Special
モーニング娘。'16(譜久村聖/石田亜佑美/佐藤優樹/工藤遥/小田さくら)インタビュー
「モーニング娘。が危機的状況になってる!それすらも楽しんで観てほしい」
「ジャスティン・ビーバーに認められるモーニング娘。に……今なりたい!」
演劇女子部『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』主要キャストでもあった5人にインタビュー敢行。同舞台についてはもちろん、℃-ute解散発表やアンジュルム、Juice=Juiceの台頭など何かと慌しくなってきたハロー!プロジェクトにおける、今のモーニング娘。16に対する五者五様のモードや価値観、想いを一斉に語ってもらった。最終的に想定外の展開になっていくのだが……約20年間の歴史を紡いできた先輩たちもそうであったように、いついかなるときもモーニング娘。は伊達じゃない。
モーニング娘。がないと「なんで生きてるっけ?」ってなっちゃう!
--今日はアグレッシヴなメンバーばかりなので、普段思っていることや感じていることをガンガン語ってもらえればなと思っているのですが、今は5人それぞれどんなモードや心境でモーニング娘。'16の活動に臨んでいるのか? まず1人ずつ聞かせてもらってもいいですか。
小田さくら:私は、自分が好きだったモーニング娘。をすごくイメージしています。自分が観ていたモーニング娘。の何が良かったのか?今の自分たちのモーニング娘。の何が良いのか?比較しながら理想系を目指す。マネっこする訳じゃなく、あの頃のキラキラ感を意識したりして、パフォーマンスの形とかやっていることは全然違っても「モーニング娘。はいつの時代もモーニング娘。だよね」って思ってもらえるようにしたいなと思ってます。--「自分が好きだったモーニング娘。」というのはいつの時代のモーニング娘。?
小田さくら:1997年とか98年のデビュー当時から2003年のモーニング娘。がすごく好きです。まだ私は3才とか4才だったので当時の記憶はないぐらいなんですけど、今見直して「この時代が一番好きだな」って思ったんです。テレビにもいっぱい出て「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」とか大ヒット曲も連発して、5期メンバーさん(高橋愛、新垣里沙、小川麻琴、紺野あさ美)も活躍するようになって……あの時代のキラキラ感が好き。その時代と自分たちを比較して「当時と自分たちはここが違ってて、この良さは今の自分たちにしかないんだな」って今のモーニング娘。の良さを見つけるのもすごく楽しくて。いつの時代も良いけど、その時代その時代のモーニング娘。にしかない良さがあるんだなって思います。--工藤さんはいかがでしょう?
工藤遥:私個人としては、自分だけにしか出来ない事って何なのか?よく考えるようになりました。それこそボーイッシュなキャラとか自分の良さだし、きっと今のメンバーの中では自分にしか出せないものなので、そこは自信を持っていいところなんじゃないかなと思っていて。だから雑誌やテレビに出させて頂く機会があるときは、精一杯、自分が押し出せるボーイッシュな面をアピールするようにしています。あとは、アイドルが歌って踊る……それ以外のことで何か出来ないかな?って思って、今回の演劇女子部『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』もそうですけど、私はお芝居が好きなので、そこで自分が頑張ることによって今のモーニング娘。を知ってもらえるきっかけになったらいいなと思ったり、そういうことを考えながら日々活動してます。--以前はボーイッシュなキャラを照れながらやっていましたが、今は男前な自分を躊躇なく全面に打ち出すようになりましたよね?
工藤遥:もう吹っ切れました(笑)。このキャラが出来上がっていく中で「やり切ったほうが楽しい」って気付けたんですよね。--それあっての「Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~」のセンターですもんね。
モーニング娘。 『Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~ 』 (MV)
--私は男の子なのか? 女の子なのか?
工藤遥:その迷ってる感じが何故かウケて(笑)。--続いて、まーちゃん。
佐藤優樹:はい! 今のモーニング娘。'16での活動についてですよね? うーん……今は楽しい事しか頭にないかもしれない。逆にお仕事がないと「まさってなんで生きてるっけ?」ってなっちゃう!一同:分かる!
佐藤優樹:学校だけ行ってても「あれ? まーちゃんって……」みたいな感じになるけど、モーニング娘。'16のコンサートをやったり、その楽屋でメンバーと話したりするのもすごく楽しいから、その感じを内だけで留めるんじゃなくて「どうやったら世の中の人に届けられるか?」「どうやったら優樹たちやつんく♂さんの想いが込められた1曲1曲をいろんな人に届けられるか?」みたいな。考えてはないんですけど……--え、考えてないの(笑)?
佐藤優樹:考えてなくても自然に伝わるかなって思う、今はもう。曲が良い曲だったり、優樹たちが楽しそうであったら、伝わるものは伝わると思うし、それが音楽の一番良いところだから。なので、とりあえず今はそんな感じで安定してます。優樹的には。--それは最近気付けたことなんですか?
佐藤優樹:いや、昔からそう思ってました。以前は、メンバーとケンカしちゃったりすると沈んだりして「学校に行きたくない」みたいな感じになってたけど、今はもうメンバーが大人というか、優樹がイヤなことをしても我慢してくれるから、その我慢に乗っかる?--(笑)
佐藤優樹:なんて言うんですかね? 石田亜佑美:甘える? 佐藤優樹:甘えるというか、自然に気付き合える! 例えば「あ、今、傷ついちゃったな」と思ったらもうその言葉は言わないとか、お互いにそういうことが出来るようになってきてるから、今は「悲しい」とかがない。変に「お仕事だから」っていう感じもなくて、普通に楽しいです!--周りから見て今のまーちゃんはどうなんですか? 大人になった?
工藤遥:私は最初からずっと一緒にいるじゃないですか。だから言うこともやることも大人になってるんだなって隣で感じますし、それこそ私は同じ歳で、かつてはまーちゃんに指示をしていた側だったのに、そこが今は逆転してるんで! そう思うと本当に恐ろしいなって思います(笑)。--かつては工藤さんが「控え室でお菓子食べてたんですよ! 稽古中に!」って怒っていた側でしたもんね。(※詳しくはこちらのインタビュー→http://bit.ly/1ndAHpc)
工藤遥:そうなんですよ。怒っていた側だったんですけど、今のまーちゃんは自分より何事に対してもストイックだし、知識も豊富なので「格好良いな、すげぇな」って思いますね。 佐藤優樹:フフフフフ!--嬉しそうですね(笑)。
佐藤優樹:今度、楽屋の様子をこっそり録音しておいてほしいです。--いや、それ、ただの盗聴じゃないですか。
一同:(爆笑)
佐藤優樹:でも録音してほしい! 会話がみんな面白いんです! でもそれがステージ上のMCになったときに出てこないんですよ! 石田亜佑美:そこがウチらの悪いところなんだよね。 工藤遥:変にかしこまっちゃうんだよね。 佐藤優樹:「なんで出ないの?」って思う。お水こぼしちゃった並に逃がすんですよ。--小田さん、通訳お願いします。
小田さくら:楽屋で面白さを溜めてきたのに、いざステージになると…… 佐藤優樹:そう、ステージになると無くなっちゃうの。だから録音しておいて下さい!--石田さんは、今どんなモードで活動している感じですか?
石田亜佑美:モーニング娘。をやってて「一番楽しいな」って思うのはライブだったりするから「じゃあ、その好きなライブをもっともっと強くしていこう。約2時間ある1公演1公演の中でどれだけの人にどれだけのものを伝えられるかな?」って意識するようになったんですよ。そう思えるようになったのは、自分が「この曲はこういう意識を伝えたいな」っていう風になんとなく思っていたことを、別に口に出して言ってる訳じゃないのに「こういう風に伝わってきた」ってファンの方から言われるようになったからで。自分の想いをまんま理解してくれたんです。その感動を味わってから「じゃあ、それをもっと広めたい」って思ったんですよ。だから客席の最前にいる人にも後方にいる人にも2階にいる人にも「私の想いをみんなに伝えたい。ひとりひとりを大事にしたい」って思って今はコンサートに臨んでます。--その感じはすごく伝わってます。
石田亜佑美:あと、私は「ダンスが得意です」って言ってモーニング娘。に加入してきて、でも私はモーニング娘。に加入してからはモーニング娘。でしかダンスをやってないし、世の中に出たらもっと凄いダンサーさんなんてたくさんいらっしゃいますし、だから「モーニング娘。の中ではダンスが凄い」では止まりたくない。ダンスがすべてじゃないのはもちろん分かりますし、モーニング娘。っていうグループ自体も大切にしたいって思うけど、自分の強みであるダンスはもっともっと伸ばしていきたいなって思います。--日本のアイドル/ガールズグループで「ダンスが上手い」と言われる人たちを全員集めて選手権やったら、そこで優勝するぐらいのイメージ?
石田亜佑美:そうですね。もっと欲を言ってしまえば、アイドル/ガールズグループに限らず。それぐらい堂々と言えるようになりたいです!--偶然パフォーマンス観た人が「今、モーニング娘。に凄い子いる!」って一目瞭然で思えるぐらいになったら、本当に強い武器になりますよね。
石田亜佑美:そういう存在に憧れます。あと、最近、他のアイドルグループさんと共演させて頂くことが増えたんですよ。音楽番組でのコラボーレーションなどで一緒に歌ったりする機会が増えたんですけど、それぞれのグループに「ダンスが得意」と言っているメンバーさんがいらっしゃったりするじゃないですか。ももクロだったら有安杏果さんとか。そういう人たちで対決とかじゃなくコラボレーションして一緒に盛り上げるっていうのもやってみたい。--今の話、絶対載せましょう。みんな、観たいと思います。
石田亜佑美:ダンスに限らず、歌だったら「ウチの小田さくら出します」みたいな。 小田さくら:出たーい! 歌、好きな人ばっかり集めて……絶対楽しい!--男前だったら……
工藤遥:私、出ます(笑)!--フクちゃんはハロヲタアイドル選手権?
譜久村聖:絶対勝てる(笑)。--そんな譜久村さんは、今どんなモードで活動してますか?
モーニング娘。'15『ENDLESS SKY』(Morning Musume。'15[ENDLESS SKY]) (Promotion Edit)
- ハロプロ内外に増えていくライバル「姉妹ケンカはあったとしても―――」
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リリース情報
演劇女子部 ミュージカル 続・11人いる!東の地平・西の永遠 オリジナルサウンドトラック
- 2016/07/13
- 通常盤[UFCW-1115(CD)]
- 定価:1,000円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
ハロプロ内外に増えていくライバル「姉妹ケンカはあったとしても―――」
--その結果、つんく♂さんからも「やっぱり音楽と言っても歌のあるものを作ってきたので、歌唱力って大事。世代世代で色が出るけど鞘師卒業後のモーニング娘。として少し新しい味が出てきた。譜久村、工藤なんかもすごく伸びた。で、小田の歌がええ。うん。このままリズムを鍛えろよ。」とツイートで褒められることになったんですね。
譜久村聖:めちゃくちゃ嬉しかったです。そのツイートを見た日は1日中ハイテンションになっちゃって(笑)。 小田さくら:嬉しかった。あれ見て泣いちゃいました。 工藤遥:ビックリでした!「まさか!」って思いましたね。--やっぱりつんく♂さんからの評価は変わらず大切なんですね。
譜久村聖:つんく♂さんがハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを卒業されてから会える機会も少なくなって、すごく寂しいんですよ。でもだからこそ近況報告はどんどんしようと思って、たくさん写真送ったり、「今日は○○です」って報告したり、アドバイスをもらったり、ウザがられてもいいからと思って(笑)積極的に連絡はしてます。--鞘師里保や鈴木香音が卒業したことによって「これからどう歌うか?」というのは、グループ全体的な課題でもあったんじゃないですか?
モーニング娘。'16『泡沫サタデーナイト!』(Morning Musume。'16[Ephemeral Saturday Night]) (Promotion Edit)
--前回のインタビュー(http://bit.ly/2d5i3Fs)でも仰ってましたよね。「ひとりひとりが抱えてる不安とか苦労を他のメンバーが支えてあげられるグループになったと思っていて。そこはモーニング娘。の歴史の中で見ても「今が一番出来てる」って自信を持って言える」って。
譜久村聖:本当にそう思います。--ただ、今年6月15日のブログで「歌もまーちゃんのゆうこと聞いてくれなぃ ダンスも思ったように動けなぃ だからぃまの目標は 初心にもどる…」とまーちゃんの苦悩ぶりが綴られ、話題となりました。あれは何がきっかけで書いたものだったんですか?
佐藤優樹:単純に「自分が好きだったものに戻そう」と思っただけなんです。それをファンの人に伝えたかったんじゃなく、自分の脳みそに一番伝えたかった。--そこで自分を整理できた甲斐もあって、さっきの「今は楽しい事しか頭にないかもしれない」に繋がったんですかね。
佐藤優樹:今は楽しい!--そんなモードの自分たちから見て、今のモーニング娘。'16はどんなグループに映っているんですか?
小田さくら:今のモーニング娘。は今のモーニング娘。のカラーがある。私が今まで居たモーニング娘。にもなかったモーニング娘。だなって。パフォーマンスがハイレベルとか、仲が良いとか、そういうことではないんですよね。つい客観視してしまう感じがあるんですけど……好き!--客観視した結果、好き(笑)。
小田さくら:なんなんでしょうね? 理由がある訳ではなくて……でもコンサートツアーまわってても「あー、このコンサート、客席から観たいなー」ってすごく思うし、「メンバーの良いところを挙げて」と言われれば「はい!」って次々答えられる。それは小田さくらのことも例外じゃなく。自分の良いところも分かってきて、それぞれの…………目覚めのとき? みたいな。フフフッ。 石田亜佑美:怖い、怖い、怖い、なんか怖い! 譜久村聖:いよいよ目覚めのとき(笑)。 小田さくら:自分のやるべきことを見つけてる人もいれば、探し始めた人もいれば……--そういう意味ですね。
小田さくら:モーニング娘。に入った時点で、無意識にみんな目的は持って生きてきてると思うんですよ。でもそれを忘れることなんてあたりまえじゃないですか。日頃から「何する為に生まれたんだ?」なんて考えないから。でも今はそれをもう1回探しに入ってる時期で「自分には何が出来るかな?」「自分にしか出来ないことは何だろう?」みたいなことを常に考えている。だから誰も上辺だけでやってない。変わってないようでちゃんと変わってる。 工藤遥:今回のツアーのリハーサルのあいだに全員で話し合いができる時間があったり、みんなで力を合わせてやらなきゃいけない挑戦があったりして、それによって良い風が吹いてきていると感じることもあって。小田が言ったように、今が大きな変化のときかなって感じます。--卒業が相次いだり、後続グループが活躍したりすると、「モーニング娘。、大丈夫?」みたいな声って絶対出てくるじゃないですか。今なんてまさにそういう時期だと思うんですけど、そういう声に対してはどう思ってます?
小田さくら:それすらもモーニング娘。として見てもらえれば。--凄い話になってきましたね(笑)。でもたしかにそうですよね。
小田さくら:常に何かがあって、本当にストーリーのあるグループじゃないですか。そもそもオーディションに落ちた人たちによって結成されてる時点でドラマティックですし、センターの子が卒業したり、そこに新しいメンバーが入ったり、その中で危機に直面する状況もあって、でも私はそれすらも「あ、またモーニング娘。が危機的状況になってる! この先はどうなる?」って楽しんで観てほしい。私たちも常に今と直面していて、不安定な時期もあるし、でも「それでも支えてくれた人がいたよね」「それでも観てくれた人がいたよね」「それを乗り越えての今だよね」っていう経験をしてきてるので、ファンの人ともそれを共有したいし、どうにかして私たちについてきてほしいです! 石田亜佑美:今回、11人になって初めてのツアーをまわってるんですけど、13期メンバーがいつ入ってくるか分からない状況なので、メンバーもファンの方も「この11人でのツアーは今回が最後かもしれない」って分かってると思うんですよ。だからこそ今を大切に生きようとしている。そこは「みんな、同じ気持ちだよね?」って私は思ってます。 譜久村聖:この11人になってからいろんなことを1回リセットしたんですよ。それで「普段思っていることをちゃんと伝えられるメンバーになろう。そういう関係になろう」ってイチからみんなで話し合えたのが大きかったなと思っていて。それぞれがいろんなメンバーの卒業や加入を経験した上で、今11人になって、でもそれはモーニング娘。の20年の歴史の中ではほんの一瞬だから、その時間を大事にしていかないと……って11人が統一して思えている今はすごく強い。でも「ファンの方々に私たちの想いが全部届いているか?」って言ったら届いてないかもしれなくて、私たちは皆さんが思っている以上にグループのことを大事に想ってるし、上を目指したい気持ちもすごくあるし、けどそれを伝えるのがちょっとヘタなので(笑)。だから空回りしちゃうメンバーがすごく多いんですけど、でもその気持ちとかガムシャラさにどうか気付いてほしい。すごく甘えちゃってる言葉かもしれないんですけど、今の私たちを見て気付いてほしいなって思います。--今、モーニング娘。'16には以前よりライバルが増えてるじゃないですか。ハロー!プロジェクトの中にも外にも「モーニング娘。に勝ちたい」と思ってるグループも出てきていると感じますし、この状況についてはどう思ってますか?
アンジュルム『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間』(Promotion Edit)
--まーちゃんはどうですか?
佐藤優樹:ん?--今ここまでの話を聞いててどんなことを思ったりしました?
佐藤優樹:うーん……まずハロー!プロジェクトのグループに関しては、例えば「悔しい!」と思うことはあっても、敵と思ったことは一度もないかもしれない。つんく♂さんが作ったハロー!プロジェクトの中には子供が何人もいて、その中でモーニング娘。が長女になったり、次女になったり、また長女になったり、三女になったりする。そういうものだと思ってるので、だから同じ住宅で暮らしている人たち。他の人気アイドルグループさんは……その住宅の手前のお家? 結構モテてるご近所さん! こっちはそこまでモテないんですけど、でも「楽しいよね!」って。一同:(笑)
佐藤優樹:だから同じところに住んでる私たちは、姉妹同士でケンカすることはあったとしても、そこまで「どうしよう?」ってなったりはしない。楽曲に関しては「格好良いな!」って思ったりするけど、楽曲は身に着けてるものと一緒だから「あの服、可愛いなー! どこで手に入れたの?」「あ、教えてくれないんだ! 悔しい!」っていう感じと同じ。だからハロー!プロジェクトのグループを変に……うーん、難しい質問ですねぇ!--ごめんなさい(笑)。では、アンジュルムやJuice=Juiceがどんなに勢いづいても脅威とは感じない?
小田さくら:ないことはない。
Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit)
--なるほど。……ごめんなさい、なるほどと言っておきながらよく分からないです。
一同:(笑)
佐藤優樹:アハハハ! 説明が難しい!
℃-ute『夢幻クライマックス』(℃-ute[Dreamlike Climax])(Promotion Edit)
リリース情報
演劇女子部 ミュージカル 続・11人いる!東の地平・西の永遠 オリジナルサウンドトラック
- 2016/07/13
- 通常盤[UFCW-1115(CD)]
- 定価:1,000円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
1人でも戦えるモーニング娘。へ「グラビアにガンガン出てほしい!」
--工藤さんのことが大好きな後輩もいっぱい出て来てますけれども。
工藤遥:自分がそんなに名前を挙げてもらえるようになったことは素直に嬉しいです。あゆみんが言うように私たちが憧れていた先輩たちと状況的には同じじゃないですか。みんなは私に憧れたりとか、私たちに憧れてハロー!プロジェクトに入りたいって思ってくれていた訳だから、そう思うと素直に嬉しいなって。ただ、その後輩たちがいざ自分たちに会ったときに、生でパフォーマンスを観たときに「あ、画面一枚挟んだほうが良かったな」とか思われちゃイヤだなって…… 小田さくら:やだー! 工藤遥:そう思うようにはなりましたね。私が憧れてた先輩たちは、いざ入って目にした本物の先輩たちは、生でもやっぱり凄かった訳で、むしろ「生のほうが凄いな!」って思うぐらいだったから、自分もそういう風になっていきたいなって気持ちはもちろんあります。あと、私が憧れていた先輩たちはもっと自分より年上だったんですけど、私は同じ歳だったり1コ下、結構年齢の近い子たちからも「好きです、憧れです」って言ってもらえることが多いので、そこには時代の流れを感じたりするんですけど、同世代の子たちから憧れられることの大切さも同時に感じてます。--その流れはお客さんにも表れてますよね。若い女の子も多いし、本当にファン層が老若男女になってる。
小田さくら:おじいちゃんからおばあちゃんまで。 石田亜佑美:それだと、おじいちゃんとおばあちゃんしかいないじゃん! 佐藤優樹:アハハハ! 石田亜佑美:凄い年上世代にウケてる。 工藤遥:完全に孫じゃん! 譜久村聖:モーニング孫。一同:(笑)
小田さくら:おじいちゃんも子供も!--モーニング娘。'16の良いところは分かりました。では、敢えてモーニング娘。'16の短所を挙げるとしたらどんなところ?
佐藤優樹:(凄まじい勢いで)弱虫!--まーちゃんもよく泣いてるよね(笑)。
佐藤優樹:まさも含めてみんな弱虫。みんな緊張したらすぐ声が震えちゃう。さっき言ったじゃないですか。MCに楽屋の感じが出てこないって。もう…………フッ!一同:(笑)
石田亜佑美:誰を鼻で笑ってんの!? 小田さくら:怖ーい。--譜久村さんと生田さんと飯窪さんにも前回聞いたんですが、「今後のモーニング娘。をこうしていきたい、こうなってほしい」と思うところがあれば聞かせて下さい。
工藤遥:私、すごくよく思うのは、もちろんアイドルとして歌やダンスを頑張ることは当然だし、グループとしてひとつの塊になっていくことも大事だと思ってるんですけど、やっぱりそれぞれの個性だったり、それぞれの良いところをもっと生かして外に出て行かなくちゃいけないなって。小田は歌上手いし、あゆみんはダンス得意で、まーちゃんは音楽とか作っちゃえるし凄いから! 技術的にも凄いし、譜久村さんはリーダーであること以外にも「アイドルが好きだ!」とか、それこそグラビアにガンガン出てほしいんですよ! 石田亜佑美:願望!? 小田さくら:それはちょっと違うと思う(笑)。--完全に男の子ですね。
工藤遥:違います(笑)! でもそうやってみんないっぱい良いところがある訳だから、その良いところをもっと伸ばして、1人でも戦えるような……例えば1人で雑誌やテレビに出たとしてもクレジットには「モーニング娘。'16」って付くじゃないですか。私はあれがすごく格好良いなっていつも思うんですよ。それをもっともっと増やしていけたらなって思います。--石田さんはいかがでしょう?
石田亜佑美:さっき、まーちゃんがモーニング娘。の短所を「弱い」って言ってましたけど、そこを変えたいとはすごく思います。自分自身に対しても思うんですけど……自信の無さが見えるアイドルってイヤだなって。もし自分が応援する立場だったら。でもそれを全く見せない、11人全員がそういう不安とか緊張とかを全く見せないステージを作り上げられたら、めちゃくちゃ格好良いと思うんですよ。だから今、秋のコンサートツアーが始まって、それこそブログに「緊張した」って簡単に書いちゃったりするけど、公演を重ねていくごとにどれだけ自分に自信を持てるか? 日本武道館でみんなが自信を持ってパフォーマンスを見せられるか? そこは意識していきたいし、自分だけ自信を持つんじゃなくて、みんなの良いところを見つけて、みんなのことを好きになれば、モーニング娘。'16っていう11人にも自信が持てる訳じゃないですか。そうやって自分のグループに自信を持って話せる人になりたい。そういう風に変わりたいです。--小田さんは?
小田さくら:漠然とした憧れで言うと、輝きたい。その為に何をするべきかと言ったら、せっかく11人もいるんだから、個人がグループの為に活動すれば……って思います。それで、最終的には日本に留まらない。ちょっと観ただけで「このグループと出逢ったの、運命かもしれない」「自分の人生に絶対良い影響を与えるグループだ」っていう風に思ってもらいたいし、せっかくこういう場所にいるんだから人の為になることをしていきたい。視野を広くして、誰に何を言われても「今は今、いつかは完成する」と信じて頑張りたいです。--まーちゃんは?
佐藤優樹:一言で言うと、ジャスティン・ビーバーを抜きたい。 石田亜佑美:ジャスティン・ビーバーを抜きたい!? 工藤遥:ジャスティン・ビーバー!? 小田さくら:ハハハハハ!--具体的には?
佐藤優樹:具体的に言うと……
Justin Bieber - Sorry (PURPOSE : The Movement)
--なんでジャスティン・ビーバーを超えたいと思ったんでしょう?
佐藤優樹:ジャスティン・ビーバーとかビヨンセとか…… 石田亜佑美:マイケル・ジャクソンとか?--いわゆる世界的トップスターですね。
佐藤優樹:マイケル・ジャクソンなんてどぅーん!ってステージに登場して、そのあと動かずに立っているだけで5分間もキャー!って歓声が絶えないんですよ。まさもモーニング娘。'16のステージにどぅーん!って現れて、そのあと動かなくても5分間キャー!って言われたいんですよ。あと、ジャスティン・ビーバーって近いようで遠い……みたいな人じゃないですか。まさの言いたいこと分かりますか?--分かりますよ。
佐藤優樹:というか、ジャスティン・ビーバーを抜くっていうよりは、ジャスティン・ビーバーが「日本のアイドルと言えば?」って聞かれたときに「Oh! Morning Musume。'16」って言ってくれるぐらいの存在になりたい。 小田さくら:なりたい! 佐藤優樹:ジャスティン・ビーバーが認めたってことは、私たちはどこで誰に何を否定されようと……--「私たちはジャスティンに認められた」と。
佐藤優樹:うん! 小田さくら:どれだけ自信が欲しいのよ(笑)! 工藤遥:でも格好良いね! 佐藤優樹:そしたら自慢ができる!「ジャスティン・ビーバーがまーちゃんたちのこと知ってくれてるんだよ!」って。「つんく♂さんの曲もこうやって知ってもらえて、私たちも自信持って歌える!」ってなる訳じゃないですか。そうなる為に、人生もそうなんですけど、よく「何かを捨てないと新しいものは入ってこない」って言うじゃないですか。一度に抱えられる量は決まってるって。だから何か今捨てちゃえば、そういう何かが入ってくるかもしれないし、まーちゃんたち11人が今モーニング娘。にいるってことは、この形で何か輝けるものが絶対あるからだと思ってるから……うーん、なんて言うんですかね? ダイヤモンドも誰かが探してくれないと見つからない訳であって。でも優樹たちは探してもらうのを待つんじゃなくて、ダイヤモンドから出ていきたいなって!--出てきちゃうんですね(笑)。
佐藤優樹:うん! ズンズンズンズンって!--あの世界で一番硬いと言われてる石から?
佐藤優樹:そう! ズンズンズンズンって出て行って、そんなにいつもテレビに出てなかったとしても、ファンじゃなかったとしても「あれ? この曲、聴いたことある気がする」ってなる曲が何曲もあるようなグループになる。その為にはジャスティン・ビーバーに認められるしかない! ジャスティン・ビーバーに認められるモーニング娘。'16に……今なりたい!(※手もとのコップをテーブルにどん!) 小田さくら:具体的に話せましたね。 石田亜佑美:すごく具体的! 佐藤優樹:ジャスティン・ビーバーが認めてくれたら、次はマドンナ行きたい。--マドンナ行きたい(笑)。
小田さくら:すごーーーーーーーい! 譜久村聖:OK、行こう(笑)。 石田亜佑美:その為にがんばる。リリース情報
演劇女子部 ミュージカル 続・11人いる!東の地平・西の永遠 オリジナルサウンドトラック
- 2016/07/13
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
『続・11人いる!』での成長~ジャスティン・ビーバーへのメッセージ
--ジャスティン・ビーバーから次の話題に繋ぐ難しさが半端ないんですけど(笑)、そんなジャスティンにも観てほしい演劇女子部『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』(http://bit.ly/2cymBhk)の話をしましょう。
石田亜佑美:ジャスティンに観てほしい。 佐藤優樹:12月の日本武道館も来てほしい。このあいだ、来日してたんですよ! そのときにモーニング娘。'16のライブがあれば来れたかもしれないのに……やっぱり近いようで遠い。--やっぱりいったんジャスティンから離れます(笑)。11人のモーニング娘。'16を構築していく上で、鈴木香音卒業直後の演劇女子部『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』での経験は大きかったと思うんですが、あの舞台は11人のモーニング娘。'16にどんな効果や影響を与えたと思いますか?
譜久村聖:今回はいつも以上にリハーサル期間が短くて、それに加えて全員Wキャストっていう大きな課題もあって、しかも香音ちゃんとまわる最後のツアーの真っ最中にリハーサルが始まったんですよ。気持ちは香音ちゃんのほうに一番向いてなきゃいけない状態なのに、舞台は舞台でもちろん本番まで間に合わせなきゃいけないし、すごく難しい状態で臨んでいたんですけど、香音ちゃんの卒業公演(http://bit.ly/28MMdsZ)が終わってからみんな切り替えが見事で。香音ちゃんへの想いはツアーを通して本人にもファンの皆さんにもしっかり伝えて、卒業公演でもしっかり伝えた上で、もう次の日にはキッチリ真剣に舞台に集中。12人のモーニング娘。'16の幕を下ろした状態で『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』に臨んでる感じがしたんですよ。だから今回の舞台にはすごく感謝してるんです。時が経つにつれ、メンバーの卒業もいっぱい経験するし、常に人数が入れ替わってるから、気持ちがそれに追いつかなくてスウィッチの入らない時期ってあると思うんですよ。でも今回の舞台は次のモードにしっかり切り替えてくれたなって。--佐藤さんと石田さん、譜久村さんと小田さんは、バセスカとフォース、親友でありながら争わなくてはならない仲であり、最終的に仲間の為に自らの命を絶つ、そして残された者が泣き叫ぶという苦しいシーンに挑戦しました。どんな気持ちでそれぞれ演じていたんですか?
小田さくら:それを歌で表現するのは難しかったです。 工藤遥:ミュージカルだからね。 小田さくら:本読みの時点では歌ではなくセリフなんですよ。でもそれを歌に変えて表現していくのが難しかったです。 石田亜佑美:私とまーちゃんは普段から…… 佐藤優樹:仲が悪いから…… 石田亜佑美:仲が悪い訳じゃないでしょ! 分かりやすいケンカをするとかじゃなくて、小さくイライラさせられることはたしかにあるんですよ(笑)。だから今回の舞台で親友を演じるってなったとき、一番最初はお互いに「え、気まずい!」って思ったよね? 佐藤優樹:うん!一同:(笑)
佐藤優樹:相手役が「亜佑美だよ」って聞いたときに「ん?……ん? これ、大丈夫かな?」って最初思って! 石田亜佑美:嫌がらせなんじゃないかと(笑)。 佐藤優樹:でも、この舞台がきっかけなのかな? お互いにちゃんと言いたいことは伝えるようになった気がする。「そういうことはやめよう、私がイヤだから」みたいなこともちゃんと言い合う。亜佑美がフォースを演じて、私がバセスカだったんですけど、そのバセスカの気持ちが今のまーちゃんにも残ってて、「みんなが言っていることをちゃんと聞いてみよう」って思うようになった。バセスカは王様だからみんなが言っていることを聞いて、意見を取り入れようとするんですよ。その中でずーっと頭10個分ぐらいいろいろ考えながら自分なりの答えを出し始める。それがまーちゃん自身にも身に付いちゃって、例えば、ふくぬらさん(譜久村聖/まーちゃんだけの呼び名)とどぅー(工藤遥)と亜佑美と小田が「まーちゃん、ここはこうしたほうがいいよ」って別々の意見を4通り言われたとしたら、まずそれを全部受け止めた上で「まーちゃんは亜佑美の意見が良いと思ったから、亜佑美に合わせる!」じゃなくて、その4人がどうすれば満足してくれるか考える。4人ともが「そう、それ!」ってなるような答えを考える。それがバセスカとして「フォースの気持ちを受け止める」という役をやってから勝手に身に付いちゃって。誰かがちょっと傷つくようなことを言ったとしても「あの子はこう思って言ってくれたのかな?」って考えられるようになったんですよ。でもバセスカを演じてなかったらそうはなれなかったと思います。--物凄く大きな影響与えてるじゃないですか。舞台での経験って大きいんですね。
石田亜佑美:私とまーちゃんのシーンは、バセスカとまーちゃんを重ねながら見ていたりして、そしたら舞台中に私が階段から落ちそうになったとき、まーちゃんが助けてくれたんですよ。その役のまんま。 工藤遥:あれは凄かった。 石田亜佑美:そこもバセスカとまーちゃんが重なってすごく格好良いなって思ったし、私はおそらくまーちゃんのバセスカじゃなかったら、あのフォースは演じられていなかったと思う。--工藤さんはタダ役として小田さくら演じるフロルと、フロル役として石田亜佑美演じるタダと恋仲を演じていましたが、どっちとの恋愛のほうがドキドキしましたか?
一同:(笑)
小田さくら:えぇー! 石田亜佑美:ウケる! 工藤遥:全然視点が違うので何とも言い難いです(笑)。でもすごく感じたのは、自分はダダとフロルの両方を演じたんですけど、あのふたりはいつも一緒にいるから、どちらを演じる回でもほぼ全部同じシーンになるんですよ。だから回によって周りの環境だけが変わっていくので、よく違いが分かるんです。それで、自分にはあゆみんが演じるタダとは同じ動きは出来ないし、小田が演じるフロルのマネも出来ないし、それはすごく感じました。あと、「男の人ってこんなにいろいろ考えてるんだな」って役を通して気付かされたり……演出家さんとも何回も話したんですけど、男の人は愛と友情をすぐ天秤にかける。けど、女の人は100%愛を優先する。って言われたときに「なるほど!」と思って、結構純粋なラブストーリーだったこともあって、すごく男性心理みたいなものをめちゃくちゃ考えさせられましたね。--で、どっちが良かったんですか?
工藤遥:え! ちょっ! 小田さくら:工藤さん、どっちがドキドキしたか聞いてるんですよ? 石田亜佑美:話が長いよー。 工藤遥:そこは……答えれないと思ったから誤魔化してダラダラ喋ったんですけど!一同:(笑)
工藤遥:どっちかなぁ~!? 小田さくら:でもドキドキするって何なんでしょうね。 工藤遥:客観的に見たら……あくまで客観的に見たらですよ? ドキドキするのは、タダ(工藤遥)×フロル(小田さくら)かな? 小田さくら:嘘? 逆だと思った。フロル役、ドキドキしません? 工藤遥:いや、フロルをやってるからドキドキするけど! 客観的に見たら、こっち(タダ(石田亜佑美)×フロル(工藤遥)は「兄弟みたいに見えるかな?」と思って(笑)。 石田亜佑美:でも多分、女子が好きなタダはくどぅーのタダなんじゃないですかね? 工藤遥:そうかな? 小田さくら:男役馴れてますからね、工藤さん。 譜久村聖:佇まいが男だったもん。 石田亜佑美:演じるにあたってその人の性格が出るのか分かんないですけど、私は……見守りたいタイプ。自分からガツガツ行く系の男子にはなれなくて、一歩引いてる、落ち着いたタダだったかなって思うんですけど、くどぅーが演じてるタダは「俺が守ってやるぜ!」みたいな。だから好みは分かれますよね。皆さんにはDVDで見比べて自分のタイプを見つけてもらえればと思います(笑)。--そんな演劇女子部での活動にも注目してもらいたいモーニング娘。'16ですが、現在は全国ツアー【モーニング娘。'16コンサートツアー秋~MY VISION~】真っ最中ということで、最終日には再び日本武道館での公演が決定しています。まだ始まったばかりですが、どんなツアーにしたいと思っていますか?
譜久村聖:今回のツアーは、今まで私が経験したツアーとは全然違って、物語の一部みたいな感じなんですよ。1曲1曲を本当に1ページ1ページめくってるみたいな気持ちでコンサートしてるんです。だから今回の一番の課題は、私たちの世界にファンの方たちを引き込むことだと思ってて、一緒にライブ感を楽しむことももちろん大事なんですけど、今回はすごくロマンティックな感じがするんですよ! だから皆さんにもその物語の1ページ1ページを楽しみにめくってもらえるようなコンサートにしたいと思ってます。今まで出したことのない、私たちを出していきたいなと思うし、これまでのMCはみんなで楽しくワァーって話してる感じだったんですけど、今回はすごくマジメに話してるところがあるんですよ。だから伝えられることがこのツアーにはそれぞれあると思うので、本当にメンバーが思っている真の気持ちをファンの皆さんの心に届けられたらいいなと思ってます。 石田亜佑美:【MY VISION】っていうタイトルなので、私たちもそれぞれ自分のヴィジョンを話しているんです。そこにも注目してもらいたいですし、ファンの方から観る私たちのステージ、そのヴィジョンが永遠に残るものであってほしいなって思います。「あのときのあのコンサート、自分にとって忘れられないな」って。そういうツアーにしたいです。--では、最後に、まーちゃん。ジャスティン・ビーバーにメッセージをお願いします。
一同:(笑)
佐藤優樹:届けてくれるんですか?--直接届けには行けませんが、載せることはできます。
佐藤優樹:えっとー、優樹たちのコンサートを観に来てください。優樹たちに会うときは、メンバーの名前を全部覚えて来てください。--ただ来てくれるだけでも凄いのに、来るんだったら全員の名前を覚えてきてほしいというリクエスト付き(笑)。
佐藤優樹:お願いしまーす!Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
※以下、おまけ。
--以上になります! ありがとうございました。
一同:ありがとうございましたー! 譜久村聖:メンバーが違うと全然違うものになりますね(笑)。--そうですね(笑)。
佐藤優樹:またお願いしまーす! We Wish You a Merry Christmas……♪(※まーちゃん、クリスマスソングを口ずさみながら退室)
--なぜクリスマスソング!?
譜久村聖:またお願いします(笑)。リリース情報
演劇女子部 ミュージカル 続・11人いる!東の地平・西の永遠 オリジナルサウンドトラック
- 2016/07/13
- 通常盤[UFCW-1115(CD)]
- 定価:1,000円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
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