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DRAMATIC SOUL 公演直前インタビュー

DRAMATIC SOUL インタビュー

 竹本健一、MARU、Hiro-a-key、ルンヒャンの4人がホストを務めるNEW LIVE PARTY 「DRAMATIC SOUL」。第12回目は、高品位な音響機器を提供するORBとともに、【DRAMATIC SOUL Vol.12 -ORB presents <Premium Afternoon Set>-】と題し、2月1日にビルボードライブ東京にて開催される。2012年6月に立ち上げてから、今回で12回目となるDRAMATIC SOULについて、公演に先駆けてインタビューを行った。

Hiro-a-key「一番思い出に残った回は、タイムズスクエア」

『しもた』MV
▲ 「DRAMATIC SOUL」 (FULL Ver.)

??DRAMATIC SOULのイベントは2012年からスタートされていますが、立ち上げられたきっかけは?

竹本健一:僕が大阪と東京でイベントをやろうと思って声をかけたのがきっかけですね。みんなでミーティングしていた頃、僕らは30代になったばかりだったんですが、若いシンガー達も先輩達もそれぞれイベントをやっているけど、縦の世代が繋がったイベントって、あんまりなくて。それで、若いアーティストも 先輩アーティストも呼べるようなイベントを作りたいなと思ったのがきっかけです。イベントの特徴としては、メインステージとエクスペリメンタルステージっていう2つのステージを作って、間に転換時間を挟まず、メインとエクスペリメントの両ステージを、どんどん交互にやっていくっていう構成にしています。

??この2年半で、特に思い出に残っているイベントは、なんですか?

MARU:一番面白かったのは、前回やったドラマティックステーションかな。ミュージックステーションの雛壇を真似たステージを作って、絵が上手なルンヒャンにタモリさんのお面を作ってもらって。タモリさん役に扮した我々がMCを繰り広げていくっていう。すごく印象に残ってますね。笑

竹本健一:エクスペリメンタルステージは、ミュージックステーションを真似してみたりとか、ラジオのDJブースにしてみたり、あとはアコースティックのライブステージにしてみたりとか、毎回演出を変えてるんです。

ルンヒャン:私は、外部から演出家を迎えてロックをテーマにした回のHiro-a-keyの解放ぶりが印象的だったなあ。マリリンマンソンみたいに顔を白塗りにしたんです。あんなHiro-a-keyは、あとにも先にも見た事ないですね。良い意味でDRAMATIC SOULらしさというか、オリジナリティがすごく開花された回だったなと思います。音楽だけじゃなくて、見た目やエンタテーメント性がドラソの醍醐味だと思うので、アトラクションみたいなイベントにできるんじゃないかっていう、そんな可能性を感じた回でした。

MARU::あとは、お客様からお題をいただいてそれをもとに即興で曲を作っていく「お題セッション」っていう名物コーナーもやっています。

??Hiro-a-keyさんは、今回でいったんDRAMATIC SOULを活動休止なさるんですよね。

Hiro-a-key:そうなんです。

??Hiro-a-keyさんにとって、一番思い出に残っているイベントは、なんですか?

Hiro-a-key:2012年10月の2回目のイベントの時に、ニューヨークから衛星中継みたいにスカイプで参加したことがあるんですが、とっても大変でした。

MARU:タイムズスクエアから中継みたいに参加してくれたんですよ。

Hiro-a-key:でもWi-fiの電波が、すごく弱くって、途中で何回も切れちゃって。

竹本健一:会場のスクリーンで映してたんですけど、すっごい変な顔で止まっちゃって(笑)。

Hiro-a-key:そうそう。2回目のイベントだったので、どうにかして参加できないかなと思って。で色々調べてたらタイムズスクエアでWi-fiの電波が飛んでることが分かったんです。「タイムズスクエアバックに中継なんて、めっちゃ良い画撮れるじゃん!」って思って。DRAMATIC SOULは夜のイベントなので、ニューヨークは朝ですよね。意気揚々と朝から、ずっとタイムズスクエアでスタンバイしてたんですけど途中で何回も途切れて大変でした。笑

??じゃあ、活動休止期間中も、どこかからスカイプで参加してくださることを楽しみにしています。

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MARU「シンプルにライブだけでやるのは、初めて」

『DRAMATIC SOUL vol.2 -Taste Of Bitter-』MV
▲ 「DRAMATIC SOUL vol.2 -Taste Of Bitter-」

??今回は、どんな演出を予定されているんですか?

竹本健一:ビルボードライブは会場の構造上、エクスペリメンタルステージを作れないんですよね。スペースがなくって。これは、DRAMATIC SOULとして初めてなんですよ。

MARU:客席を潰すわけにもいかないし。

竹本健一:カーテン開けたら、ミッドタウンの芝生で演奏してるとか。ストリートみたいに。

ORB:それはエクスペリメンタルすぎますね。笑

竹本健一:なので、今回はバンドは固定で、歌う人が変わっていくという構成にしようかなと思っています。Hiro-a-keyと演奏できるのも最後なので、ゲストも呼ばずにメインの4人だけでお届けしようと思っています。

MARU:シンプルにライブだけで、4人でやるのは今回が初めてだよね。

竹本健一:そうだよね。それぞれのソロアーティストとしての曲もやりつつ、DRAMATIC SOUL 4人で今まで2枚CDを出しているんですが、その曲達はHiro-a-keyがいないとできないので、そこからももちろんお届けしようと思っています。

??今回はドレスコードの指定もありますね。

MARU:いつも、ドラソのイベントでは内容に合わせてドレスコードを決めているんです。でも、普段だとライブハウスでスタンディングでやることが多くて、演奏時間も長いので、足元はスニーカーの方が多くって。でも、今回はビルボードライブ東京で着席スタイルなので、ドレスコードは蝶ネクタイもしくはピンヒールに決めました。ちょっと大人な雰囲気で楽しんでいただければなと。

竹本健一:そういえば、着席でお食事していただきながらイベントをやるのも初めてですね。

MARU:ちなみに、前回のDRAMATIC SOULではドレスコードをサングラスにしたんですが、お客様の中からベストドレッサー賞を選んで今回のビルボードライブでの公演をプレゼントしたんです。

Hiro-a-key:一番気合いの入っていた女の子3人組に贈呈しました。

MARU:みんなそれぞれ工夫したオシャレをしてきてくれるので楽しいです。

??みなさん、それぞれのファッションのこだわりはなんですか?

Hiro-a-key:僕は、普段履く靴とステージで履く靴は変えるようにしています。昔、ステージでダンスと歌を組み合わせてパフォーマンスをしていたので、ステージ用の靴はすべりにくいものを意識して選んでいて。その名残ですね。リハーサルの時から履き替えるようにしています。

MARU:私はワンポイント、その時のトレンドを取り入れるようにしています。去年は、赤リップにしてみたり。

竹本健一:僕は、特にないです。

MARU:ないんかいー!

竹本健一:オシャレのポイントなんて考えたことないです。

Hiro-a-key:竹本さんは、仕事とかで海外に行く機会が多いんですけど、いつもメンバーそれぞれに合ったお土産を買ってきてくれるんです。今日のボウタイも、竹本さんのお土産です。前回は、韓国のお土産で(写真を撮る時の)セルフィー棒をみんなに買ってきてくれました。

MARU:私も、ロンドンのお土産でブレスレットをもらったことがあって。あれ、めっちゃかわいかった。お土産のセンス、めっちゃ良いよね。

竹本健一:おしゃれの話じゃないけどね。笑

ルンヒャン:私は古着とかビンテージものが好きなんです。最近だと、量り売りしてくれるお店とかありますよね?けっこう海外から仕入れた服が安く買えたりして。そういう感じで、あまり他で売っていないものを探すのが好きです。

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竹本「いつものドラソとして楽しんで」
ルンヒャン「新メンバーの発表も楽しみに」

『DRAMATIC SOUL 1st Mini Album Release Tour 』MV
▲ 「DRAMATIC SOUL 1st Mini Album Release Tour 」

??竹本さんは、昨年の大阪公演にもご出演いただきましたね。

竹本健一:ORBさんのイベントは、上質な音で良いアーティストの音楽を聴けるので、毎年楽しみにしてくださってる方も多くって。今回のビルボードライブ東京の公演では、ORBさんの機材は、マイクのシールドと、フォンケーブルのシールドと、電源を使って演奏する予定です。

??ORBさんの製品の特長ってなんですか?

竹本健一:僕はワンマンでもORBさんの機材を使わせていただいていて。ORBさ んと一緒にイベントをやる時にはマイクのシールドの比較コーナーをやるんですが、一発でお客様も分かるくらい、音像というか、スピーカーから出てくる声の 形が全く違います。高い音も低い音も出ているのに耳が痛くならない。ものすごく広がりがあって、音がキラキラして聴こえるんです。数値的な根拠とかまで把 握しているわけじゃないんですが、歌い手からしても気持ちよく歌えるんですよね。

MARU:DRAMATIC SOULでは、2014年9月30日のClub Asiaでやったアニバーサリーイベントで初めてORBさんの製品を使わせていただいたんですが、お客様からも「すごく音が良かった。」って言っていただきました。ヴォーカルだけじゃなく、ドラムとかギターとかシールドを全てORBさんの機材でやらせていただいたんですが、PAさんも「音の立ち上がりがめっちゃよくて、すごくやりやすかった」って。

ルンヒャン:そうそう。声がいつもよりすごくふくよかで、ちょっとキラキラして聴こえたのが印象的でした。音のキラキラ感はお客様にも伝わっていたみたいで、ライブが終わった後「音がキラキラしていた」ってすごく言われました。しかも、前回は2周年だったのでステージ上のセットも衣装も派手だったから、すごくスペシャル感のあるライブができました。

Hiro-a-key:普段自分が使っているケーブルで歌っている感じや、PAさんに上げ下げをお願いした時に戻ってくる音とかが全然違っていたので。抜けが良すぎて、とまどうくらいだったよね。

竹本健一:ほんと。すごく音が立体的に聞こえてくるよね。

ORB:ギタリストの方々からも「このケーブル使ったら、ミスタッチも目立っちゃうから集中して演奏しないと。」って言われたことがあります。基本的にどんな ジャンルの音楽にも合いますが、テクニックを求めるようなところがあるので、演奏が上達する製品かもしれませんね。笑

竹本健一:ORBさんって、いつも本番前にドライヤーみたいな機材で、静電気の除去をされていますよね。

ORB:デスタットハンディという商品ですね。これを使って帯電している静電気を除去すると、音がすっきりするんです。たったこれだけで、意外と音が大きく変わるので、レコーディングでよく使われています。特にバックグラウンドの音が静かになるんですよね。マイクを使うと歌ってなくても、サーって音が出るじゃないですか、あれが減るんです。ノイズが減ることで、歌のメッセージがより伝わるんじゃないかなと思っています。

MARU:私、ライブ用というわけではないんですが、真空管のプリメインアンプがずっと気になってます。デザインもめっちゃかわいくて、ORBさんから、「いつかプレゼントします。」って言われながら、まだもらえてないんですけど・・・。笑。

??最後にファンの皆様へ一言お願いします。

Hiro-a-key:お客様と、メンバーと、ORBさん含めて皆さんへ感謝の気持ちが伝わればいいなと思います。普段のドラソのライブは夜の公演が多いですが、今回はお昼公演なので、夜には来づらい人にも来ていただいて、色んな人に見ていただきたいですね。あとは、4人で演奏するのは今回が最後になってしまうかもしれないので、しっかりと目と耳に焼きつけていただきたいなと思います。どんな風にステージを楽しめるのか、僕自身も楽しみです。

竹本健一:名物コーナーの「お題セッション」で、最後にHiro-a-keyがどんなアドリブを効かせた曲を作るのかと、昼間からMARUちゃんがどんな下ネタを言ってくれるのかを楽しみにしていただきたいです。終わって会場を出た後、「え?まだ昼間やったんや。」って、みなさん思うようなトー クを楽しみにしていてください。ビルボードライブって敷居が高い感じがしますがステージとお客様の壁を外して、いつものドラソとして楽しんでいただきたい ですね。

MARU:2015年は、もう下ネタは封印しましたから。笑。私は2014年の11月に新しいアルバムをリリースしたので、ソロパートはアルバムの曲を中心に演奏します。皆さんに初めて聞いていただける曲も多いので楽しみにしていてください。あとは、普段はClub Asiaとか下北沢Gardenをホームグラウンドとしてやっきたんですが、今回はお昼間だし、着席だし、全然違う場所でDRAMATIC SOULを見ていただきます。新しいDRAMATIC SOULを楽しんでいただければなと思います。

ルンヒャン:私は3月4日にリリースがあるので、改めてルンヒャンというアーティストというか、ルンヒャンの音楽ってこういうものだよっていうのをわかっていただけるようなステージをお届けしたいなと思っています。あとは、Hiro-a-keyが今回でドラソを休止するので、この4人のライブは最後となります。なので初心に返って、2年前に4人でこのDRAMATIC SOULを立ち上げようって言った日を、カフェで集まったあの日をイメージしながら、フレッシュで自分たちもワクワクするようなステージづくりをしたいです。あとは、新しいメンバーも当日に発表しますので、こちらも楽しみにしていてください。

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出演者情報

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CD
▲ 『YADAYO』

竹本 健一
2003年、3ピースバンドPHONESとして東芝EMIからメジャーデビュー。2007年、活動休止後よりソロ活動を本格化する。以後、ATSUSHI(EXILE)、ゴスペラーズ、RIefu、CHEMISTRY、 倖田來未、中島美嘉、Crystal Kay、鈴木雅之など、様々なアーティストへ楽曲を提供、また、ナオト・インティライミ、Superfly、吉井和 哉、CHARAなどの作品やライブにコーラスとして参加。ソロアーティストとして、3枚のミニアルバムと、1枚のフルアルバムをリリース、R&B、SOULを軸に独自の世界観を表現するシンガーソングライター。
オフィシャルサイトhttp://takemotokenichi.tumblr.com/

『YADAYO』 / 2013年9月18日発売 / 2,000yen(tax in) 詳細・購入はこちらから


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CD
▲ 『Love and Love』

MARU
1月2日生まれ。神戸市出身。4才でピアノを始め、17歳でアメリカに留学の後、本格的に音楽活動開始。ブラックミュージックをベースにしたその抜きん出た ボーカル・パフォーマンスが各所で脚光を浴び、オファーが殺到。ミュージシャンズミュージシャンとして今後が嘱望される本格派シンガー。DREAMS COME TRUE、The Brand New Heavies、黒沢薫などのツアーにも参加。2010年12月にはソロユニット”Fire Lily”として、徳間ジャパンより1stアルバム「Eternal Story」をリリース。2013年1月、「True to my heart~大切な想い~」がパチスロゴルゴ13~薔薇十字団の陰謀~内挿入ソングとして発売される。同シングル内のカップリング曲「太陽」は、秘密のケンミンSHOWのエンディングテーマになり、HEIWA社のCM曲としてもオンエア。
オフィシャルサイトhttp://marulove.tokyo

『Love and Love』 / 2015年1月21日発売 / 2,500yen(tax in) / MARU-1002 詳細・購入はこちらから


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CD
▲ 『HIROGLYPHICS
-Complete Edition-』

Hiro-a-key
9月21日山口県長門市生まれ。幼少期から思春期をアメリカ(NY&LA)で過ごし、Big Band JazzからHip Hopと様々な音楽に影響を受ける。帰国後は都内近郊を中心に精力的にライブを展開。「Sesame Street」等によるレギュラーテレビ出演なども経て、2009年11月11日 Village Music/Persona Recordsよりミニアルバム『HIROGLYPHICS -Pre Limited Edition-』でデビュー。英語と日本語のリズムを重視し、Hip Hop/Jazz/Soulの曲に甘く、Smooth時に力強い声を乗せ、 独自の世界を表現中。海外での活動も多く、アメリカ、カザフスタン、香港、韓国、ドイツ等で、ライヴ及びレコーディング経験あり。自らもサンプラーを駆使するTRIO編成のライヴパフォーマンスも必見。現在2nd Album制作中。
Soundcloudhttps://soundcloud.com/hiro-a-key
Twitterhttps://twitter.com/Hiroglyphics

『HIROGLYPHICS -Complete Edition-』 / 2010年1月13日発売 / 2,263yen(tax in) / IVCL-6 詳細・購入はこちらから


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CD
▲ 『Life is Drama』

ルンヒャン
福岡県・筑豊生まれの在日コリアン3世。2011 年 mini album『明日を願うなら』をリリースし、東京、大阪、名古屋ワンマンツアーを敢行。その後収録曲でもある卒園ソングをテーマにした「さくらびより」が You Tubeで話題を呼び、2012年にメジャーデビュー、数々の情報番組や音楽番組に多数出演。2013年には2枚目となるmini album『Love & PAIN』をリリース。2015年3月4日にMS Entertainmentより、コンセプトアルバム『Life is Drama』を全国リリースする。
オフィシャルサイトhttp://rung-hyang.jp

『Life is Drama』 / 2015年3月4日発売 / 2,500yen(tax in) / VCCM-2085 詳細・購入はこちらから

DRAMATIC SOUL「DRAMATIC STORY2」

DRAMATIC STORY2

2014/04/02 RELEASE
DRMT-1001 ¥ 1,528(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Lose Control
  2. 02.DIAMOND
  3. 03.Life Goes On
  4. 04.uPhone
  5. 05.真夜中のTrue
  6. 06.MY PRECIOUS

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