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【#BJMA】2014年ビルボードジャパン・チャート解析/グレースノート株式会社
Hot100から読み取る2014年の日本のムードは?
『歌は世につれ、世は歌につれ…』いつの時代も音楽はごく当たり前に生活に溶け込み、無意識に世相や流行を反映したり、後押ししたりするものですね。
「売れてる」とか「流行ってる」という事実だけに目を向けるだけでなく、そこから読み取れる様々な傾向や前兆を探ることで、ランキングデータがマーケティングデータとなり、より深い生活への関わりを強くすることでしょう。
Gracenoteは昨年末より『Billboard Japan Hot 100』にルックアップデータの提供を開始しました。ルックアップとはPCでのCD読取り時にGracenoteデータベースへアクセスした回数で、これは日本独特の音楽マーケットであるレンタルCDのユーザー動向をすくいあげる有効な数字として採用されました。
Gracenoteは世界最大の音楽ビッグメタデータ・カンパニーです。メタデータの種類は曲名やアーティスト名などの基本的なものにとどまらず、ジャンル情報(2300種類)やムード情報(100種類)を一曲一曲に付与していることが特徴です。
Gracenoteのムード解析でBillboard Japan Hot 100 Year-end 2014のチャート楽曲を読み取ると、2014年はこんなムードを反映した年でした(インフォグラフィック参照)。
Empowering(勇気づける)、Urgent(切迫した)、Defiant(反抗・挑戦的な)、Excited(刺激的な)、Yearning(熱望的な)など…。
まさに「活気を取り戻したいと願う今の日本」を象徴するムード結果になりました。
グレースノート株式会社 Gracenote, Inc. は世界の代表的なエンターテインメント・プロダクトに音楽・TV/映画メタデータとテクノロジーを提供。2億曲をカバーする音楽データと 65カ国以上で TV 番組表データを提供する世界最大のエンターテインメント・メタデータ量に支えられた音楽・TV/映画の認識技術は業界標準となっている。Tribune Media Company (NYSE: TRCO)の子会社として米国カリフォルニア州エメリーヴィルに本社を置き世界各国でビジネスを展開している。