Special
BiSH×POP WACK所属2大アイドルグループ特集(200km駅伝時)インタビュー
何ゆえに彼女たちはアイドルになったのか。
限界を超えてまで走るのか。
元BiSマネージャーの渡辺淳之介が「BiSをもう一度始める」と始動させたBiSHと、元BiSカミヤサキら5人のメンバーから成るPOP(Period Of Plastic 2 mercy)。この2組のアイドルグループ対抗200km駅伝が6月6日~7日にかけて敢行された(レポ http://bit.ly/1ItfAav)。渡辺よりこの間に両グループをインタビューしてほしいとのオファーを受け、区間完走後だったり、完走前だったり、走行中だったり、何とか以下全10名に個別で話を訊いたのだが、各々の個性や覚悟、ここで走っている理由などが浮き彫りになった。
WACK社長:渡辺淳之介
BiSH:アイナ・ジ・エンド/セントチヒロ・チッチ/モモコグミカンパニー/ハグ・ミィ
POP:カミヤサキ/イヌカイ マアヤ/シグサワ アオ/ユメノユア/ヤママチ ミキ
渡辺淳之介(WACK社長 6/6往路第一区間完走後)
--走り終えてすぐに申し訳ないんですが、まず自己紹介をお願いします。
渡辺淳之介:嘘を言わせたら世界一。WACKの代表取締役担当、渡辺淳之介です(笑)。--BiSHもPOPもデビュー早々に200km駅伝。いきなり過酷な仕事ですが、これをやらせようと思ったのは何故なんでしょう?
渡辺淳之介:BiSのときに100kmマラソンを3回やってまして( 第1回 第2回 第3回 )、あれはどちらかと言うと独りの戦いの物語だったんですよ。で、反省したんですよね。--反省した?
渡辺淳之介:面白くなかった。--3回もやらせておいて、面白くなかったと(笑)。
※BiSH/BiSH-星が瞬く夜に- [OFFICIAL VIDEO]
--実際、走ってみていかがでした? キツかった?
渡辺淳之介:僕はBiSH側の第一走者で、POPはカミヤサキが第一走者だったんですけど、やっぱり30歳と23歳は体力が違うのと、僕は運動もしたことがない訳ですよ。タバコから酒からやって不摂生な生活を送っている訳で、いきなり24kmも走るもんじゃねーなって思いました。あと、カミヤサキは速かったですねー。お互いに走り終わった後、僕の目の前にずっと座り続けていたので、褒めてほしかったのかな?って思ったんですけど(笑)、僕、今回、BiSH側なんで。あれ、イヌカイ(イヌカイ マアヤ/POP)、足ひきずり始めてない?(BiSH×POP200k駅伝の生中継をニコ生で観ながら) あ、お腹いなくなっちゃったんだ? 脱落かもなー。--脱落したらどうなるんですか?
渡辺淳之介:脱退でしょう。--え、そういうことはやる前に伝えなきゃダメでしょ!?
渡辺淳之介:フハハハ!--何とかゴールしてほしいですけれども……インタビューを続けますね。そもそもなんでBiSHとPOPを立ち上げようと思ったのか、それぞれの理由と経緯を教えて下さい。
渡辺淳之介:BiSHは、単純にBiSが終わって寂しかったから(笑)。POPは、2人組だったのにも関わらず(前進ユニット、プラニメのこと)1人辞めちゃうから、何とかしなきゃいけないなと思って作ってみました。--後者は完全になりゆきですね(笑)。
渡辺淳之介:なりゆき。まぁでも面白くなるかなと思って。で、また2人組だとどうしても比べられちゃうだろうから、根本的にガラっと変えたいなと思って5人組にしたんですけど。--実際にそれぞれ立ち上げてみてどう?
渡辺淳之介:みんな、やっぱり新しいもの好きだなと思いましたね。BiSを熱狂的に好きだった人はアレかもしれないですけど、普通の人たちは新しいものが好きなのかなって。--各メンバーにはどんな印象を? まずBiSHから。
渡辺淳之介:アイナは……そうですねー、関西人ですね。--ただのプロフィールですね。
渡辺淳之介:(笑)。どんな娘なんだろう? ……面白い娘ですよ、空気読めないっていうか、素直な娘ですよ、すごく。--……………以上ですか?
渡辺淳之介:まだあんまり喋ってないんで(笑)。--続いて、セントチヒロ・チッチ。
渡辺淳之介:チッチは、プールイ(元BiSリーダー)みたいな娘だね。BiSのときと同じように毎日報告をさせているんですけど、それを読むと大体周りのことを考えてますね。周りの報告が多い。だからそういう自覚があるのかなって思うんですけど、リーダーっぽい動きをしている。あと、プールイより顔が可愛いですね。--続いて、ハグ・ミィ。
渡辺淳之介:なんか面白いッスね。大人しい奴なんですけど、不思議と包容力があって、喋ってると落ち着く感じで。その分、もしかしたらいろいろ溜め込んでいるのかもしれないですけど。爆発するタイプかもしれないですね。ドラマを生む可能性はある。--続いて、モモコグミカンパニー。
渡辺淳之介:変態ですね。多分、本当に一番シロウトっていうか、今まで音楽もやったことないし、親戚の前で劇をやったことがあるぐらいらしくて、なんか面白いんですよね。斜に構えてますよ、すごく。結構、自分の考えがあるみたいで……言ってしまえば、僕と似ているなって思います。先天的に精神的な障害がありそうな……その辺も僕と似ているなって。だから上手くハモればいいなって思ってます。--続いて、結成されたばかりのPOP。
渡辺淳之介:全く分からないですね、POPは。--何かしら印象はあるでしょう(笑)。イヌカイ マアヤ。
渡辺淳之介:イヌカイは、クマのぬいぐるみを持ってますね。友達になれないかもなって思いました(笑)。--シグサワ アオ。
渡辺淳之介:若いんですよ、高校生なんですけど、あのー……高校生ですね。--ユメノユア。
渡辺淳之介:足が細い。--ヤママチ ミキ。
渡辺淳之介:ヤママチはね、元々プラニメのファンなんですよ。だから僕のこともよく知ってて、僕のことを一番ナメてますね。それでカミヤサキに怒られたらしいんですけど(笑)。--では、今のカミヤサキにはどんな印象を?
渡辺淳之介:カミヤサキはね……なんていうか、バカですね。筋肉バカです。「走りたい」とか、もうね、考えが一直線すぎて、あんまり後先を考えないんで、もうちょっとね、大人になってほしい。--逆にカミヤサキをコントロールできるぐらいの存在が新メンバーの中にいると理想的なんですかね?
渡辺淳之介:そうですね。いろいろ考えられるメンバーが出てくるといいな。--BiSHはBiS以上のグループにすることが当面の目標だと思うんですけど、POPはどんなグループにしていきたいと思っているんでしょう?
渡辺淳之介:POPはですね、考えてないです!--ノープラン(笑)。
渡辺淳之介:ノープランですね。でもまずは8月9日に代官山UNITワンマンが決まっているので、それを埋めたいな。っていうところなんですけど、ちょっとこう……どうすればいいのかなー?って考えあぐねてまして。とりあえずBiSHが人気が出そうな感じなので、駅伝でぶつけて、相乗効果を狙いたいなって。なんで、POPの為の駅伝ですよ、ある意味。--POPがどんなグループになっていくのかは、この駅伝で……
渡辺淳之介:多分見えてくるんじゃないかなって思いますね。--BiSHとPOPはどういう関係性になればいいなと思いますか?
渡辺淳之介:我関せずがいいと思いますけどね。--今、一緒に対決させといて!?
渡辺淳之介:あのー、どうしても出てきちゃうと思うんですよ、人気の差が。どっちも上手くいくなんてことはなかなか無いと思うから。だから我関せずぐらいがいいのかなって。今のところ別に優劣もないんですけど、俺からすると。--渡辺さんの中ではどっちも成功しなきゃダメって感覚ではない?
渡辺淳之介:そこはどうなるか分かんないじゃないですか。どっちも必死にやることには変わりはないんですけど、やっぱりメンバーが多くを担うって考えると、どうなっていくかどっちも分かんないだろうなって。--では、嫁さんとお子さんとはどんな家族を築いていきたい?
渡辺淳之介:それ、関係ないでしょ(笑)?--子供にはどんな風に育ってほしい?
渡辺淳之介:男の子なんで、「言ってたんだ オレの親父が Oi 手を出せ オレと同じだ」っていう感じの親子関係になったらいいなって。ギター弾いてほしいなー。(C)RIZE--BiSHとPOPがデビューしたことで、渡辺さんはBiS時代からカウントすると23人ものアイドルをデビューさせたことになるんですけど……
渡辺淳之介:凄いね(笑)。--そのほとんどのメンバーが今も表に立つ仕事をしている。さらに今は、覆面天狗バンドのthis is not a business、外部のアーティストのプロデュース、パートナーである松隈ケンタ案件も入れると相当な規模になりますが、渡辺さん、実は新たにひとつのシーンを築き上げようとしていませんか?
渡辺淳之介:そうっすねー……新たなシーンかどうかは別として、金太郎飴みたいな、「あ、これも渡辺がやってるんだ」みたいな感じにはなったらいいなーって思っているのと、日本だとあんまりないんですけど、アメリカとかイギリスだとレーベル買いみたいな文化があるじゃないですか。あれと同じ感じで、「WACKがやってんだったら聴いてみるか、観てみるか」みたいなものは創りたい。なんで、執拗なまでに楽曲は松隈さんに延々と頼んでいたりするんです。--渡辺さん、小さな革命っていくつか起こせてこれたと思うし、今回の駅伝も含め、渡辺スタイルみたいなものも浸透させてきたと思うんですけど、「俺の登場によって世界を変えられたらな」みたいな意識ってなんとなくでもあったりします?
渡辺淳之介:変えたいなっていうか、楽しんでほしいなっていうのが一番ですね。良かったなって思ってることのひとつとして、「もう一回BiSを始める」って言って、まだメンバーも発表してない段階からBiSHが話題になったのは、やっぱりBiSで僕が創り上げてきたアレがあったのかなって初めて感じたんですよね。「あ、渡辺がやるんだったら面白いかもしれないな」みたいな。そこはすごく嬉しかったですね。--今のスタイルは今後もずっと貫き通していくんですか?
渡辺淳之介:そうですね、怒られない限り。--怒られても続けてますけどね。
渡辺淳之介:消されない限り(笑)。あと、今、渋谷の道玄坂に拘りを持っているというか、WACKを立ち上げた場所が道玄坂だったんで、道玄坂……道玄坂系?--小西康陽が確立した渋谷系のように、道玄坂系を作りたいと(笑)。
渡辺淳之介:道玄坂系を作りたい(笑)。--では、最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
※BiS / "PPCC" Music Video (Special Edit)
--懐かしい曲、出てきました(笑)。
アイナ・ジ・エンド(BiSH 6/6往路第二区間完走後)
--走ってみていかがでした?
アイナ:想像以上にツラかったです。毎日5km走っていたんですけど、4月ぐらいに肉離れを起こしちゃって、それがちゃんと治らないまま200km駅伝を迎えちゃったんで。それでも最初のほうは順調に走れてたんです。でも道に迷ったときに、もう足が痛くて……結構ツラかったです。でも明日も復路20kmがあるから治します!--デビュー早々に200km駅伝。これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
アイナ:勝ちたいなと思いました、純粋に。プラニメがPOPに名前が変わって、5人組になって、言ったらもうライバルみたいな。カミヤサキさんがいるけどライバルなんで、それと比べられるからには勝ちたいなって思いました。--ただ、ルートミスもあって現状追いつけず。
アイナ:そうなんです。ごめんなさい。--それでも爆走していたのは、どうしても勝ちたいと思っていたから?
アイナ:チッチがめっちゃ負けず嫌いで、「負けたくない!」ってずっと言ってたんですよ。だから「これ、負けたらチッチに怒られる」と思って(笑)。でも純粋に負けたくなかったですね。走る前にカミヤサキさんに「どうしたら走り続けられますか?」って聞いたんですよ。そしたら「気合いと根性」って言ってて。私、それなら負ける気がしなかったんで、サキさんの前では「アハハ」って笑って聞いていたんですけど、絶対に負けないと思ってました。なので、今は負けちゃってるんですけど、明日は完全燃焼するつもりで勝ちに行きます。--デビュー間もなくこれだけ過酷な仕事だと、この後の活動が不安になったりしない?
※BiSH/BiSH-星が瞬く夜に- [OFFICIAL VIDEO]
--そもそもなんでBiSHのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
アイナ:ずっと歌を作ったり、バックダンサーをやったりしてたんですけど、全然上手くいかなくて。「じゃあ、とにかくオーディションを受けよう」っていう期間を設けたんですよ。それでたまたまBiSHオーディションがあって、受けて……アイドルなんて本当はやりたくなかったんですけどね。あと、yucatのバックダンサー時代、BiSと1回対バン(http://bit.ly/1RizucR)したときに「なんだこれ?」って思ったんですよ。それは凄いっていう意味で。ダイブしたり、「ここまでやり切れる人たちがいるんだ?」って。だから手が届かない存在だと思っていたんです。--それでもBiSHに入りたいと思ったのは?
アイナ:めっちゃBiSのことを調べて、松隈さんの曲が好きだなって気付いて。ずっと今まで模索し続けていて、R&Bとかも歌ったし、素朴にピアノのみの曲も作ったり、全然好きじゃない人にトラック提供してもらって歌ったり、全然しっくり来なかったんですけど、松隈さんの作った曲を聴いたときに「めっちゃ格好良いな」って思って、「もしかしたら、これ、私が歌ったほうが格好良いんじゃない?」みたいに思って。やっと「これだ!」って思えるものに出逢えた。--結果、松隈さんの曲を歌っていくメンバーになった訳ですが、BiSHに入る上で家族に反対されたりしなかったの?
アイナ:最初は結構言われましたね。「脱ぐの?」みたいな。--BiSのように全裸で樹海を走るのかと。
アイナ:そう。それで「脱ぐ為に東京出たんじゃなくない?」って(笑)。けど、お父さんが「なんでもやってみな分からん」って言って、それ聞いてお母さんも「たしかにそうやな」ってなって。--実際にメンバーになってみてどうですか?
アイナ:まだ自分がBiSHの実感がないです、あんまり。PVとか観てても「うんこかけられてる人がおるなー」みたいな感じで、自分じゃないみたい。ただ、私、今まで「歌上手い」とか「可愛い」とか褒められたことが全然なかったんですけど、BiSHに入って多くの人に知ってもらったことによって「声、良いね」とか言ってもらえるようになって、これが続くと、おそらくBiSHになった実感が湧くのかなって思います。--グループ立ち上げ人である渡辺淳之介にはどんな印象を?
アイナ:最初はすごく怖かったんですよ。なので、信じたいのに、信じたくないって思っていたんです。BiSキャノ(映画『BiSキャノンボール』)を観てたんで。でも最近はどんどん好きになってきてて……渡辺さんが好きなんですよ、なんか。BiSHの為に命懸けてくれてるところが好きです。よく言いはるんですけど、「“渡辺淳之介が始めるBiSH”っていうのが絶対あるんだよ。分かる? ということは、俺が終わったらBiSHも終わるってことだよ。だから俺は命懸けでやるよ」みたいな。その言葉を聞いてからめっちゃ信頼し始めて、今は好きです。--BiSHの中で、自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
アイナ:私、マジメなんですけど、根っからのマジメじゃなくて能天気なんですけど、ライブのパフォーマンスとか、ダンスとかもほとんど振り付けやってるんで、そういう面ではみんなを引っ張っていけたらいいなって思います。まとめることは出来ないタイプなんですけど、引っ張ってはいきたい。ただ、「メンバーの中で1番になりたい!」みたいな感覚はないので、女の戦いみたいなことは起こらないと思います。--元々どんな女の子だったの?
アイナ:自分のことを「変」って言うのはイヤなんですけど、周りからずっと言われていて、それでイジメられてたんですよ。気持ち悪がられてましたね。で、後ろからコンパスで刺されたり……--イジメって言うか、殺人未遂じゃないですか。
アイナ:殺されかけました(笑)。結構痛かったです。あとは、ボスみたいな人が木のてっぺんにいるんですよ。で、下にいる女の子に「その右枝に右足をかけろ」「左枝にジャンプ」とか指示をして、その通りにすれば上まで登れるんですけど、そこでボスから草をいっぱいパーカーのフードに詰め込まれるんです。それをバサッて被らされて、そのまま木から落とされて、痣をつくって帰らされる。意味分からないですよね? 「ただのアイツらのオナニーやろ!」と思ってムカついてました。痛かったし、「痛いのだけはやめて」って言ってました。--その頃から芸能関係の仕事には憧れていたんですか?
アイナ:ダンスは4才からやっていたんですけど、そんなに有名になりたい欲がなかったんで、「マクドナルドの店員になって、マクド食べたいな」って思ってました。毎日マクド食べたかったんですけど、ママにダメって言われていたから、すごく憧れていて。で、上京して食べてたら太りました。マックポテトが大好きなんですよ。あの味はどこの居酒屋に行っても出逢えないじゃないですか?--話が完全に逸れました。
アイナ:アハハハ!--そんな女の子がBiSHのメンバーになり、気付けばPOPのライバルみたいな構図になっている訳ですが、POPに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
アイナ:まだライブとか何も観てないから……--あの娘たち、お披露目がこの駅伝ですからね(笑)。
アイナ:めっちゃ面白いですよね。でもまだ興味がないですね。全くない。ライブを観たいともまだ思わない。歌がめっちゃ上手いとか、ダンスが良いとか、曲が良いとかない限り、私はまだ興味を持てない。--その興味のないチームに今どんどん差を付けられている訳ですけど……
アイナ:そうなんですよー。カミヤサキさんのことはすごく好きなんですけど、頑張って超えたいですねー。--速度では難しいでしょうけどね。
アイナ:たしかに超えれないです(笑)。--でも猪突猛進さは近いものを感じます。無茶しちゃう感じとか。
アイナ:無茶しますね、私も。でもサキさんみたいに格好良くないです……。--アイナさんもこれから格好良くなっていくんじゃないですか。
アイナ:本当ですか? 超ヘタレですよ。すぐ「こいつ、無理。もう関わらない」みたいな感じになりますし。--あ、人とのコミュニケーションを断ち切りがちなんだ?
アイナ:いや、めっちゃイジメられたらです。木の上に登らされたら。--これから先の人生で木の上に登らされることはないと思いますよ(笑)。
アイナ:アハハ! だったら大丈夫です。嫌いにならない。あと、「この髪型どう?」ってひたすら聞いてくる女の子以外はイケます。--BiSHはPOPより大きな成功を収められると思いますか?
アイナ:絶対収められます。いざ、ライブとか観たらビックリしたりするかもしれないけど、私がいるんで、BiSHには。負けないと思います。--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
アイナ:BiSHを応援していたほうがいいよ、良いことあるよ! BiSHのほうが楽しいよ!リリース情報 BiSH
リリース情報 POP
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也、Jumpei yamada
ユメノユア(POP 6/6往路第四区間完走後)
--走り終えてすぐに申し訳ないんですが、まず自己紹介をお願いします。
ユア:ビルボードジャパンさんにインタビューを受ける日がやってくるとは……。POPのユメノユアです。踊りは初心者なんですけど、バンドでギターボーカルを大学のときに少しやっていたので、歌で頑張りたいなって思ってます。歌うのは好きなんで。--デビュー早々に200km駅伝。これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
ユア:サキちゃんのいるグループなので「走るかな?」とは思っていて。だから「え?」とはあんまりならなかった。決まったからにはちゃんと頑張ろうって思いました。--実際、走ってみていかがでした?
ユア:足がちょっと疲れたのと、途中で急遽ルートを変更することになって、それが決定するまで待っている間が寒くて、ちょっと疲れました。でもオタクの人とか道端の人が声援くれたんで、楽しんで走ってました。--結構なペースで、しかもスムーズに走り続けていましたよね。トラブルさえなければ一番速いタイムを叩き出せたんじゃないかと思うぐらい。あんなに走れると思ってました?
ユア:事前に10kmは家の近所で走っていて、20kmは未知だからどうなるか分かんないなと思っていたんですけど、走れました(笑)。--「楽しそうに走ってるなー」って思いました。
ユア:ハハハハ! この道を走ることなんてもう無いんだろうなーって思って(笑)。マラソンや駅伝はもしかしたら今後もあるかもしれないですけど、おそらく自分が同じ区間を走ることはないだろうし、だったら楽しまなきゃなって。--急遽待ちぼうけを喰らうことになって、その挙句に「山登れ」ってなったときはどんな気分になりました?
ユア:スタッフさんも一生懸命やって下さっているのを見ていたので、しょうがないかなって。--さっき、ニコ生のコメント見てたら「良い娘すぎるから、辞めないでほしい」って書いてありました。
ユア:辞めないです(笑)。私はサキちゃんを尊敬してるから、サキちゃんに「辞めろ」と言われるまではいます。--ただ、最初の仕事がこれだと、今後の活動が不安になったりしない?
ユア:駅伝とかってそんなにやることないじゃないですか、アスリートじゃない限り。で、私の周りの子とかは普通に就職してたりするんで、こういう普通じゃないというか、非日常的な感じのことを今の年齢で出来るのは楽しいし、楽しみたいなってすごく思います。--そもそもなんでPOPのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
ユア:元々アイドルがすごく好きで、そういう世界に踏み込みたいなとは思っていたけれど、学校もあるし、それを周りの人に恥ずかしくて言えない自分もいて。そんなに自分に自信がある訳でもないから言えなくて。でも就職先を考える年齢になって「ここで就職しちゃたらもうそっちの道にはもう行けないな」と思って。自分の人生だからやりたいことをやりたいなって、POPのオーディションを受けました。--それに受かったときはどんな気持ちになりました?
ユア:実感が全然なくて。メンバーとの顔合わせとか、ダンスの練習とかあっても、「本当にアイドルになるのかな?」って思ってて、でもツイッターを6月1日から始めて、ちょっとずつ「あ、アイドルの世界に入ったのかな?」って思うようになってます。--実際にメンバーになってみてどうですか?
ユア:今は毎日があっと言う間に過ぎていって、本当に楽しくて、充実してるなって。--POPのメンバーとしてお披露目されるなり、いきなりBiSHのライバルみたいな構図になっている訳ですが、BiSHに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
ユア:メンバーがみんな可愛くて、そんな可愛い娘たちと2日間も一緒に入れて、僕的には無銭イベントです(笑)。こうして一緒に仕事ができるのも楽しいし、事務所が一緒だから切磋琢磨できたらいいのかなって思います。--BiSHとPOPの違いって何だと思いますか?
ユア:POPはPOPで振り付けしたりとか、作詞もPOPでやったり、自分たちで結構やっていく感じなのかな?っていう印象は今受けていて。BiSHさんはそこまで詳しいことはまだ分かんないですけど、渡辺さんがやりたいアイドル像だったり、BiSさんがいたときのことをもう一度やる感じなのかなって思ってます。--POPの中で自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
ユア:あんまり面白いことも言えないし、踊りも出来ないから、のほほんとマイペースでいられるキャラがいいかな(笑)。--では、POP発起人のカミヤサキにはどんな印象を?
ユア:サキちゃんは「こうなりたい」っていうイメージがしっかりされているんで、そういう理想を掲げられているサキちゃんは凄いなって思うし、格好良いし、そこに向かってちゃんとついていきたいなって。--今日のサキちゃんの走りを見てて、いかがでした?
ユア:ただひたすら格好良かったです。--自分的にこのPOPで叶えたい夢があったら聞かせて下さい。
ユア:まだ初めてのワンマンライブのチケット発売中とかで、そのワンマンもどこまで埋まるか分からないし、この先もどうなるか分かんないんですけど、大きい会場でライブしたいなっていうのはすごくあって。自分はでんぱ組.incさんがすごく大好きなんですけど、でんぱ組.incさんぐらい音楽もちゃんと好まれている、同じぐらいのレベルのアイドルさんになれたらいいなって思ってます。--POP、BiSHより大きな成功を収められますかね?
ユア:BiSHさんは今すごく勢いがあると思うんで、それに乗っからせて頂いて……--その感覚はあるんですね(笑)。
ユア:ちょっとだけ(笑)。サキちゃんはプラニメのときからいるけど、私たち4人は新メンバーなんで、BiSHさんの勢いにも乗っかりつつ、売れたいです!--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
ユア:200km駅伝をニコ生だったりツイッターだったり現地に来てだったり、いろんな形で追っかけて下さってる方がいて、そこにはスタッフさんもたくさんいて、一緒にこういうイベントって作っていくんだなって知れて。私たちがこういうイベントが出来るのは、ファンの皆さんのおかげ、スタッフの皆さんのおかげなんで、本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。ハグ・ミィ(BiSH 6/6チッチ往路第五区間走行中)
--マイペースに20km完走した印象があるんですけど、走ってみていかがでした?
ミィ:10kmぐらいまでは案外平気だなって思ったんですよ。でも残り5kmがすっごいキツくて。何て言うのかな、体全体にどーんっていろいろ来てしまって。--その残り5kmぐらいのときにプールイさんが登場しましたよね。自分のバンドのポスター持って、自分の曲を歌うだけ歌って去っていくという。
※LUI FRONTiC 赤羽 JAPANメジャーデビューシングル「リプミー」ミュージックビデオ
--デビュー早々に200km駅伝。これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
ミィ:「絶対ムリでしょ」って思いました。私、本当に運動が苦手で(※年齢非公開)年間、ずっと走ることから逃げてきていて、一番長く走ったので、中学生のときのマラソン大会の1400mだったんですよ。それでもツラくて。だから行き帰りでひとり40kmなんて絶対ムリだと思いました。でも個人戦じゃないし、メンバーもいるし、絶対走りきらなきゃなって。--でもこれだけキツいことをやらされると、今後の活動が不安になったりしない?
ミィ:逆にこういうキツいことをやってるから、耐性がついてきてしまって、この後はもう平気だろうなって思ってます(笑)。酷いことをやらされても耐え切れるんだろうなって、変な自信がつきました。--では、BiSHに入れて良かったと、20km走らされた今でも思ってる?
ミィ:そうですね。楽しいです。--そもそもなんでBiSHのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
ミィ:私は元々ディアステージで働いていたんですけど、気持ちのどこかでBiSに憧れていて、すっごい好きだったんですよ。だからBiSHのオーディションがあると知ったときに、仕事を辞めてでもやるしかないと思って。あと、私の仕事って誰でも出来る事務だったんですけど、それこそおばちゃんとかでも出来るような。で、まだやりたいことがいっぱいあるのに、ここで落ち着いちゃっていいのかと思って、BiSHのオーディションを受けました。--BiSは何がきっかけで好きになったんでしょう?
ミィ:「primal.」だったと思うんですけど、PVを観て、最初はファンの人が作った映像だと思ってたんですよ。でもあれが公式って知って、「マジか!」ってちょっと興味を持って、ライブは怖いから2,3回しか行けてなかったんですけど、渡辺さんの仕掛ける戦略もすごく面白いし、私も一緒に仕事ができたらなって思ってました。--でもBiSは全裸で樹海走ったり、めちゃくちゃなこともやってきた訳で。自分もそれぐらいめちゃくちゃやるつもりではいるの?
ミィ:めちゃくちゃなことをやっても、それで評価されるんなら良いと思う。--家族に反対されたりしなかったの?
ミィ:私、めっちゃ嘘ついて。「エイベックスのオーディション」って嘘ついたら「凄いね」ってなって(笑)。で、受かってから「本当は違うんだけど」って。--完全に騙しましたね(笑)。
ミィ:でも「やれるだけやってみれば」って納得してくれて、今はすごく応援してくれてます。毎日「BiSH-星が瞬く夜に」のPV観てます。--実際にメンバーになってみてどうですか?
ミィ:面白いことしかないですね。元々自分がやりたいなって思っていたことが出来てるなって。普通に仕事続けてなくて良かったなって。人生が180度変わりました。--グループ立ち上げ人である渡辺淳之介にはどんな印象を?
ミィ:初めは本当にどんな人か分からなくて「ちょっと怖いな」ってところもあったんですけど、今はもう普通に相談とかもできるし、一緒に仕事していて楽しいなって思える人ですね。--渡辺さんもハグ・ミィに対して「面白い」って言ってましたよ。
ミィ:本当ですか?--でも「もしかしたらいろいろ溜め込んでいるのかもしれないですけど。爆発するタイプかもしれないですね」とも言ってました。
ミィ:たしかに溜め込むこともあるんですけど、寝ると忘れちゃうんですよ(笑)。寝たりとか、カラオケ行ったりすれば発散できる。--OLじゃないですか。
ミィ:(笑)。だから自分のことでいっぱいいっぱいになったりすることはないですね。--BiSHの中で自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
ミィ:お母さんみたいってよく言われてるんですけど、居ると安心するなって思ってもらえるようなポジションに立てればいいなって思いますね。あと、グループの中で競うっていうよりは、BiSHというグループとしてアイドル界で戦っていければと思っているので、そうなるとメンバー同士は助け合わないといけないと思うんです。だからメンバーに余裕がないなって感じたときは、私が支えてあげたいし、メンバーにとっても、ファンにとっても「ハグ・ミィがいれば大丈夫だろう」って思ってもらえるような存在になりたいなと思います。--そんなハグ・ミィから見て、各メンバーはどんな風に映ってます?
ミィ:チッチはとにかくすごく頑張りやさん。ツイッターとかではふわふわしてるイメージなんですけど、本当は持ってる芯が一番太くて、揺るがないんですよね。すごくストイックだし、マジメだなって思います。でもそれだけじゃなくてチャーミングなところとか、ふざけられるところもあるので、すごくしっかりした妹ができた感じです。--アイナは?
ミィ:アイナちゃんは歌もダンスも正直ズバ抜けて上手いと思うんですよ。年下だけど、先生みたいな。私もアイナちゃんに教えてもらったことで「成長できたな」って思うし、他のメンバーもそうだと思うし。でもアイナちゃんもすごくマイペースで、私的にはBiSHの中で一番末っ子っぽいと思う。自由奔放で面白い。今まで会ったことがないタイプです。--モモカンは?
ミィ:モモカンはマジで掴めないです。でも本当に良い娘なんですよ。素人というポジションをどう生かすか自分で試行錯誤してると思うし、すごく努力しているし、ああいう風に見えて自分ですごく抱えちゃうタイプだと思うので、それをどう発散してあげるかどうかが大事だなって思います。案外、すげぇデリケートなんですよ。ひとりで泣いてたりとか。だからちょっと心配ですね。力になってあげたい。--POPに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
ミィ:正直……まだ曲もライブもないので、何とも言えないんですけど、今回一緒に駅伝をすることになって、POPの娘たちは弱音とかも全然吐かないし、ガッツがあるなって。--BiSHとPOPの違いって何だと思いますか?
ミィ:違いは……BiSHは根暗。--(笑)
ミィ:すごい根暗ですね。今日、BiSHとPOPで同じ車に乗ってて思ったんですけど、BiSHの会話の少なさ。一方、POPには若さがある(笑)。--その若さ溢れるPOPより大きな成功を収められると思いますか?
ミィ:思います。あと、私自身がマイペースというのもあるんですけど、BiSと比べるとかPOPと比べるとかじゃなく、BiSHとして「これが良いんだ」って思ったことをやっていれば、そのうち道は開けてくるのかなって。私的には、アイドルがいっぱいいる中で上に行きたい気持ちはあるんですけど、特定のグループと比べるっていう意識は特にないですね。BiSHはBiSHなりにやってれば、多分良いことあると思う。--初のワンマンも成功させ、今回の駅伝もあり、自分の中でBiSHのヴィジョンが描きやすくはなってきました?
ミィ:クソアイドルという名目でやってはいるんですけど、みんなガッツはあるんで、途中でバタン!となることはないのかなって思います。明確な成功っていうのがどんなものなのかはまだ分からないんですけど、このまま行けば良いところまでは行けるんじゃないかなって思います。--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
ミィ:BiSHはクソアイドルだけどマジメなんですけど……クソして待ってろ(笑)。リリース情報 BiSH
リリース情報 POP
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也、Jumpei yamada
シグサワ アオ(POP 6/7復路第一区間走行前)
--昨日、結構な勢いで走ってましたね?
アオ:自分でも気付かないうちに(笑)。--POPって体力的に凄い人しか入れないんだって思いました。
アオ:いやいやいや、そんなことないです!--では、初めましてのインタビューになるので、まず自己紹介をお願いします。
アオ:POP新メンバーのシグサワ アオです。絵を描くのが好きで、ギターを弾いたりもします。あと、ステージに立つことが好きです。シグサワのシグは漢字にすると時雨なんですけど、雨が好きなのと、青色が好きなので、シグサワ アオっていう名前です。--デビュー早々に200km駅伝。昨日に続き今日も走る訳ですけれども、これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
アオ:メンバーの顔合わせのときに聞かされたんですけど、そのときは「駅伝」とだけ渡辺さんに言われて、駅伝の開会式とかでゲストライブするんだと思ったんです。「斬新だなぁ!」って。でもよくよく話を聞いていくうちに走るほうなんだって気付いて、しばらくは「やだやだ」って言ってました。私、長距離走が本当に苦手で、中学、高校と、ビリから2番目とか、ビリっけつとか、最後にみんなに迎えられて、汚い顔で校庭一周する係みたいな(笑)。だからムリだと思って。でもリーダーのサキ様の話を聞いていくうちに「あ、やらなきゃいけないもんは、やらなきゃいけないんだな」って思って、とにかく死なないを目標に頑張ってみました。--最初がこれだと、この後の活動が不安になったりしない?
アオ:すっごい不安です。--(笑)
アオ:しかもこの駅伝、1回で終わる気がしない(笑)。でも受かったからにはやりきりたいし、大抵のことはやれば出来るんだなって知ったので、謎の自信というか、ふんぎりがついた気がします。自分の限界を超えられたので、良い経験になってるなって。--そもそもなんでPOPのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
アオ:POPというか、プラニメさんが新メンバーのオーディションをしているのは知っていたんですけど、私、元々普通にプラニメさんのCDとか買ってるファンだったんで、応募するのにちょっと躊躇いがあって。なんとなく似合わないんじゃないかなとも思っていて。そしたらカミヤサキさんからDMで「オーディションに来てみませんか?」って直接お誘い頂いて、「あ、これは行くしかないな」って。受かっても受からなくてもいいから、とりあえずカミヤサキさんに会いたいと思って(笑)。--実際にメンバーになってみてどう?
アオ:今回の駅伝でやっとお披露目だったんですけど、その前からメンバーのみんなとはレッスンで普通に会ったりしてて。でもその中ではなかなか「自分がPOPだ」って実感が湧かなくて。でも今回やっとファンの人を目の前にして、メンバーと力を合わせてひとつのことを成し遂げるみたいなことをして、やっと実感が湧きました。--POP立ち上げ人であるカミヤサキにはどんな印象を?
アオ:本当にイケメンな人だなって思います。可愛いし、格好良いし。でも私がまだサキちゃんのことを全然知れてないなって思うし、それは始まったばかりだからしょうがないんですけど、サキちゃんと新メンバーに分かれちゃうのがイヤだから、もっとサキちゃんと仲良くなりたいなって常日頃思います。--そのカミヤサキ率いるPOPの中で自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
アオ:イヌカイ マアヤはめっちゃうるさかったり、POPはキャラがなかなか濃くて。その中で私は一番子供だと思うんで……うーん、元気でありたい。--(笑)
アオ:笑顔でありたい(笑)。--アイドルの基本ですね。元々はどんな女の子なの?
アオ:クソマジメな女の子だった気がします。学級委員とかやってたり。頭が良いとか、そういう感じじゃなかったんですけど、なんとなくリーダーシップを取るのが好きな女子。人の話を聞くのが唯一……っていう訳でもないんですけど、私の良いところだなって勝手に思っています。--元々アイドルになりたいとは思っていたんでしょうか?
アオ:すぐに夢がコロコロ変わっちゃって、私。「水族館の飼育員になりたい」と思っていたときもあったし、電車の一番前の車両に乗ると「電車の車掌さんになりたい」って思っちゃうときもあって、何でもやってみたいって思ってしまうんですけど、小さい頃から唯一変わらなかった夢が「舞台に立ちたい」とか、そういうことだったので、アイドルに限定している訳ではなく、演技とかダンスとかも興味があって、ステージに立つのが好きだから今ここにいる。--BiSHに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
アオ:今日初めてご挨拶をさせて頂いた感じだったので、まだ何とも言えないんですけど、BiSHさん、勢いもあって凄いから、良いライバルになれるよう頑張りたいなって。すごく良い人たちだし、優しいし、ケンカをしたい訳じゃないから、同じ事務所のグループとして高め合えていけたらいいなって思います。方向性とかは全然違っていいし、同じレールで戦う訳じゃないけど、お互い、良い意味でライバル視できたらいいんじゃないかなって。--BiSHとPOPの違いって何だと思いますか?
アオ:これからPOPもいろいろ曲とかも出来てくると思うんで、その中で見えてくるんだと思います。--BiSHより大きな成功を収められると思いますか?
アオ:収めてみせます!--元気が良いですね。では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
アオ:やっぱり笑顔が一番だと思うので、笑顔でこれからも頑張ります! まだ「ついてこい」と言えるような身分ではないんですけど、POPのみんなと一緒に力をつけて、一緒に歩いていけたらそれが一番良いなと思っているし、本当に素敵なメンバーが揃っているので、ちょっとでも気になったら覗いてみてほしいです。きっと引き込まれると思うので、引き込んでみせるので! よろしくお願いします!ヤママチ ミキ(POP 6/7復路第二区間走行前)
--走り出す前に申し訳ないんですが、まず自己紹介をお願いします。
ミキ:今回、Period of Plastic 2 Mercy、通称POPに入りましたヤママチ ミキと申します。元オタクです。BiSのときからずっとサキちゃんを推してて、プラニメでもずっと推してて、POPでは同じメンバーになってました(笑)。--ちょっとしたホラーですね(笑)。ライブもしてない、曲も出してない、一番最初の仕事が200km駅伝ってなかなかないと思うんですが、これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
ミキ:「サキちゃんがやるって決めたならやろう」みたいな想いはありましたけど、正直言って意味わかんなかったです(笑)。「まぁでもサキちゃん、走るの好きだからなー」って思いながら聞いてました。--昨日はアンカーを飾った訳ですけど、走ってみていかがでした?
ミキ:私は山道を走ったんですけど、距離は短かったんで、みんなに比べたらそんなに疲れてないかもしれないです。距離が長いほうが大変なんじゃないかなって。ただ、ウチが走るまでもっとBiSHさんと距離を離していたんですけど、ウチがチッチさんに差を結構縮められちゃったんで……チッチさん、めっちゃ速かったんですよ。なので、申し訳ない気持ちがあるし、今日これから21km、頑張ります。--POP、勝てそうですか?
ミキ:今日はアンカーがサキちゃんなんで、賞金の10万円はPOPがもらったかなって。その分け前の2万円で私は生活していきます。--最初の仕事がこれだと、この後の活動が不安になったりしない?
ミキ:まぁそうですけど、BiSを観ていたんで、走ることは想定の範囲内かな。--では、POPに入れて良かったと思ってる?
ミキ:思ってます。やっぱりサキちゃんが好きだし、サキちゃんオタクとして今まで生きてきて、これから同じ舞台に立てると思うと本当に楽しみです。--推しのメンバーがいるグループって、逆にオーディション受けづらかったりもすると思うんですけど、なんでPOPのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
ミキ:受けるかどうかちょっと悩んではいたんですよ。でもやっぱりサキちゃんが好きだったから、好きな人と一緒に仕事をできるようになったら、他の仕事に就くよりやる気も出ると思うし、絶対に楽しいだろうなと思ってて。でもやっぱりオタクとして普通にライブとか観に行っていたから、サキちゃん的にオタクが入ってくるのはどうなんだろうな?って悩んでいたんですけど、オタクの仲間の人に「書類審査通ったら、面接でサキちゃんに会えるよ」って言われて「たしかに。無銭イベだ!」と思って、それで受けました(笑)。--で、受かっちゃったときは、どんな気持ちになりました?
ミキ:めっちゃビックリしました!「オタク採るんだ?」って。ずっと夢なんじゃないか、ドッキリなんじゃないかって思ってましたね。レッスンとかしてて、サキちゃんが間近にいて、ちゃんと普通に話をしてくれてて、「夢のようだな」って今でも思います。--良かったね。
ミキ:本当に(笑)。--実際にメンバーになってみてどう?
ミキ:めっちゃ楽しいです。みんな明るくてめっちゃ良い娘なんですよ。なんで、レッスンとかも楽しんでやってます。--客席で観ているのと、同じメンバーとして見るカミヤサキの印象は違いました?
ミキ:変わらないです。格好良くて可愛いサキちゃんのままです。--そもそもサキちゃんのどんなところが好……
ミキ:全部です。全部、全部。--完全にヲタっぽくなってきた(笑)。好きになったきっかけは?
ミキ:きっかけは……何だったか覚えてないんですよね。いつの間にか好きになってた。気が付いたら自分の中でサキちゃんが一番になってました。--恋ですね(笑)。
ミキ:本当ですね。今、自分で言ってて思いました。気持ちわるっ!--そのカミヤサキ率いるPOPの中で自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
ミキ:歌うのが好きなんで、「POPで一番歌をうたってるのは、ヤママチだよねー」って思われるぐらいの感じがいい。歌担当で!--ボーカルは元々やってたんですか?
ミキ:部活で軽音部に入ってて、ギターボーカルをやってたり、ボーカルだけのときもあったり。あと、家でずっと歌ってます。--聴いてみたいですね。普通は当然歌声を聴いた上でこういうインタビューはするんですけど、まだ走ってる姿しか見れてないんで。
ミキ:そうですよね(笑)。--元々はどんな女の子だったんですか?
ミキ:小学校に入るまでは、外でめっちゃ遊んでる活発な女の子だったんですけど、小学1,2年生あたりからずっと家に引き篭もって、めっちゃマンガとかアニメとかゲームとかの世界にのめり込んでいって、そんな生活をずーっと繰り返してました。ドルヲタになったきっかけはももクロさんで、それからアイドルって凄いなっていろいろ調べてて、BiSに辿り着いた感じです。--で、私もアイドルになりたいと。
ミキ:いや、アイドルになりたいとは……--あ、そっか。サキちゃんと一緒になりたい?
ミキ:サキちゃんを幸せにするんです。--なんでそう思うの?
ミキ:サキちゃんっていつも誰かを助ける側な気がするんです。プラニメ組んだときも「マリちゃんを幸せにする」って言ってて、「じゃあ、この人を幸せにするのは誰なんだろう?」って思ったんですね。でも全然誰だか分かんないなーって思って、「じゃあ、自分がサキちゃんを幸せにできたらな」って思ったんです。--凄いですね。
ミキ:めっちゃ気持ち悪くないですか(笑)?--いやいや、幸せにしてあげてください。そんな女の子がPOPのメンバーになり、いきなりBiSHのライバルみたいな構図になっている訳ですが、BiSHに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
ミキ:めっちゃ可愛い、めっちゃ可愛いです。めっちゃ可愛い!--ただのDDじゃないですか(笑)。
ミキ:昨日初めて会ったんですけど、もうめっちゃ可愛いじゃないですか。たまらないです。話せることが奇跡!--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
ミキ:頑張っていきまーす。それしか言いようがないです。POPはまだライブもしてなくて、ここからがスタートなので。どんどんどんどん注目してもらって、サキちゃんを幸せにします!リリース情報 BiSH
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也、Jumpei yamada
セントチヒロ・チッチ(BiSH 6/7ミィ往路第二区間走行中)
--デビュー早々に200km駅伝。いきなり過酷な仕事ですが、これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
※BiS / "hitoribochi" Music Video
--昨日、実際に走ってみていかがでした?
チッチ:思ったよりそんなに疲れなくて、もっとペース上げていけば良かったなって思いました。ほぼスピードを落とさずに行けたんですよ。だからもっと速く走れたんじゃないかなって。--感想がアスリートになってますけど、大丈夫ですか?
チッチ:アイドルでーす(笑)。--往路もアンカーで、復路もチッチが最後のランナーになります。しかもPOPのアンカーは鉄人中の鉄人カミヤサキです。
チッチ:いやー……昨日は「あ、最後だ」って嬉しかったんですけど、今日はもうカミヤさんとの対決っていうのがキツ過ぎて、しかも昨日の超人ぶりを観ているので、ヤバイなと思っていて。どうにかメンバーに差を詰めるか、逆に差をつけてほしいと思ってます。もう怖いですもん(笑)。昨日も余裕そうだったし、怖いです。緊張がヤバいです。--でもこれでチッチがカミヤサキに勝つなんてことになったら、早くもBiSHは伝説を残せますよ。いわゆるBiS超えをひとつ達成できます。
チッチ:勝ちたいですね。ここで超えられたら凄いことだと思うんで。40分も差をつけられたのに逆転勝ちできたら嬉しいし、そこへの気合いは十分です。--いきなりこういう過酷なイベントがあっても、今後の活動が不安になったりはしない?
チッチ:今のところ、この駅伝に関してはそこまで過酷って思ってないです。でもこれからもっと過酷なことがあると思うんですけど、私は絶対辞めないって決めてるんで、何があっても大丈夫です。--絶対辞めないって決めてる理由は?
チッチ:一番……なんて言うんですかね。歌とかダンスでは一番に今はなれないと思ってるんです。で、何かを言葉にするのも苦手だし、いつも二番止まりな気がするんで、せめて信念だけは一番強く持ってようかなって思ってて、その気持ちを強く持っていれば何かで一番になれるときが来るかもしれないし、辞めようとは思わない。あと、私がいなきゃ成り立たないって思わせたいです。--自分の中で、BiSHは絶対成功させなきゃいけないチャンスだと思ってる?
チッチ:それしかないです。やっと辿り着いた場所なんで。今までは自分のやりたいことをやる感じだったけど、今もやりたいことはやってるけど、やっとここが最終地点かなって思ってます。自分の……居たい場所。--そもそもなんでBiSHのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
チッチ:元々アイドルが好きで会いに行ったりしてて、その中で「私もアイドルやってみたい」って思うようになってアイドルになったんですけど、最初はそれで満足してて楽しかったけど、だんだん現状に満足しない自分が出てきて、「もっとこうしたい、もっとこうしたい」って気持ちが溢れてきて、つまんなくなっちゃったんですよ。正統派アイドルだったんで。で、BiSのことはファンではなかったけど存在は知っていて、ベルハーとかゆるめるモ!も知ってて、「こういうアイドルになったら、もっと人生楽しくなるんじゃないかな」と思って。特にBiSは破天荒中の破天荒だったから、そういうアイドルになって自分の殻みたいなものも捨て去りたいなと思って、BiSHのオーディションに応募しました。--元々はどんな女の子だったんですか?
チッチ:元々は……というか、今もなんですけど、結構根暗で、あんまり友達もいなくて(笑)。あとは、決められたことは守らなきゃいけないっていう、マニュアルに忠実な人間になっちゃうんですよ。まだそれが抜け切れてないんですけど、BiSHにいると「あ、こうしてもいいんだ。ああしてもいいんだ」っていうことがめっちゃあるんです。「え、いいの!?」みたいな。そういう環境下で、自分がマジメになりすぎちゃうところをもっと人間として改革していけたらいいなって思ったんですよね。渡辺さんにも「おまえはマジメすぎる」って言われるんですけど、例えば台本があったら台本通りにすることで頭がいっぱいになって、それで爆発しそうになっちゃう。それを変えられるように今は模索中です。--グループ立ち上げ人である渡辺淳之介にはどんな印象を?
チッチ:私たちのことをすごく想ってくれてるなって感じます。周りの人が認識してるキャラクター以上に私たちのことを想ってる、実は良い人なんだなって。毎日報告メールを送ってるんですけど、そういうものにも小まめに返信してくれていて、頑張ってるところをちゃんと見てくれる人だなって感じます。--その渡辺さんが立ち上げたBiSHの中で、自分はどんなメンバーになりたい?
チッチ:……みんなが頼れる場所みたいになれたらいいなって思います。BiSとBiSHを比べるのは違うと思うけど、BiSはプールイさんがいなきゃBiSじゃないって私は思っていたから、そういう存在になれたらいいなって思います。--実際にBiSHのメンバーになってみてどうですか?
チッチ:最初は不安だらけで、ひとり辞めちゃったときとかは「こんなデコボコのグループで大丈夫なのかな?」って思ったんですけど、今はそれぞれの個性も全部出てきて、この4人がすごく良いなって思うし、私は私で居場所があって、キャラとかも引き立ててもらえているところもあって、みんなも頼ってくれてるなっていうのは感じる。--そんなBiSHがデビューしたら、間もなくWACK内にPOPなるアイドルグループが結成されて、今回はライバルみたいな構図になっている訳ですが、POPに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
チッチ:あんまり意識してないんですけど、元BiSの人たちっていうか、BiSが一番のライバルって思っていて。今でもそうだと思ってるし、超えなきゃいけないのはBiSであって、ルイフロ(LUI FRONTiC 赤羽JAPAN/プールイ所属のバンド)とかビリー(BILLIE IDLE(R)/元BiSファーストサマーウイカ&ヒラノノゾミ所属のユニット)とかPOPとかいるけど、負けないと思ってます。でもPOPとはライバルっぽいですよね。白と黒。--今回の企画が思いっきり対決ですからね。
チッチ:そうですよね。でも、大丈夫です。--私に任せておけと。
チッチ:はい。「はい」とか言っちゃった(笑)。--BiSHとPOPの違いって何だと思いますか?
チッチ:POPはカミヤサキさんがいるってことが大きいと思うんですけど、もうBiSではないし、渡辺さんがBiSを作りたいと思って作ったグループではないから、BiSHとは完全に違う。--では、POPよりBiSHが売れると思いますか?
チッチ:思います。言っちゃった。思いたい。--BiSHは自分にとってどんなグループになっていったらいいなと思ってます?
チッチ:例えば、BiSHがいつか解散とか、メンバーがソロになるとか、ひとりで仕事していくことになっても、今の元BiSの人たちみたいに「元BiSH」って肩書きを残せるような大きいグループにしたい。あと、自分にとって……なんて言ったらいいんだろう? ……もうここを最後にしたい。BiSHを最後の仕事にしたいです。自分の中で一番おっきい思い出にしたいんです、死んだとき(笑)。--もう死んだときのことまで考えてるんですね(笑)。では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
チッチ:BiSHは根暗が集まった暗い集団で、力が無いように見えるんですけど、内なる闘志は全員燃えてるんで、BiSHは絶対負けないと思います。イヌカイ マアヤ(POP 6/7サキ往路第五区間走行中)
--初めましてのインタビューになるので、まず自己紹介をお願いします。
マアヤ:イヌカイ マアヤです。アニメを観ることが好きです。--昨日今日で約40km走ってみていかがでした?
マアヤ:昨日は結構キツかったんですけど、今日は昨日のツラさを一度経験したからか分からないんですけど、意外と頑張れました。最後はキツかったですけど。--すっごい笑顔ではしゃいでる場面ありましたよね(笑)。
マアヤ:ゴールが見えて、みんなが見えて、「最後だ!」って思って嬉しくなったのと、ファンの方もいたので、やっぱりアイドルなんで笑顔で終わろうかなと思ったんです。足は動かなくってカモシカみたいでしたけどね。--そもそも駅伝をやると聞いたときは、どんな気分でした?
マアヤ:正直「バカじゃないの?」って思いました(笑)。私、元々文芸部だったんで、マラソン大会とか一切なくって、走ることが今回初めてだったんですよ。--人生において?
マアヤ:人生において。--凄いですね。
マアヤ:だから練習しても最初は1kmも走れなくって。「これ、本当にムリなんじゃないかな?」って思いながら、それでもとりあえず毎日走って。それでやっと3km走れるようになったり、それの積み重ねで、最後のアオちゃんとの練習のときに、歩きも含めて10km走ったんですけど、20kmは未知の世界で。で、POPはまだライブも何にもしてないので、初めてのお披露目でボロボロの顔がニコニコ生放送に映るっていう……--視聴者数20万超えてます。
マアヤ:ありがとうございます! 嬉しい。--初めて走る人が合計40kmって、なかなかいないですよね。
マアヤ:人類初なんじゃないですか? でもすごく良い経験にはなりました。朝6時からファンの方が事務所の前(スタート地点)に集まって下さってて、「凄い世界だな」ってまず思いましたね。その時点で涙がウルウルして泣きそうだったんですけど、我慢して。走っている途中に「マアヤ、がんばれ」って応援とかもして下さったり。あと、ライブするのに体力ってすごく必要だと思うんで……それをこんな形で鍛えるのがいいかどうかは分からないですけど(笑)、でもメンバー間の絆は深まったんじゃないかなって思います。--そもそもなんでPOPのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
マアヤ:私は前身のプラニメのことは全然知らなかったんですけど、ちょうど「自分ってなんで生きてるのかな?」ってずっと悩んでて、何かをしててもすぐ投げ出すし、何も出来ないし、どう行動すればいいのかも分からないし、将来的にやりたいことはあるんですけど、それになれるかどうかも定かではないし……と思っていたときに、カミヤサキさんのツイートが流れてきて、オーディションのことを知ったんです。それで「ちょっと応募してみようかな?」って応募してみたんですよ。--「これで人生変えられたらいいな」みたいな感覚があったの?
マアヤ:応募するときは「BiSのカミヤサキさんのグループには入れないだろう。さすがに自分は受からない」と思ってたんですけど、でも応募してみたかったんです。--プラニメは知らなかったけど、BiSは知っていたんだ?
マアヤ:知ってました。友達が研究員(BiSファンの総称)で「日本エヴィゾリ化計画に参加してくれないか」って誘われて、それから曲を聴くようになって。--実際にメンバーになってみてどうですか?
マアヤ:楽しいです。普通の生活じゃ出来ないことがこれから出来るのかと思うと、今後も楽しみですし、そこに期待して自分も生きていけるのかなって。何やらされるか分かんないけど、このメンバーでやっていけたら楽しいだろうなって思ってます。--グループ立ち上げ人であるカミヤサキにはどんな印象を?
マアヤ:最初は、ハッキリ喋る方だったんで怖いのかなと思っていたんですけど、普通に喋ってみたら優しいし、ちゃんと違うことは「違う」って言ってくれるし、本当に頼りになる人だなって今は思ってます。--そのカミヤサキ率いるPOPの中で、自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
マアヤ:うーん…………どうしよう?--(笑)
マアヤ:なんか……みんなのことを笑顔にできるような人になりたいなとは思ってます。--実際、グループの中で一番賑やかな人ですよね。
マアヤ:でも学校じゃ全然喋らないんですよ、私。--元々は無口な女の子だったの?
マアヤ:無口で、引き篭もりで、ネットして、アニメ観て……みたいな。喋るときは喋るんですけど、自分が喋るタイミングを掴めなくて、ずっと喋らない。--この2日間は誰よりも喋ってましたよ?
マアヤ:本当ですか!? 何でですかね? メンバーとは喋ってて楽しいし、喋りやすいのかもしれない。出逢えてよかったです。--元々アイドルになりたい気持ちはあったんですか?
マアヤ:ありました。私は脚本家にすごくなりたくって、小説も書きたくって。でもそこへ向かう道程は普通に厳しいなと思ってたら、お母さんから「有名になってしまえば何でも出来る」って言われて。じゃあ、アイドルになって、有名になって、言葉を発信できる人になりたいなって。--今回の駅伝企画はBiSH vs POPで行われている訳ですけど、BiSHに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
マアヤ:…………ちょっと怖いと思ってました。会ったこともないし、喋ったこともないし、元々のBiSを知ってたんで、その印象もあって。--BiSHとPOPの違いって何だと思いますか?
マアヤ:そもそも全然違うグループだと思ってます。POPはアイドルだけど、ダンスも歌も格好良いものを取り入れたアイドル。BiSHさんはもうBiSHさんで、そのままですね。--POPは売れそう?
マアヤ:売れたいです。それはメンバーの頑張り次第だと思うんで、「売れるんじゃないかな」じゃなくて、メンバー同士で切磋琢磨して、互いに互いを高め合う関係になりつつ、自分たちで築き上げていきたいです。--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
マアヤ:POPはまだ未熟なところしかないし、まだ「この人たち、何なんだろう?」って思っている方がいっぱいいると思うんで、少しずつファンの方々との距離を縮めていけたらいいなって思ってます。あと、今回応援してくれた人たちには本当に感謝しかなくって、これからもPOPのメンバーとして頑張っていくので、これからのPOPも見届けてほしいなって思います。リリース情報 BiSH
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也、Jumpei yamada
モモコグミカンパニー(BiSH 200km駅伝終了後)
--デビュー早々に200km駅伝。これをやると決まったときはどんな気分でしたか?
モモコ:早く終わらせてやろうと思ってました。こんなの、早く走って、早く終わらせてやろうって。面倒くさがりやなんで。まぁでもBiSのときも100kmマラソンやってたじゃないですか。だからこれはBiSHに入った以上避けられない試練なのかなって思ってました。これはやんなきゃいけない。--でも開催前日にモモコグミカンパニーは高熱で出れないとアナウンスされました。あれはどういう状況だったんでしょう?
モモコ:扁桃炎にかかってしまってて、39度ぐらい出て、ベッドから起き上がれないぐらいの状態だったんですよ。それで泣く泣く不参加になったんですけど、駅伝1日目に寝込んだ夜に熱計ったら結構下がってたんで、「これ、いけるんじゃないかな」って思って。で、「ずる休みだと思われてるんじゃないかな」っていう恐怖感があって、これに出ないと「駅伝に出てなかったメンバー=モモコグミカンパニー」ってずっと思われるだろうから、これは復路だけでも走ってやろうと。--ニコ生で駅伝の模様は観ていたの?
モモコ:観てました。そしたら相当ツラそうで。しかも20km走った翌日にまた20km走ることが決まっていて。で、私も高熱の後の20kmだから同じぐらいの状態だろうと思って、そこが走ろうと思った決め手でした。--実際、第四走者として走ってみていかがでした?
モモコ:早く終わらせてやろうって思ってました。私、ペース速いほうなんですけど、徒競走とかは速くないんですよ。でも早く終わらせたいが為にペースを上げて。私、夏休みの宿題とかも出されたその日にやっちゃうんです。時間かけたくないんです、あんまり。--でも20kmってどうしたって早く終わんないよね。
モモコ:どんなに早く終わらせようと思っても「終わんねーな」と思って、最後のほうはもう「イヤだー!」って言いながら走ってましたね。「ツラい、なんかツラい!」と思って。しかも練習が嫌いなんで、私だけ全く事前に走ってなかったんですよ。でも本番は何とか走りきれました。--ただ、BiSHは一瞬たりともPOPの先を走れず大敗でした。
モモコ:そうですね。正直、私、ユメノユア(POPチームの第四走者)さんとずっと走ってると思ってたんですけど、途中からカミヤサキ(POPチームのアンカー)さんと走ることになっちゃって、そのときは「マジか!」ってちょっと落ち込みました。--まぁでも元々6,70分差ありましたからね。
モモコ:でも私が半分ぐらい縮めて、チッチがアンカーで追いつけば勝てるかなって希望を持ってたんですよ。冷静に考えたらプロでもない限り、あの差は追いつけないんですけど。--デビュー間もなくこれだけ過酷なイベントがあると、今後の活動が不安になったりしない?
モモコ:体力的にツラいのはもうイヤなんですけど、精神面でツラいことをやらされたらもっとイヤだなって思います。体は治せるけど、精神はなかなか治せないから。私はガラスのハートなんで。リプライで「ちょっと太った?」って書かれただけで、「あ、もうダメだ。アイドルとしてやっていけない」って思うぐらい(笑)。--全く気の合わない新メンバーが入ってきたらどうします?
モモコ:うーん……でも私は元々女の子とそんなに仲良くするタイプじゃないので。もちろん話したりはするんですけど、ひとりでいても結構大丈夫なんです。BiSHの4人でいても3人は話してて私だけ話してないことが多いし。なので、ツイッターとかで落ち込むことのほうが多いかも。--そんな女の子がなんでBiSHのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
モモコ:アイドルのオーディションを受けるのにハマってた時期があって、面接まで行くとアイドルになりたい女の子がたくさんいるじゃないですか。それを眺めているのがすごく楽しかったんです。だからBiSHのときも、渡辺さんからは「犯罪だ」って言われたんですけど、iPhoneで他のみんなが喋っていることを盗聴してました。それを家で何回も聞いて。私はアイドルかお笑い芸人になりたいと思っていたので、もちろんオーディションは受かりたくて受けたんですけど、そういう目的もありました(笑)。--芸人にもなりたかったんですか?
モモコ:友達に面白い子がいて、高校時代ずっとコンビを組んでたんですよ。で、芸人のオーディションも何回か受けたことがあって。だからアイドルになったことをその相方に言いづらくて。でも言わなきゃいけない。--BiSHに入ること、家族に反対されたりはしなかったの?
モモコ:私は他のアイドルのオーディションにもし受かったとしても、興味が持てなければ入らなかったと思うんですよ。でもBiSHは本能的に「このアイドルグループだったら、自分がいても大丈夫だ」と思って。それで「これを逃したら、私、この先どうすればいいだろうな?」ぐらいな感じだったので、親をすごく説得しました。ノートに「BiSHに入ると良いこと」を連ねて、それをひとつずつ親に話して。学校サボって、朝の5時に寝て夕方の4時に起きたりしてたんで、「ダラダラした生活が改善される」とか(笑)。そしたらそんなに反対されなかったです。--実際にメンバーになってみてどう?
モモコ:アイドルになりたかったのに、いざなってみると「違うんじゃないかな?」って思うことが何回かあって。「こんなにキャピキャピしてる自分が恥ずかしい」って思っちゃったり、他のアイドルさんに「え、この娘もアイドルなの?」って思われてないかなって不安になったり……私、すごくネガティブなんですよ! でも私的にはアイドルっぽくない人が無理やりアイドルやってる感じが好きなんで、私もそれでいいのかなと思ったり。--BiSHの中で自分はどんなメンバーになれたらと思いますか?
モモコ:私は歌もダンスも無理矢理やってる感じなんですけど、反応的に「変な娘」みたいな印象があるみたいなんで、おかしさでは負けないようにしようかなって。あと、単純にこの業界に染まらないようにしようって思ってます。あくまで普通でいたい。例えば、ラジオとかでそんなに楽しくもないのに「いぇーい!」ってアイドルは言うじゃないですか。私、それが言えないんです。そういうのは言えたほうがいいのかもしれないけど、無理矢理言わなくてもいいのかなって。それが言えたら、私は染まったって思ってください。--「いぇーい!」って言ったら「染まったな」と(笑)。
モモコ:芸能界に染まっちまったと思ってください。--元々はどんな女の子なの?
モモコ:勉強はすごくしてました。だから「おまえ、バカなのに頭良いな」って言われていて。あと、心を許す人の範囲がすごく狭くて、元相方の子とかはすっごい話すんですけど、他の子とは話さない。だから二面性があると思われますよ。「あの子、変だよね」って。--あんまり心は開かないタイプなんだ?
モモコ:そうかもしれない。それが私の難点です。いつからかひねくれてしまった。--POPに対してはどんな感情や印象を持たれていますか?
モモコ:バスで一緒だったんですけど、元気な女の子たちだなーって。キャッキャしてた。BiSHはもう落ち着いちゃってるんですけど、POPはノリが本当に若い。だから友達にはなれないでしょうね(笑)。でもあの人たちはあの人たちですごく良いグループだと思います。--BiSHはPOPより大きな成功を収められると思いますか?
モモコ:思います。これは「思います」と言うしかない。--どの辺がBiSHの強みだと思います?
モモコ:アイナ・ジ・エンドの歌とか、ハグ・ミィの熟女っぷりとか、雰囲気とか、曲調とか、今までのアイドルになかった感じだと思うんですよね。その中で私自身の個性ももっと出していけたら、もっと良いんじゃないかなって。今はただ「ちっちぇ奴がいるなー」ぐらいの印象だと思うんで、存在感をもっと出したい。--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
モモコ:BiSHのほうが良いですよ? 清掃員(BiSHファンの総称)の方「POPも、BiSHも」とかダメですよ? 全然違うから、どっちかにしてください(笑)。カミヤサキ(POP 200km駅伝終了後)
--駅伝の感想やPOPの話を聞く前に、POPの前身であるプラニメのラストライブについてまず話を聞かせて下さい。高松でのラストライブはいかがでした?
サキ:所々泣きそうになったんですけど、めっちゃ我慢してて。でも、アンコールでプラニメイト(プラニメファンの総称)のみんながビニールテープを用意して、マリちゃんがそこにダイヴして運ばれるシーンがあって、王冠をかぶってる姿とか、マリちゃんらしいラストライブだなと思って、そこでウルっと来ちゃいました。--サキちゃんにとってマリちゃんはどんな存在だったんだろう?
サキ:真逆の娘だと思いました。私は真面目過ぎちゃうというか、堅過ぎちゃうけど、マリちゃんはすごくラフだし、私はめっちゃ静かだけど、マリちゃんはよく喋るし、スタッフさんに「太陽と月みたいな対比が面白いよね」って言われて。ライブとかでもマリちゃんはニコニコ笑ってて、私は感情に素直にやってたり、面白いコンビだったと思います。--では、マリちゃんとプラニメがやれてよかった?
サキ:うん。マリちゃんと組んだことが失敗だったとは思わない。ただ、ひとつのプロジェクトを動かしていく立場としての私が、めっちゃ失敗だったなって思います。自分の意識が低かった。自分でグループを組んで続けるっていうことがどういうことなのか、当時の自分はあんまり考えられてないというか、甘く見てたんだなっていう風には思います。でもマリちゃんとやってきたこと自体が失敗だったとは思わない。--そのマリちゃんと離れた直後にPOP結成のお知らせ。どんな気分でした?
サキ:プラニメは「ふざけんなよ!」みたいな感じじゃなく、お互いに「ありがとう」みたいな形で終われたので、そんなにウジウジしている気持ちではなく。ただ、今までプラニメを応援してくれた人にお礼を言ってから新しいことを始めたいなと思っていたので、ツイッターになっちゃうけどちゃんと感謝の言葉を伝えようと思って、打ち上げの最中に私ひとりだけめっちゃツイッターやってました。日が変わるとPOPが始まっちゃうので、それまでに間に合わせたくて。--POPはどんなグループなんでしょう?
サキ:明るいグループだと思います。メンバーも明るい娘が多いし、私も後ろ向きな感情とか弱みを見せるのが好きじゃないので、マイケル・ジャクソンの「King of Pop」にかけて「King of Positive」みたいな。前向きな、バカな(笑)鉄人集団って言われてるんで、悲壮感を出さなくても良いグループにしたいですね。--で、結成早々に200km駅伝。普通の人にとっては過酷な仕事ですが、サキちゃんはこれをやると決まったときどんな気分でしたか?
サキ:やったー!--(笑)
サキ:渡辺さんから「俺、ヤバいの、思い付いちゃったんだよね。駅伝やんない?」って電話が来て「やります!」、「BiSHと対決。賞金10万円」って言われて「やります!!!」みたいな。元々は私が「ひとりで200km走ります」って言ってたんですよ。そしたらさすがに止められて、「駅伝やって、そこで新メンバーの顔見せるのはどう?」って。それで新メンバーとの信頼関係も築けるし、良いなって思ったんですよね。あとは単純に走りたかった。--そんなひとり喜んでいたカミヤサキが、なんと初日の第一区間で足を痛めて歩き出すアクシデントがありました。
サキ:本当に足が痛くて! 練習のときから足の付け根がずっと痛かったんですよ。そしたら本番でも痛くなっちゃって……私の中では「歩かない」がモットーだったんで、結構悔しくて「何やってんだ?」って思いました。--でもPOPはBiSHを一瞬たりとも前に行かせず、圧勝しました。
サキ:賞金10万円をもらえたんで普通に嬉しかったんですけど、私は首謀者のひとりじゃないですか。だからずっとずっと「ヤバい。どうしたらもっとレースが面白くなるんだろう?」とは思っていて。で、最終的に「もうぶっちぎるしかないな」と思って(笑)。--カミヤサキが首謀者である以上POPは負けられないし、でも勝ってもBiSHにグランドフィナーレは持っていかれるし、POP的にマッチメイクは難しい企画ではありましたよね。で、最後に悔し泣きしているカミヤサキがいました。
サキ:あれは……渡辺さんは謀ってないかもしれないんですけど、BiSHの今の調子も相まってそういう風になったんだろうけど、「渡辺さんはこれを狙ってたのか」って思ってしまって、悔し泣きしちゃったんです。--ただ、渡辺さんが狙っていたのかは知らないですけど、あの状況を上回るマッチメイキングがサキちゃんに求められていたのは確かですよね。自身のゴール後にまだゴールしてない敵チームのチッチを迎えに行くとか、POP全員で並走しに行くとか。
サキ:たしかにそこまでやってたら状況は変わっていたかもしれない。最初に渡辺さんが走れなくなったら、担いで一緒に走ろうとは思っていたんですけどね……。ただ、私はいわゆる渡辺さんみたいな頭の使い方ができなくて。途中で何回もツラそうなメンバーと一緒に走るとかいっぱい考えたんですけど、「それって結果的に私がおいしいだけじゃん」ってすごく思っちゃって。なんか、それがイヤだったんですよね。心から「この娘と走りたい」って思ってないのに、自分のおいしさの為に走りに行く自分がイヤになっちゃって……--この企画は毎回立ち回り方が難しいと思います。
サキ:本当に! 私、渡辺さんにブチギレちゃったんです。今回の駅伝で渡辺さんが変にBiSHに気を遣っているのがめっちゃ分かったんですよ。それが気持ち悪いなと思って。でもインタビューでは「BiSとBiSHに違いはありません」って言ってて、「一緒にしないでくれよ」って思った。「なんでモモコを走らせたんだよ?」とも思ったし。--でも彼女があそこで走ったほうが面白かったのは事実ですよね。
サキ:そこもすごくムカついて。最初から出なかったメンバーは出させないって思っていたから。そういう渡辺さんのズルさに腹が立ったんです。だから「BiSHで頭いっぱいになって死んでください」ってメールで送っちゃいました。--(笑)。じゃあ、今後の活動も不安?
サキ:別に不安はそんなにない。今はないです。楽しみのほうが大きいし、渡辺さんに対してもメラメラしてる感じですし。--そんなPOPの未来を担う各メンバーに対する印象を聞かせて下さい。
サキ:オーディションで一番変だったのは、イヌカイ マアヤ。一言で言ったら「バカ」ですよね。でも実はマジメなところもあったりして、ちゃんと考えることは考えてるし、意識も高いと思います。で、シグサワ アオは子供。最年少なんですけど、性格もメンバー内で一番明るいし、素直だし、いろいろまだ知らないこともいっぱいある無邪気な感じ。早速、2名ほど並走してたスタッフがシグサワ推しになりました(笑)。ユアに関しては、最初はめっちゃ弱い娘だと思ってたんですよ。踊りが苦手で「ちゃんと練習してこなきゃダメだよ」って言ったら泣いちゃって「か弱すぎる!」と思ったんですけど、駅伝では「もっと差をつけてくる」って颯爽と走っていたので、あまり表には出さないけどちゃんとやろうとしている娘なのかなって。で、ヤママチはヲタです。--存じてます(笑)。
サキ:彼女は渡辺さんから私を守ろうとしていたのか、渡辺さんのことが最初大嫌いだったんです(笑)。私は「誰かを守りたい」って思う矢印がBiSのメンバーとか大勢に向いているんですけど、彼女は私だけに向いてるからめっちゃ凄くて! そういった意味では心強いかな。--POPもBiS超えは目指すの?
サキ:もちろん私の中ではプラニメもBiSも超えなきゃダメだとは思ってるんですけど、その前にちゃんとPOPというものを自分やメンバーが確立するほうが先かなって。--では、POPの中で自分はどんな存在になっていきたい?
サキ:渡辺さんのイヤな人じゃない版(笑)。私はPOPのリーダー兼、ある意味プロデューサーみたいな立ち位置だとは思うんで、渡辺さんの対極にいる存在は目指したいです。私が今出来ていない、どうやったらPOPが面白くなるかとか、そういうところを渡辺さんの真逆で考えられるような人になりたい。--では、最後に、BiSH×POPの今後に注目してくれている皆さんへメッセージをお願いします。
サキ:同じ事務所間の戦いだけで留まらせないようにはしたい。多分、他のメンバーの誰よりも私が元BiSであるゆえにBiSHとの戦いを意識しやすいと思うんですよ。BiSHというか、渡辺さんを意識しやすい。だからそこだけに捕われないようにしたいっていう気持ちはあります。だからちゃんと冷静にもっと広い視野でPOPを盛り上げていかなきゃなって。ただ、BiSHにはいつか勝ちます! ポジティブなエネルギーで。Interviewer:平賀哲雄
Photo:内山直也、Jumpei Yamada
リリース情報 BiSH
リリース情報 POP
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也、Jumpei yamada
Brand-new idol SHiT
2015/05/27 RELEASE
DDCZ-2029 ¥ 2,547(税込)
Disc01
- 01.スパーク
- 02.BiSH-星が瞬く夜に
- 03.MONSTERS
- 04.Is this call??
- 05.サラバかな
- 06.SCHOOL GIRLS,BANG BANG
- 07.DA DANCE!!
- 08.TOUMIN SHOJO
- 09.ぴらぴろ
- 10.Lonely girl
- 11.HUG ME
- 12.カラダ・イデオロギー
- 13.Story Brighter
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