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美ジャズ ~ クリス・ボッティ来日記念特集
いよいよ来月7月8日より来日公演を行うクリス・ボッティ。ボッティと言えば“ピープル誌で「世界で最も美しい50人」に選ばれた”というマクラが必ずつくことでもお馴染みのイケメンJAZZミュージシャンだ。
しかし、そもそもJAZZという音楽ジャンル自体、美しいミュージシャンが多いジャンルでもある。そこで今回は、過去数年の間にビルボードライブにて公演を行ったJAZZミュージシャンの中から、とりわけ「このアーティストは!」というアーティストをピックアップ。秘蔵のライブ写真とともにその魅力をご紹介。さらに彼らの音楽とビジュアルの魅力を堪能できるオススメMVをセレクトしてお届けする。題して「美JAZZ」特集。各写真に添えたコメントも、ぜひクリックしてチェックしてみて欲しい。
まずはオランダが生んだ天才シンガー・ソング・ライターにしてジャズ・ミュージシャンのウーター・ヘメル。オランダのジャズ・ヴォーカリスト・コンペティションで優勝した経験も持つ彼は、同じくオランダの天才プロデューサー、ベニー・シングスのプロデュースでデビューするなど、ポップス寄りの感性の持ち主でもある。
写真はそんなウーターのスター性が溢れる1枚。身振りを交えソウルフルに歌う様子はまさに筋金入りのシンガーといった様子ながら、風にたなびくような“アイドル風”前髪がチャーミング、という絶妙のバランスが、ウーターの美JAZZだ。
イギリスを代表するジャズ・シンガーにして、アリーナ級の会場を埋めるポップ・スターでもあるジェイミー・カラムも、そのルックスでも注目を集める一人だ。その才能に裏打ちされた、ヤンチャで勝ち気なパフォーマンスが印象的な魅力の彼だが、ピアニストとしても並ならぬ実力の彼。写真はそんなジェイミーがピアノを前にジェントルに佇む姿をとらえた1枚。クールな表情が魅力的だ。
ブルーノートが誇る現代最高峰のジャズ・シンガー、ホセ・ジェイムズも多分にスタイリッシュでクールな出で立ちが魅力の逸材だ。2015年には素晴らしいビリー・ホリデイのトリビュート・アルバム『イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース』もリリース。デビュー初期には、フライング・ロータスのようなモダンなプロデューサーとも絡みつつ、伝統のブルーノートを背負っても立つ。柔剛を制するジャズ・アーティストでもある。
セッション・ミュージシャンとして鳴らし、その後ソロ・アーティストとしてブレイク、グラミー賞まで獲得するという理想的なキャリアを辿って現在に至るクリス・ボッティ。伝統的なジャズ・ミュージシャンの系譜に連なることを示すように、ステージではスーツでばっちりとキメる。写真は彼の端正な顔立ちがはっきりと分かる1枚に。7月の公演ではクラブ空間でその音楽の魅力を存分に堪能できる。
インプレッションズ
2012/06/06 RELEASE
UCCU-1365 ¥ 2,934(税込)
Disc01
- 01.前奏曲第20番 ハ短調
- 02.ペル・テ~君がいるから featuring アンドレア・ボチェッリ
- 03.アランフェス
- 04.ユー・アー・ナット・アローン
- 05.ルージング・ユー featuring ヴィンス・ギル
- 06.タンゴ組曲 featuring ハービー・ハンコック
- 07.セテンブロ
- 08.オブリヴィオン(忘却) featuring キャロライン・キャンベル
- 09.セヴダ
- 10.サマータイム featuring デイヴィッド・フォスター
- 11.遠く離れても
- 12.虹の彼方に
- 13.この素晴らしき世界 featuring マーク・ノップラー
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