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ホセ・ジェイムズ 来日直前インタビュー&プレイリスト

ホセ・ジェイムズ 来日直前インタビュー & プレイリスト

ロンドンのジャズ・コンテストで世界で最も影響力のあるDJジャイルス・ピーターソンにその才能を認められ、2008年にデビュー後、甘いルックスに加え、独特のスモーキーな歌声とジャズ、R&B、HIP HOPといった様々な表情を見せる秀逸な楽曲で、ここ日本でも絶大な人気を誇るホセ・ジェイムズが今年も来日する。デビュー以降毎年のように来日し、昨年はビリー・ホリデイのトリビュート・ライブで耳の肥えたファンを魅了したホセ。果たして今回はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、来日を間近に控えたホセにショート・インタビューを敢行。SNS上でも公言していたニュー・アルバムについて、そして今回の来日公演について話を聞いた。さらに、本人からのビデオ・メッセージと、「来日公演の要素が詰まっている」というホセが厳選したミュージック・プレイリストも公開!

オーディエンスやその場の雰囲気、そして音楽が良い方向へと導いてくれる

esterday I Had The Blues
▲ 「Yesterday I Had The Blues」 (Album Trailer)

−−2015年にリリースしたアルバム『Yesterday I Had The Blues』の反響はいかがでしたか?

ホセ・ジェイムズ:ファンタスティックだった。このアルバムのツアーで、人々がビリー・ホリデイを愛し、リスペクトしていることを世界各地で感じることができた。とてもパワフルだった!また機会があれば、今度もジェイソン・モラン、ジョン・パティトゥッチ、エリック・ハーランドと一緒にやりたいな。彼らは最高のバンドだよ。そしてもちろん、ドン・ウォズがこの作品に携わってくれたことも素晴らしい経験だった。

−−もしまたトリビュートする機会があったら、誰を選びますか?

ホセ:ビル・ウィザースかな。彼の歌はどれも最高だよ!時々ショーで「Ain't No Sunshine」や「Grandma's Hands」を歌うんだ。今回のビルボード公演でも歌った方がいいかな?

−−今回のビルボードライブ公演では新曲を披露してくれますか? SNSで「新曲をやる」と言っていましたが、新曲について少し教えてくれますか?

ホセ:もちろんだよ。初披露となるニューヨークの次に披露するのが東京と大阪になるよ。今年の1月からスタジオにこもって曲作りしているんだ。今回の作品は今までと違う作品になっているから、僕も楽しみにしている。普段は先にレコーディングをするんだけど、新曲を早くファンの皆と共有したいという思いもあって、今回は先に披露するんだ。そうすることで、ファンもニュー・アルバムの一部になってもらえるしね。

−−ニュー・アルバムのリリースはいつ頃になるのでしょうか?アルバムの内容についても少し教えてください。

ホセ:タイトルは『Love in a Time of Madness』と決めているんだ。今回の作品は僕の集大成とも言えるベストな作品と言えるね。ソウルフルで、ファンキーで、ブレイクビーツもあって、ヒップホップでセクシーなR&Bでもあるんだ。社会的な要素も含んでいて、警官による不公平な残虐行為を歌った曲もある。今のところ、2017年の冬にブルーノート・レコーズからリリースする予定だよ。

EveryLittleThing
▲ 「EveryLittleThing」 MV

−−前回の来日とはバンドメンバーが違いますね。メンバーについて教えてもらえますか?

ホセ:正直言って、今回のバンドが今までで一番のバンドだと思う。チームとして考えてプレイしてくれるんだ。僕は彼らを「ザ・ドリーム・チーム」って呼んでるよ。どんな曲も演奏できるし、メンバー3人とも楽器のプロなんだ。ファンのみんなも僕の新バンドに驚くと思う。

−−ふだんライブ前に必ずやることはありますか?

ホセ:ボーカル・ウォーミングアップとホットティーは欠かせない。それにバンドと一緒に気分を高めることもね。ジェームス・ブラウンとかドレイクとか、ビヨンセとか、盛り上がる音楽を聴いて、いいムードに持って行くんだ。

−−あなたは「セットリストを作らない」そうですが、本当でしょうか? 今回の来日公演にどんな楽曲を用意してますか? 可能な範囲で教えてください。

ホセ:うん、基本的にセットリストは作らないよ。何を歌うかは何となく決めているけど、固定はしてないんだ。オーディエンスやその場の雰囲気、そして音楽が良い方向へと導いてくれると僕たちは信じているけど、それはセットリストに結びつくものではないんだ。こういうスタンスでいることで、ライブ自体がよりスピリチュアルでエモーショナルなものにもなるしね。あと、バンドは僕の音楽を全て把握しているから、どんな展開になっても難なくついてこれるんだ。情熱あふれるソウルフルな新曲と、その場の素敵な雰囲気をぜひ期待していてね。

−−最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします。

ホセ:みんな本当にありがとう!また日本でみんなに会えることがどれだけ嬉しいか、みんな想像出来ないだろうね。みんなのために歌うことができて、心から光栄に思うよ。I love you! 近いうちに会おう!

ホセから公演へ向けたビデオ・メッセージが到着!

Playlist for JAPAN Tour

「これが僕の今回のプレイリストだよ。パワフルでセクシー、遊び心があって楽しく踊れる曲をセレクトしたんだ。ビルボードライブで披露する僕の音楽にはこれらの要素がすべて詰まっているから、是非このプレイリストを聴いて楽しんでね!」

01) Alright - Kendrick Lamar
02) We Can Get Down - A Tribe Called Quest
03) Hey Ya! - Outkast
04) Flesh without Blood - Grimes
05) Eventually - Tame Impala
06) Love What Happened Here - James Blake
07) Got To Give It Up (Part 1) - Marvin Gaye
08) Don't Stop 'Til You Get Enough - Michael Jackson
09) Kiss - Prince
10) Blow - Beyoncé
11) Feeling Myself - Nicki Minaj
12) F*ck Up Some Commas - Future
13) Fight Night - Migos
14) Exhibit C - Jay Electronica
15) All I Do - Stevie Wonder

ホセ・ジェイムズ ジェイソン・モラン ジョン・パティトゥッチ エリック・ハーランド「イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース」

イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース

2015/02/04 RELEASE
UCCQ-1025 ¥ 2,860(税込)

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Disc01
  1. 01.グッド・モーニング・ハートエイク
  2. 02.ボディ・アンド・ソウル
  3. 03.ファイン・アンド・メロウ
  4. 04.アイ・ソート・アバウト・ユー
  5. 05.月光のいたずら
  6. 06.テンダリー
  7. 07.ラヴァー・マン
  8. 08.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド
  9. 09.奇妙な果実

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