絶対に敬語で話そう」と思ってました。でも2人が13期メンバーであることを発表されてから何日か経って「敬語やめよう」って言ってきてくれて、そこからだんだん自分の気持ちがほどけていきました。--それまでなんて呼んでたんですか?
横山玲奈:加賀さん。--「敬語やめよう」と言われてからは?
横山玲奈:しばらく加賀さん(笑)。 加賀楓:「かえでぃーって呼ぶね」と武道館では言ってたんですけど、全然「かえでぃー」って呼んでくれなくて。大体「ねぇねぇ」って言ってて(笑)。 横山玲奈:どうしても呼びづらくて!--今は?
加賀楓:かえでー。かえでぃーとは呼ばないんですよ。 横山玲奈:私だけの呼び方ですね(笑)。--今は何でも言い合える仲になりつつはあるんですか?
加賀楓:まだあまり打ち解けられていない頃、工藤さんと私たち2人でお話する機会があって、そこでお互いに「これは違うんじゃないの?」と思いながらも言えなかったことを初めて言い合ったんですよ。羽賀さん(羽賀朱音/12期)にも「思っていることがあるんですけど、言ったほうがいいですかね? あんまりケンカはしたくないんですけど……」って相談したことがあったんですけど、そしたら「同期の中では1回ケンカしたほうがいいよ」って教えてもらって。仲悪くなりたくないからって何も言わないよりも、自分の言いたいことをぶちまけちゃったほうがいい。今、横山とはそういう関係性になれてるので、それは良かったなって思います。--初めて言いたいことをぶつけ合ったときは、どんな気持ちだったんですか?
横山玲奈:ぜんぶ言ってくれたので、逆にホッとしたというか。それまで自分がどういう風に見られているのか分からなかったし、何をするにしても先輩にはなかなか聞きに行けなかったりしたので、13期同士で何でも言い合えるようになったことで、逆に安心することができました。--9期、10期、11期、12期とそれぞれ個性があるじゃないですか。13期はどんな個性を出していけたらいいなと思いますか?
加賀楓:お互いがお互いを助け合いつつ、モーニング娘。を引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思ってます。 横山玲奈:本当に助け合える同期だと思うんです。なので、モーニング娘。の中に埋もれないように、むしろ先頭に立っていけるように「13期はパフォーマンスもMCも凄いな」って思ってもらえる存在になりたいです。--この3ヶ月間の2人を見て感じたことなんですけど、まず横山さんは武道館でのお披露目から新春ハロコン(http://bit.ly/2neM996)が終わるまでの短期間で「あれ、こんな子だったっけ?」って思うぐらい、一気に自分を出せるようになりましたよね?
加賀楓:そうなんですよ。最初はみんなやっぱり大人しいと思うじゃないですか。でも横山はガツガツ行っちゃうんですよ(笑)。MCでの無茶ぶりとか、普通は「え、なんで私がやらなきゃいけないの?」ってなると思うんですけど、ドヤ顔で前に出て行くんですよね。センターまで出て行っちゃう。 横山玲奈:「やってやろうじゃないか!」ってなるんですよ(笑)。 加賀楓:その精神の強さに驚きました。--あらゆるハロプロメンバーが一同に会する場で、早くもソレが出来ているのは凄いなと思いました。「あれ? なんかもう目立ってる」と思って。
横山玲奈:ハハハハ! 加賀楓:横山は「チャームポイントが笑顔」って言ってるんですけど、私は研修生に入ったとき全然笑顔が作れなくて。毎回、先輩にも、マネージャーさんにも、ダンスの先生にも「顔!」って言われてたんですよ。だから最初からあれだけ笑顔が見せられるのは凄いと思います。どれだけ歌やダンスが出来なかったとしても、笑顔でいれば絶対に明るく見えるし、しかも横山はガツガツ前に出て行ける精神力もあるので。--そうなれたキッカケみたいなものはあったんですか?
横山玲奈:よく「静止画だと静かに見える」って言われるんですけど、実際には何でもやっちゃうタイプなんですよ。元から。なので、MCとかで振られたら「これは自分の出番だな!」と思うようにして、必ずセンターに立って(笑)。例え上手く出来なかったとしても!「やってやろう」という気持ちを持ってやりきる。それは自分の中で決めてます。--また、加賀さんはパフォーマンスでグループを引っ張っていきたい気持ちが強いと思うんですが、パフォーマンスと言えば石田亜佑美(10期)。鞘師里保と対となってダンスバトルを繰り広げていたメンバーでもありますが、鞘師さんのファンとしてはあの2人が踊っている姿をどんな風に見ていたんでしょう?
加賀楓:ダンスのコンビネーションがバッチリで、鞘師さんは加入当初からダンスが注目されていましたけど、それに匹敵するダンスのキレが石田さんにはある。そこは鞘師さんと同じぐらい尊敬していて。鞘師さんと対になって踊っている姿を見る度に「あぁ、格好良いなぁ」って。モーニング娘。のダンスを引っ張っていけるツートップだと思ってました。--そのツートップの一翼は2015年に卒業しましたが、石田さんと新たにツートップを張るメンバー。そのポジションを加賀さんは狙ってないんですか?
加賀楓:……いつかはそうなりたいですね。でもダンスが出来るとは言え、まだ表現力が全然なので。どんな曲でも同じように踊っちゃうところが私の課題だと思うので、石田さんもそうですし、先輩方たちの表現力を勉強させてもらって、実力をつけて、石田さんの隣で踊るに相応しいメンバーになれるように頑張りたいなと思います!--ただ、今はまだフォーメーションダンスに慣れるのに精一杯なんですよね。
加賀楓:そうなんです。特に「BRAND NEW MORNING」のフォーメーションダンスは、先輩方でも「難しい」と言ってるぐらいで。十字を作って回転させていくんですけど、私が内側に立っているとすれば、その向こう側にいる人たちとも列を揃えて移動しなきゃいけないんですよ。なおかつ、横に並んでいる人たちとも直角になるように! 間隔を合わせながら移動しなきゃいけないんですよ! もう歌どころじゃないんです(笑)!--そこに全神経を注いじゃう訳ですね。
加賀楓:そのフォーメーションダンスをやってるときは、上からカメラで撮って頂いたりするので、顔があまり映らないときは目をキョロキョロさせながら「今、この位置で大丈夫か?」って周りとの間隔をすごく見てますね。表に絶対出しちゃいけないような顔をしてると思います(笑)。それぐらい必死です! あと「BRAND NEW MORNING」に限らず、今、春ツアーのリハをしてるんですけど、移動の多さにビックリしました。で、番号の刻み方が尋常じゃないんです。基本的に0.1刻みなんですよ。--それは何の数字なんですか?
加賀楓:センターが0で、外に広がっていくにつれて1、2、3、4、5……って番号が刻まれていくんですけど、モーニング娘。はそれが0.1刻みなんです。0.1、0.2、0.25、0.3、0.4、0.5みたいな。もう訳がわからない。--それだけ密着した状態で動いたり踊ったりしているのが凄いですよね。
加賀楓:そんなのを息が切れているコンサート中にやってるんだと思うと……改めて凄いなって思いました。研修生を4年やって、その間もいろいろ経験させてもらっているので、ある程度のことは分かっているつもりだったんですけど、「本当にイチからなんだな」と今感じています。もう4年は関係ない。--加賀さんでこれだけ衝撃を受けているということは、横山さんはもっと必死なんじゃないですか?
横山玲奈:顔がもう……笑えないです。どんどん場位置が変わっていく中で「何番だっけ? 次は何番だっけ?」って全く番号が覚えられなくて。もうついていくのに精一杯って感じですね、今は。ただ、13期は研修生からの加入なので、期待されてる分「頑張らなきゃな」って。やっぱり「研修生だったのに」とは思われたくはないので、足を引っ張らないように、迷惑をかけないようにしたいなと思ってます。--せっかくのデビュータイミングなので伺いたいのですが、モーニング娘。で叶えたい夢がありましたらそれぞれ聞かせてください。
加賀楓:野外で単独コンサートがしたいです。私たちはホールでコンサートをするんですけど、野外とホールでは音の響き方も違うし、お客さんの見え方とかも全く違うと思いますし、野外でしか出来ない演出とかもあると思うので……花火を打ち上げたり、私たちが水を噴射したりしたいですね。そこで新しいモーニング娘。を見せたい。で、その新たな経験が今後のモーニング娘。にも生きていくようなコンサートに出来たら、なお良いですよね。 横山玲奈:私は世界をまわりたいです。13期メンバーが入って新しいモーニング娘。になったので、13期メンバーのこともたくさん海外の方に知ってもらいたいので、たくさん海外をまわってコンサートがしたいです。特にヨーロッパ。イタリアに行きたいです! 加賀楓:イタリアに行きたいのは、ただただ個人的に行きたいだけでしょ? 横山玲奈:ハハハハ! でも行きたい!--では、最後に。これから13期メンバーと出逢ってもらいたい皆さんへメッセージをお願いします。
加賀楓:13期メンバーが入ったことによって、モーニング娘。を少しでもパワーアップさせていけるように頑張っていきたいですし、何よりモーニング娘。の活動を精一杯楽しんでいる姿を見せていきたいなと思います。 横山玲奈:私はモーニング娘。として必要とされる人間になることが目標なので、ファンの人からも、モーニング娘。の先輩からも「横山玲奈はモーニング娘。に必要だな」って思ってもらえるような努力をして、新しいモーニング娘。がたくさんの人に知ってもらえるように頑張っていきたいなと思います!Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
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BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
- 2017/03/08
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー
2017/03/08 RELEASE
EPCE-7310/1 ¥ 1,980(税込)
Disc01
- 01.BRAND NEW MORNING
- 02.ジェラシー ジェラシー
- 03.モーニングみそ汁
- 04.Get you!
- 05.BRAND NEW MORNING (Instrumental)
- 06.ジェラシー ジェラシー (Instrumental)
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