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Dorothy Little Happy『The best of Dorothy Little Happy』インタビュー
Dorothy Little Happy(ドロシーリトルハッピー)5周年記念特集インタビュー敢行!その歴史を紐解きながら、モーニング娘。など敬愛するアイドルたちへの想いや、涙するほど衝撃的だったBiSとのコラボ、名曲「デモサヨナラ」、ドロシーの現状と目標について等、5人揃い踏みで語る。
メンバー:
KANA 白戸佳奈(しらと かな)(21歳)リーダー
MARI 高橋麻里(たかはし まり)(20歳)
RUUNA 秋元瑠海(あきもと るうな)(18歳)
MIMORI 富永美杜(とみなが みもり)(18歳)
KOUMI 早坂香美(はやさか こうみ)(18歳)
ドロシーのアイドル道「誰かの心の支えになれる存在でありたい」
※Dorothy Little Happy / The best of Dorothy Little Happy 2010-2015
--インディーズデビューから今年で5周年を迎えました。これだけの時間をドロシーリトルハッピーで過ごし、5周年に辿り着けた今の心境を聞かせて下さい。
KANA:この5年、本当にいろんなことがあったんですけど、この5人で続けてこられて本当に良かったなって思います。--どんな5年間でした?
KANA:大変なことがいっぱいあったなぁ!と思います。特にメジャーデビューのタイミングで震災があって、しばらく何も出来なかったときはツラかったですね。ライブなんて出来る状況じゃなく、メジャーデビューの日も何も出来ず家にいたので、このまんま何もなかったことになっちゃうんじゃないかって不安になったり。でもそのときに5人でいろいろいっぱい話し合ったりして、目指す方向は一緒だって分かったので、ここまで来れたんだなとも思います。--では、5人それぞれに聞きたいんですが、この5年間の中でアイドルをやってて一番嬉しかったこと、一番ツラかったこと教えてもらえますか。
RUUNA:嬉しかったことは、まずドロシーリトルハッピーに選んでもらえたことが一番嬉しかったです。私、運で入ったようなものだったので。 KANA:そんなことないよ! RUUNA:私、事務所に入ってすぐKANAちゃんとMARIちゃんがいたトップのグループにポン!って入れてもらえたんですよ。何も分からないまま。その時点でラッキーだったなってすごく思うんですけど、そこから上手い具合にドロシーのメンバーにまで選んでもらえたので、本当に運を持っててよかったなって(笑)。--でもそこにはいろんな努力もあった訳ですよね?
RUUNA:いや、でも本当に目立ったものがなかったので(笑)、自分の中ではラッキーでここまれ来れた感覚なんですよ。でもそれで人生を変えることができたので、有り難いなって。あと、一番ツラかったことというか、悔しかったことは、ドロシーリトルハッピーとしてデビューして、MARIちゃんともう一人のメンバーがメインボーカルを担当してて、KANAちゃんとMIMORIがMCをやってたんですよ。その当時、私はマイクを持つことが一回もなくて、それはすごく悔しかったですし、自分の中で「これは一番」ってものを見つけないといけないなって悩んでいる時期が一番ツラかったです。--それは見つけることが出来たんですか?
RUUNA:隙間を上手いように埋めていく。それが私のドロシーにおける役割だと思ったので、一番の特技はなくとも、バランスが一番良いメンバーになりたい。MCも歌もダンスもすべてにおいてバランスの良いメンバーになることが目標です。--KANAさんは?
KANA:私がドロシーをやってて一番嬉しいことは、今まで行ったことがないところへツアーとかで行けて、そこで美味しいものを食べれるのが、もう本当に……やっててよかったなって!--美味しいものを食べれるから5年間頑張れた(笑)?
KANA:はい! 実は(笑)。それで逆にツラかったことは、番組のロケとかで、私は高いところが苦手なんですけど、高層タワーに上ったり、観覧車に乗りながら取材を受けたりしたことがあって、すごく怖かったんですよ! でもおそらくこれからはこういうことも頑張っていかなきゃいけないんだなって覚悟しました。--どれも安全ですけどね(笑)。MARIさんは?
※2013/1/30 on sale 11th.Single チョコの奴隷 MV(special edit ver.)
--逆にツラかったことは?
MARI:高校生のときに、学校の勉強がすごく苦手でした!今考えたらバカな考えなんですけど、当時は「早く学校に行けなくなるぐらい忙しくなろう!」って思ってて、それぐらい勉強がイヤでした(笑)。--卒業は出来たんですか?
MARI:はい! 途中で辞めずにしっかり卒業しました!--続いて、MIMORIさん。
MIMORI:嬉しかったことは、音楽の楽しさを知れたことです。ドロシーに入って初めて音楽を意識するようになって、歌詞を書いたり、歌ったりしていく中で「音楽ってすごく楽しいんだな」って感じるようになっていって。今ではドロシーの曲のピアノアレンジとかで演奏したりもするので、それが出来るのはすごく幸せだなって思うし、そういう音楽の楽しさにドロシーで気付けたことが一番嬉しかったです。あと、ツラかったことは、いつかのツアーの仙台公演で一発芸をやったんですよ(笑)。--ピアノ演奏から一発芸まで幅の広いアイドルですね。
MIMORI:その一発芸をやったら会場にいた500人が一気にシーン……って。それまではすごくあったかい空気だったんですよ? あれはツラかったです、その場にいるのが(笑)。--ちなみにどんな一発芸だったんでしょう?
MIMORI:言いづらいんですけど……前のグループのときにMARIちゃんがライブハウスでよくやっていた一発芸で、当時の私はまだ入る前だったのでお客さんとして観ていたんです。それがすごく面白かったので、「私もやってみようかな?」って思っちゃったんですよ。その結果、MARIちゃんにはMARIちゃんの面白さがあって、私には真似できないことが分かりました。本当に苦しい……お見苦しいものを見せてしまったなって。あれほどツラいことはなかったです!--今思い出しても苦しい?
MIMORI:あの一発芸をやる前の自分に戻りたい。 一同:(笑)--続いて、KOUMIさん。
KOUMI:私はドロシーとして海外公演を出来たことが一番嬉しくて、海外の文化とか音楽が好きなので、海外のファンに会えた事や、海外での生活に触れられたことが嬉しかったです。あと、国民性の違いが面白かったですね。空港ひとつにしても日本のスタッフはテキパキ仕事をしていますが、インドネシアですと「どうぞ、どうぞー」みたいな感じで自由にのんびり仕事している感じが伝わってきて。こういう発見も新鮮で楽しかったので、またドロシーで海外に行けたらいいなって思ってます。--逆にツラかったことは?
※GEM / Star Shine Story(Short ver.)
--年下ですっごく上手なアイドルって誰だったんですか?
KOUMI:GEMさんのまほちちゃん(伊山摩穂)。とても刺激をうけました。--ドロシーでいろんな経験をしてきて、アイドルってどんな存在だなと思いましたか?
KOUMI:アイドルは……ライブを観たり、歌を聴いたり、姿を見て、そこで幸せな気持ちなれる。私たちもそういう存在でありたいと思ってます。 MIMORI:ドロシーのライブを観て「幸せな気持ちになりました」とか、私たちの音楽を聴いて「この歌を聴いて救われました」って言って下さる方がすごく多いので、誰かの心の支えになれる存在でありたいと思ってます。リリース情報
The best of Dorothy Little Happy
- 2015/04/01
- [AVCD-93105~6/B(2CD+Blu-ray)]
- 定価:6,264円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 2CD+DVD盤の詳細・購入はこちらから>>
- CDアルバム盤の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也
石田亜佑美ちゃん(モーニング娘。'15)に会いたいです。
--そんなドロシーから観た今のアイドルシーンってどんな風に映ってるんでしょう? デビュー当時とはまた変わってきていると思うんですけど。
MARI:個性の塊みたいなアイドルさんが多い。アイドルとひとえに言ってもいろんなジャンルがあって、それぞれにらしさがあるので、私たちも負けてられないなって思います。 RUUNA:常に進化していってますよね。その中で唯一無二の存在になるってすごく難しいなって思って、今振り返るとBiSさんって凄かったですよね。『GET YOU』っていうシングルでコラボさせて頂いたんですけど、私たちの正反対の位置にいたBiSさんとコラボできたことって、今振り返ると凄いことだったなって思います。 KANA:今って本当にいっぱいアイドルがいますね。昔に比べてアイドルシーンって全体的に盛り上がっていると思うので、その波に乗って一歩抜け出せたらいいなって思います。--各メンバーの敬愛している、もしくは気になっているアイドルがいたら教えてもらってもいいですか?
KOUMI:私は元々モデルさんになりたくて事務所に入ったんですけど、そのときからモーニング娘。さんの存在は大きくて。あんな風にみんなを楽しませることができる存在って凄いなと思ってました。 MIMORI:自分が影響を受けたのは、アイドルのカテゴリーに入るか分からないんですけど、『おジャ魔女どれみ』っていうアニメがありまして。その中でチャイドルとして活躍していた瀬川おんぷちゃんが、私の中で一番のアイドル像というか、すごく尊敬してます!--おんぷちゃんと出逢ってなかったら、もしかしたら今の自分はない?
MIMORI:それぐらいの存在です。小さいときにアニメを観てて、おんぷちゃんの人間像って言うんですかね、強い心を持っているところにすごく憧れていたので、「おんぷちゃんみたいになりたい」って思ってましたし、おんぷちゃんのマネをして歌って踊ったりもして。そういう自分がいて、今こういう活動をしているのかなと思うと、おんぷちゃんのおかげかなって。--今、おんぷちゃんみたいに自分も強くなれていると思いますか?
MIMORI:昔に比べて芯は強くなったなって思います。揺るがないものは持っているので、そういうところは「よし!似てきた!」って思います。--だんだんおんぷちゃんに見えてきました。
一同:(笑) MARI:MARIも人間であって人間じゃない人に憧れてて(笑)、アニメ『ラブライブ!』の矢澤にこちゃんなんですけど、μ'sが今は私の中で一番のアイドル。矢澤にこちゃんの魅力は、とにかくアイドルが好きで、アイドルになる為に生まれてきた娘なんですけど、あんまり取り柄がないんですよ。歌も上手くないし、ダンスも上手くないんですけど、誰よりアイドルが好きで、自分がアイドルに向いてると信じてる。そのメンタルが魅力で。で、にこちゃんの「アイドルは笑顔を見せる仕事じゃなくて、人を笑顔にさせる仕事」っていう名言に、「にこちゃん!!」ってなって(笑)。今はにこちゃんの大ファンです!--KANAさんは?
KANA:私がこういう活動をしたいと思うようになったきっかけはモーニング娘。さんなんですけど、最近は東京女子流さんと一緒にライブをやらせて頂く事が多くて、ジャンルとしては近い2組だと思うんですよ。それで「J-GIRL POP WAVE」っていう、日本のGIRL POPシーンを世界に配信していこうっていうプロジェクトを女子流さんと一緒にやってるんですけど、お互いを高め合う関係になれたらなって思ってます。--続いて、RUUNAさん。
※Perfume Live 「STORY(SXSW-MIX)」 from "SXSW 2015"
--アイドルシーンの中でドロシーは、王道&パフォーマンス重視のグループだと思うんですけど、その道の頂点に君臨するハロプロはどう映っているんでしょう?
MARI:変わらないなって思います。私、3才ぐらいの頃からモーニング娘。さんが好きで、小学生のときはあやや(松浦亜弥)が大好きで。ライブも観に行っていたんですけど、あの頃からハロプロさんは芯が変わってないんですよ。だからハロプロさんのファンの方はずっと応援しているのかなって思います。大切なところは全然変わってない。あとは、キャラクターが凄いなって思います。道重さん(道重さゆみ)とかももちさん(嗣永桃子)とか見てると、個性もあって、可愛くて、アイドルだなって。すごくアピールが上手いですよね。 KOUMI:アイドルであそこまで歌って踊れるっていう、その先駆けがモーニング娘。さんなんじゃないかなって。その上でステージ以外でも個性を爆発させて活動しているので、すごく尊敬しています。 KANA:やっぱり凄いなって思います。全部基礎がしっかりしてる……なんて偉そうに言えないんですけど、ダンスも凄いし、歌も凄いし、ビジュアルも可愛いし、完璧だなって。--ドロシーリトルハッピーのバックダンサーだった石田亜佑美さんが、モーニング娘。の10期メンバーになったときはどんな気持ちになりました?
※モーニング娘。'14 『時空を超え 宇宙を超え』(Morning Musume。'14[Beyond the time and space]) (Promotion Ver.)
--バックダンサー時代の石田亜佑美ってどんな存在だったんでしょう?
KOUMI:もうダンスがめっちゃくちゃ上手で、「私もああいうダンス踊ってみたいな」って思う立場だったので。しかも優しいっていう、完璧な女の子でした。--今は別々のグループですけど、いつかモーニング娘。と共演したい気持ちはあったりするんでしょうか?
KANA:出来たら最高ですよね! MARI:あれから一回も会ってないので、どこかで共演してまた会いたいなって思います。 KOUMI:亜佑美ちゃんに会いたいです。--あと、今でこそハロプロやドロシーリトルハッピーのような王道アイドルは再評価されるようになりましたけど、ドロシーと同時期に出てきたグループって異端児的だったり、色の濃いアイドルが多かったじゃないですか。その中で戦っていくのってどんな気分だったの?
KANA:そういう特徴があるグループがたくさんいて、その中で私たちはダンスと歌だけを一生懸命やるっていうので、やっぱりBiSさんみたいなグループがいるとそっちがすごく注目されるじゃないですか。それでも私たちは「歌を届けたい」「ライブで感動させたい」って想いがあったので、とにかくその道をブレずに突き進んでいきたいなって思ってました。ブレたら終わりだなって。 MIMORI:個性は大切だと思うんですけど、ドロシーはドロシーだし、自分たちの納得するものを出していこうって。なので、その路線を変える気はなかったですし、ドロシーはドロシーの魅力を磨いていこうと思ってました。--ゆえに異端児の代表格であるBiSとの『GET YOU』でのコラボは驚きでした。あのコラボが決まったときはどんな心境だったんでしょう?
KANA:今振り返ると本当にやって良かったなって思います。でも当時は不安でいっぱいでした(笑)! MIMORI:ちょっと怖かったです(笑)。 MARI:PVとかジャケ写も凄かったし、いろんな話を聞いていたので、何をさせられるんだろう?って。リリース情報
The best of Dorothy Little Happy
- 2015/04/01
- [AVCD-93105~6/B(2CD+Blu-ray)]
- 定価:6,264円(tax in.)
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- 2CD+DVD盤の詳細・購入はこちらから>>
- CDアルバム盤の詳細・購入はこちらから>>
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也
「nerve」を大切に歌い継いでいきたい~目標はドームツアー
--結果、PVではBiSメンバーと引っ叩き合うという。もうあんなこと二度としたくないと思うんですけど(笑)、いかがでした?
※BiSとDorothy Little Happy / "GET YOU" MUSIC VIDEO (Special Edit)
--ただ、撮影中に泣き出すメンバーもいたそうで。
MIMORI:私です(笑)。自分でもなんで泣いたのか分かんないんですけど。--誰に泣かされたの?
KANA:プールイちゃん(笑)。 MIMORI:「本気でやってね」って言われて、思いっきりピシッ!ってビンタしたんですけど、プールイちゃんは「いやいや、こんなもんじゃないでしょ」って言ってて。そのあとプールイちゃんの番になって、監督さんも「本気でやっていいからね。本気の殴り合いだから!」みたいなことを言ってたんですけど、まさかそこまで本気で叩いてこないだろうなって思ってたんです。そしたら本気でパーン!!って。痛くはなかったんですけど、その場の空気が一瞬シーン……ってなったんですよ(笑)。その空気感と衝撃で泣いちゃったみたいで、自分でもビックリしたんですけど。でもそれぐらい思いっきりやってくれたプールイちゃんに今では感謝しています! 一同:(笑)--BiSは昨年7/8に横浜アリーナで解散してしまいましたけど、どんなグループだったなと思っていますか?
KANA:アイドル界をすごく盛り上げてくれたグループだったなって。私たちは「nerve」をカバーさせてもらってますけど、あの曲って凄いじゃないですか。私たち以外のグループもフェスとかで歌ってて、イントロが鳴っただけでどのアイドルさんのファンも盛り上がるので、そんな曲を公式にカバーさせて頂いて本当に感謝してます。でもなんで解散しちゃったんだろうなー? ちょっと寂しいです。 MIMORI:BiSさんは本当に伝説を残したなって思います。解散してもいつまでも忘れられずに愛されてるグループってなかなかいないと思うので、BiSさんは自分の中でも伝説ですし、アイドル界にも伝説を残した存在なので、いつまでも「nerve」を大切に歌い継いでいきたいなと思います。--そんなBiSをはじめ、この5年間でいろんなアイドルと共演したり、お仕事したりしてきたと思うんですが、様々なアイドルがいる中でドロシーリトルハッピーはどんなグループだなと思いますか?
KANA:ドロシーは歌を本当に大切にしていて、ライブでも、CDでも、その歌で想いを伝えたいと思っていて。それで最近は私が作詞をやらせてもらうようになったり、ドロシーの派生ユニット callmeでMIMORIが作曲をしたり、音楽にたくさん携わるようになっているので、もっともっと音楽の素晴らしさを伝えていけるグループになりたいなって思います。 MIMORI:自分たちで今やりたいことが出来ているんです。みんな歌うことも踊ることも大好きですし、表現することによって、自分の中でまた新たな自分が生まれるじゃないですか。それはすごく楽しいし、自分を大きくしてくれるものになっているし、音楽を広げていける存在であれることは嬉しく思います。--そんなドロシーの5年間が詰まったベストアルバム『The best of Dorothy Little Happy 2010-2015』。こうして歴代の楽曲たちを並べて聴いてみると、どんな印象を持たれたりしますか?
MARI:本当に5年間いろいろあったなーって思います。ひとつひとつの曲に思い出があるし、いろんな情景が浮かんでくるし、私たちもそうですけど、ファンの方も一緒にドロシーを育ててくれたんだなって思います。 RUUNA:やってることって何も変わってないんだなって思いました。歌とダンスだけをずっとやってきて、ドロシーってシンプルだと思うんですよ。言ってしまえば、BiSさんみたいに強烈な個性がある訳でもないですし。でもそういう方たちがいたからこそ、自分たちのシンプルさが逆に目立って見えたんだと思いますし、そんな私たちの全部を詰め込んだのがこのベストアルバムなのかなって。--名曲揃いのベストアルバム。その中でもドロシーの代表曲と言えば「デモサヨナラ」だと思うんですが、アイドルファンであればほとんどの人が「\オレモー/」と反応できるアンセムを創れたことについてはどんな感慨を持たれていますか?
※Dorothy Little Happy / デモサヨナラ (2015 ver.)
--今回のベストアルバムにはその「デモサヨナラ」の2015年バージョンが収録されています。再録音源となっていますが、改めてレコーディングしてみていかがでした?
KANA:たくさんライブで歌ってきた曲ですし、オリジナルのレコーディング時にはなかったイメージとかが出来るようになったので、私はライブで歌っている光景とかをイメージしながら歌いました。 KOUMI:坂本サトルさんがレコーディングに立ち会ってくれたんですけど、「これだけ時間が経てば大人になるよね」って言ってくれて、私も一番最初の音源と聴き比べながら「やっぱり時は経つんだな」って。その間、ライブでずっと表現してきた曲ですし、いろんな方が大好きになってくれた曲なので、本当に大切に歌わせて頂きました。--そんなベストアルバムが出せるほどの歴史を刻んできたドロシーリトルハッピーですが、これからどうなっていきたいと思っていますか?
※callme / 「To shine」MV short ver.
--リーダー的にはいかがですか?
※Dorothy Little Happy / それは小さな空だった - LIVE EDIT-
--新しい動きも出てきたドロシーの現状について、それぞれどんな想いを抱いているのか。聞かせてもらってもいいですか?
MARI:今度、ツアーファイナルで中野サンプラザ公演をするんですけど、まずそれがとても嬉しいです。もっとライブにたくさんの方に来てもらえるようになりたいなと思っているので、そこはひとつのステップだし、今後はもっと大きい会場でたくさんの方とライブを共有したいと思ってるんです。だから今はまだまだだなって。ちょっと悔しいです、今のままだと。 KANA:5年やってきましたけれども、今年高校生組も学校を卒業しましたし、このままのペースじゃ全然ダメだなとは思ってます。なので、今年はもっと勢いをつけていきたいなって思います。--では、最後に。この5周年以降のドロシーリトルハッピーで叶えたい夢、目標を教えてください。
KANA:すんごい大きな大きな夢があって、ドロシーでドームツアーをやれたらいいねっていう話は5人でしてます。その為には目の前にあることをひとつずつクリアーして、成功させて、次に繋げていく。--いつまでにドームツアーを?
KANA:まだ「ここまでに」って明確なスケジュールを考えられる段階じゃないんですけど、早ければ早いほうがいいですね(笑)。頑張ります!Interviewer:平賀哲雄
Photo:内山直也
リリース情報
The best of Dorothy Little Happy
- 2015/04/01
- [AVCD-93105~6/B(2CD+Blu-ray)]
- 定価:6,264円(tax in.)
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関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:内山直也
The best of Dorothy Little Happy 2010-2015
2015/04/01 RELEASE
AVCD-93105/6 ¥ 6,380(税込)
Disc01
- 01.デモサヨナラ (2015 ver.)
- 02.諦めないで
- 03.colorful life
- 04.ASIAN STONE
- 05.STARTING OVER
- 06.風よはやく
- 07.Life goes on
- 08.Winter Blossom ~冬の桜~
- 09.sky traveler
- 10.HAPPY DAYS!
- 11.飛び出せ!サマータイム
- 12.Breaking through
- 13.恋は走りだした
- 14.ジャンプ! (2012 ver.)
- 15.それは小さな空だった
- 16.just move on
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