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木村カエラ『PUNKY』インタビュー



木村カエラ 『PUNKY』 インタビュー

 今回のインタビュー、終盤で「2016年秋現在、木村カエラはどんなアーティストになっているなと自身では感じていますか?」「自由を取り戻したアーティスト、みたいな?」「めちゃくちゃ格好良いじゃないですか」と笑い合うシーンがあるのだが、実はこれ、今回のニューアルバム『PUNKY』に辿り着くまでの、実は泣きべそをかきながら過ごしていたここ数年のストーリー、そしてこのインタビュー直後に開幕した全国ツアーを繋ぐ、とっても印象的なシーンとなっている。彼女はなぜ泣きべそをかきながら過ごしていたのか? そして、自由を取り戻すことが出来たのか? すべてを語ってくれた。

まさかのアルバム作り直し!~デビュー時からのバンドと離れた真相

--今回のアートワーク、ヤバいですね。

木村カエラ - 「BOX」ミュージックビデオ short ver.
木村カエラ - 「BOX」ミュージックビデオ short ver.

木村カエラ:ありがとうございます(笑)。

--木村カエラの顔からスタッズが飛び出してますよ。おそらく『PUNKY』の世界観を表したものだと思うんですが、この写真が仕上がってきたときはどんな印象を?

木村カエラ:私の中で元々この写真のイメージがあって、それをみんなに伝えさせてもらって、「じゃあ、撮りましょう」ってなったんですけど、実際に撮ってみたら想像以上の写真になったんですよ。それでもう凄い興奮しちゃって!

--そもそもなんでこのイメージをアートワークにしたいと思ったんでしょう?

木村カエラ:アルバムを作ってる途中で「自分が本当は何を見ているのか?」探してたんですよ。それでタイトルも決まってなかったんですけど、ジャケット写真とかのビジュアルのイメージだけはしっかりあって。「キラキラしていたい」とか「尖っているものがいい」とかハッキリしてたんです。で、スタッズってキラキラ光ってるし、尖ってるから、それを「顔に付けたい」と思ったところから始まったんですよね。

木村カエラ『PUNKY』インタビュー

--今回のツアーでは、このビジュアルで出てくる?

木村カエラ:ハハハハ! これ、付けるの、超大変だったんだから。歌いながらポロポロ取れちゃうよ(笑)。

--カエラさんはポップアイコンでありながらパンクス精神も強いアーティストだと元々感じていましたが、自分的にはどんなところがパンクだなと感じたりします?

木村カエラ:パンク……あんまり嘘がつけないんですよね。自分のやりたいことを誤魔化したりしてると凄くイライラしてくるので、言葉もそうですけど、嘘をつくのが嫌いなんで、そこはパンクというか……頑固?

--自分のやりたいことを突き通す為には、他者の意見を否定して傷つけてしまうこともあると思いますし、すごくエネルギーを要しますよね。

木村カエラ:あ、私、人に対してはパンクじゃないんですよ、全然(笑)。だから否定するにしても仲の良い人であれば自分の想いをちゃんと伝えますし、基本的には人を傷つけることを望んでいない。ただ、自分自身のことは他人が何を言おうが絶対曲げないし、自分がやりたいことがよく分かんない状態で作品を作ったりとか、普段の生活もそうですけど、中途半端にしているとその中途半端が溜まって爆発しちゃう。それはイケないなと思うので、何をやるにしても全力でいたいし、全力でやる為には嘘なく過ごしていたいなと思う。ある意味、変に完璧主義だからそういうところは嘘つけない。

--自分が作りたいものが明確なときは、そこに向かって嘘をつかず全力で臨んでいけると思うんですが、そこがボヤっとしている。でも制作は進めなきゃいけない。みたいなときはどうしてるんですか?

木村カエラ:今回、まさにそうでした。元々「もうちょっと打ち込みの音とか極めてみたいな」「弦と打ち込みでアルバム1枚作ってみたいな」っていうイメージがずっとあって。ただ、なんかそれをやっていても、生楽器の中で歌っているほどの興奮状態まで行き切らないというか、「あれ?おかしいな。馴染んでこないな」と思っていて。でもそこから、このジャケット写真を撮ったら「あ、もうパンク! 絶対、生音!」って感じになって、それまで集めていた曲のデモを全部……もうそれでアルバム1枚作れたのに「本当にごめんなさい。全部1回なしにして、この人たちに曲作ってもらいます」って突然のお願いをして、あまり時間がない中での方向転換! でもそう決まったら速いので、書くのも速いし、時間がないので大変ではありましたけど、あらゆる作業はバァーって走っていく。逆にふわふわした状態で「この曲どうだろう?」「何書いていいか分かんない」ってなってるよりは、方向転換されて大変でもバァーって突き進めちゃえたほうが周りの人も動きやすいだろうし、そう思ってこのジャケットを撮った段階で方向転換しました。

--この写真によってすべて誘われたというか、構想が定まったんですね。

木村カエラ:本当にそうなんですよ。「あ、私がしたいことコレだ!」って。元々スタッズのイメージはあって、パンクなんだけど、女性らしさとか上品さもある写真が撮りたいと思ったのは、そういうことなんだよねって。愛があるけど、パンクであって、今を生きることに一生懸命なんだっていう部分が、この写真には物凄く入ってて、それをアルバム全体でも表現するべきだって思ったんですよね。

木村カエラ『PUNKY』インタビュー

--ということは、幻のアルバムが1枚ある訳ですね。完成直前で眠らせたアルバムが。

木村カエラ:そうですね。マネージャーのパソコンの中にある(笑)。

--通常の進行で考えると、アートワークの撮影って、アルバム完成の日程が見えてないと取り掛からないじゃないですか。ということは、そのタイミングから丸々もう1枚違うアルバムを作ってみせたってことになる訳で、これってとんでもない話ですよね?

木村カエラ:またゼロから作り出した訳ですからね。シングル収録曲やタイアップの楽曲はすでにいくつかあったんですけど、いわゆるアルバム曲と言われるものはゼロからだったので……(マネージャーに向かって)すっごい大変だったよね(笑)? めちゃめちゃ忙しい日々。でも「あの人にこういう曲を書いてほしい」っていうイメージは明確だったので、最後の方はもうバァーって一気に完成していったんです。かなりギリギリでしたけど、そこにもう悩みはなかったので。

--こういうケースって過去にもあったんですか?

木村カエラ:あんまりないです。おそらくこのアルバムを出すまで、ここ数年の私って結構ふわふわした状態だったぽくって(笑)。「一体、自分が本当は何をしたいのか?」っていうところがおそらく分からなくなってきちゃってて。何でもやればやるほど人の声に耳を傾けたくなるのは普通のことで、でも人の声に耳を傾けつつも自分のやりたいことは決まってるから、そのあいだで中心を捉えられないまま彷徨ってた。それで「とりあえず一人で戦ってみよう」みたいな。じゃないと、私はこのまま前に進めないと思ったんですよね。だから元々のバンドメンバーも、デビュー当時からずっと一緒にやってたんですけど、彼らには「私はみんながいると甘えちゃうから、一回離れる」って説明して、自分が「ここまでいけたら良い」っていう姿になるまでみんなとはやらないって決めたんです。あのメンバーでやり続けていると自分が変われない。私が変に迷ってしまっていたから、あそこで自分に覚悟を決める必要があったんですよね。でもそのおかけでようやく戻ってきました。だから今実はすごくスッキリしてて! それがすごく嬉しいんですよね。

--そんな覚悟の先に生まれた新アルバム。『PUNK』でなく『PUNKY』というタイトルにしようと思ったのは?

木村カエラ:私はパンクも好きだし、ロックも好きだし、バンドも好きなんですけど、『PUNK』っていうタイトルは違うなと思ってて、でも『PUNKY』だったら可愛いなと思って意味を調べてみたら「熱がある状態」とか「火口」って出てきて、これはピッタリだと。表に出さないけど、自分の中にある熱い気持ち、ちゃんとある想い、変わらない想い。それが火口でバーン!って爆発するときもあるし、まさに私の今の状態はPUNKYだと思って、字面も語感も良かったし、「絶対これ!」って決めました。

--その『PUNKY』という言葉や世界観を今打ち出したくなったのは何故なんでしょうね?

木村カエラ:自分自身で「ブレてた自分は格好悪かったな」って思って。もう大っ嫌いな状態だったから「ダッサ!」みたいな。だからパンク。パンクをやっている人たちはガァー!って自分の気持ちをぶつけていく。それが青春だったり、そこに恥ずかしさがあるようでないような、でもどこかにあるような……その状態をもう一度やらなくては!っていう。なんかそういうところだったかな。だからパンクをやりたいって想いもあるし、「もう行けるよ!」みたいな。その今の感じを出したかったんだと思う。

--「もう行けるよ!」それは木村カエラを取り戻せたという感覚なんでしょうか?

木村カエラ:戻ってきたというよりは、やっぱり悩んでいる間も成長はしているんだなと今回は感じていて、今の自分にしか書けないパンクの状態が書けている。おそらくブレてない木村カエラ=今の木村カエラだから書ける作品になっている感じがして、だからまた新しい感じだなって思ってます。

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グッと我慢するしかないから「頑張れ、頑張れ、カエラちゃん!」って

--では、今作『PUNKY』に辿り着くまでのストーリーを紐解いていく為にも、ここ数年の出来事を振り返らせてください。僕がこうしてカエラさんにインタビューさせて頂くのは、アルバム『Sync』以来(http://bit.ly/2engQoT)なんですけど、この4年弱は木村カエラにとって公私共に怒涛の日々でしたよね。レコード会社も変わったし、自主レーベル「ELA」も立ち上げたし、10周年も迎えましたし、本人的にはどんな日々だったなと思いますか?

Sun shower / 木村カエラ
Sun shower / 木村カエラ

木村カエラ:本当に怒涛の日々でした。いろんなことが起こりすぎて……正直、もうこなすのに必死っていう状態。簡単に言えば、大変だった(笑)。10周年公演もあんなに素敵な場所で2daysにわたって出来たし(http://bit.ly/1tYvFDT)、すごく幸せだったんですけど、でも自分自身にかけるプレッシャーもすごく大きくて。いろいろと時間がなくなったりとか、でもちゃんとしたものを作らなきゃ、10周年だしちゃんとしたこともしなきゃ、ちゃんとしたアルバム作らなきゃ……って自分にプレッシャーをかけ過ぎて、本当の自分を閉じ込めすぎたというか。格好良く見せようとか、そういうことばかりが先行していた時期もありましたね。

--カエラさんは元々変化に敏感なアーティストという印象なんですが、ゆえにこれだけ大きく環境が変わると、いろいろ気持ちを整理するのも大変だったんじゃないかなと思うんですが。

木村カエラ:そうですね。所属するレコード会社が変わったりとか、環境が変わるということは新しい出発だし、いろんな意味でチャンス。自分が変わるチャンスでもあるし、新しい人と出逢って得られることもあるだろうし、そこへの期待と「自分が頑張らなきゃいけない」っていう気持ちがあって、そこで視野を広げ過ぎちゃったのかもしれない。「この人はどう考えてるかな?」とか気にし過ぎちゃった。それはそれで悪いことではないし、もちろんそこで勉強になったこともあるし、別に後悔とかはないんですけど、なんか「頑張り過ぎは良くないな」って思いました(笑)。今振り返れば。

--そうなると、気持ちを整理する余裕もなくなっちゃいますもんね。

木村カエラ:そう。頑張り過ぎると、自分の気持ちや考えをまとめる時間がなくなるから、上手く切り替えも出来なくなるし。でもそんな状態から今ここに至るまでは、優しい歌とか弦の音を耳も心も求めていたりして、きっと自分が癒されたかったんですよね。でも葛藤があるから、その弦の音に打ち込みの音を足したりする。「元々私は激しいものが好きなのに、弦の音に耳が行くなんて、これはどういうことだ?」みたいな。だからすごく心が割れてる。それがすごく出てるなって、今となっては思います。そういう時期が結構長かったんですよね。今はもう抜け出しましたけど。

--それだけドタバタしていた時期によく自主レーベル立ち上げましたね?

木村カエラ:ハハハハ! 最初は「自主レーベルって、どんなことをするんだろう!?」って思いましたけど、でもそういう場所を与えてもらえること自体がすごく有り難かった。自分の好きなこと、自分のやりたいことを優先させてくれる場を、新しくやってきてまだ結果も残してない人に与えてくれるっていうのは、すごく有り難いなと思いました。

--あと、大きな変化と言えば、バンドメンバー。どんなロックバンドと対バンしても最強のアンサンブルを生んでいたバンドの形を変える。理由は先程伺いましたが、いざ新体制のバンドでステージに立つのはどんな気分でした?

木村カエラ:ずっと「不安だ、不安だ」って泣きべそ。それまでのメンバーとは本当にもうバンドになってたんで、ひとつの音を作るのもみんなで「あーしたい、こうしたい」って言い合って決めてたし、それをまとめてくれる人もいたし、みんなそれぞれに役割があって、すごく調和の取れたバンドメンバーだったので、自分の居場所もちゃんとあったし。でもさっき話した通り、そこに甘えてちゃいけない時期だったんですよね。本当に安心できるメンバーだったので、お兄ちゃんもいるし、お父さんもいるし(笑)。だからバンドが変わったときは泣きべそでした。応援してくれる人たちも戸惑っているし、その声は私のところまで届いてたし、もうどうしたらいいのか分かんなかったんだけど、でもきっとここで進まないと私はそのまま終わっちゃうから「聞かない!聞かない!」って必死に聞かないようにして、ここはグッと我慢するしかないから「頑張れ、頑張れ、カエラちゃん!」って自分に言い聞かせてる感じでした。

--当時の木村カエラバンドはファンから見ても家族でしたからね。そこに拒否反応が生まれるのも仕方なかったと思うのですが、それでもカエラさんは新しいバンドでステージに立ち続けました。

木村カエラ:やっぱり強くなりますね。「自分自身に何が足りないか?」すごくよく分かりました。あと、みんなバンドじゃなくて、それぞれいろんなところで修行してて一人でも戦えるような状態でやってくる。だから私もそれをやらないと、負けちゃうんですよ。そういう状況に身を置くことによって、自分が「上にあがっていこう」って気持ちが増えました。倍以上に。「あ、この人たちとやってたら、自分の実力が追いついていかない」って思ったし、「この人たちより目立ちたい」って元々の目立ちたがりや精神が凄い前に出たし、だからこそ不安だったし、物凄い考えたし、でも忘れていたことを思い出せた。だから良かったです。

--僕は渋谷公会堂でのフリーライブ(http://bit.ly/1gkTnnG)が印象に残っているんですけど、観る側からすると「いつもならここでしのっぴが!」とかどうしても思っちゃうから違和感を覚えてしまって。でもヒイズミマサユ機さんは天才だし、どのメンバーも凄腕だから、次第に強烈な個のぶつかり合いが気持ち良くなっていくんですよね。何もかもが新しくて面白くなってくる。その感覚はカエラさんの中にもありました?

木村カエラ -「EGG」 from FREE LIVE at 渋谷公会堂『GO!SHOW TIME』
木村カエラ -「EGG」 from FREE LIVE at 渋谷公会堂『GO!SHOW TIME』

木村カエラ:いやぁー、ありましたねー。やっぱりみんなそれぞれガツン!ガツン!ガツン!って来るし、ライブだとリハーサルと違ってもっとぶつけてくるから、自分も「みんなの音が大きくなってきてる! 私ももっと目立ちたい!」と思って、そしたら頭が飛んじゃって、あの日のライブの後半は憶えてないんですよ。楽しくて、楽しくて、アドレナリンが出て、バーン!ってよく分からない動きで踊り始めるときってあるんだけど、あそこまでよく分からなくなって、爆発状態になったのは初めて。いわゆる無敵状態。マリオがスターを獲った状態になったのは初めてだったので、ビックリ。後から映像観たときもビックリしました。

--特に終盤「Yellow」における思わず笑ってしまうぐらいのヒイズミマサユ機の高速超人プレイに対し、木村カエラがエモーションの限りを尽くして応戦するくだりは、間違いなく後世に語り継ぐべき名バトルでしたよ。

木村カエラ:アハハハハ! 刺激的でしたね。

--あと、最近では、會田茂一(g)、佐藤征史(b,cho)、柏倉隆史(dr)、ヒイズミマサユ機(key)とのバンド編成で夏フェス(http://bit.ly/2dXl5sh)に臨んでいましたが、いかがでしたか?

木村カエラ - 「TODAY IS A NEW DAY」Music Video
木村カエラ - 「TODAY IS A NEW DAY」Music Video

木村カエラ:楽しかったです。夏フェスのリハ初日のときに「同じ星の人が集まったね」って。ジャンルが違う人って出してる空気も違うと私は思っていて、それが同じ人たちが集まったなって感じたんですよ。「あ、これは絶対上手くいく」と思って、そしたら案の定すごく良かったです。みんなそれぞれ凄くて、切磋琢磨する感じもあるし、だからと言ってみんな偉そうにしている訳でもないし、同じ星の人たちだから空気感で伝わっていくし、すごく居心地が良い。でも遠慮せずに目立とうと出来るというか、みんな凄い人たちなのに「負けずに目立っちゃおう」ってなれる。そういう空気を出してくれてる。だから刺激的でもあるし、今は「このメンバーが良いんじゃないかな」「このメンバーで音を固めてみたい」って感じているところです。

--では、最初は不安だったけど、家族みたいなバンドから飛び出し、泣きべそかきながら様々なバンドメンバーとステージに立ってみて、今はそれをやってきて良かったという結論に辿り着けた感じですか?

木村カエラ:そうなんです。いろんな自分が見れた。こんなに不安になる自分も見れたし、こんなに興奮しちゃえる自分も見れたし、すごく勉強させてもらえました。そして、今回のツアーは夏フェスと同じメンバーで廻りますので、すごく楽しみなんですよ。

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木村カエラ『PUNKY』インタビュー 木村カエラ『PUNKY』インタビュー 木村カエラ『PUNKY』インタビュー


いずれ海外でライブもしたい。その野望はめっちゃあります!

--ちなみに、2016年秋現在、木村カエラはどんなアーティストになっているなと自身では感じていますか?

木村カエラ「向日葵」ミュージックビデオ short ver.
木村カエラ「向日葵」ミュージックビデオ short ver.

木村カエラ:自由を取り戻したアーティスト、みたいな?

--めちゃくちゃ格好良いじゃないですか。

一同:(笑)

木村カエラ:でもなんかそういう感じです。今、気持ち良いですね。大変でも苦じゃない。すごく楽しいですね。だから純粋にこのアルバム『PUNKY』をたくさんの人に聴いてもらうが為に今頑張ってる。そういう日々を送れるってすごく良いことだなと思っていて。やっぱり自分が悩んでるときは何も良いことが訪れない。でも自分が開けてきて、ちゃんと自分の魂みたいなものがここに戻ってくると、やっぱり良いことが起きる。自分がちゃんとしてないと、自分が強くないと、自分のやりたいことをちゃんとやってないと、良いチャンスってやってこないんだなって……デビュー当時も思っていたんですけど、それを一旦手離して、そして今また取り戻した。だからこれはすっごい大事にしなきゃいけないものだって思ってます。簡単に言うと「良い波来てんな」みたいな(笑)。

--「木村カエラとしての役割」って考えたりしますか?

木村カエラ:役割? そうですねー、細かくある感じがする。私自身が刺激が好きなので、やっぱり刺激を与えていきたい。あとは、個性的なこと。自分っていうものを常に探していないと自分のことは見つからないし、自分を乗り越えていかないと自分に対する自信もつかない。でもその自信がつくことで自分をさらに見つけられるようになるから、「個性がないんです」とか「自信がないんです」って結局そこに留まってるからなんだよね。自分と戦うから個性も自信も見つかっていく。それさえ見つけちゃえば、他人に何を言われようが「私が格好良いと思うのはこれ」って自信を持って言えるようになる。だから個性も自信も全部繋がってる。そういうことを自分の歌や表現で伝えていきたいと思ってます。

--刺激と個性。まさに木村カエラを司る要素ですよね。

木村カエラ:あと、生きていくこと。それは常に意識してます。私はデビュー当時からずっと心のことを歌っているので。心の動きひとつで「生きたいか、死にたいか」にすごく繋がってくると思うので、そこはずっと変わらないテーマで歌ってますね。

--絶対的な音楽の楽しさや面白さを伝えようとしつつ、もうずっと変わらずに誰かの何かが良い方向へ向かう為のメッセージもそこに乗せている。これを続けているのは何故なんでしょうね?

木村カエラ:何でなんでしょうね? でも多分すごく敏感なんですよね。自分の心の変化とか……そこに興味があるんでしょうね。自分や人の心の変化に。私も苦しいことはそこそこ経験して、楽しいことも経験してきてるから、その両極端、端から端までの距離がどれだけ凄いかも知ってる。大変な距離なの。でも、自分の状態次第でどこにでも行ける、そのことをちゃんとみんなにも解ってほしいなって思う。人はある一定のところまで行くと殻に閉じ篭って、誰の声も聞こえなくなる状態になるじゃないですか。でもその声が聞こえなくなってしまった殻の中まで声が届くといいなって思ってる。だから心っていうすごく大きなところで歌ってるし、さっき言ったように人を傷つけることは絶対したくないし、そうやって「誰かの助けになればいいな」とは常に思ってます。

--では、そんなカエラさんが音楽シーンを見渡したとき、今このシーンはどんな世界になっているなと感じますか?

木村カエラ:音楽シーンか。ちょっと難しいところへ行ったなと思った時期もあったんですけど、また人の情熱とか熱い感じとか温かさが戻ってきたな。っていう風に最近の音楽を聴いてて思います。「やっぱり人はそれが一番良い」ってきっとまた感じ始めてるんじゃないかな? いろんな音楽の良さがあるけど、私自身も人の温もりがある音楽のほうが好きなので、音楽番組とかランキングを観てる中でもそういう音楽に出逢えると嬉しくなります。何かが流行ると、やっぱりそっちの方向へいったんみんな動くじゃないですか。でも今はそこからまた分かれてきてるのかなって。だからこそ私も今回「生音で行こう」と思ったところはあると思うし。

--音楽シーンに対して「もっとこんな風になればいいのに」って思うところは?

木村カエラ:特にないですね。いろんな音楽のジャンルがあって、そのいろんな音楽のジャンルをみんなが知って「俺はこの音楽が好き」って言えるような環境に居れたほうが良いと思うので、今の環境は良いと思うし。ただ、やっぱり一定の方向に流れていくのは……イヤなんですよ(笑)。やっぱり個性がないと思っちゃうから。でもみんなにちゃんと好きな音楽があれば、それで良いんじゃないかなって思います。

--カエラさん的には、今回のアルバム『PUNKY』がシーンやリスナーにどんな風に刺さったらいいなと思いますか?

木村カエラ:今回「10代の人に聴いてほしいな」って気持ちがすごくあるんですよ。パンクは青春だから! やっぱり若い人に届いたらいいなと思います。同世代で、私と同じように歳を重ねてきている人、ずっと応援してくれている人にももちろん「聴いてね」って思うけど、私より全然若い人、10代にはぜひ聴いてみてほしいなって。

--これを機にどんどん「PUNKY」って言葉や感覚が流行ればいいのにって思いました。「おまえ、PUNKYだな」「俺もPUNKYになりたい」みたいな。

木村カエラ『PUNKY』インタビュー

木村カエラ:たしかに! 使われてそうで使われてない言葉だからね。

--その『PUNKY』を日本中に直接伝えに行くべく、この秋より全国ツアーがスタートします。どんな内容になりそうですか?

木村カエラ:ライブハウスなんで『PUNKY』の状態をこのままパワフルに伝えて、来てくれた人がみんなスッキリできるようなライブに出来たらいいなと思ってます。何でもいいから「吐き出して帰ってね!」みたいな。そういうライブになると良いなって。

--【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016】で仰っていた「みんながここに来るから、私もここにくるの」みたいな想いは、ライブをやる上で年々強くはなっている?

木村カエラ:そのMC、全然憶えてない(笑)。どんなつもりで言ったのか分からないんですけど……でもやっぱり自分が何故歌っているのかと言えば、やっぱりみんなに聴いてほしいから。それは絶対的にあります。

--では、最後に。今のカエラさんが叶えたい夢や目標があったら聞かせて下さい。

木村カエラ:今、何したいかなー? …………海外旅行したい。

--(笑)

木村カエラ:あ、海外でライブしたい。海外の雑誌にも出たい。

--海外でも人気者になれるんじゃないかと?

木村カエラ:うん、そう(笑)! なんかイケるんじゃないかな?と思ってるんですよ。別に派手じゃなくてもいいんですけど、海外の雑誌はオシャレなものも多いし、単純に「私も出たい」みたいな。何年後になるかとかは分からないけど、いずれ海外でライブもしたい。その野望はめっちゃあります! 最近、その気持ちが強くなってきた。

--今まで海外にアプローチしようと思ったことはなかったんですか?

木村カエラ「SWINGING LONDON」
木村カエラ「SWINGING LONDON」

木村カエラ:いや、1回、ロンドンでやろうとしたんですよ。ロンドンのライブハウスでやろうとしたんですけど……まだ準備もちゃんとしてなかったし、急いで曲を作ろうとし過ぎていて、おそらくあのまま実現しても納得いくものにならなかっただろうから「やっぱり今じゃない」と思って辞めました。

--でもいろいろと落ち着いて、それこそ自由を取り戻したアーティスト・木村カエラとして、その海外への欲求がまた甦ってきた?

木村カエラ:甦ってきた! しかもロンドンだけじゃなくてアジアにも行きたいし、どんどん行きたいところが増えてきてる。

--木村カエラのライブが海外でどんな風に受け入れられるのか、単純に知りたいですよね。

木村カエラ:うん。それもあるし、また勉強になるでしょ? かなりアウェイな状況だろうから、また泣きべそかきながらの状態になると思うし(笑)。ということはまた強くなれると思うんですよね。だから海外行きたい!

Interviewer:平賀哲雄

木村カエラ - 「BOX」ミュージックビデオ short ver.
インタビュー写真

木村カエラ『PUNKY』インタビュー 木村カエラ『PUNKY』インタビュー 木村カエラ『PUNKY』インタビュー

木村カエラ「PUNKY」

PUNKY

2016/10/19 RELEASE
VIZL-955 ¥ 4,070(税込)

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